2014.10.6(月)
「美弥子さん、もうちょっと我慢。
あなたもね」
しかし、女店員はもう、自分の両腕では身を支えきれないのだろう。
頭部が、さらに股間に押しつけられた。
美弥子は、両手を女店員の髪に掛けた。
もちろん、引き離すつもりだった。
しかし……。
美弥子の腕が起こしたのは、異なる動作だった。
まるで、手綱のように髪を鷲掴み……。
女店員の頭部を、自らの股間に打ちつけ始めた。
「もう、恥も外聞も無いわね。
ガニ股で踏ん張っちゃって。
スゴい格好よ。
長い脚が大きく開いて、宇宙船の着陸脚みたい。
でも、最高のポーズ。
これ、絶対いただきだわ。
AVのフィニッシュシーン。
さぁ、イクわよ。
いいわね。
はっ」
パンパンパンパンパンパンパンパンパン!
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「イクイクイクイクイクイクイクイク……。
イックぅぅ」
「わきゃ。
わきゃきゃ」
三位一体の馬のバランスが、一瞬で崩れた。
美弥子の背中が、タンクを擦りながら落下する。
尻が、便器の蓋でバウンドした。
両手は女店員の髪を掴んだままだった。
女店員の身体も、一緒に落下したのだ。
おそらく、便器の蓋で顎を打ったのではないか。
しかし、痛みを訴える声は聞こえなかった。
すでに、痛みを感じる意識が失われているのだろう。
脳の思考域が、急速に狭まるのを感じた。
万里亜は……。
万里亜はイケたのだろうか?
美弥子の瞳は、それを確認することが出来なかった。
視線はすでに、天井を通り過ぎ、後ろの壁を彷徨っていた。
刹那……。
床に肉を投げ落としたような音が響いた。
最後に高い位置にあった肉体は、万里亜だけだ。
イケたのだ。
万里亜も。
悲哀に近い安堵感が、美弥子の意識を掬い……。
そして、流し去った。
あなたもね」
しかし、女店員はもう、自分の両腕では身を支えきれないのだろう。
頭部が、さらに股間に押しつけられた。
美弥子は、両手を女店員の髪に掛けた。
もちろん、引き離すつもりだった。
しかし……。
美弥子の腕が起こしたのは、異なる動作だった。
まるで、手綱のように髪を鷲掴み……。
女店員の頭部を、自らの股間に打ちつけ始めた。
「もう、恥も外聞も無いわね。
ガニ股で踏ん張っちゃって。
スゴい格好よ。
長い脚が大きく開いて、宇宙船の着陸脚みたい。
でも、最高のポーズ。
これ、絶対いただきだわ。
AVのフィニッシュシーン。
さぁ、イクわよ。
いいわね。
はっ」
パンパンパンパンパンパンパンパンパン!
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「イクイクイクイクイクイクイクイク……。
イックぅぅ」
「わきゃ。
わきゃきゃ」
三位一体の馬のバランスが、一瞬で崩れた。
美弥子の背中が、タンクを擦りながら落下する。
尻が、便器の蓋でバウンドした。
両手は女店員の髪を掴んだままだった。
女店員の身体も、一緒に落下したのだ。
おそらく、便器の蓋で顎を打ったのではないか。
しかし、痛みを訴える声は聞こえなかった。
すでに、痛みを感じる意識が失われているのだろう。
脳の思考域が、急速に狭まるのを感じた。
万里亜は……。
万里亜はイケたのだろうか?
美弥子の瞳は、それを確認することが出来なかった。
視線はすでに、天井を通り過ぎ、後ろの壁を彷徨っていた。
刹那……。
床に肉を投げ落としたような音が響いた。
最後に高い位置にあった肉体は、万里亜だけだ。
イケたのだ。
万里亜も。
悲哀に近い安堵感が、美弥子の意識を掬い……。
そして、流し去った。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2014/10/06 07:22
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み「なに?
おしっこ?」
律「違うわよ。
ちょっと耳を貸して」
み「賃料、先払いになります」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141002195125249.jpg
律「早く貸せ!」
み「痛い痛い痛い」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110721202621787.jpg
み「引っ張らなくてもいいでしょ。
千切れるかと思った」
律「やっぱり……。
いくらなんでも、ここまでタダ乗りしたんじゃ申し訳ないわよ」
み「電車代が、大幅に浮いたからね」
律「いくらくらい、浮いたのよ?」
み「えーっと……。
旅程表に書いてきたはず。
あった、あった」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141002195146fa9.gif
み「津軽鉄道の『金木』から『津軽五所川原』が、550円。
JRの『五所川原』から、『青森』が、970円。
合計、1,520円だね」
律「2人で、3,000円じゃない」
み「けっこう、デカいね」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141002195122dbb.jpg
↑ケンタッキーフライドチキンなら、このくらい(12ピース半)。ぜったい、一人では食えません。
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2. Mikiko- 2014/10/06 07:23
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律「でしょ。
といって、現金をお渡しするのも、なんだか失礼だしさ」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141002195120d73.jpg
↑この『御車代』は、意味が違いますが。
み「金払ったら、本物の白タクになっちゃうわな」
律「今日のホテルって、夕食付き?」
み「うんにゃ。
ビジネスホテルだからね。
旅先じゃ、やっぱり街に出なきゃでしょ」
律「お店、どこか予約してあるの?」
み「わたしがそんなことするはずないでしょ。
足の向くまま、気の向くまま……。
『おんな酒場放浪記(http://www.bs-tbs.co.jp/onnasakaba/)』でござんす」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141002195119f2c.jpg
律「何それ?」
み「BS-TBSの番組。
おもろいよ」
律「あのさ、夕食、お誘いしない?」
み「誰を?」
律「決まってるでしょ!」
み「白タクか」
律「一人前、3,000円くらいの料理なら、失礼じゃないでしょ」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141002195123717.jpg
↑富山駅前『鉄板焼 シェフ小玉』さんの3,000円コース。
み「白タクの分は、わたしたちの奢りってこと?」
律「そうじゃなきゃ、意味ないわよ。
いいわね。
聞いてみるわよ」
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2014/12/28 10:57
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〔由美美弥〕1599回
>恥も外聞もない……
美弥ちゃん。
ま『由美美弥』では、何を今さら、ですが
美弥ちゃんの「悲哀に近い安堵感」の中、三位一体のケンタウロスはいっちゃいました。
〔東北〕977回
先払いの飲み屋。
以前に書きましたが、新大阪駅の在来線登りホームにある立ち飲み屋に入ると、まずアルミの皿が出てきます。客はとりあえずこの皿に千円札なりなんなりを置いた後、注文を出します。
「冷やで」
店員さんは無言でコップ酒を出したのち、おもむろに皿の千円札を取り上げ、冷や酒の料金を差し引いたおつりを皿に戻します。究極の前払いシステムですね。
客は、自分の乗る電車が入ってきたら皿の上のジャラ銭を掴みとり、もちろん酒の残りを口に放り込み、ホームに駆け出します。よっぽどどんくさい者でない限り、乗り遅れる心配はありません。
富山駅前「シェフ小玉」さんの3,000円コース。これあ安い、と思ったら酒代は別か。そらそうだな。