Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1672
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 濡れ光る陰毛を分け、陰唇が捲れていた。
 真っ赤な膣前庭が、柘榴が割れたように開いている。
 息んでいるのだろうか、膣前庭が伸縮していた。
 その度に、穿たれた尿道口が、太陽の黒点めいて膨らむ。
 陰核は、芋虫の角さながらに勃起し切っていた。
 由美を相手に、ここまで欲情してくれてることが、何より嬉しかった。

「出る……」

 由美は大きく口を開け、美弥子の陰部にあてがった。
 唇を、大陰唇に密着させる。
 一滴たりとも逃さないつもりだった。
 鼻先が、陰核に触れる。
 熱かった。
 脈打っていた。
 鼻尖を擦りつけながら待つ。
 口中で、大陰唇が膨れた。
 刹那……。
 奔流が、由美の口蓋に殺到した。
 凄い量だった。
 あっという間に、口中を溢れた。
 一滴も逃さないなどということは、とうてい不可能だった。

「ごぼ」

 尿が直接、口蓋垂を叩いた衝撃で、口が離れた。
 しかし、排尿の勢いは衰えない。
 由美は、顔をうねらせ、満遍なく尿を受けた。
 美弥子の胎内で温められた液体が、顔面を流れ伝う。
 幸せと興奮で、どうしていいかわからない。
 由美は両脚を宙に持ちあげ、犬が尾を振るように、尻を左右にうねらせた。

「がふっ。
 がふぅ」

 水流が、次第に弱まった。
 由美は、顔で迎えに行った。
 顔面を、陰唇に擦りつける。

「ひ。
 ひひ」

 美弥子の腰が痙攣した。
 同時に、後頭部に美弥子の手の平を感じた。
 引きつけられる。
 顔面が、熱い性器に埋もれた。
 泥濘のようだった。
 しかし、尿に塗れた顔と性器の間には、十分な潤滑が保たれていた。
 密着させたまま、顔を振り回す。
由美と美弥子 1671目次由美と美弥子 1673





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2015/01/17 08:00
    • み「ほかに、誰が心筋梗塞なんだっけ?」
      ド「杉浦忠と小林繁でしょ」
      み「あ、そうか。
       アンダースロー繋がりだったな。
       心筋梗塞といえば、サッカーにもいたよね」
      ド「あぁ。
       松本山雅の、松田直樹ですね」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015011119000931f.jpg
      み「彼、いくつだったの?」
      ド「34歳だったそうです」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150111185959ded.jpg
      み「早すぎるよな」
      ド「現役でしたからね。
       練習中に倒れたそうです」
      み「心筋梗塞……。
       やっぱ、怖いよな」
      ド「そう言えば、イヤに心筋梗塞に拘りますね」
      み「実は……。
       人ごとじゃ無いのよ」
      ド「ご家族とか?」
      み「うんにゃ。
       わたし自身」
      ド「倒れたことでもあるんですか?」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150111185954d57.jpg
      ↑心筋梗塞で亡くなった安西マリアさん。ご自分で119番通報したそうです。人ごとじゃありません。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2015/01/17 08:01
    • み「まだ、そこまでいってないわい。
       でも、何年か前の健康診断で……。
       心電図が引っかかった。
       下壁梗塞疑いって」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150111185957894.jpg
      ド「大変じゃないですか。
       どうしたんです?」
      み「もちろん、かかりつけのクリニックに行って相談した。
       じゃ、もう一度測ってみましょうって、その場で再検査してもらったんだ」
      ド「結果は?」
      み「なんか、期待してる顔だな」
      ド「そんなことありません」
      み「そもそも、チミは感情がわかりづらいんだよ。
       目に白目が無いから」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150111185953d33.jpg
      ド「そういうキャラなんだから、仕方ないです。
       で、どうだったんです?」
      み「異常なし」
      ド「なんだったんでしょうね?」
      み「その年は、会社の健診先が切り替わった年なのよ。
       で、その年の健診では……。
       前の健診先ではなんとも無かったのに、悪い値が出たりしたって社員がけっこういたわけ」
      ド「検査方法とか、変わったんですかね?」
      み「前の健診先は、健診専門の健康センターみたいなところだったの。
       それが、新しい健診先は、病院よ。
       それが、どうも怪しい」
      ド「何でです?」
      み「悪い結果を出して、病院に客として呼びこもうという……」
      ド「そりゃ、ブラックすぎでしょ。
       ほとんど犯罪ですよ」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201501111859554a6.jpg
       続きは、次回。
      P.S. 本日は、半日出勤してきます。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2015/01/17 11:10
    • 美弥ちゃんおしっこ。
      >奔流
       ですか。
      >凄い量
       ですか。
      >一滴も逃さないなどということは、とうてい不可能
       ですか。
       逆に、どれだけ飲むことが出来ただろう、ですね。
      >幸せと興奮で、どうしていいかわからない
       いいなあ、由美ちゃん。おしっこひとつでこれだけ興奮できるんだもんなあ。
       で、続けてクンニ、と。
       当然ですね。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2015/01/17 11:14
    •  「やまが」なんだね。“さんが”だと思っていた。そらそうだ、京都サンガがいるし、ややこしいもんなあ。
       でも、サンガは今季もJ2、「やまが」はJ1昇格です、おめでとう。
       で、松田直樹選手は、横浜を経て2011年、当時はJFL(Jリーグの三部)所属だった松本に入団。
       その年の8月14日に、チームの昇格を見ることなく死去されました(享年34歳)。ご冥福をお祈りします。
       心筋梗塞。
       わたしはたいがい不健康で、肝臓などは相当へたっていますが、幸い心臓は大丈夫のようです。心電図でひっかかったことは一度もありません。
       「名神高速、阪神高速、心筋梗塞。今から乗る高速はどれ?」というのは、わたしの友人のしょうもないギャグ。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2015/01/17 13:34
    •  まさかのJ1昇格でした。
       でも、今年の徳島ヴォルティスと同じ運命をたどるであろうことは、火を見るより明らかです。
       こういうチームが昇格してくれると、アルビレックス新潟は大助かりです。
       松田直樹選手は、額のヘアバンドが記憶に残ってます。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2015/01/17 16:57
    •  2014年度J1での戦績は……、
       3勝26敗5分け、勝ち点14。得点16失点74、得失点差-58で、18位(最下位)でした。
       17位のセレッソが勝ち点31、得失点差-12、首位のガンバに至っては(比べるのも気の毒ですが)勝ち点63、得失点差+28でしたから、まさにぶっちぎりの「べべ」「どべ」「べった」(いずれも大阪語:最下位)でした。
       今季はもちろんJ2で出直しです。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2015/01/17 18:33
    •  なぜか、主力流出のようです。
       反町監督は、アルビレックス新潟の監督でした。
       ま、新潟の出身でもないので、敵になれば叩くだけです。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2015/01/17 21:38
    •  どうも妙な名前だなあ、と思って調べてみました。
       松本山雅。
       愛称はターミガンズ(Ptarmigans雷鳥:長野県の県鳥)ですから、山雅(やまが)は愛称じゃないんですね。
       で、松本山雅は1965年創設ですが、当時の名称は「山雅サッカークラブ」。「山雅」は、松本市にあった喫茶店「山雅」に由来するとのこと。
       喫茶「山雅」は、北アルプスなどの登山が趣味、という人々の集う店で、店主は「山」と「優雅」を組み合わせて店名にしたとのことです。さすが松本ですね。ただし、残念ながら喫茶「山雅」は1975年に閉店してしまったそうです。
       
       ということなのですが、ただ「登山」と「優雅」と「喫茶店」が、どうサッカーに結びつくのか、これは分かりませんでした。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2015/01/18 08:00
    •  京都の「ほんやら洞」という喫茶店が全焼したそうですね。
       岡林信康さんたちが開店したお店だとか。
       「ほんやら洞」という名前には、聞き覚えがありました。
       調べてみたら、つげ義春の『ほんやら洞のべんさん』から取られたようです。
       物語の舞台は、新潟県の小千谷。
       「ほんやら洞」とは、雪洞のことです。
       なお、東京の国分寺にも、同名の喫茶店があるそうです。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2015/01/18 09:49
    •  あやめが乗った叡山電鉄鞍馬線の起点「出町柳駅」。ここから歩いて10分くらいでしょうか。京都のメインストリートの一つ、今出川通に面しています。
       京大や同志社、府立医大も近くにあります。ま、京都は大学だらけですが(宝田晋「京にはなんぼでも大学ある」)。
      >「ほんやら洞」は雪洞
       雪洞は「ぼんぼり」でしょうか。
      広辞苑によりますと、「ぼんぼり」だと〔せっとう〕、雪に掘った穴、スノーホールは〔せつどう〕と読むそうです。
       ま、「ほんやら洞」さんは「ぼんぼり」かな。
       全焼で思い出しました。
       昨日、テレビのニュース特集でやっていましたが、昨年3月に全・半焼した阪急・十三(じゅうそう)駅前の「しょんべん横丁」。ここをどういう形で復興するかに未だに結論が出ず、焼け跡はほぼ元のまま手つかずになっているそうです。
       現場は阪急電車の線路のすぐ脇。いわば十三の顔ともいえる一杯飲み屋街。火災の時はえらいことでした。
       例の「酒まんじゅう」の「喜八洲」本店もすぐ近くです「しょんべん横丁」。
       何とかしたいものです。
       十三は、新世界と並ぶ“ディープ大阪”歓楽街です。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2015/01/18 12:33
    •  いっそそのままほったらかしておけば……。
       そのうち、闇市などが立つようになるのではないでしょうか。
       自然発生的に出来た街の復興は、自然に任せるのが一番。
       復興せずに、廃墟のままということもあるでしょうが……。
       それもまた一興です。
       これからの時代、焼けたり壊れたりした街を、無理やり復興させる必要は無いのでは。
       そのまま見捨ててしまうのも、選択肢の一つとすべきでしょう。

    • ––––––
      12. ハーレクイン
    • 2015/01/18 14:28
    •  それで今苦労しているのが神戸市です。
       しょんべん横丁の場合、「元通りにしたい」派と、「これを機会にこじゃれた通りにしたい」派がいるようです。これに消防法とか、建築基準法とか都市計画法とかが絡み、身動き取れない状況のようです。
       で、現在の景観はまさに戦後の闇市状態ですね。見たことありませんが、しょんべん横丁も闇市も。

    • ––––––
      13. Mikiko
    • 2015/01/18 18:21
    •  元通りにはなりません。
       全国から古材を募り、それで再建するってのはどうでしょう?
       話題作りにもなると思います。

    • ––––––
      14. ハーレクイン
    • 2015/01/18 20:47
    • 「ほれは……屁理屈っちゅうもんや」
         (『アイリスの匣』#36 京都鞍馬料亭「かわふ路」の
             オーナー料理人、健三〔あやめの実兄〕のセリフ)
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