2014.12.26(金)
「でもね。
酔っ払った男性客なんかが、時間を間違えるのか、わざとなのか……。
女性の入浴時間に入ろうとして、トラブルになることもあったみたい」
「絶対、わざとだと思うな」
「千穂も、まだ若くて可愛いかったからね。
変な目で見る客もいたようなの」
「それは、イヤだよね」
「そこで、経営者千穂は、すごいアイデアをひねり出したわけ。
さて、それは何でしょう?」
「いいから続けて!」
「女性専用の宿にしちゃったのよ。
それで、万事解決。
お風呂は、いつでも入れるようになったでしょ。
トイレは改修して、男女別だったのをひとつにした。
パウダーコーナーまで付いた、広々とした綺麗なトイレに生まれ変わったの」
「ビフォーアフター!」
「それそれ。
ま、女性専用にしちゃったことで、家族連れの客は失うことになったわけだけどね。
でも、スタッフも客も女性だけって安心感が受けて、口コミで広がってね。
若い女性グループとかで賑わうようになったの。
今じゃ、夏休みなんか、予約で一杯になるほどだって」
「良かったじゃない。
でもまさか、また『ところが!』じゃないでしょうね」
「それよ。
あ、美弥子さん、ごめんなさい。
あなたのコーヒー、半分以上飲んじゃった」
「どうぞ。
わたし、あまり喉乾いてませんから」
「そう?
じゃ、サンドイッチ、食べる?」
「あの。
大丈夫です」
「早く『ところが!』の次を話して」
「宿を手伝ってくれてたのは、地元の子でね。
高校生のころから、バイトで入ってたんだけど……。
宿が年中繁盛するようになったから、高校卒業と同時に、そのまま従業員として就職したの。
ほんとに、コマネズミみたいに働いてくれたんだって。
気は利くし、地元の漁師なんかにも可愛がられて……。
新鮮な魚の調達にも長けてた。
千穂も、その子にすっかり頼ってたわけ」
「その子が、『ところが!』なのね」
「そうなのよ。
ほんと、ドラマなんだけど……。
駆け落ちしちゃったの」
「は?」
「相手は、海で知り合った東京のサラリーマンだって」
酔っ払った男性客なんかが、時間を間違えるのか、わざとなのか……。
女性の入浴時間に入ろうとして、トラブルになることもあったみたい」
「絶対、わざとだと思うな」
「千穂も、まだ若くて可愛いかったからね。
変な目で見る客もいたようなの」
「それは、イヤだよね」
「そこで、経営者千穂は、すごいアイデアをひねり出したわけ。
さて、それは何でしょう?」
「いいから続けて!」
「女性専用の宿にしちゃったのよ。
それで、万事解決。
お風呂は、いつでも入れるようになったでしょ。
トイレは改修して、男女別だったのをひとつにした。
パウダーコーナーまで付いた、広々とした綺麗なトイレに生まれ変わったの」
「ビフォーアフター!」
「それそれ。
ま、女性専用にしちゃったことで、家族連れの客は失うことになったわけだけどね。
でも、スタッフも客も女性だけって安心感が受けて、口コミで広がってね。
若い女性グループとかで賑わうようになったの。
今じゃ、夏休みなんか、予約で一杯になるほどだって」
「良かったじゃない。
でもまさか、また『ところが!』じゃないでしょうね」
「それよ。
あ、美弥子さん、ごめんなさい。
あなたのコーヒー、半分以上飲んじゃった」
「どうぞ。
わたし、あまり喉乾いてませんから」
「そう?
じゃ、サンドイッチ、食べる?」
「あの。
大丈夫です」
「早く『ところが!』の次を話して」
「宿を手伝ってくれてたのは、地元の子でね。
高校生のころから、バイトで入ってたんだけど……。
宿が年中繁盛するようになったから、高校卒業と同時に、そのまま従業員として就職したの。
ほんとに、コマネズミみたいに働いてくれたんだって。
気は利くし、地元の漁師なんかにも可愛がられて……。
新鮮な魚の調達にも長けてた。
千穂も、その子にすっかり頼ってたわけ」
「その子が、『ところが!』なのね」
「そうなのよ。
ほんと、ドラマなんだけど……。
駆け落ちしちゃったの」
「は?」
「相手は、海で知り合った東京のサラリーマンだって」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2014/12/26 07:22
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律「えーっと。
どこかしら?
汚い字ね。
あ、ここだ。
津軽鉄道の『金木』から『津軽五所川原』が、550円。
JRの『五所川原』から、『青森』が、970円。
合計、1,520円」
http://blog-imgs-60.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141221102330b2f.jpg
↑当初の予定はこうでした。2時間もかかるんですね。
律「2人で、3,040円かかります。
だから、ここの津島さんの分が、2,600円ですから……。
わたしたち、ぜんぜん損はしてません」
老「それは、そうかも知れませんが……」
律「ほら、Mikiちゃん、起きなさい。
一人あたり、3,900円よ」
み「ぐー」
http://blog-imgs-60.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141221102333222.jpg
律「寝るなと言うに!
財布のありかはわかってるんですからね。
このバッグでしょ。
手で押さえるな!」
http://blog-imgs-60.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141221102332938.jpg
み「ぐー!」
律「まだ、寝たふりするか。
それじゃ、くすぐってやる。
コチョコチョコチョコチョ」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201305240505368b2.jpg
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2. Mikiko- 2014/12/26 07:23
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み「うひゃひゃひゃ。
やめれー。
食うたものが出てしまうわ」
律「出すな!
金を出せ」
http://blog-imgs-60.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141221102329008.jpg
み「それじゃ、強盗でんがな」
律「3,900円」
み「はい、これ」
律「何よ、これ?
10円玉じゃないの」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141018183359eb3.jpg
↑ギザ十。
み「小銭がある方が、何かと便利であろう?」
律「そういう問題じゃないでしょ。
早くしなさいって。
みっともないから。
ほら、そこに5,000円札があるじゃない」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317094723668.jpg
み「この5,000円とは、生涯を共にする契りを……」
律「やかましい!
よこせ」
み「ひえー、強奪された。
つ、釣り銭よこせ」
http://blog-imgs-60.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141221102328e87.jpg
↑お釣りが出なかったのでしょうか?
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2014/12/26 11:02
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それは思い切りましたなあ、千穂さん。
子供はどうなんだろうね、
やはり女の子オンリーかなあ。
男の子も、小さい子なら可、とか。
銭湯の女湯に入れるくらいの男の子なら可、とか。
ま、それはともかく、女性専用が受けて大はやりか、よかったなあ千穂さん。やはり女性にとっては安心なんだろうね。
男をひっかけに来ようというギャルには敬遠されるだろうが。
駆け落ちした有能な女性スタッフ。
スタッフなんて書くとついあのお方を思い出すのだが、それは扨置き(さておき;こう書くらしいよ)、結婚だと思ったけどなあ。ま、結婚なら、相手がジモティならずっと続けられるか。
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4. ハーレクイン- 2014/12/26 11:04
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金木→(津軽鉄道)→津軽五所川原:550円、
五所川原→(JR五能線)→川辺→(JR奥羽本線)→ 青森:970円、
計、一人あたま1,520円(ちーん;鉄道にレジは無いか)。
ということでお二人さん、津島老の飲み代2,600円を奢っても440円の儲け(ちーん)。
>律「金を出せ」
「金をくれ」は安達祐実
ギザ十。
昭和33年発行のものは市場で100円だそうです。
返却レバーに乗っかるカエルくん。
本物かね。
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5. Mikiko- 2014/12/26 19:54
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男児は何歳まで入れるのでしょう?
もちろん、法律はないはずですが……。
毛が生えたら無理だよね。
それ以前でも、勃起させたら退場でないの?
金木から青森は、接続が良い便でも、1時間40分くらいはかかるようです。
バスでも、五所川原から青森まで、列車と同じくらいかかってますね。
『津軽あすなろライン』を、ヒール・アンド・トゥで走るバスはないようです。
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6. ハーレクイン- 2014/12/26 22:18
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わたしは小学校低学年まで入ったいたように記憶しています。母親やそこらのおばちゃんの股間が黒々としていたのは鮮明に覚えています。
「なんで黒いのん?」とは母親に聞きはしまませんでした。
張り倒されそうな気がしましたし、特に疑問にも思いませんでしたから、「大人には毛が生えるんや」、という知識はあったようです。
あれ?
「津軽あすなろライン」にはバスも走るのか。また与太だよね。冬季には走れなくなるんだし。
ま、どっちにしても、バスにヒール・アンド・トゥは無理。ペダル面が高いし、アクセルとブレーキの高さの差が大きいからねえ。
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7. Mikiko- 2014/12/27 07:56
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『津軽あすなろライン』のバス運転手は、靴のサイズが、38センチだそうです。
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8. ハーレクイン- 2014/12/27 09:50
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ジャイアント馬場の足が16文(おお、懐かしの16文キック)、40㎝。そんな運転手、おらんやろ~。
そもそも、運転席に入れないと思うぞ。