2014.10.3(金)
「そうじゃないでしょ。
起きなさい」
しかし万里亜は、突きつけた腰を引いてくれようとはしなかった。
女店員の頭部が、陰核を潰し続けている。
この状態では、身を起こすことが出来ない。
それを訴えようと、美弥子は顔だけ持ちあげ、万里亜を振り仰いだ。
「ふふ。
美人が物乞いする目。
いぃわぁ。
愛しくなっちゃう」
万里亜の片手が、美弥子の顔に伸びた。
頬を撫でられると思った。
「でも、それ以上に、苛めたくなるの」
万里亜の片手は、頬ではなく美弥子の喉首に貼りついた。
指先に力が籠もる。
「うぐっ」
「ふふ。
それそれ。
その顔の方が、ずっと素敵」
華奢な力なのだろうが、弱い喉首には、それで十分だった。
「起きなさい」
喉首を掴む手の平が、上方に突きあげられた。
「ぐ」
美弥子は、両手で万里亜の腕を掴んだ。
細い手首だった。
骨太な美弥子の膂力を持ってすれば、力比べで負けることはないだろう。
ただし、対等の状態であればだ。
「あぁ」
万里亜が、腰を煽った。
女店員の頭部が、陰核に捻りこまれる。
美弥子の腕から、力が抜けた。
解れた指が、許しを請うように万里亜の腕を撫で回す。
しかし、喉首を掴んだ万里亜の手は、弛もうとはしなかった。
「うぐぐ」
ほんとうに息が詰まった。
両目が中央に寄るのがわかった。
唇の傍からは、涎が泡となって噴き零れ始めたようだ。
意識の灯火が、急速に萎む。
起きなさい」
しかし万里亜は、突きつけた腰を引いてくれようとはしなかった。
女店員の頭部が、陰核を潰し続けている。
この状態では、身を起こすことが出来ない。
それを訴えようと、美弥子は顔だけ持ちあげ、万里亜を振り仰いだ。
「ふふ。
美人が物乞いする目。
いぃわぁ。
愛しくなっちゃう」
万里亜の片手が、美弥子の顔に伸びた。
頬を撫でられると思った。
「でも、それ以上に、苛めたくなるの」
万里亜の片手は、頬ではなく美弥子の喉首に貼りついた。
指先に力が籠もる。
「うぐっ」
「ふふ。
それそれ。
その顔の方が、ずっと素敵」
華奢な力なのだろうが、弱い喉首には、それで十分だった。
「起きなさい」
喉首を掴む手の平が、上方に突きあげられた。
「ぐ」
美弥子は、両手で万里亜の腕を掴んだ。
細い手首だった。
骨太な美弥子の膂力を持ってすれば、力比べで負けることはないだろう。
ただし、対等の状態であればだ。
「あぁ」
万里亜が、腰を煽った。
女店員の頭部が、陰核に捻りこまれる。
美弥子の腕から、力が抜けた。
解れた指が、許しを請うように万里亜の腕を撫で回す。
しかし、喉首を掴んだ万里亜の手は、弛もうとはしなかった。
「うぐぐ」
ほんとうに息が詰まった。
両目が中央に寄るのがわかった。
唇の傍からは、涎が泡となって噴き零れ始めたようだ。
意識の灯火が、急速に萎む。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2014/10/03 07:21
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み「なーんだ。
青函連絡船が無くなってからは、青森から船で北海道には行けないと思ってた」
爺「そう言われてみれば……。
そんなふうに思われてる方も、おられるかも知れませんな」
http://www.youtube.com/watch?v=a3VKGx_WEA8
↑『津軽海峡冬景色』。1977年の映像。石川さゆり、19歳です。
爺「さて、そろそろ行きましょうか。
薄暗くなってきました」
爺「それでは、ここからは下り坂になります」
み「カングーも、登りが終わってホッとしてるだろうね」
爺「ですかね。
昔は、自転車で越えたものですよ。
そのときは、ほんと、この展望台に着くと嬉しかったものです」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140927185724c2a.jpg
爺「あとは下りだけなんですから」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014092718573083f.jpg
み「下ったら、戻るのに、また上らにゃならんではないか」
爺「Uターンして、同じ方向に下ればいいだけです」
み「何しに登って来たんじゃ!」
爺「別に用事があったわけじゃないですからね。
あそこで青森湾を眺めて……。
あとは下りを楽しむ」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201409271857429e8.jpg
み「カングーに自転車積んで来ればいいではないか。
この車なら、余裕で積めるでしょ」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140927185728927.jpg
↑後部座席を畳めば、ママチャリも余裕で載ります。
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2. Mikiko- 2014/10/03 07:22
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み「で、下りだけ自転車」
爺「車はどうするんです?
あそこに置いて帰るんですか?」
み「2人で来ればいいのじゃ。
1人は、車を運転して帰る」
爺「下り坂が楽しいのは……。
苦しい登りを耐えぬいたからこそですよ。
下り坂の喜びは、登り坂あってこそのものです」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140927185744e48.jpg
↑推定年齢75歳。急な登り坂を、時速20キロを超えるスピードで駆けあがってたそうです。
み「何か、深いこと言ってるつもりか?」
爺「そんなつもりはありません。
さ、出発しますよ。
シートベルトをお締めください」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140824104641962.jpg
み「スピード、出すなよ」
爺「わかりました。
エンジンブレーキをかけながら、ゆっくりと下ります」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201409271857265da.jpg
み「なんじゃそれ?」
爺「エンジンブレーキ、知らないんですか?」
み「わたしのパッソには付いておらん」
爺「あのね。
エンジンブレーキってのは、装置じゃないんです。
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2014/12/27 09:47
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〔由美美弥〕1596回
のど輪攻めですか、万里亜さま。
えげつないですなあ。
普通、ここは頬を平手打ち、というところですが。
ふむ。
〔東北〕974回
>爺「下り坂が楽しいのは……。
苦しい登りを耐えぬいたからこそですよ。
下り坂の喜びは、登り坂あってこそのものです」
なんかセッキョ臭いぞ、爺様。
>み「何か、深いこと言ってるつもりか?」
ほおら、ツッコミの「み」さんも言っておるではないか。
>爺「エンジンブレーキ、知らないんですか?」
>み「わたしのパッソには付いておらん」
教習所の学科の授業で出てきました。ほとんどギャグですね。でも、「み」さんのようなお方、けっこう多かったりして。