2014.6.29(日)
「そんな格好で首を振ったって、ぜんぜん説得力無いんですけど。
わかってる?
自分の格好。
トイレの床に、全裸でひっくり返ってるのよ。
大股広げて。
あ、そうだ」
陰核を剥いてない方の手が、美弥子の前に突きつけられた。
その手には、iPhoneが握られていたのだ。
身を繕ういとまもなかった。
シャッター音が響いた。
「ふふ。
撮っちゃった。
顔までバッチリよ。
もちろん、股間も。
これをアップしたら、ちょっとした騒動ね。
こいつは、クリのでかい女か、はたまた、玉を取り去ったオカマか。
なんてね」
美弥子は、泣きべそをかきながら手を伸ばした。
とうてい、iPhoneまでは届かない。
「なに、それ?
まるで、子供がオモチャを欲しがってるみたい。
でも、可愛いわ。
じゃ、いい子にして、わたしの言うことを聞いたら……。
この画像は、消してあげる。
いい?。
それじゃ、まず……」
万里亜は、片脚を便器の蓋から下ろした。
両脚が揃っても、股間の陰核は皮を剥きあげたままだった。
膨張しきった球体が、皮の反転を許さないのだろう。
「座って」
万里亜は便器の蓋を上げた。
「いつまでも床にお尻着けてたら、冷えるわよ。
わたしもやりにくいし。
ほら、ここ」
万里亜は、便座を指さした。
「言っておくけど……。
わたし、ノロマな子は大嫌いなの。
高校の生徒会にもいたわね。
煮え切らなくて、グズグズしてる子。
思いっきりいじめてやったわ。
ペニバンで、バージンも奪ってあげた。
みんなして押さえつけて、突き刺してやったの。
泣き叫んでたわよ。
ペニバンを真っ赤に染めて」
わかってる?
自分の格好。
トイレの床に、全裸でひっくり返ってるのよ。
大股広げて。
あ、そうだ」
陰核を剥いてない方の手が、美弥子の前に突きつけられた。
その手には、iPhoneが握られていたのだ。
身を繕ういとまもなかった。
シャッター音が響いた。
「ふふ。
撮っちゃった。
顔までバッチリよ。
もちろん、股間も。
これをアップしたら、ちょっとした騒動ね。
こいつは、クリのでかい女か、はたまた、玉を取り去ったオカマか。
なんてね」
美弥子は、泣きべそをかきながら手を伸ばした。
とうてい、iPhoneまでは届かない。
「なに、それ?
まるで、子供がオモチャを欲しがってるみたい。
でも、可愛いわ。
じゃ、いい子にして、わたしの言うことを聞いたら……。
この画像は、消してあげる。
いい?。
それじゃ、まず……」
万里亜は、片脚を便器の蓋から下ろした。
両脚が揃っても、股間の陰核は皮を剥きあげたままだった。
膨張しきった球体が、皮の反転を許さないのだろう。
「座って」
万里亜は便器の蓋を上げた。
「いつまでも床にお尻着けてたら、冷えるわよ。
わたしもやりにくいし。
ほら、ここ」
万里亜は、便座を指さした。
「言っておくけど……。
わたし、ノロマな子は大嫌いなの。
高校の生徒会にもいたわね。
煮え切らなくて、グズグズしてる子。
思いっきりいじめてやったわ。
ペニバンで、バージンも奪ってあげた。
みんなして押さえつけて、突き刺してやったの。
泣き叫んでたわよ。
ペニバンを真っ赤に染めて」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2014/06/29 08:15
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み「太平洋側の人にはわかりません。
これから冬を迎える寂しさが」
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柱も庭も乾いてゐる
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛の巣が
心細さうに揺れてゐる
山では枯木も息を吐く
あゝ今日は好い天気だ
路ばたの草影が
あどけない愁(かなし)みをする
これが私の故里(ふるさと)だ
さやかに風も吹いてゐる
心置なく泣かれよと
年増婦(としま)の低い声もする
あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
律「誰の詩?」
み「中原中也の『帰郷』」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140625195929679.jpg
↑1907年生まれ。没年は1937年。30歳でした。
み「高校のころ、よく読んだものです」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140625195925c3e.gif
↑中也では、この詩が一番有名でしょう。
律「あ、そう」
み「つれないですな」
律「中原中也って、東北の人?」
み「うんにゃ。
確か、山口じゃなかったかな」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201406251959313fe.jpg
↑故郷の山口市には、立派な記念館が建ってます。
律「ぜんぜん違うじゃないの」
み「雰囲気。
アトモスフィアを感じたのでやんす」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013080222151238e.jpg
↑ケムンパス、なぜか好きです。
律「道、大丈夫?
こっちでいいのよね」
み「斜陽館に行く途中に……。
『太宰治 疎開の家』ってのがあるから、そこに寄ろう」
律「あら。
斜陽館に疎開したんじゃないの?」
み「太宰にはあんまりくわしくないけど……。
もう、勘当されてたんじゃないかな?」
勘当は、1942(昭和17)年、母タネの死ののち、許されてました。
太宰が金木に疎開したのは、1945(昭和20)年のことです。
み「それに、小説の中で、斜陽館をボロクソに書いてるから……。
そこに身を寄せるのは、具合悪かったんでないの?」
律「あれは、町役場かしら?」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014062519592651b.jpg
続きは、次回。
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2. ハーレクイン- 2014/06/29 09:16
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ま、これには異論はありません、万里亜さま。
こちらでは「どんくさいやつ」といいます。
ただし、バージンを奪ったりはしませんでした。
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3. ハーレクイン- 2014/06/29 09:18
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わたしはなんとなくわかりまっせ。
北陸で6年暮らしましたからなあ。
でも、寂しいとは思わなかった。
「さあ来い」という感じでしたが、ま、しょせんよそ者の感想なんでしょうね。
>あゝ おまへはなにをして来たのだ
身のすくむような思いがします。
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4. Mikiko- 2014/06/29 12:14
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どうやらまだ、放送禁止用語では無いようです。
あと、いじめられやすいのは……。
真面目な子、誠実な子でしょうか。
もう、明日で1年の半分が終わりです。
あと5ヶ月で冬が来てしまう。
やだやだ。
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5. ハーレクイン- 2014/06/29 14:58
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その通りでしょうね。
やはり反感をかうんでしょうか。
>明日で1年の半分が終わり。
そんなこと言うなよ。
これから夏だというのに。
そうはいっても、夏至は過ぎたんだよなあ。
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6. Mikiko- 2014/06/29 19:48
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国語教師が、「誠実な奴が身近にいるのは、実に傍迷惑なものだ」と言ってました。
夏目漱石の『こころ』の授業だったかな。
さ、そろそろ冬の準備をせねば。
明日は、コタツを仕立てましょうかね。
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7. ハーレクイン- 2014/06/29 20:16
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誠実な先生ですがしかし……。
教師が教室でそんなこと言っていいのか。
理科の教師なら何を言おうが勝手だけどね。
コタツの準備って……
アタマは確かか。
明日は6月30日だぞ。
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8. Mikiko- 2014/06/30 07:41
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そういうことを口に出していいんだと、ちょっと新鮮でした。
ま、コタツの前に、スプリンクラーの準備をしなきゃなりませんが。
梅雨明けは、いつごろになりますかね?
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9. ハーレクイン- 2014/06/30 13:56
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こちらはほとんど降りません。
典型的な空梅雨ですね。
気象庁によりますと……、
こちらは7月21頃、そちらは24日頃が梅雨明けだそうです。