Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1011
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 先生に促され、わたしの脚が片方ずつ上がった。
 スカートに続き、小さなショーツが足先を外れた。
 下半身を守ってくれる布地は、すべて失われた。
 わたしはブラウスの裾を引っ張って、股間を隠そうとした。
 でも、シャツブラウスの短い裾は、とうてい股間までは届かなかった。

「ダメ。
 そういうことしちゃ。
 両手は脇」

 先生は起ちあがり、わたしと正対した。

「ほら。
 気をつけ」

 うつむいたまま、言われた姿勢を取った。
 わたしの視線は、先生の股間に釘付けだった。
 白い縄が、飴色に溶けて見えた。

「ふふ。
 教師と生徒が、相い対してる。
 教育現場においては、日常的光景よね。
 ただし、上半身だけ見れば。
 なぜなら、その教師と生徒の下半身は、裸だから。
 性器、剥き出し。
 なんて素敵なシチュエーション!
 ほんと、校則で、このスタイルを義務付けてくれないものかしら。
 教師も生徒も、みんな下半身だけ裸。
 素敵な学園になると思うわ。
 もっとも、男性教師は困るでしょうけど。
 教師にあるまじき煩悩が、股間に現れてしまうんですものね。
 あ、ちょっとそのまま待っててね。
 いいもの持ってくるから」

 先生は、わたしを押し留める仕草をしながら、ブルーシートの向こうに消えた。
 再び現れた先生は、大きな姿見を押してた。
 先生の背丈よりも大きな姿見には、キャスターが付いていた。
 床の目地を越えるたび、鏡に映る室内が小刻みに揺れた。

「どうして、こんな鏡があるのかって思うでしょ?
 これはね、理事長室のお古。
 新しいのに買い換えたとき、古いやつをこっちに移したのね」
由美と美弥子 1010目次由美と美弥子 1012





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2012/07/06 07:23
    • 里「甘いでしょ?」
      由「甘いけど……。
       ベタッとした甘さじゃない。
       甘みが、舌の上に残らないっていうか……。
       サラっとしてて、スゴく飲みやすい」
      み「だろー。
       やっぱ、高いだけあるわ。
      由「アルコール度数、どのくらいなんです?」
      み「えーっと、どっかに書いてあるはず……。
       あった。
       16度以上17度未満」
      http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201206301020235df.jpg
      由「日本酒より高いんですか?」
      み「日本酒は、15度弱だから……。
       少し高めくらいか。
       オンザロックにすると、きっとちょうどいいな」
      由「裏側に、なんか書いてある」
      里「あ、それ聞こうと思ってたんだ。
       Mikikoさん、何て書いてあるんですか?
       ミミズが這ってるみたいな字で、読めやしない」
      http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120701102854d51.jpg
      み「無教養なやつらじゃ。
       文学部だろ?」
      里「わたし、理系だもん」
      み「そうだっけ?」
      里「由美ちゃんたちは、文学部よね」
      由「英文科だからわかんない」
      み「科がどうの以前の、一般教養の問題。
       吉井勇って歌人、知らない?」
      由「美弥ちゃん、知ってる?」
      弥「京都のことを歌った人じゃないですか?」
      み「さすがに、その程度は知ってるね」
      ●かにかくに 祇園はこひし 寝(ぬ)るときも 枕のしたを 水のながるる
      由「その歌が書いてあるんですか?」
      み「これは、別の歌。
       字面が違うだろ」
      由「勿体ぶらないで、教えてくださいよ」
      ●わが胸の 鼓(つづみ)のひびき とうたらり とうとうたらり 酔へば楽しき
      里「最後だけわかった。
       酒飲みの歌」
      み「簡単に片付けるな」
      里「だって、途中がわかんないもん。
       『とうたら』なんたらって、なんのことです?」
      み「『とうたらり とうとうたらり』。
       これは、鼓の音の擬音だよ」
      里「えー。
       鼓って、あの、『イョー、ポンポン!』って鼓でしょ?」
      み「ま、そうだけど」
      由「何でそんな音になるんです?
       皮が緩んでるんじゃないですか?」
      み「風情のないやつらじゃな。
       能の『翁(おきな)』の冒頭で、翁がこれ唱えながら出てくるんだよ。
       “とうたらり”と云えば鼓の音ってのは、一般常識」
      由「えー。
       そんなの常識じゃないですよ」
      み「あー、嘆かわしい。
       じゃ、あんたがたは、もう飲まなくてよろしい。
       このお酒は、わたしが昼酒に飲む」
      由「持って帰るんですか?」
      み「当たり前だろ」
      里「せこー」
      み「やかましい。
       とにかく、まだ挨拶が終わってないから……。
       この瓶は、どっかに置いておこう。
       えーっと……」
      由「楽屋に置いてきたら?」
      み「そんなことしたら……。
       あっという間に、空っぽになってるだろ」
      由「ちょっと、床に置くんですか?」
      み「目の届くとこに置いとく。
       さてと、楽屋にあと誰が残ってるの?」
       続きは、次回。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2012/07/06 07:49
    •  さてみなさん。
       御用とお急ぎでない方……。
       だけでなく!
       お忙しい方もぜひ、『緊縛新聞(http://www.sugiuranorio.jp/wp/)』さんを覗いてみてください。
       『由美と美弥子』、連載1000回記念特別事業!
       『放課後のむこうがわⅡ』、本日連載開始しております。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2012/07/06 10:01
    • 「休め、気をつけ」
      「前へならえ、右向けー右」
      懐かしい号令だなあ。
      校則で決定。
      「教師も生徒も、全員下半身は裸」
      それじゃ変態学園だよ。
      だから、全員変態だって。
      あけみ先生、次のアイテムは「背丈より大きな姿見」か。
      そんなもので一体何を、って、それぁ映すんだろうよ。
      そういえば、「立った状態で全身を見るには、どのくらいの高さの鏡が必要でしょう(幅は問わず)」という、物理の問題があったなあ。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2012/07/06 10:03
    • アルコール度は16~7度。
      それ以上に持っていくことはできないんだろうな、おそらく。酵母菌の能力いっぱい、ということで。
      で、それ以上に上げるには蒸留するしかない、と。
      吉井勇。
      「祇園の歌」程度は知ってるぞ。
      それ以外は知らんが。
      「とうたらり」は鼓の祇園、あ、擬音。
      うーむ、知らぬ。
      一般常識欠落人間になってしまった。
      能なんて、TVでしか見たことないもんなあ。
      でも、小説読んでると、結構出てくるんだよね。特に時代物。
      一度は、見とくべきなんだろうなあ、能。
      そういえば、渡辺淳一氏『失楽園』で、不倫の主人公二人が、薪能を見に行く場面があったなあ。
      お、1000回記念特別番組の舞台裏、楽屋にはまだ誰かいるのか。
      楽しみだなー。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2012/07/06 10:41
    • 『放課後のむこうがわⅡ』連載開始、誠におめでとう御座います。
      写真の方は、まだ新しいのはないようですが、話は、作者ご自身の仰せのとおり、まだイントロですからなあ。これからこれから。
      で、新登場人物も用意されているようで、楽しみですね。
      それにしても、今回掲載分は、こちらでの何と7回分!
      しかも、まだ執筆途中と。
      思わず、大丈夫ですかあ、と言ってしまいましたが、そこは律儀なMikiko先生。
      抜かりはないのでしょう。
      体に気をつけて、頑張ってください。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2012/07/06 20:04
    •  「み」さんの能の知識は、明らかに知ったかぶりです。
       実際の能なんて、1度も見てないんですから。
       ま、お金もらっても、見る気無いけどね。
       モゴモゴ何言ってるかわからないうえに、三歩進んで二歩下がるというイメージしかない。
       イライラして、後ろから飛び蹴りしたくなるよな。
       退屈するに決まってる。
       わたしの住んでるあたりは……。
       わたしに代表されるように、まさに無粋な地域ですが……。
       佐渡は違いますよ。
       流人の島で、高貴な人がたくさん流されて来てましたからね。
       文化度が高い。
       能も盛んです。
       こんな話があります。
       県外からの旅行者が、道を聞こうとして、畑で作業する農民に近づいた。
       畑の脇のラジカセから、音が聞こえてる。
       演歌か何かだろうと思って、歩みを進めていくと……。
       ラジカセから流れてたのは、能の謡いだったそうです。
       こういう土地柄です。
       佐渡の観光客が伸び悩んでる原因は、こんなところにあるとも言われてます。
       すなわち、島民の気位が高く、おもてなし精神に乏しいんですね。
       佐渡は1度行けば十分、と言われてます。
       早い話、リピーター率が低いんです。
       『放課後のむこうがわⅡ』。
       今度こそ、ほんとに始まりましたね。
       この後、7日、8日、10日、12日の掲載になります。
       本来、6月8日のスタート予定でしたので……。
       その遅れを取り戻すためです。
       掲載スケジュールは、やみげんさんが組んでくださり、あちらとの交渉もしてくださいました。
       わたしはてっきり、掲載スケジュールも1ヶ月遅れになるとばかり思って……。
       送稿をさぼってたら、叱られてしまいました。
       7月13日からは、毎週金曜日の掲載になります。
       こちらでの土曜日から金曜日までの5回分が、1話として掲載されることになります。
       なので、1話ごとの切れ目は、あまりスマートじゃないかも知れませんが……。
       やみげんさんのせいではありません。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2012/07/06 22:37
    • >退屈するに決まってる
      というMiさんのご意見ですが、ま、さほど異論はないですがしかし、映像で見るのと本物とは違うからなあ。
      はやい話が舞台劇。
      TVで見るのと、本物の舞台を生で見るのとは全然違うからなあ。
      俳優の息遣いが聞こえるような、生の舞台。
      ええよ。
      スペインの民族舞踊、フラメンコ。
      誰が書いてたんだか、とっくに忘れたけど、
      「劇場などで演じられるフラメンコは、フラメンコじゃない。
      スペイン、アンダルシア地方、グラナダの街の場末の、タブラオと呼ばれるせまっくるしい酒場の一隅で演じられるフラメンコ。
      歌声、掛け声、ギターの弦の擦れる音が耳近く聞こえる。
      踊り子の汗が飛んでくる。
      翻すスカートの裾が頬を掠める。
      そういうフラメンコが、本物のフラメンコなのだ」
      ま、かなり思い入れ過ぎ、という感もありますが……。
      >佐渡は……高貴な人がたくさん流されて来てましたからね。 文化度が高い。
      ほほう、ということで、調べてみました。
      わたしにわかった限りでは、次の方々が佐渡に流されています。
      そのまま佐渡で客死した方もあるし、元の地に戻られた方もいます。
      (  )内は佐渡に流された年。
      ●穂積朝臣老〔ほづみあそみおゆ〕(養老六、722年)
       皇室批判により佐渡に流される。
       これが史上初めての佐渡配流とされる。
      ●順徳上皇(承久三、1221年)
       第84代天皇。
       後鳥羽天皇の第三皇子。壇の浦に没した安徳天皇の甥。
       承久の乱に敗れ、佐渡に配流。
      ●日蓮(文永八、1271年)
       鎌倉時代の僧。日蓮宗開祖。
       鎌倉幕府の弾圧により佐渡流罪。
      ●京極為兼(永仁六、1298年)
       鎌倉時代の歌人。
       皇位継承問題に連座して佐渡に配流。
      ●日野資朝〔すけとも〕(正中元、1324年)
       鎌倉時代の公卿。、従三位、権中納言。
       後醍醐天皇の討幕計画に参画して捕縛、佐渡に流罪。
      ●世阿弥(永享六、1434年)
       父の観阿弥と共に、猿楽(能の前身)を大成。
       足利義教に弾圧され佐渡に流刑。
      ●小倉実起〔さねおき〕(延宝九、1681年)
       江戸時代の公卿。正二位、権大納言。
       皇位継承問題にからみ、佐渡に流罪。
      なるほどー。
      鎌倉時代が多いですね。
      公家の場合、天皇家のごたごたに関与して、というケースですね。
      『放課後Ⅱ』。
      あちらさんの都合で掲載開始が遅れたしわ寄せが、こちらに来るのか。
      うーむ。
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