Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1469
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「あんた、ここに寝て」
「何する気だ?」
「日陰だから、熱くないわよ。
 ほら、早く。
 仰向けよ」

 石上先生は、身の扱いに困ったような所作をしながらも、自らの身をコンクリートに横たえた。
 陰茎は屹立したまま、下腹に貼り付いてる。
 記号のようだった。

「福島さん、こっちいらっしゃい。
 はい、あなたの立ち位置はここ」

 山田先生は、石上先生の顔の脇を指さした。
 もちろんわたしは、どうしていいかわからない。

「ほら。
 どうしたの。
 石上先生の顔を跨ぐのよ」

 それまで、疑問符の浮いた表情をしていた石上先生が、一気に顔を輝かせた。

「そうか。
 そういうサービスか。
 望むところだ。
 福島、頼む。
 おれの顔を跨いでくれ」

 山田先生に手を引かれ、石上先生の傍らまで歩んだ。
 でも、先生の顔を跨ぐなんて出来ない。
 なにしろ、わたしの股間を隠すものは、何ひとつ無いんだから。

「もたもたしない。
 あなたの悪いとこは、そうやって吹っ切れないところ。
 演技でもそう。
 ひとつひとつ、考えながらやってるんじゃない?
 流れが無いのよ。
 考えるより先に、動く。
 場の流れに乗るのよ」

 部活の指導めいたことを言われ、思わずわたしは頷いてた。

「ほら」

 山田先生が、わたしの手を強く引いた。
 つんのめって送った足が、石上先生の顔を踏みつけそうになった。
 慌てて持ちあげた足裏が、顔を跨いだ。

「そうそう。
 あら、反対か。
 でも、これもいいかも。
 こっち向いて」
由美と美弥子 1468目次由美と美弥子 1470





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2014/04/07 07:21
    •  ここで注釈です。
       前々回、『ちゃぺ!』からの情報として、ストーブの燃料が古い枕木だと書きましたが……。
       わたしの読み違いでした!
       燃料は、石炭です。
       細く割った枕木は、石炭に火を点けるための焚き付けとして使われてたんです。
       ちゃんとそう書いてありました。
       すんませんでした……。
      小「えー。
       あげれるものなんて、持ってないです」
      み「それでクイズを出そうとは、不届き千万。
       ほれ、首から下げてるではないか。
       当てたら、キミの一眼レフをちょうだい」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201404050925346ac.jpg
      ↑昔は、こんな雑誌があったんですね。これは、1971年(昭和46年)の号です。
      み「外したら、ポケットティシュを1つあげます」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014040509253509d.jpg
      ↑『加悦鐵道保存会』のポケットティッシュ(『加悦鉄道資料館』でもらえるようです)。
      小「ものすごく不公平です」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405092606755.jpg
      ↑鳥の世界も不公平。
      み「よし。
       真剣に当てにいくぞ。
       ストーブ列車の通常運行は、12月から3月まで。
       この4ヶ月以外ってことだな。
       ふむ。
       まず、秋は除外だね」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405092537336.jpg
      ↑『芦野公園駅』。サクラの紅葉です。
      律「どうしてよ?」
      み「12月になったらストーブ列車が走るって楽しみが、薄らいじゃうもの。
       わかった。
       この先に、サクラの名所があったでしょ?
       確か、太宰の『津軽』にも出てきた」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405092604663.jpg
      ↑小説『津軽』の像記念館(北津軽郡中泊町)

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2014/04/07 07:22
    • 小「芦野公園ですね。
       『金木駅』の次が『芦野公園駅』です」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405092538cee.jpg
      み「そうそう。
       金木町長の逸話を、太宰が書いてたんだ。
       知ってる?」
      小「知りません」
      み「金木の町長が、東京出張からの帰りに、上野で『芦野公園駅』の切符を注文した」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201404050925403ea.jpg
      ↑芦野公園旧駅舎。開業の昭和5年から昭和51年まで使われました。
      み「しかし、駅員に、そんな駅はないと言われたわけ。
       ま、国鉄の駅じゃないんだから無理ないんだけどね。
       今と違って、検索システムがあるわけじゃないし。
       でも、金木の町長は納得しなかったわけ。
       津軽鉄道の『芦野公園』を知らんかと怒って、駅員に30分も調べさせ……。
       とうとう『芦野公園駅』行きの切符をせしめたそうよ」
      律「後ろに並んでる人は、大迷惑だわ」
      み「町長なんかになる人は、人の迷惑なんて忖度しないのです。
       ま、町長が怒るのも無理ないほど、ここらでは有名なサクラの名所なんだよね」
      小「サクラは、2,200本あると聞きました」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405092601bbe.jpg
      ↑ポスターにもなりました。
      み「ほー。
       そりゃ大したもんだ」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405092603c90.jpg
      ↑ホームには、吉永小百合さんの立ち位置が。同じポーズで記念撮影する方が多いようです。
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2014/04/07 10:18
    • 誰だっけ。
      もうわからなくなってきたよ。
      まあいいか。山田せんせに手を引かれ、導かれる福島さん。
      行き先はどこなのかなあ。地獄だったりして、いや、天国かな。
      「考えるより先に動く」ですか、山田せんせ。
      ま、確かに。いちいち考えてたら勝負になりまへん、柔道でもね。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2014/04/07 10:50
    • 了解しました。
      石炭ストーブ。
      わたしの小学生の頃の、学校の暖房が石炭ストーブでした。
      で、「石炭掛かり」というのがありました。生き物掛かりちゃいまっせ。
      金属製のバケツに石炭を満杯に入れ、石炭置場から教室まで運ぶんですね。重かった。
      「カメラ毎日ジュニア」
      向かって一番左のミニスカの子。男の子かと思っちまったよ、ごめん。
      加越鉄道資料館。
      そんなのあるんや。
      鳥の世界が何で不公平なんだよ、順番順番。いっぺんに二つも三つも運べないだろ。
      「芦野公園駅」
      そんな駅はおまへん。
      国鉄駅員の血涙の叫びですなあ。
      これには国鉄の誇りが掛かっております。
      しかし、ごり押し町長。
      まんまとせしめます「芦野公園駅」行きの切符。
      ほほう、誰かと思ったら、小百合姐さんですかいな。
      2,200本の桜に囲まれる小百合姐さん。
      お綺麗ですなあ。
      ポスターは覚えありまへんが。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2014/04/07 19:53
    •  脳粗鬆症性ですね。
       福島さんは、女教授ではないか。
       石炭掛かり。
       石炭係ではないのか?
       ↓石炭を入れるバケツのようです。
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140407194829bf8.jpg
       なんで、こんな形をしてる必要があるのだ?

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2014/04/07 21:47
    • そんなん覚えとらんよ。
      自作の登場人物すら怪しいのに。
      広辞苑によりますと……。
      掛りでも係りでもいいそうです。さらに懸り・繋りも可。
      石炭バケツ。
      専用のスコップがあるんだよね。
      >なんでこんな形
      それはもちろん、スコップで掬いやすくするためだよ。
      普通のバケツだと、石炭が少なくなったら掬いにくいだろ。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2014/04/08 07:30
    •  “係”だけでしょ。
       石炭スコップ。
       ↓こんなのでしょうか?
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201404080513132d8.gif
       しかし、あのバケツ……。
       校舎の2階や3階まで上げるのは、タイヘンなんじゃないか?
       低学年の教室には、高学年の子が運んだのかな?
       たぶん、両側から2人でツルを持ったんでしょうね。
       今朝方、地震がありました。
       うちのあたりでは、震度2くらいだったようですが……。
       わたしの家は建て付けが悪いので、少し軋みました。
       震度5が来たら、たぶん潰れます。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2014/04/08 09:20
    • 「係」だけ。
      そうかのう。
      石炭スコップ。
      もっと掬う部分が小さかったような……。
      石炭バケツは重い。
      どうだったかなあ。さほど重いという記憶はありません。
      石炭って、そんなに重くないんじゃないの。
      わたしの教室の石炭ストーブは、担任の爺様教師が、いっつもスルメを焼いていました。
      地震。
      こちらでは何も感じませんでした。
      ま、酔って寝ていたからなあ。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2014/04/08 20:36
    •  ま、あのスコップより小さいというのはうなずけます。
       あのスコップは、機関車用ですから。
       石炭の比重は、0.8のようです。
       水より少し軽い程度ですね。
       バケツ一杯になれば、そこそこ重たいんでないの?
       教室でスルメなんか焼かれたら、臭くてしょうがないわな。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2014/04/08 22:36
    • 道理でデカいと思ったよ。
      機関士助手って云ったっけ、あの、石炭投入係り。見ている分には面白いんだけど、やってる方は大変だろうね。大汗まみれになるんじゃないかな、冬場でもね。
      んでも、ちょっとでも手を止めれば機関車が停まってしまう。ご苦労様です。
      ♪きしゃ汽車ポッポ ポッポ
       シュッポ シュッポ シュッポッポ
       ぼくらを乗せてシュッポ シュッポ シュッポッポ
       スピード スピード窓の外
       畑も飛ぶとぶ 家もとぶ
       はしれ 走れ 走れ
       鉄橋だ 鉄橋だ楽しいな
      蒸気機関車、Steam Locomotive。
      蒸気機関は1695年、フランスからイギリスに亡命したドニ・パパンが嚆矢とされます。
      実用的な蒸気機関は、もちろん1769年、イギリスのジェームズ・ワットですね。これがいわゆる「産業革命」のきっかけになったのはご存知の通り。
      ♪きしゃ汽車ポッポ ポッポ
       シュッポ シュッポ シュッポッポ
       汽笛を鳴らしシュッポ シュッポ シュッポッポ
       ゆかいだ愉快だ いい景色
       野原だ林だ ほら山だ
       はしれ 走れ 走れ
       トンネルだトンネルだ うれしいな
      ほほう。
      石炭の比重は0.8。
      ふうむ、この程度ならさほど重くないかもしれん。
      爺様先生。
      スルメどころか、弁当も温めとりました。
      いい時代だったなあ。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2014/04/09 08:00
    •  担任する教室が、自分のお城なんでしょうかね。
       中学校以上だと、担任はあっても、そのクラスにずっといるわけじゃないですからね。
       わたしだったら……。
       ご飯食べるときも子供と一緒なんてのは、ご免ですが。

    • ––––––
      12. ハーレクイン
    • 2014/04/09 09:13
    • 小学校の先生。
      自分が小学生だったときは、そういう感覚は無かったですが、まあ、そうだったんでしょうね。
      わたしも、授業中はなんとなくそんな感覚があります。
      ま、授業中だけですけどね。
      この爺様先生。
      何年か前に、年賀状が返ってこなくなりました。
      おそらく、お亡くなりに……。
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