Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1226
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「オリンピックで、『なでしこ』が『銀』を取った今日……。
 もし、美弥子さんが理事会室に現れなかったら、どうなるのか?
 それは、わたしにもわからない。
 たぶん、誰にも。
 でも、それを試すのは、あまりにも怖い。
 あの日、確かに美弥子さんは、鏡の向うから来たのよ。
 そして……。
 ま、あれから起こった出来事については、また別の日に話してあげる。
 今日はもう、時間が無いから。
 さ、いい子にして行ってきてね。
 あの日を完結させるために。
 さもないと、あの日の4人は……。
 永遠に、あの理事会室に閉じこめられてしまう。
 もちろん、根拠なんて無いけど。
 だけど、そんな気がするの。

 さて、おしゃべりが過ぎたわ。
 大丈夫。
 準備は、すべて出来てる。
 美弥子さんが眠ってる間にね。
 寒くない?
 陽が射してきてるから、平気よね。
 裸でも。
 ふふ。
 起こさないように脱がすの、大変だったんだから。
 でも、ほんとに綺麗なおっぱい。
 白いテーブルと、裸の上半身。
 まさしく、この写真とおんなじ。
 それから……。
 これ」

 美里は、椅子の上で身を捻り、背もたれの後ろを指さした。
 そこには、縦長の大きな鏡が据えてあった。

「リビングから持ってきたのよ。
 大きさといい、形といい、あの理事会室にあった姿見と、瓜二つ。
 見た瞬間、ぜったいこれだと思った。
 美弥子さんは、この鏡を通って、向こうの鏡から出たのよ。
 そう、きっともうすぐ……。
 この鏡には、薄暗い理事会室が映るわ。
 どう?
 気分出て来た?
 まだ行く気にならない?
 ふふ。
 やっぱりこれが必要ね」

 そう言って美里は、自分のお腹の下を覗きこんだ。
 テーブルに隠れて見えないが、美里の太腿には、何かが載ってるようだ。

「わかるでしょ?
 これは、寝室にあった。
 探すまでも無かった。
 ベッドの上に投げ出してあったんだから。
 ふふ。
 夕べも使ったんじゃない?」
由美と美弥子 1225目次由美と美弥子 1227





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2013/05/03 08:00
    • 老「あれは確か、1795年のことじゃった。
       寛政7年、11代家斉公の御代じゃな」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130428112441d68.jpg
      老「この家斉公……。
       オットセイ将軍と呼ばれてたのを知っておるか?」
      み「なんじゃそりゃ?」
      老「オットセイのペニスの粉末を、毎日飲んでおったそうじゃ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201304281124183ab.jpg
      ↑オットセイ最強伝説は、今も健在です。
      み「どしえー」
      老「側室が40人」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130428112417eed.jpg
      老「作った子供の数は、55人」
      み「“夜の暴れん坊将軍”?」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130428112419c0d.jpg
      老「ははは。
       上手い上手い」
      み「腎虚にならなかったのかね?」
      老「大丈夫じゃったようだの。
       将軍在位は、歴代最長の50年」
      み「恐るべきやつ」
      老「老中の松平定信から……」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130428112418ccc.jpg
      ↑寛政の改革でお馴染みの堅物です。
      老「“回数が多過ぎては体に良くない”と注意されたそうじゃ」
      み「わはは」

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2013/05/03 08:01
    • 老「で、このオットセイの御代の、1795年」
      み「よく覚えてるね」
      老「長谷川平蔵の死んだ年じゃ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130428112441246.jpg
      み「げ。
       鬼平」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201304281124181b1.jpg
      み「いくつで死んだの?」
      老「50じゃな」
      み「若いじゃない」
      老「あの頃としては、普通じゃよ。
       この年には、もうひとつ印象深い出来事があった」
      み「なんじゃい」
      老「東洲斎写楽じゃよ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130428112418d13.jpg
      老「前年の5月に突然現れ、10ヶ月後の1795年3月……。
       忽然と姿を消した」
      み「おー。
       浮世絵界最大の謎」
      老「あの写楽……。
       実は、わしなんじゃ」
      http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201102182021483fa.jpg
      み「にゃにー!」
      老「うそぴょーん」
      み「……。
       このジジイ」
      老「さて、話を続けるぞ。
       ここ、夏泊半島の椿山には、椿神社と云う古いお社があっての」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130428112441677.jpg
      み「そのころから古かったわけ?」
      老「わしが訪ねたときでさえ、600年の歴史があるということじゃった」
      み「1795-600=……。
       1195!
       ひょえー。
       鎌倉幕府が出来たころ?」
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2013/05/03 08:44
    • >あれから起こった出来事については、また別の日に話してあげる。
      なんだよ、おあずけかよ。
      って、ちょっと待ってくれ。美弥ちゃんが今から素直に理事会室に行けば実体験するわけだから、何もミサちゃんから聞くまでもなかろう、と思うがどうなのだろう。
      それに、もし行ってれば……。
      まあいい、これはそういう話なのだろう。
      で、ミサちゃんが美弥ちゃんに持たせる「手土産」は、“あれ”かい!
      それにしても……どこへ行く『由美美弥』&『放課後』。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2013/05/03 08:54
    • オットセイ将軍、第11代家斉公と、老中、松平の定信ちゃんとの間には、この手の大奥がらみの確執が多々あったそうな。
      それにしても側室40人は凄まじいな。ちゃんと顔と名前を憶えられたんだろうか、家斉くん(教師の基本だぞ、あれ?)。
      ほんの一度きり、なんて側室も多くいたのでは。
      あ、いやいや、子供が出来ての側室。一度きり、一夜かぎりの相手なんて40人どころではなかったのでは。となると一晩に二人三人、いやいや同時に二人とか、やりたい放題し放題だったのでは。
      そのくらいやってこその「オットセイ」の称号だろう。
      堅物(ちんちんのことではない)、定信ちゃんがイラつくのも無理はない、というわけだな。
      お、無いないと言ってたがあったじゃねえか「帯解きこま回し」画像。さすが一級プロ検索師Mikiko!
      げ。
      長谷川平蔵って実在の人物だったのか!
      いやあ、今の今まで池波正太郎の創作人物だと思っていたよ。長生きはするものだなあ(生き恥を曝す、ともいう)。
      おいおいマスミン。
      「うそぴょーん」って……、またキャラが変わったか。「み」さんの影響でそのうち人格崩壊しまっせ。早々に江戸に戻られた方がよろしかろうと存ずる。
      うっそぴょぉーん。
      これを最初にギャグとして使ったのは堺正章らしいが、小倉優子なんかもよく使ったらしいが、今は死語らしいぞ。
      あ、死人が使うんだからいいのか。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2013/05/03 12:52
    •  美弥子が記憶していないことを、美里は知っていた。
       さらに言うと……。
       理事会室に現れたのが美弥子であることを、美弥子と再会するまで美里は認識していなかった。
       考えられる理由はひとつ。
       鏡から現れた美弥子は、『ロシアの娼婦』に変身してたということです。
       「帯解きこま回し」画像は、↓のページから拝借。
      http://blog.livedoor.jp/sedative/archives/51183908.html
       検索キーワードは、「あーれー」でした。
       長谷川平蔵が実在の人物と知らなかったとは……。
       驚きですなー。
       水戸黄門も、遠山の金さんも、大岡越前も、実在してたではないか。
       先回の「謎解き! 江戸のススメ」は、武士の出世がテーマでした。
       長谷川平蔵が、町奉行にはなれなかったわけが、解説されてました。
       BSを見てると、どんどん知識が増えて楽しいですよ。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2013/05/03 15:02
    • ここでこやつを出す意味はともかく(いったい、いつ以来だあ)、いいのか、自らネタばらしをして
      >帯解きこま回しのキーワードは「あーれー」
      ふうむ。
      ということは、たいがいの女性はあれをやられると「あーれー」とお叫びになられる、と。
      日本の常識なんだなあ、いや、これはもう一つの日本文化か「帯解きこま回し」。世界に発信せなならんなあ。
      せや、来日された外国人女性にはこれを体験していただく、という企画はどや。で、「あーれー」と叫ぶのが作法だ、とレクチャーするわけだな。ウケると思うぞ.
      黄門様や金さんに比べると、「鬼平」の知名度は少し落ちるんでないかい。
      長谷川平蔵は、かなりアクの強い人物だったようで、定信ちゃんなんかには嫌われていたとか。で、鬼平くん、町奉行になれなかったと、Wikiにはありました。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2013/05/03 19:40
    •  それ以前に、出世の階段の上り方において、踏み違えてしまってたことにあるようです。
       なお、長谷川平蔵の役宅には、後に遠山金四郎も住んでます。
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130503193934008.jpg

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2013/05/03 20:32
    • 鬼平と金さんの屋敷跡の所在地、墨田区になってるな。新宿区だと思ってたが、勘違いか。
      金さんがこの屋敷に住み始めたのは親父さんの代から。
      親父さん、遠山景晋(かげくに)は、長崎奉行や江戸勘定奉行を務めた切れ者だが、若き日の金さんの家出や放蕩ぶりには苦労させられた。金さんがめでたく町奉行に就任した後は、悠々自適の老後を送ったらしい。
      しかし鬼平くんの「階段の踏み違え」って何だろうね。これは調べてみんとなあ。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2013/05/03 22:25
    •  宿場町だったんだから、役宅が置かれるには遠すぎるんでないの?
       踏み違えたのは、鬼平のせいじゃありませんでした。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2013/05/03 23:48
    • 江戸から離れた新宿なんぞに役宅があるわけがない。何を勘違いしてたんだろ。
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