2012.4.28(土)
女教授は、真横を向いたままの講義を終えると、改めて美弥子に正対した。
正面から見ても、両腿の張りは圧巻だった。
周長は、由美のウェストほどもあるのではないだろうか。
「さてと。
本題に戻りましょうか。
こんな格好になってまで、お願いしてるのよ。
あなたも見せてちょうだい。
股間の秘密を。
どうしたの?
まだ、ご不満?
ふふ。
確かにそうよね。
あなたに、股間を剥き出すように命じといて……。
わたしは、パンティ穿いてるんだものね。
確かに、不公平だわ。
じゃ……。
わたしが先に脱いでお見せしましょうか。
教師がまず、お手本を示さないとね」
女教授は、両サイドのストリングに両手を滑りこませた。
外を向いた手の甲に、ストリングが渡っている。
口角を上げた表情のまま、女教授の上体が前に倒れた。
両手は脚に沿ってスライドし、膝まで下りている。
両膝を、小さな三角形の布地が、吊橋のように繋いでいた。
女教授は、その姿勢を保ったまま、片脚を上げた。
柔らかい輪を抜くように、布地をパンプスに潜らせる。
同様に、もう一方の輪も外す。
上体を深く折ったまま、女教授は顔だけ上げた。
口角は上がったままだったが、額には皺が寄っていた。
奇妙な姿勢と相まって、人外の生き物に見えた。
「どうぞご覧下さい」
口元だけで呟くと、女教授は上体を起ちあげた。
さっきまで股間を覆っていたラベンダー色が、漆黒に置き換わっていた。
無論、陰毛だ。
正面から見ても、両腿の張りは圧巻だった。
周長は、由美のウェストほどもあるのではないだろうか。
「さてと。
本題に戻りましょうか。
こんな格好になってまで、お願いしてるのよ。
あなたも見せてちょうだい。
股間の秘密を。
どうしたの?
まだ、ご不満?
ふふ。
確かにそうよね。
あなたに、股間を剥き出すように命じといて……。
わたしは、パンティ穿いてるんだものね。
確かに、不公平だわ。
じゃ……。
わたしが先に脱いでお見せしましょうか。
教師がまず、お手本を示さないとね」
女教授は、両サイドのストリングに両手を滑りこませた。
外を向いた手の甲に、ストリングが渡っている。
口角を上げた表情のまま、女教授の上体が前に倒れた。
両手は脚に沿ってスライドし、膝まで下りている。
両膝を、小さな三角形の布地が、吊橋のように繋いでいた。
女教授は、その姿勢を保ったまま、片脚を上げた。
柔らかい輪を抜くように、布地をパンプスに潜らせる。
同様に、もう一方の輪も外す。
上体を深く折ったまま、女教授は顔だけ上げた。
口角は上がったままだったが、額には皺が寄っていた。
奇妙な姿勢と相まって、人外の生き物に見えた。
「どうぞご覧下さい」
口元だけで呟くと、女教授は上体を起ちあげた。
さっきまで股間を覆っていたラベンダー色が、漆黒に置き換わっていた。
無論、陰毛だ。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2012/04/28 07:24
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み「そりゃ怖いわ。
昔、クルマで走ってて、怖い目にあったことあるもの」
食「どこでですか?」
み「新潟。
田んぼの中の一本道でさ。
横殴りの地吹雪に遭ったんだよ」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201204221959043d9.jpg
み「窓の外は、白一色。
前後左右、上も下も真っ白になる」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201204221959059bb.jpg
食「ホワイトアウトってやつですね」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201204221958338a9.jpg
み「まさに、白い闇だね。
ライト点けたって見えないんだから……」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201204221959022fe.jpg
み「夜の闇より、よっぽど怖い。
路肩まで雪の山だから……。
脇にクルマを寄せて退避するわけにもいかない。
かといって、道の真ん中で止めたら、もっと怖いからね」
律「どうして?」
み「追突されかねないもの。
ほとんど視界が効かないんだからさ。
大型トラックでも突っこんできたら……」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2012042219583506b.jpg
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2. Mikiko- 2012/04/28 07:25
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み「間違いなく、お陀仏よ」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120422195831c17.jpg
律「それは怖いわ。
でも、助かったわけよね?
ここにいるんだから」
み「なんとかね。
前の車のテールランプが、かすかに見えたの」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120422200508a65.jpg
み「必死にそれに着いていった。
前に誰か走ってなかったら、ほんとどうなってたかわからない。
真っ直ぐの道じゃないからさ」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120422195906694.jpg
律「道を外れちゃう?」
み「そう。
あの道で、ときどき見てたんだよ。
田んぼに突っこんでるクルマ」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201204221959156b5.jpg
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3. Mikiko- 2012/04/28 07:26
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み「あれは間違いなく……。
道がカーブしてることに気づかないで、真っ直ぐ行っちゃったんだね」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120422195907fff.jpg
律「怖わ」
み「ほんとに雪は怖いよ。
橋の上でもエラい目にあったな」
律「まだあるの?」
み「急いでる時でさ……。
家を出る時、屋根の雪を落とさないまま走ったんだ」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120422195832b73.jpg
↑さすがに、ここまでではありませんでしたが
み「しばらくは、何ごとも無かったんだけど……。
そのうち、暖房が効いてくるわけよ」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2012042219582997c.jpg
み「で、屋根と接してる部分の雪が解けるでしょ」
律「それが、橋の上でどうなったの?」
み「ちょっとブレーキ踏んだ途端……。
屋根の雪が、雪崩を打ってフロントガラスに落ちて来た」
http://blog-imgs-49.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201204221958348fa.gif
続きは、次回。
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4. ハーレクイン- 2012/04/28 09:10
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うーむ。
いまだよくわからぬ女教授の体型。
要するに「太腿が太い」のか。
太いから太腿なのだが、異様に太い、ということか。
それにしても、
>周長は、由美のウェストほどもある
って、ほんまかいな。
お相撲さんの太腿はそれくらいある、とは聞くが。
パンティを脱ぐ女教授。
えらい詳細な描写だな。
>人外の生き物
って、とうとう化け物扱いか、女教授。
ま、「邪眼」の持ち主だからなあ。そう言われてもしょうがないか。ね、女教授さん。
あ、そういえばこの人、名前は……もらえないだろうなあ。
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5. ハーレクイン- 2012/04/28 09:35
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吹雪もねえ。
あったかい部屋の中で一杯飲みながら、窓外を吹きすぎる雪を眺めるのは、結構いいもんだが。
戸外ではなあ。怖いよなあ。
『北の国から』で、純くんと叔母さん(名前なんてったかなあ、キャストは竹下景子)が車で吹雪の中を走行中、吹き溜まりに閉じ込められて……というエピソードがあったなあ。
雪じゃないんだけど。
一度、単独行で雪渓を登っているとき、ガスに巻かれて視界がきかなくなり、登山道と異なる谷筋に迷い込んだことがある。
傾斜が恐ろしく急になってきて、これは何ぼなんでもおかしいと気づき、いったん下り始めた。この時は恐ろしかったなあ。
靴に*アイゼンは付けていない、ピッケルも無し。
ちょっとでも足を滑らせたら滑落、止まるすべはない。谷底の岩に激突して一巻の終わりだった。
今思い出してもぞっとするよ。
*靴底につける、滑り止めの鉄製の爪。
後ろから3枚目の画像。
悪いが思わず笑ってしまった。
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6. Mikiko- 2012/04/28 13:10
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半日働いてきたぞー。
これであとは、暦どおりに休める。
月末月初の休みは、後が辛いんだけどね。
スピードスケートの岡崎朋美選手の太腿は……。
58.5センチだとか。
由美のウェストは、これより細いと思うよ。
ちなみに、お相撲さんの太ももは……。
80センチくらいあるそうです。
一般男性のウェストくらいですね。
山で迷ったら……。
沢に降りずに、尾根に登れと云いますよね。
登山道は、尾根伝いに付いてるからだそうです。
しかし……。
山に登らなければ、迷うこともないわけだ。
山登りする人の気が知れんのぅ。
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7. ハーレクイン- 2012/04/28 18:01
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あれ、Mikikoさん、今日も仕事ですか。
ひょっとして、土曜日が休みでなくなったとか。
ご苦労様です。
岡崎朋美さんは1971年9月生まれの40歳。
もう、引退されたと思ってましたがとんでもない。
未だバリバリの現役で、2014年の冬季五輪、ソチオリンピック代表を目指しているそうです。
ソチってどこや、で調べたら、
黒海沿岸のロシアのリゾート都市でした。
実現すれば自身6度目(これがすごい!ひょっとして世界記録?)のオリンピック。
すごいねえ。
そうか、お相撲さんの太腿は、女性ではなく男性のウェストか。ま、確かにあの太さはねえ。
確かに「尾根に登れ」はセオリーですが、あの時は登ること自体が不可能だったのですよ。
ほんとに今思い返してみれば、あそこで人生が終わっていた可能性は大きかったなあ。ま、結婚する前のことでしたけどね。
Mikiko談「山に登らなければ、迷うこともない」
その代り、人生に迷ったりして。
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8. Mikiko- 2012/04/28 20:28
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もともと、年に9日くらい出勤日がある。
今日は、休みの土曜だったけど。
出勤土曜は、女性社員のほとんどが有休を取ってます。
人生には、迷い続けて来ましたが……。
『Mikiko's Room』を始めてからは、迷いが消えました。
どこに行くのかは、相変わらずわからないけど……。
道に迷ってる不安は感じなくなりましたね。
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9. ハーレクイン- 2012/04/28 21:03
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迷いは消えましたか。
Mikiko’s Roomは永遠に続けてくださいね。少なくともわたしの息のある間は。
ブロラン順位。
しばらく8位でずっと安定してましたが、昨日から7位と8位を行ったり来たり。頑張ってほしいものです。
1~3位は“高値安定”ですが、4~6位は毎日のように入れ替わって変動が激しくなってます。動乱期なのかなあ。
あおいさんとこ、大丈夫でしょうか。
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10. ハーレクイン- 2012/04/28 22:17
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長期連載超人気紙上旅行記「東北に行こう!」。
本日2012年4月28日、紙上では2010年10月10日(日)。
連載400回達成、誠におめでとう御座います。
って、なんちゅうタイミングの悪さや。
明日だとばかり思い込んでいたのだよ、400回。
で、この2,3日、毎朝確認していたのだがなあ。肝心要の400回の日を見過ごすとは。
無念じゃ。
ま、私の失態はともかく、「由美美弥」1000回記念を前にして、その前祝いの「東北」400回達成。
Mikiko’s Roomのコメの実に4割以上を「東北」が占めることになりました。もはや誰も破ることなどありえない超絶記録です。
現在、「み」「律」コンビは「食」くんをお供に五能線の旅を楽しんでおります。
「リゾートしらかみ『くまげら』」号が終着駅に着くとき、「東北」は500回をクリアしているのではないでしょうか。
楽しみだなあ。
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11. Mikiko- 2012/04/28 22:34
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タイヘンそうですね。
仕事が忙しくなって、小説が書けなくなったとか。
人ごとではありません。
わたしがもし、そういう状況になったら……。
どうしたらいいんでしょう。
転職なんて、簡単に出来る時代じゃないし。
なにしろ、ソロバン3級と、普通免許しか無いんですから。
そんなオンナを雇ってくれる会社……。
そうそうありませんよ。
法律で、残業禁止にすればいいんだよな。
みんなで仕事を分かち合うんです。
そうすれば、失業保険の給付も減るし……。
生活保護を受ける人も、年金を払えない人も減るし……。
国も助かるんじゃないかね。
『東北に行こう!』、いつの間にか400回ですね。
『由美美弥』400回のときは……。
そこまで書き続けられたことに、自分でも驚いたものですが……。
まさか、コメントまで400回になるとはね。
“継続する”ということには、恐ろしいパワーが秘められてるんだなって……。
改めて感じずにはおれません。
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12. ハーレクイン- 2012/04/29 01:11
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そうですか、仕事ですか。
無念でしょうね。
この辺がアマチュアの悲しさですねえ。
いくら書いたって原稿料が入ってくるわけではない。
仕事で稼いで何ぼ。稼いでこそ小説も書ける。
それにしても、全く書けないほどお忙しいとは。
お体だけは大事にしていただきたいものです。
Mikikoさんは大丈夫。
どんな状況になったって書き続けるお方です。
頑張れMikiko! 君にはたくさんの愛読者がついている。
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13. Mikiko- 2012/04/29 07:49
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食べていけんのは、わたしとて同じ。
今の時代……。
仕事の無い人と、仕事の有り過ぎる人とに、二極化してる気がしますよね。
日本は、江戸時代に戻るべきなんじゃないかねぇ。
江戸時代の職人なんか、仕事は昼過ぎまでだったそうですね。
決められた休日も結構あって、その他にも……。
暑いと言っては休み、寒いと言っては休み、だったようです。
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14. ハーレクイン- 2012/04/29 11:48
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江戸時代の庶民の生活費って、ほとんど食費だろ。あと家賃と。
電気代、不要。水道代、不要。ガス代、不要。電話代、もちろん不要。
公共料金がらみでいるのは、煮炊き暖房用の薪炭。それと行燈の油代くらいだろ。夜に出歩かなきゃ、提灯用の高価なローソクもいらんし。
エアコン、無し。扇風機、無し。ほかほかカーペット、無し。冷蔵庫、無し。洗濯機、無し。電話、無し。携帯、無し。パソコン、もちろん無し
これで十分豊かに生活してたんだよね。
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15. Mikiko- 2012/04/29 13:13
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湯銭くらいでしょうか。
と言っても、大人六文、子供四文程度だったようです。
屋台の蕎麦が十六文ですから、安いですよね。
現在の東京の入浴料、450円ってのは、べらぼーだよな。
行灯の油。
菜種油は高価だったので……。
一般庶民は、イワシやニシンの魚油を使ってたそうです。
でも、臭くてたまらなかったとか。
なので、日が暮れると寝てしまう家が多かったようです。
したがって……。
貧乏人の子沢山、という結果になるわけですね。