2014.6.6(金)
「見て」
指先が下腹部の肌にめりこむと同時に、上に引きあげられた。
現れた。
それは、眼球だった。
あんこ玉のようなつぶらな瞳。
万里亜の股間には、もう一つの目があったのだ。
「可愛いでしょ?」
艶やかなピンク色だった。
ショーウィンドウに並ぶ玩具のような色だ。
濡れて光る様は、まさしく寒天に包まれたあんこ玉だった。
「弄りたいの。
弄ってもいいでしょ?」
目を上げると、万里亜が視線を絡めていた。
美弥子はその視線を外し、店内を伺った。
客の後ろ頭だけが見える。
店員の姿も無い。
「いい?」
万里亜が、再度哀願の瞳を投げかける。
思わずうなずいてしまった。
万里亜は、頬骨を上げて微笑んだ。
しかし……。
万里亜の左手は、iPhoneを握ったままだ。
右手の先は、包皮を引き上げている。
どうやって弄ると云うのか。
美弥子の疑問に答えるように、右手の指先が2つに割れた。
中指と薬指が、陰核を挟む位置まで下りた。
「む」
息を飲む気配がして、挟んだ指に力が籠った。
指先が、大陰唇にめり込んでいる。
包皮は目蓋を開くように捲れあがり、丸々としたあんこ玉が、ほぼその全貌を現していた。
それはあたかも、海面に引きあげられた深海魚の目玉に見えた。
「ほら」
万里亜の指が、肌を離れた。
しかし、包皮は捲れたままだった。
「こうやって根元まで剥いちゃえば、戻らないのよ。
便利でしょ?
いい?
見ててよ」
指先が下腹部の肌にめりこむと同時に、上に引きあげられた。
現れた。
それは、眼球だった。
あんこ玉のようなつぶらな瞳。
万里亜の股間には、もう一つの目があったのだ。
「可愛いでしょ?」
艶やかなピンク色だった。
ショーウィンドウに並ぶ玩具のような色だ。
濡れて光る様は、まさしく寒天に包まれたあんこ玉だった。
「弄りたいの。
弄ってもいいでしょ?」
目を上げると、万里亜が視線を絡めていた。
美弥子はその視線を外し、店内を伺った。
客の後ろ頭だけが見える。
店員の姿も無い。
「いい?」
万里亜が、再度哀願の瞳を投げかける。
思わずうなずいてしまった。
万里亜は、頬骨を上げて微笑んだ。
しかし……。
万里亜の左手は、iPhoneを握ったままだ。
右手の先は、包皮を引き上げている。
どうやって弄ると云うのか。
美弥子の疑問に答えるように、右手の指先が2つに割れた。
中指と薬指が、陰核を挟む位置まで下りた。
「む」
息を飲む気配がして、挟んだ指に力が籠った。
指先が、大陰唇にめり込んでいる。
包皮は目蓋を開くように捲れあがり、丸々としたあんこ玉が、ほぼその全貌を現していた。
それはあたかも、海面に引きあげられた深海魚の目玉に見えた。
「ほら」
万里亜の指が、肌を離れた。
しかし、包皮は捲れたままだった。
「こうやって根元まで剥いちゃえば、戻らないのよ。
便利でしょ?
いい?
見ててよ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2014/06/06 07:29
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律「そんな馬鹿な真似、出来ますか。
ほら、その分け皿取って」
み「これは、しじみの殻入れです」
律「いいから」
み「なんでわたしが、殻入れで食わにゃならんのだ!」
律「味は一緒でしょ。
はい、これがあなたの分」
み「麺が、3本しか入っとらん!」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140601095328229.jpg
↑これは、毛が3本。
律「冗談よ」
み「あんたの場合、冗談に聞こえんわい」
律「猫舌なんでしょ。
少しずつ、冷ましながら食べた方がいいじゃないの」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201406010953273a6.jpg
み「おー。
そういう、優しい心根であったか。
って、今、思いついただろ」
律「はい、20本くらい入ったわよ」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140601095309dfe.jpg
律「スープも、レンゲに3杯」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014060109530813f.jpg
律「どうぞ、召し上がれ」
み「具が入っとらん!」
律「まぁ、贅沢な人。
それじゃ、はい、しじみをふたつあげます」
み「身が入っとらん!」
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2. Mikiko- 2014/06/06 07:30
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律「いいじゃない。
どうせ、殻入れなんだから」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140527074559a9d.jpg
み「ここまで性悪だとは思わなんだ」
律「小さい入れ物なんだから、そんなに入らないでしょ。
空になったら、どんどん足してあげるわよ。
ほら、もう冷めたんじゃない」
み「よし。
ずるずる~。
はい、おかわり」
律「あんたね。
わんこそばじゃないんだから」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201406010953121e6.jpg
律「もっと味わって食べなさいよ」
み「味わえるほど入ってないわい」
律「じゃ、わたしが味わってあげる」
み「なんじゃそりゃ」
律「もぐもぐ。
ほんと、さっぱりしたラーメン。
これなら、二日酔いの朝にもいけるわ」
み「あんたね。
もっと美味しそうに食べなさいよ。
何でそう、もさもさ手繰るわけ」
律「音が立つじゃないの」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140601095311841.jpg
↑パリジェンヌのラーメンの食べ方。こんなして食べて、ウマいのか? スープが絡まんではないか。
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2014/06/07 01:44
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パリジェンヌのラーメンの食べ方。
いおろしくう。
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4. ハーレクイン- 2014/06/07 01:51
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KBS京都、京都放送が放映する『新金沢小景』という番組があります。
放映時間、正味わずか2分ちょいというミニ番組、いやマイクロ番組です。五木寛之をナレーターとし、金沢各地の自然、文化・文物、産業を紹介します。
この番組で先日、内灘海岸のニセアカシア防砂林の話題が出ました。
いやあ、懐かしい。純白や淡紅色のニセアカシアの花の群れ、久しぶりに見せていただきました。
で、ニセアカシアの寿命はわずか50年ほどだそうで、内灘海岸のあちこちで枯死していっているそうです。
“かくてはならじ”
なんせ内灘はアカシアの町(ほんとはニセアカシアだけど)、新たに各地で植樹が行われ、衰退をたどるニセアカシア林は回復しつつあるそうです。
「新金沢小景」
製作はテレビ金沢です。
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5. Mikiko- 2014/06/07 08:33
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元気いっぱいです。
若木なんですかね?
花の時期には、移動養蜂業者が集まってきます。
しかし地元では、松林を侵食する害木という扱いです。
勝手に枯死してくれるなら万々歳で……。
植樹するなんて、考えられません。
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6. ハーレクイン- 2014/06/07 13:24
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ニセアカシアが!
はあ~。
新潟の海岸林は松林だと、そういうことですな。
綺麗な花を咲かせるのになあ、ニセアカシア。
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7. Mikiko- 2014/06/07 13:41
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景観のために植えてあるわけではありません。
砂防林です。
新潟で飛砂が起こるのは、冬。
ニセアカシアは落葉樹なので、役立たずなのです。