2013.4.24(水)
いまさら気づいて、顔の前からカメラを外した。
鏡が、理事会室を映してないのは明らかだった。
鏡面を渡るさざ波が、次第に間遠になっていく。
矩形の端に見える青は、紛れもなく空だった。
手前には、白いテーブル。
そして、テーブルの向こうには……。
テーブルとは異質の白。
柔らかい乳白色。
そう。
人の上半身。
明らかに女性だった。
なぜなら、衣類を身に着けてなかったから。
2つの乳房が、焦点を結んでた。
でも、顔は見えない。
鏡面は、女性の首までで切れてた。
「ミサ!
フラッシュちょうだい!
早く!」
わたしは、慌ててカメラを構えた。
シャッターを切る。
もちろん、画角に鏡は収めてある。
「熱い……。
背中が熱い。
光の精液を浴びたみたい。
そう。
わたしのブラウスの背中には……。
べっとりと精液が貼りついてる。
ブラウスの裾から垂れた精液が……。
お尻を伝う。
ぬめぬめと光りながら、尻の割れ目に潜りこみ……。
肛門を濡らす。
そして、会陰を回りこんで、おまんこに入るの。
あぁ。
ほら、クリを弄るわたしの指にまで、這いあがってきた。
あぅぅ。
この格好で、街の中に出たい。
精液を、尻たぶからツララのようにぶら下げて、人混みを歩くの。
わたしを見た男は、ことごとくちんぽを出すわ。
もちろん、わたしに向かって擦りたてる。
怒張した亀頭が、わたしを取り囲む。
射出口が、鈴穴みたいに膨らみ……。
男たちは、一斉に暴発する。
白濁した精液が、鞭のようにわたしを叩く。
もちろん、顔面にも。
栗の花の礫を浴びたみたい。
わたしは、肺の奥まで匂いを吸いこむ。
それでも、精液の祝福は止まない。
仰向いた顔に、ブーケのように降り注ぐ。
全身を包みながら……。
精液は精液に重なり、厚みを増しながら流れ下る。
わたしは、1本の鑞涙となり……。
その場に溶け崩れていく。
あぁ……。
イク。
イ、イクから……。
撮って。
イク瞬間を……。
撮って」
鏡が、理事会室を映してないのは明らかだった。
鏡面を渡るさざ波が、次第に間遠になっていく。
矩形の端に見える青は、紛れもなく空だった。
手前には、白いテーブル。
そして、テーブルの向こうには……。
テーブルとは異質の白。
柔らかい乳白色。
そう。
人の上半身。
明らかに女性だった。
なぜなら、衣類を身に着けてなかったから。
2つの乳房が、焦点を結んでた。
でも、顔は見えない。
鏡面は、女性の首までで切れてた。
「ミサ!
フラッシュちょうだい!
早く!」
わたしは、慌ててカメラを構えた。
シャッターを切る。
もちろん、画角に鏡は収めてある。
「熱い……。
背中が熱い。
光の精液を浴びたみたい。
そう。
わたしのブラウスの背中には……。
べっとりと精液が貼りついてる。
ブラウスの裾から垂れた精液が……。
お尻を伝う。
ぬめぬめと光りながら、尻の割れ目に潜りこみ……。
肛門を濡らす。
そして、会陰を回りこんで、おまんこに入るの。
あぁ。
ほら、クリを弄るわたしの指にまで、這いあがってきた。
あぅぅ。
この格好で、街の中に出たい。
精液を、尻たぶからツララのようにぶら下げて、人混みを歩くの。
わたしを見た男は、ことごとくちんぽを出すわ。
もちろん、わたしに向かって擦りたてる。
怒張した亀頭が、わたしを取り囲む。
射出口が、鈴穴みたいに膨らみ……。
男たちは、一斉に暴発する。
白濁した精液が、鞭のようにわたしを叩く。
もちろん、顔面にも。
栗の花の礫を浴びたみたい。
わたしは、肺の奥まで匂いを吸いこむ。
それでも、精液の祝福は止まない。
仰向いた顔に、ブーケのように降り注ぐ。
全身を包みながら……。
精液は精液に重なり、厚みを増しながら流れ下る。
わたしは、1本の鑞涙となり……。
その場に溶け崩れていく。
あぁ……。
イク。
イ、イクから……。
撮って。
イク瞬間を……。
撮って」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2013/04/24 07:25
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み「美弥子と、フェリーで豊後水道を渡ったとき……。
本物の椿を海に投げたのじゃ」
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100410201417bee.jpg
律「あ、美弥ちゃんから聞いたわよ。
牧野植物園で、折って来たんだって?」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013042018511047f.jpg
み「花盗人は、犯罪にはならんのだ」
律「立派な犯罪者よ」
み「それでは!
『豊後水道』、一節唸らせてもらいます」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130420185112285.jpg
律「浪花節じゃないんだから」
み「♪こぼれ~散る」
律「カーン」
http://blog-imgs-35.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120109194028885.jpg
み「鐘を鳴らすな!」
律「不合格。
とっととお帰りください」
み「せめて、椿のところまで歌わせて」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130421111044850.jpg
律「椿のくだりは、サビじゃないの。
そんなとこまで歌うつもり?
図々しいにもほどがあるわ」
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2. Mikiko- 2013/04/24 07:25
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み「じゃ、いきなりサビを……。
♪こぼれ散る紅椿~」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201304211110448d6.jpg
律「列車が脱線するから止めて」
み「するかい!
腹の立つ女じゃ」
↓代わりに、プロの歌声をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=MVCBnkscp2Y
【豊後水道】作詞:阿久悠/作曲:三木たかし/歌:川中美幸
み「それじゃ、改めまして……」
食「歌といえば……。
菅江真澄が、この椿山を和歌に詠んでますよ」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201102182021483fa.jpg
み「また出たか、マスミン。
こんなところまで来てたのか。
どんな歌?」
?「ふぉふぉふぉ。
教えてつかわそう」
http://blog-imgs-35.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201201221047233ef.jpg
み「なんじゃ。
急に口調を変えおって。
あ、その三日月目!
食い鉄のくせに、物事を知りすぎてると思ったら……。
やっぱり、マスミンが憑依しておったか。
おのれ!
怨霊退散」
老「怨霊じゃないから、退散しないもーん」
み「甘えるな!
何しに出てきた?」
老「自分の歌は、やはり地声で詠いたいものじゃでな」
み「わたしの歌は遮ったくせに」
老「聞くに耐えんかったでな。
耳の穢れじゃ」
み「やかましい」
老「いいから、わしの歌を聞きんしゃい。
聞かずば、列車ごと冥界に連れて行くぞ」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130421111044f77.jpg
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2013/04/24 08:28
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青い空。
白いテーブル。
裸の女王様……。
ともみさんでしかありえない……のだが……。
14年待ったあけみセンセ。
待ちきれないだろうなあ。
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4. ハーレクイン- 2013/04/24 08:55
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美弥ちゃんと渡った豊後水道、高知・大分の旅。
懐かしいなあ。あれはもう、いつのことだろう。
あの鐘を鳴らすのは律子。
チューブラーベルっていうんだろ。
おーや、お久しぶりマスミン。
といっても昨夜の今日なのだが。
>いいから、わしの歌を聞きんしゃい
助しゃんも聞きんしゃい。
「み」しゃんも聞きんしゃい。
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5. Mikiko- 2013/04/24 19:24
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豊後水道を渡る旅が始まったのは……。
『由美美弥』、401回(https://mikikosroom.com/archives/2671751.html)のこと。
日付は、2010年3月5日。
もう、3年以上前のことです。
チューブラーベル。
そんな名前でしたかのぅ。
これも確か、調べて書いた記憶が……。
ありました。
『由美美弥』、889回(https://mikikosroom.com/archives/2672332.html)。
月日は、風のように過ぎ去り……。
記憶は、霞のごとく消えゆく。
ま、これが人生です。
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6. ハーレクイン- 2013/04/25 05:54
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いつの間にか寝てしまいました。健康的だなあ。
401回といいますと、わたしがまだMikiko's Roomと出会う前。
そうか、豊後水道は“後追い”で渡ったのか。
懐かしいなあ。美弥ちゃんはどうしてるのかなあ。
考えてみたら、『放課後』は美弥ちゃんが聞き手、という設定なんだよね。
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7. Mikiko- 2013/04/25 07:26
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てっきり、霊安室かと思いました。
ま、身体が病院生活に馴染んできたってことじゃないですか。
『大分へ行こう!』。
終了は、『由美美弥』、527回(https://mikikosroom.com/archives/2671889.html)。
2010年8月28日のことです。
このわずか1ヶ月後の、10月8日。
『由美美弥』、556回(https://mikikosroom.com/archives/2671920.html)から……。
『東北に行こう!』が始まってるんですね。
ほんとに、いつまで続くんでしょう。
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8. ハーレクイン- 2013/04/25 17:13
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ひとを殺してんじゃねえよ。
『死んでたまるか』は団鬼六(だよな)。
わたしがMikiko's Roomに始めてお邪魔したのは2010年9月11日、『由美と美弥子』537回のこと。Mikikoさんのコメはダニ対策を書いておられました。
この19回後に『東北』は始まり、わたしのコメ歴は常に『東北』とともにありました。
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9. Mikiko- 2013/04/25 19:32
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てことは、まだ乾癬に悩んでたころですね。
布団用の掃除機まで買ったものでしたが……。
布団を掃除機がけするのは、あまりにもめんどくさく、数回で挫折してしまいました。
その掃除機は現在、部屋の隅で埃をかぶってます。
その乾癬ですが、今では、綺麗さっぱり消えてます。
乾癬の原因がダニで無かったことだけは確かですね。
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10. ハーレクイン- 2013/04/25 20:28
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たしか充電式だったよね。
で、重いんで、「バーベル代わりになる」って、負け惜しみ言ってなかったっけ?
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11. Mikiko- 2013/04/26 07:43
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腕がだるくなりました。
こんなこと続けるくらいなら……。
ダニと同衾したほうがいいと思い、止めてしまいましたね。