2013.1.11(金)
「途中から、もうどうなってもいい気がして……。
ワンピも脱いだ。
素っ裸。
ガニ股で、声まで出してお尻振ってると……。
あっという間にイっちゃった。
遠くに見える水銀灯の明かりが、人魂みたいに揺れてた。
わたしの記憶に残る、青春の1シーンね。
あー、思い出してきた」
先生は、その場にしゃがみこんだ。
和式便器を使う姿勢から、さらに両膝を開いた。
「見て」
先生は、股間を覆ってた手の平を、肌を滑らせながら引きあげた。
陰唇が、しゃぶしゃぶ肉みたいに湯気を立ててた。
剥き出しのクリトリスが、一つ目小僧のようにわたしを睨んでる。
「どう?
可愛い子が見えてる?
どんな憎たらしい女でも……。
クリだけ見てると、不思議と愛しさが湧いてくるものよ。
でも、今この子を苛めたら、あっという間にイッちゃいそう。
がまんがまん」
先生は、包皮を引き上げてた手の平を外した。
クリトリスは、柔らかい皮の帽子を被った。
写真でしか見たことないけど……。
なぜだか、雪の中に咲くザゼンソウを思い出した。
「でも、理事長のが十分湿ってないと、痛いかも知れないわね。
だから……。
わたしのお汁でヌメヌメさせてあげましょうね」
先生は、バイブを逆手に持った。
時代劇の女性が、自害する所作にも見えた。
切っ先が、陰唇をなぞる。
陰唇の襞が、茹で肉のように震える。
「はぅ」
紅色の刃が、あらかじめ穿たれた傷に潜りこんだ。
「あぁ、いぃ。
やっぱり馴染みの子は、襞の数まで覚えてるわ」
ワンピも脱いだ。
素っ裸。
ガニ股で、声まで出してお尻振ってると……。
あっという間にイっちゃった。
遠くに見える水銀灯の明かりが、人魂みたいに揺れてた。
わたしの記憶に残る、青春の1シーンね。
あー、思い出してきた」
先生は、その場にしゃがみこんだ。
和式便器を使う姿勢から、さらに両膝を開いた。
「見て」
先生は、股間を覆ってた手の平を、肌を滑らせながら引きあげた。
陰唇が、しゃぶしゃぶ肉みたいに湯気を立ててた。
剥き出しのクリトリスが、一つ目小僧のようにわたしを睨んでる。
「どう?
可愛い子が見えてる?
どんな憎たらしい女でも……。
クリだけ見てると、不思議と愛しさが湧いてくるものよ。
でも、今この子を苛めたら、あっという間にイッちゃいそう。
がまんがまん」
先生は、包皮を引き上げてた手の平を外した。
クリトリスは、柔らかい皮の帽子を被った。
写真でしか見たことないけど……。
なぜだか、雪の中に咲くザゼンソウを思い出した。
「でも、理事長のが十分湿ってないと、痛いかも知れないわね。
だから……。
わたしのお汁でヌメヌメさせてあげましょうね」
先生は、バイブを逆手に持った。
時代劇の女性が、自害する所作にも見えた。
切っ先が、陰唇をなぞる。
陰唇の襞が、茹で肉のように震える。
「はぅ」
紅色の刃が、あらかじめ穿たれた傷に潜りこんだ。
「あぁ、いぃ。
やっぱり馴染みの子は、襞の数まで覚えてるわ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2013/01/11 07:23
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律「ヒドいもの食べさせられたものね」
み「ウマかったって言ってたぞ。
お刺身ってのは、生で食べられるほど新鮮な魚なんだから……」
http://blog-imgs-35.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111218090737d26.jpg
み「焼いてマズいわけ無いの」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201301051941218c4.jpg
み「楽しかったなぁ」
律「で、その離れって、いくらだったの?」
み「5,000円ポッキリ」
律「1人の値段?」
み「1棟の値段よ。
税込みだぜ。
こっちのトレーラーハウスは、いくら?」
食「確か、2タイプあって……。
10,500円と9,450円だったかな」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130105194121f13.jpg
↑こちらは高い方。
み「高けー。
もちろん、1棟の値段だろうな?」
食「4人までの料金です。
5人以上だと割増が付きます」
み「『とくなが荘』の2倍だぜ。
ここって、町営?」
食「いえ。
会社です
三セクですけど」
み「ふむ。
それでか」
律「『とくなが荘』は、完全な民間会社?」
み「会社っつーか、個人経営でしょ、あれは」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201006182104558ac.jpg
み「町営の施設は無いの?」
食「あります。
『湯っこランド』」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130105194120bb8.jpg
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2. Mikiko- 2013/01/11 07:24
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み「おー、いいね。
いかにも町営的なネーミング。
いくら?」
食「300円です」
み「劇的に安い!
1泊、300円?」
食「そんなわけないでしょ。
入浴料金です」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130105194119bfd.jpg
律「それでも、東京の銭湯の3分の2よ。
温泉なんでしょう?」
食「地域の公衆浴場的な施設だからでしょう」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130105194119d01.jpg
食「観光客向けじゃないみたいです。
海に面してるのに……。
女性のお風呂は、まったく外が見えないそうですから」
み「外から覗こうとしたな?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201301051941207d5.gif
食「してませんって。
観光客らしい女性たちがしゃべってたんです」
み「しかして、個室は?」
食「個室に固執しますね」
み「こだわりの個室が所望じゃ」
食「ありませんよ。
公衆浴場的施設だって言ったでしょ。
でも、大広間ならあります」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130105194133ea1.jpg
食「もちろん、無料開放ですよ」
み「人前じゃ、出来んだろうに」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130105102614177.jpg
食「したら犯罪です」
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2013/01/11 10:01
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>青春の1シーン
って、どんなシーンだっけ、で読み返しちまったよ、前回。
夜の公園だったな。
「しゃぶしゃぶみたいな陰唇」かあ。
どっちかっていうとすき焼だなあ、好みは。
「一つ目小僧みたいなクリトリス」ねえ。
ぜひ睨まれてみたいものだが、どうだろう。
ザゼンソウ(座禅草)。
どんな奴や、で画像を見たらなんかミズバショウ(水芭蕉)に似ている。
と思ったらどちらもサトイモ科。親戚どうしというわけだ。
バイブオナは自害か。
ま、同じようなものかなあ。
武家の子女は、母親から自害の所作を教わるらしいが、オナニーの所作はどうなんだろうね。
>あらかじめ穿たれた傷
ねえ。
そうか、あれは「傷」なのか。
それにしても最後の1行。
「馴染みの子」というのはバイブのことだろうが、「襞の数」ってのはおまんこ、というか膣壁のひだひだのことでいいのかね。
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4. ハーレクイン- 2013/01/11 11:06
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「ヒドいもの」って何じゃいな、と思ったら“Mikiちゃん焼き”のことだったな。
えーと、画像の刺身は、ハマチかな。
奥に見えるのは甘エビにホタテ。
美味そうだなあ。
酒は純米、かな。
あれ?
「とくなが荘」って5,000円?
もっと安かったような気が……で調べてみました。
参考資料、総集編『大分に行こう!(6)』。
一番安い部屋は1泊3,100円でした。一人の料金ではなく、1部屋の料金。
「み」さんと美弥ちゃんが泊まった部屋は1部屋5,000円。二人で泊まったから一人頭2,500円。や、安すぎるぜい、由布院とくなが荘。
日本で一番安い宿ではないでしょうか、知らんけど。
それに比べてお高いぞ。
えーと、「八森いさりび温泉ハタハタ館」。
と思ったら出ました、日帰り温泉の定番メニュー、一風呂300円!
その名も「ハタハタの里はちもり湯っこランド」。
しかし秋田って、どこへ行っても“ハタハタ”だなあ。
芸が無いと言ってしまえばそれまでだが、やっぱりあるんだろうね、愛着が。
湯っこランドの湯舟。
愛想もこそもないなあ。
ま、町営だし、300円だし、こんなものかなあ。
そういえば、学生の時の調査地が温泉場でね。
この「湯っこランド」みたいな施設があったよ。一風呂100円だったかな、50円だったかな、いや80円だったかな。
昔の話だ、忘れちまったい。
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5. Mikiko- 2013/01/11 20:50
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ひところ、“ノーパンしゃぶしゃぶ”というのが流行りましたよね。
なぜ、“しゃぶしゃぶ”なのか、ずっと疑問でしたが……。
やっぱり、具が似てるから、ということなのかな?
> あらかじめ穿たれた傷
昭和のある夏の日。
真昼間、コトをいたした夫婦が、そのまま寝入ってしまったそうです。
もちろん、冷房もない時代なので、真っ裸。
そこに、子供が帰ってきた。
男の子です。
彼は、仰向けの母親の股間を見て、びっくり仰天。
泣き出したそうです。
母親が、大きな傷を負って倒れてると思ったんです。
お刺身は……。
寒ブリです。
超肉厚。
新潟市の中央市場の食堂です。
新潟では、甘エビを、南蛮海老と呼びます。
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6. ハーレクイン- 2013/01/11 21:08
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ノーパンしゃぶしゃぶ。
あれは何だったんだろうね。
そういえば、ノーパンすき焼ってのはなかったなあ。
母親の傷。
ま、色も色だしねえ。
しかしこの子、心に大きい傷を背負ったんじゃないかね。
まさに、傷だらけの人生だな。
ブリかあ。
ブリとハマチを見間違えるようじゃ、調理人を云々する資格はないなあ。
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7. Mikiko- 2013/01/11 22:06
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これを、切り身から見分けられる人がいるんでしょうか?
ブリは、いわゆる出世魚。
ハマチの成長したのが、ブリですね。
母親の傷。
あれは、例によって、わたしの作り話でおます。
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8. ハーレクイン- 2013/01/11 23:06
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微妙に色合いが違うそうです。
成長するほど赤味が増していくとか。
好みにもよるでしょうが、刺身で食べやすいというか、万人向けの味がハマチでしょうか。
成長途上だけに、お子様向けの味、ということかな。
>母親の傷……わたしの作り話
そのうち“狼が来た”と言っても、誰も信じてくれんようになるぞ。
狼に喰われてしまえ。
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9. Mikiko- 2013/01/12 07:52
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元ネタはあります。
確か、ロシアかどっかの笑い話じゃなかったかな?
それを日本の夏にアレンジしたのがわたしのお話。
もうひとつ、思い出したネタがあります。
開高健が書いてたんだっけかな?
外国で釣りをしたときの話。
現地の案内人と、釣り場に向かってた。
長靴が潜るほどの湿地帯を渡ってるとき……。
開高さんは、女のあそこみたいだと冗談を言ったそうです。
それまで無愛想だった案内人は、にわかに相好を崩し……。
「ここにはまさしく、その名前が付いてる」と笑ったそうです。
ま、スケベ回路は、万国共通ということでしょうかね。
オオカミ少年の定義。
「次こそ原稿を早く送ると言いながら、毎回ギリギリになってからしか送らない男のこと」
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10. ハーレクイン- 2013/01/12 09:26
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>次こそ原稿を早く送ると言いながら……
わはははは。
典型的な「人を呪わば穴二つ」ですな。
このことわざ、正確には「……穴二つ掘れ」らしいですね。
人を呪い殺すと、その呪いが自分にも降りかかって自分も死ぬ。つまり“墓穴”が二つ必要になるからあらかじめ掘っておけ、という意味だとか。
そういえば、例の丑の刻参り。
あれには決められた作法があって、この作法を違えると呪った方が死ぬ、というものらしいですね。
開高健のエピソード。
いいねえ。
この“スケベ男の連帯感”は、女性には実感できんかもしれんなあ。
原稿、送りました。
御笑納下さい。