2013.1.26(土)
「ほんとに知らないの」
「うかつな女ね。
あなたは、名前も知らない女の前でヨガるわけ?
とんでもない変態だわ。
そうそう。
変態はもう一人いたんだった」
あけみ先生は、バイブを置き去りにしたまま起ちあがった。
「あぁ。
動かして。
これ、動かして」
「はしたない女ね。
おあずけよ」
投げつけるように言い捨て、あけみ先生は理事長に背を向けた。
向かった先は、川上先生だった。
「さっきから、バカに静かね。
どういうつもり?」
あけみ先生は、川上先生の顔を覗きこんだ。
川上先生は、眉根に皺を寄せ、顔を歪めた。
「ははぁ。
理事長のヤラシイ顔見てて、気分出しちゃったのね。
あなたも弄ってほしいの?」
川上先生は、目を伏せたまま顔を横振った。
「ウソおっしゃい。
こーんなに乳首、起ててるくせに。
美里、こっち来てごらん。
ほら見て、この乳首。
起ってるわよね?」
川上先生の平常時の乳首なんて、もちろん見たことないから……。
今の乳首が、普段と違ってるかどうかはわからない。
でも、これが通常の状態だったら、ブラに擦れたりして大変なんじゃないか……。
そう思わせるほど、乳首は突き出て見えた。
「恥ずかしくありません?
生徒の前で、乳首なんか起てて。
それでも教育者なの?」
「た、起ててません」
「まーだ、そんなこと言うのかしら。
とんでもない嘘つき女だわ。
こんなになってるくせに。
弄ってほしいんでしょ?」
川上先生は、連獅子のように髪を打ち振った。
「ちょっとだけ触ってあげる」
「うかつな女ね。
あなたは、名前も知らない女の前でヨガるわけ?
とんでもない変態だわ。
そうそう。
変態はもう一人いたんだった」
あけみ先生は、バイブを置き去りにしたまま起ちあがった。
「あぁ。
動かして。
これ、動かして」
「はしたない女ね。
おあずけよ」
投げつけるように言い捨て、あけみ先生は理事長に背を向けた。
向かった先は、川上先生だった。
「さっきから、バカに静かね。
どういうつもり?」
あけみ先生は、川上先生の顔を覗きこんだ。
川上先生は、眉根に皺を寄せ、顔を歪めた。
「ははぁ。
理事長のヤラシイ顔見てて、気分出しちゃったのね。
あなたも弄ってほしいの?」
川上先生は、目を伏せたまま顔を横振った。
「ウソおっしゃい。
こーんなに乳首、起ててるくせに。
美里、こっち来てごらん。
ほら見て、この乳首。
起ってるわよね?」
川上先生の平常時の乳首なんて、もちろん見たことないから……。
今の乳首が、普段と違ってるかどうかはわからない。
でも、これが通常の状態だったら、ブラに擦れたりして大変なんじゃないか……。
そう思わせるほど、乳首は突き出て見えた。
「恥ずかしくありません?
生徒の前で、乳首なんか起てて。
それでも教育者なの?」
「た、起ててません」
「まーだ、そんなこと言うのかしら。
とんでもない嘘つき女だわ。
こんなになってるくせに。
弄ってほしいんでしょ?」
川上先生は、連獅子のように髪を打ち振った。
「ちょっとだけ触ってあげる」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2013/01/26 07:31
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み「つまり、太平洋側では、『海=地の果て』だったわけ。
その点、日本海は、よその国までも繋がる交通路だった」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130123093525a88.jpg
み「古代出雲を始め……。
日本海側が、まさに“表日本”として栄えてたんだよ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130123093524700.jpg
↑古代出雲大社の想像図
律「へー」
食「あの。
話題が、あまりにも遼遠になってますけど。
そろそろ、『余部鉄橋』、進めていいですか?」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130123094318f68.jpg
↑古代出雲大社に似てませんか?
み「おぅ、そうじゃった。
進めたまえ。
そもそも、いつごろ出来た橋なんだ?」
食「1912年、明治45年ですね」
み「てことは、ほぼ100年?」
食「運用期間、98年でした」
み「惜しい。
もう2年、待てなかったものかね?」
食「98年間も保ったこと自体、奇跡に近いんじゃないですか。
日本海が真ん前にあるんですよ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130123093525af8.jpg
食「冬場、鉄橋には、容赦なく潮風が吹き付けます」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130123093523463.jpg
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2. Mikiko- 2013/01/26 07:33
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み「そうか。
鉄は錆びるんだよね」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013012309360093d.jpg
↑余部鉄橋の橋梁です。
食「何か秘密があるの?」
み「秘密なんかありません。
保守、保守、また保守です。
人間が手をかけ続けて、そこまで保たせたんです。
保守を怠ってたら、いったい何年保ったか。
なにしろ、完成からたった3年で、塗装を直さなきゃならなかったくらいなんですよ。
5年目からは、腐食した部品の交換が始まりました」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013012309360039f.jpg
食「その5年目からは、橋守(はしもり)が置かれたんです」
み「橋守って……。
また、古典的な呼び名だね。
『余部鉄橋』専属なわけ?」
食「そうです。
橋の下の作業小屋に詰めて、保守作業にあたったんです」
み「そういう人たちのお陰で……。
海っぱたの鉄橋が、98年も保ったわけか。
それだけ、大事な橋だったんだね」
食「この『余部鉄橋』が出来るまでは……。
舞鶴から境までは、鉄道連絡船が繋いでたんです」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201301230935247f7.jpg
【阪鶴丸】舞鶴・夕方4時発 → 境・午前8時着
【第二阪鶴丸】境・昼2時半発 → 舞鶴・午前8時着
↑上りと下りで、1時間半も違います。対馬海流を考えれば、もっと違うってことじゃないのか? なぜじゃ?
食「京都を出て、出雲に着くまで、24時間19分もかかってました。
それが、『余部鉄橋』のおかげで、12時間49分に短縮されたんです」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201301230935599e9.jpg
み「丸一昼夜が、半日になったってわけか」
食「そうです」
み「でも、いくら保守をしても……。
100年の記念日を迎えさせられないほど……。
老朽化が進んだってこと?」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130123093559600.jpg
続きは、次回。
P.S.本日は、終日出勤となります。『マッチロック・ショー』の投稿、およびコメレスは、夜にさせていただきます。
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3. ハーレクイン- 2013/01/26 12:11
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>川上先生は……顔を横振った
>川上先生は……髪を打ち振った
おーや、川上先生の首は相変わらず横にしか振れないのか。じゃ、お仕置きだなあ。
と思ったら、
>ちょっとだけ触ってあげる
おーや。
優しいなあ、あけみセンセ。
そんなわけ、ないか。
それにしても「連獅子」。
これを最初にやったのは誰だったかなあ。さすがに忘れてしまった。
由美ちゃん、美弥ちゃん、女教師、ミサちゃん。
このあたりの誰かだと思うんだけど……。
さらにそれにしても、勃起した乳首。
ブラに擦れるのか。
ふむ。
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4. ハーレクイン- 2013/01/26 12:15
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古代出雲大社
これ、高いんだよなあ。
いや、高価、ということではなくてね(金で買えるかい!)高さだよ高さ。
100メートル?
いや、何ぼなんでもそないに高こうはない。50メートル位だったかなあ。それにしてもすごい高さだよ。
で、その高さに至る階段。これだよ。これ、見た目もすごいけど、実際に登るのがどれほど大変だったか。
登ること自体、一つの儀式だったりして。
余部鉄橋∽古代出雲大社
うーん、どうかな。
出雲大社の特徴は、ちょい前↑に書いたけど、階段だと思うけどね。
余部鉄橋(正式名称は余部橋梁)の高さは41.5メートル。確かに高さではいい勝負なんだけどね。
>食「冬場、鉄橋には、容赦なく潮風が吹き付けます」
夏場にも吹き付けると思うぞ、「食」くん。
鉄は錆びる。
うかつにも、考えてなかった。確かにその通りだ。
>保守、保守、また保守です。
人間が手をかけ続けて、そこまで保たせたんです
血を吐くような国鉄マンの叫びだなあ(しかしこれ、「食」くんのセリフだと思うが)。
橋守!!!
はあー、すげえ。
江戸期の大きな橋の袂には「橋番」がいたらしいが、緊張感が違うかなあ。
>食「この『余部鉄橋』が出来るまでは……。
舞鶴から境までは、鉄道連絡船が繋いでたんです」
えええええー。
これもぜんぜん知らなんだ。
「阪鶴丸」かあ。はんかくまる、でいいのかね。
下り?16時間、上り17時間と30分。確かに1時間半の差だが、こんなもんじゃないの?
それにしても、同じ新聞に載ってる「関釜連絡船」が、時代を思わせるよね。
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5. Mikiko- 2013/01/26 19:57
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カップが合ってないんでしょうね。
古代出雲大社。
32丈あったそうです。
96メートルになりますね。
ほんまかいな。
> 夏場にも吹き付けると思うぞ、「食」くん。
わかっとらんのぅ。
夏場は、南風です。
日本海側の夏は……。
風は、山から海に向かって吹くのです。
この風が、日本海側にフェーン現象を起こすんですね。
> 血を吐くような国鉄マンの叫びだなあ(しかしこれ、「食」くんのセリフだと思うが)。
またセリフ間違いでした。
『紙上旅行倶楽部』では直させていただきます。
「阪鶴丸」の謎。
何が「こんなもん」なんだ?
対馬海流に逆らう下りの方が、1時間半も早く着くんですよ。
しかも、遅い方の上りに使われるのが、「第二阪鶴丸」。
当然、下りの「阪鶴丸」より、後に造られたはず。
後からの方が、性能はいいでしょうに。
大いなる謎ではないか。
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6. ハーレクイン- 2013/01/26 20:26
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>擦れるとしたらカップが合ってない。
ブラはきちんと採寸してもらって購入しましょう。
古代出雲大社。
高さ32丈、96メートル。
ありゃ、100メートルの方が正解か。
もはや「雲の上」だな。高天原に届いてたりして。
て言うか、そういう思いで造ったのかなあ。
なんか、バビロンの塔みたいにも思える。
すごい迫力だったろうね。こんなの見せられたら、神に逆らおうなんて気は到底起きなかったろうね。
>日本海側の夏は……。
風は、山から海に向かって吹く
いや、それにしたって、たまには吹くだろ、北風。
しかも、あんだけ海に近いんだから、波しぶきがかかったりとかさあ。
>対馬海流に「逆らう」下りの方が、1時間半も早く着く
あ、しもた。
これは全くのうっかりミス。言い訳は致しません。