2013.10.5(土)
『ひ』
妹が、脚を突っ張る。
抱えた腕の中で、細い脚が鮮魚のように暴れた。
しかしそれは、兄の腕を振り解こうとする動きには思えなかった。
妹の内奥に沸き起こるパッションが、四肢を動かしているのだ。
むろん、論理的に理解したわけではない。
なぜかわからないが……。
天からの啓示が、ストンと胸の底に落ちた感じがした。
兄は確信していた。
妹もまた、自分と同じほど興奮しているのだと。
なぜなら……。
妹の股間に触れる指先が、火傷するほどに熱いから。
その温度は、パンツの中で屹立するペニスと同じに思えた。
形は異なるが、2つの性器は、同様に興奮しているのだ。
兄の指先は、スリットを割ろうとする。
妹の背中が持ちあがった。
頬を真っ赤に染めて、妹は小さな吊り橋になっていた。
指先に、熱とともに滑りを感じた。
しかし、小便が漏れているわけでは無いようだ。
このスリットの奥から、小便以外の何かが湧いている。
確かめたかった。
指先を割り拡げる。
『はぁぁぁ』
妹が、真っ赤な顔を歪めた。
小さな鼻の穴が、目一杯広がっている。
苦痛を訴えていないことは、明白だった。
妹は、兄の指を拒絶してはいない。
いや……。
むしろ逆だ。
その指先が動くことを、むしろ求めているのだ。
こんなふうに。
『はぅぅぅ』
反応は、スリットの上端を押さえたとき、いっそう高まった。
指先を束ね、押し付ける。
そのまま、注射痕を揉むように動かした。
『はぁぁ。
はっはっ。
気持ちいぃ……
兄ちゃん……
お兄ちゃん、それが気持ちいぃ』
うわ言に近かった。
スピードを上げる。
指先の描くオーバルが、楕円に引き伸ばされる。
妹が、脚を突っ張る。
抱えた腕の中で、細い脚が鮮魚のように暴れた。
しかしそれは、兄の腕を振り解こうとする動きには思えなかった。
妹の内奥に沸き起こるパッションが、四肢を動かしているのだ。
むろん、論理的に理解したわけではない。
なぜかわからないが……。
天からの啓示が、ストンと胸の底に落ちた感じがした。
兄は確信していた。
妹もまた、自分と同じほど興奮しているのだと。
なぜなら……。
妹の股間に触れる指先が、火傷するほどに熱いから。
その温度は、パンツの中で屹立するペニスと同じに思えた。
形は異なるが、2つの性器は、同様に興奮しているのだ。
兄の指先は、スリットを割ろうとする。
妹の背中が持ちあがった。
頬を真っ赤に染めて、妹は小さな吊り橋になっていた。
指先に、熱とともに滑りを感じた。
しかし、小便が漏れているわけでは無いようだ。
このスリットの奥から、小便以外の何かが湧いている。
確かめたかった。
指先を割り拡げる。
『はぁぁぁ』
妹が、真っ赤な顔を歪めた。
小さな鼻の穴が、目一杯広がっている。
苦痛を訴えていないことは、明白だった。
妹は、兄の指を拒絶してはいない。
いや……。
むしろ逆だ。
その指先が動くことを、むしろ求めているのだ。
こんなふうに。
『はぅぅぅ』
反応は、スリットの上端を押さえたとき、いっそう高まった。
指先を束ね、押し付ける。
そのまま、注射痕を揉むように動かした。
『はぁぁ。
はっはっ。
気持ちいぃ……
兄ちゃん……
お兄ちゃん、それが気持ちいぃ』
うわ言に近かった。
スピードを上げる。
指先の描くオーバルが、楕円に引き伸ばされる。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2013/10/05 07:45
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食「地点によっては、降った雨が、2つの川に流れて行くこともあるからです」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201309281932567ac.jpg
み「そういう場合はどうするんだ?
陣地争いは。
川同士で合戦するのか?
これがホントの『川中島の戦い』」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130928193252b2f.jpg
食「それが言いたかったわけですね」
み「続けてよし」
食「川同士で合戦はしません。
その地点は、2つの川の流域とされるんです」
み「おー、平和的だね。
人間もそうあってほしいものじゃ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201309281932254ef.jpg
食「複数の河川の共有陣地となる地点があるわけですから……。
日本中の流域面積の総和は、日本の面積を上回るんですよ」
み「ほー。
これはおもろいことを聞いた」
食「これは、社会科の先生でも、意外と知らないみたいです」
み「本日から、『流域面積初段』を名乗るが良い」
食「そんなもの、名乗ってどうするんです」
み「黒帯を締めて川を渡れるのじゃ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130929190709bf2.jpg
↑弱々しい!
食「いりませんって。
あ、そんなこと言ってるうちに……。
ほんとに川を渡りますよ。
赤石川橋梁です」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130928193228080.jpg
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2. Mikiko- 2013/10/05 07:46
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食「久しぶりに長い橋梁になります。
長さ165メートル。
追良瀬川橋梁の127メートルよりずっと長いですよ」
み「今まで見た中で一番長い?」
食「いえ。
一番長いのは、能代の米代川橋梁です。
516メートルありましたから、別格です」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201309291909376bb.jpg
み「そんなとこ、渡ったか?」
食「たった2時間前ですよ」
み「何年も経った気がする」
食「バカなこと言ってないで、山側を見てください。
ほら、谷の奥に、綺麗な形の山が見えるでしょ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130929190935816.jpg
み「おー。
何山じゃ?」
食「お相撲さんの四股名にもありますよ」
み「曙?」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201307150757476c3.jpg
食「山じゃないでしょ」
み「武蔵丸?」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130715075807aa9.jpg
食「山じゃありませんって」
み「貴乃花?」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013092919071309f.jpg
食「例える力士名が古いんじゃないですか?」
み「今はぜんぜん見ないから、わからん。
でも、“山”が付く相撲取りって、少なくなったよね」
食「ですかね」
み「これは、女の子の名前に“子”が付かなくなったのと同じ現象か?」
食「ま、これも流行りなんでしょうね」
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2013/10/05 09:34
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歳はいくつなんだろうね。
なんせ妄想の産物だからなあ、幾つに設定しようが自由自在だよね。やはり、若い、というか幼いほうがエロいよね。
年端も行かない少女が、
>「……気持ちいぃ……
兄ちゃん……
お兄ちゃん、それが気持ちいぃ」
だもんなあ。
それにしても、いくのかね。
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4. ハーレクイン- 2013/10/05 09:37
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で、流域を共有する。
で、で、流域面積の総合計は、日本の面積より「広い」……。
ふむ
わたしは逆に考えていたなあ。
降った雨がすぐに伏流水になって、川にはならない。
で、その地点はどの川の流域にも属さない。
で、で、流域面積の総合計は、日本の面積より「狭い」……。
黒帯って……。
茶帯じゃないの。
これ、寒稽古なんだろうか。弱々しいけど、元気そうだよ。
米代川橋梁>赤石川橋梁>追良瀬川橋梁
しかし、こんな長さ比べ、意味あるのか?
おー、ついに出ましたOO山。
津軽人の心の故郷。
「み」さん。
よっぽど気に入ったな、サップにのされた曙。
なんだよ、この貴乃花部屋の画像。
気色悪い。
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5. Mikiko- 2013/10/05 13:32
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わたしは、流域面積という用語自体、意味を把握してなかった。
この度、初めて知った次第です。
書くって、本を読むより、はるかに勉強になるね。
淀川の流域面積が大きいのは……。
まさしく、琵琶湖を含んでるからでした。
淀川そのものの流域面積は、807k㎡。
それに対し、琵琶湖の流域面積は、3,848k㎡。
その他、宇治川、木津川、桂川、猪名川を合わせた淀川水系として……。
↓総流域面積が、8,240k㎡で、全国7位ということになるようです。
http://www.byq.or.jp/kankyo/k_01.html
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6. ハーレクイン- 2013/10/05 14:37
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琵琶湖へ流入する一級河川は119本(二級以下を含めればもっと多いでしょう)。これに対し流出河川は淀川(瀬田川→宇治川→淀川)の一本のみですから、琵琶湖の水は淀川が独り占めなんですね。
もっとも、人工の琵琶湖疏水がありますから、全くの一人占めというわけではありません。琵琶湖疏水の水は京都市の水道や発電などに用いられ、その一部は宇治川に合流して淀川の水になります。
そういえば以前、淡雪さまが琵琶湖疏水について書かれましたね。
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7. ハーレクイン- 2013/10/05 16:46
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吉例、「東北に行こう!」総集編(71)がUPされました。舞台の「リゾートしらかみ」くまげらくんは錦繍の奥州路、五能線を快調に疾走中です。ご紹介しましょう。
まずは「千畳敷」大パーティネタの続きから。
●スタイロ畳はおいくら? 調べたらピンキリだがやはり1万円前後。これを4,000円に買い叩こうという大胆不敵な「み」さん。
●「建築資材なんてそんなものよ。赤本を見なさい赤本を。教学社のじゃないぞ。
●多賀城市内の古畳。美しい光景だなあ。
●多賀城、じゃなくて佐賀城本丸歴史館の畳替え。佐賀城はもちろん佐賀県佐賀市。ちなみに多賀城市は宮城県。
●牢名主が座る畳はスタイロ畳、ではもちろんなくて藁畳。
●日本酒ってアメリカ人の口に合うのかなあ。やはり燗付けするんだろうか。温めて飲む酒って、世界でも珍しいらしいよ(日本語、変)。
●4合瓶の隣にネコ。なんの意味が……。
●>律「ビールに燗付けてどうすんのよ」。珍しく「み」さんクラスのボケをかますセンセ。
●猫が怒るほど臭いマンゴー。それほどでもないと思うぞ、猫くん。
●トラック野郎は菅原文太。クーラーボックス「御意見無用」。
●魚を入れますビールも入れます。御意見無用のクーラーボックス。
●「超音波釣り法で釣りが変わる」「刺餌マジックで大量一直線」。御意見無用の胡散臭さ。
●金持ちほどけち臭いものよ。御意見無用の悪徳商人。
●畳題を客から取るのは無理。だからあ、畳持参で参加、にすればいいんだよ。
●日本の夏、日除け用のゴザ。御用命は杉山製畳まで。
●たしかに、この企画が通ればJRは大儲けだよね。多少の協賛金を出しても罰は当たらんと思うが。
●フトモモ議員森ゆうこは、日本のジャンヌ・ダルクらしいぞ。
●職員にチケットを買わせる。政治家のパー券と同じ手口だな。
●気合で券は売れませんよ(『センセイのリュック』第四場第一景;右嶋茜)
はい、ということで千畳敷ネタは幕。お次は一転、格調高く樹木ネタ。
●「彼は一体何者なんだ?」「『歌手の』小金沢昇司」です。
●北金ヶ沢名物は椿、じゃなくてイチョウの大樹。幹回り22メートル、樹高31メートル。樹齢1,000年。正真正銘、日本一の大イチョウ。人呼んで「垂乳根のイチョウ」。国の天然記念物(全てホント)。
●色っぽいぞ、小野小町像。中国の西施といい勝負だな。時代は全く違うが。
●ミスタッチ発見。「蒲生の大楠」画像から、上へ3行目。図る→測る。
●でかちち画像。これはパン……じゃないかな。
●垂乳根のイチョウは、残念ながら雄。あれま。紛らわしいじゃねえか。
●北金ヶ沢の名木第二弾「関の甕杉」。同じく樹齢1,000年。ほんまかいな。幹回りは8.2メートル、樹高30メートル。なんか、数字を打ち込むの飽きて来たなあ。
●バウムクーヘンの作り方、知っとるケ?
●『オーメン』のダミアンくん。知っとるケ?
●「ネコとカブトムシ」動画の脇におもろいのがあったんだけど、削除されたみたいだな。
●甕杉vs.曙は甕杉の勝ち。
●垂乳根イチョウvs.新潟のバスはイチョウの勝ち。
●奈美悦子サンの亀キャンペーン。何だろう。タスキには「O川応援団」とあるようだが、始めの一字が読み取れぬ。
●何の違いが分かるのかなー、そりゃあコーヒー、じゃなくて「甕と壺」。
●鎌倉の大仏の樹高、じゃなくて座高は11.39メートル。イチョウや杉とは勝負にもならんな。
●焚き付けにはならない石碑。
●北金ヶ沢の名木第三弾。「“北限のタブ”関のタブノキ」。残念ながら自生ではなく植栽。
●しかしよく青森でタブが根付いたね。シイ・カシ・クス・タブは照葉樹林帯の代表種だからね。夏緑樹林帯の青森では通常、とてもとても……(このあたり覚えろよ、受験生諸君)。
●小金沢、じゃなくて小金井のキンモクセイ。まるで化け物だな。
●「千鳥式」ホームは「対向式」の変形。その心は「タブ交換」。
はい、ということでくまげらくん「北金ヶ沢駅」通過しまーす。タブ交換見たかったのになあ、あ、JRではもうやってないのか。
それはともかく、今日は現実世界の10月5日、もうすぐですなあ。何がってあれ、あれ、あれでんがな。
♪いつのことだか~思い出してごらん~。
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8. Mikiko- 2013/10/05 19:18
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京都市は現在も、疏水を通して年間2億トンの琵琶湖の水を得ており……。
京都市からは、年間2億2千万円が滋賀県へ支払われてるそうです。
琵琶湖の水、トンあたり、1.1円ですね。
『東北』、毎度の番宣ありがとうございます。
温めて飲む酒。
ホットワインとか、ホットウィスキーも、あるではないか。
わたしのおすすめは、ホット泡盛。
強烈な匂いが部屋中に充満し……。
下戸の人は、嗅いだだけで倒れると思います。
↓1988年8月24日、天北線『敏音知(ぴんねしり)駅』でのタブレット交換。
http://www.youtube.com/watch?v=NeDmVSwgAiA
カメラを持ってちょろちょろする鉄が邪魔ですが。
タブ交換の動画は、たくさんアップされてます。
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9. ハーレクイン- 2013/10/05 20:14
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へえ。
知らなかった、タダだと思っていた。
タブ交換動画、見ました。
しかし、鉄道の閉塞方式。実に多様ですが「鉄」のはしくれとしては腰を据えて勉強せんといかんなあ。驫木駅の一件もあるしなあ。
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10. Mikiko- 2013/10/06 08:10
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これは、法的な根拠の基に支払われてるお金ではないそうです。
名目も、『疏水感謝金』。
金額は、10年ごとに、滋賀県と京都市が相談して決めるのだとか。
滋賀県では、このお金を、琵琶湖の水源地である山の保全に使ってるそうです。
閉塞の件は、お任せします。
いつか、解説してください。
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11. ハーレクイン- 2013/10/06 09:57
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どうも納得できないんだよね。
疎水工事自体は全部京都市がやった、滋賀県は1円も出していないと思うんだけどね。それで何億も金を取るというのはねー、どうもね。ま、もちろん、疏水を作った分、琵琶湖の水は減るんだけど……。
だいたいが、大阪府は滋賀県に金なんか払ってないんだろ。ま、こっちは、いわば「勝手に流れてくる淀川の水」を、有難く使わせてもらってるだけなんだけどね。
ま、水代は「琵琶湖の水源地である山の保全に使ってる」そうですから、納得しておくか。
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12. Mikiko- 2013/10/06 12:31
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疏水の水は、京都市を通り過ぎて、流れ去って行くわけですね。
琵琶湖疏水には、関西電力の3つの水力発電所があるそうです。
関西電力は、金払ってないのかね?
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13. ハーレクイン- 2013/10/06 18:54
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「流れ去っていく疏水の水」
ま、そうですが、京都市民の腹の中に入る水も結構あるのでは。
流れ去った水は大阪のものですね。
「関西電力は、金払っているか」問題。
うーん、でやろ。
たいした発電量でもないのに、水代を払ってたら合わないのでは。
それに、今はそれどころではないやろし、踏み倒してたりして、水代。