2012.3.19(月)
「かっ」
香純が、憤怒に近い形相で静止した。
腹筋が浮きあがり、同時に尻たぶが収縮する。
叔母の膣深く、激しく射精しているのだ。
「はがぁ」
叔母の全身が硬直した。
同時に尻が持ちあがり、股間が陰茎を呑みこんだ。
背中が、アーチを描いて反っていた。
両腿に腱を走らせ、天を突く爪先は、虚空を掴むように開いている。
塑像のように固まった2人の身体が、同時に跳ね上がった。
天空で、見えないタクトが振られたかに見えた。
次の瞬間……。
ひとつの銃弾に貫かれた番いの獣のように、2人は再び動きを止めた。
どうやら、2人の目的は達せられたようだ。
叔母の腟前庭は、鼓動するように痙攣を続けていた。
弟の精液はすべて呑みこまれ、名残も見えなかった。
美弥子の指が、ようやく陰茎を離れた。
精液をこそげ落とした後も、その指は陰茎に貼り付いていたのだ。
陰茎を離れ、虚空に翳された指は、真昼の光を返して光った。
刹那……。
その指先に、水流が届いた。
源は、叔母の腟前庭だった。
黒く穿たれた尿道口から、水柱が起ちあがっていたのだ。
一直線に伸びた水柱は、美弥子の指先で弾け、飛沫をあげていた。
飛沫は、美弥子の顔や胸にも届き、蜂蜜色の水滴を作り始めた。
由美も上体を倒し、同じ飛沫を浴びた。
温かかった。
叔母の心が昇華したミストのようだった。
と……。
もう一本の水流が、美弥子の指先を越え、太鼓橋のような軌跡を描いた。
水源は、香純の尿道口だった。
赤く開かれた腟前庭は、勢い良く水柱を噴き出す壁泉となっていた。
「あ」
美弥子が、声をあげた。
中空に、虹が掛かっていた。
放物線を描く香純の尿に、叔母の飛沫が降り注ぎ、小さな虹が生まれていたのだ。
きっと、2人の願いは叶った。
由美にはそう思えた。
香純が、憤怒に近い形相で静止した。
腹筋が浮きあがり、同時に尻たぶが収縮する。
叔母の膣深く、激しく射精しているのだ。
「はがぁ」
叔母の全身が硬直した。
同時に尻が持ちあがり、股間が陰茎を呑みこんだ。
背中が、アーチを描いて反っていた。
両腿に腱を走らせ、天を突く爪先は、虚空を掴むように開いている。
塑像のように固まった2人の身体が、同時に跳ね上がった。
天空で、見えないタクトが振られたかに見えた。
次の瞬間……。
ひとつの銃弾に貫かれた番いの獣のように、2人は再び動きを止めた。
どうやら、2人の目的は達せられたようだ。
叔母の腟前庭は、鼓動するように痙攣を続けていた。
弟の精液はすべて呑みこまれ、名残も見えなかった。
美弥子の指が、ようやく陰茎を離れた。
精液をこそげ落とした後も、その指は陰茎に貼り付いていたのだ。
陰茎を離れ、虚空に翳された指は、真昼の光を返して光った。
刹那……。
その指先に、水流が届いた。
源は、叔母の腟前庭だった。
黒く穿たれた尿道口から、水柱が起ちあがっていたのだ。
一直線に伸びた水柱は、美弥子の指先で弾け、飛沫をあげていた。
飛沫は、美弥子の顔や胸にも届き、蜂蜜色の水滴を作り始めた。
由美も上体を倒し、同じ飛沫を浴びた。
温かかった。
叔母の心が昇華したミストのようだった。
と……。
もう一本の水流が、美弥子の指先を越え、太鼓橋のような軌跡を描いた。
水源は、香純の尿道口だった。
赤く開かれた腟前庭は、勢い良く水柱を噴き出す壁泉となっていた。
「あ」
美弥子が、声をあげた。
中空に、虹が掛かっていた。
放物線を描く香純の尿に、叔母の飛沫が降り注ぎ、小さな虹が生まれていたのだ。
きっと、2人の願いは叶った。
由美にはそう思えた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2012/03/19 06:15
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律「あそこはね、イベントスペースなんだって」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195003642.jpg
み「イベントって……。
出し物?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201203171950033e2.jpg
律「そう」
み「どんな出し物?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195035d8e.jpg
律「そこまで教えてくださらないのよ」
食「後のお楽しみと云うことで」
み「お楽しみねー。
わかった!
ストリップだな」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201203171950023f6.jpg
食「なわけ無いでしょ」
み「でも、あんな狭いスペースに乗客が集まったら、大混雑じゃないの?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195002096.jpg
↑パキスタンの満員列車(実写です。中に乗ってる人は、途中下車不可能ですね)
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2. Mikiko- 2012/03/19 06:16
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律「ほら、座席の前の方に、モニターがあったじゃない」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201203171950357d1.jpg
律「あれでも見れるんだって」
み「ストリップが?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195002b1d.jpg
食「だから、違いますって」
そうこうするうち、われらが『くまげら』は……。
最初の駅に停車しました。
時間は、8:35。
秋田駅を発車してから、まだ11分しか経ってないんですね。
そんなわきゃねーだろ、と、わたしも思いますが……。
作者の都合により、時間の流れは自在に伸縮することになります。
み「何て駅?」
食「車内放送、聞いてなかったんですか?」
み「サインに忙しくての」
食「『追分』です」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195034864.jpg
み「“おいわけ”って、民謡に出てくる“追分”?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201203171950446ae.jpg
食「そうです」
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3. Mikiko- 2012/03/19 06:17
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み「全国的にありがちな名前だね」
食「駅名として有名なところでは、やっぱり信濃追分でしょうね」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195035ceb.jpg
律「軽井沢のあたりでしょ」
み「そうそう」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195034dd3.jpg
食「軽井沢駅に接続する『しなの鉄道』の駅です」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120317195002991.jpg
食「軽井沢からは、2つめですね」
み「JRじゃないんだ」
食「元は、JRの信越本線の駅だったんですよ」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120318200038df1.jpg
み「JRから、『しなの鉄道』に変わったわけ?」
食「そうです」
み「赤字で切り離されたの?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120304092636f6c.jpg
続きは、次回。
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4. ハーレクイン- 2012/03/19 10:54
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章題はそういう意味ですか。
律純、二筋の噴泉にかかる虹。
美しい光景ですねえ。
♪虹に祈れば 願いがかなう
When you wish upon a rainbow
Your dream comes true
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5. ハーレクイン- 2012/03/19 11:26
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謎のスペースは「イベントスペース」。
“キッズルーム”かなあと思とったのだが、めったに当たらぬHQの予想。
「イベント」って何やるんだろうね。
ストリップでないのは確かだが(ちょっとだけよ~;いちいち書かいでええ!)。
白黒ショーかなあ(それかてストリップの出し物やろ)。
それにしてもすごい、パキスタン国営(かどうかわからんが)鉄道。木下大サーカスが裸足で逃げそうだな。
何か整然と“乗って”いるのが凄い。皆お金払ってるんだろうか。
ここ最後尾だよな。先頭車両だったら、運転手さん前見えんもんな。
それにしてもパキスタンって、トンネルとかないのかね。
秋田駅を発って僅か11分。JR Mikiko線の、この密度の濃さを見よ!
そういえば、ついさっきセリオンが見えたんだよな。
「追分」に停車。わたしも何度か通ったぞ。ネット映像でな。
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6. Mikiko- 2012/03/19 20:25
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この章は、これで終わりです。
最後はもう、ムリヤリ終わらせた感じでしたね。
あれ以上書いたら、スランプが重症になりそうだったので。
話は変わります。
3/17,18の『にいがた酒の陣』。
2日間で、入場者が10万人を越えたそうです。
チケットが、2,000円だから……。
これだけで、2億円ですね。
どうやって分配するんだろ?
しかし……。
ツマミは、すべて別料金なので……。
お酒だけで2,000円分呑まなきゃ、元が取れんわけです。
一升呑まにゃならんわな。
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7. ハーレクイン- 2012/03/19 21:12
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>最後はもう、ムリヤリ終わらせた
それほどでもないと思うぞ。
ま確かに、四人で野外デッキのシーンを始めた当初は少しぎこちなかったが、終りの方は、結構自在に四人を動かしていたぞ。
しかし、しんどかったろうことは想像がつきます。
律子叔母さんは、首尾よく妊娠したのかなあ。
「新潟酒の陣」。
2日間で10万人超の入場者。
当然県内のみならず、近県や、東京、関東一円からも来てたんだろうな。なんせ2,000円飲み放題だもんな。吟醸も純米も当然あるんだろ。一升も飲まんでも元取れると思うが。
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8. Mikiko- 2012/03/19 22:43
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作者の手応えと受け取られ方には、乖離があるようですね。
最初の方は、けっこう楽しく書いてたんです。
後半、書き悩んだ。
ちなみに、新潟県で生産される清酒のうち、「特定名称酒(本醸造酒以上)」の割合は、60%以上になります(全国平均は約25%)。
つまり、普通酒のほうが少ないんですね。
しかし……。
どんなに美味しいお酒でも……。
飲み過ぎたら、味なんかわからなくなるでしょう。
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9. ハーレクイン- 2012/03/20 01:16
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作者と読者の間には、深くて暗い川がある、と。
ま、ある意味、当たり前かもしれませんね。人はそれぞれ別個の存在なんだから。
でも、その間に立つ作品は……一つの「事実」、でしょう。
新潟県の「特定名称酒率」は60%以上ですか。
でも、そのほとんどが「本醸造酒」ではないのかなあ。「純米」はごくわずかなものではないですかね。
まして、全国平均での「特定名称酒率」が25%とは……。暗澹たる思いになりますね。
「本醸造酒」の定義は「精米歩合70%以下」で、アル添は可(原料米の1/10ほどのはず)。
私は断固としてアル添は認めません。
“本醸造”などという、おぞましい名称は見たくない。要するに「アル添酒」の別称です。
精米歩合をどれほど高めようが、アル添をする限り、それは「日本酒」ではない。
「本醸造」はもちろん日本酒ではないが、「アル添吟醸」も日本酒ではない。
いや、日本の恥です。
真の日本酒は「純米吟醸」。
この定義の中で酒質を高めることが、そのことのみが、日本酒の未来につながると思います。
でも、ま、飲みすぎたら、そらあその~。
どんな銘酒でもねえ。
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10. Mikiko- 2012/03/20 08:09
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教科書を読み直したら、ちゃんとした数字が載ってました。
正確には、63.9%でした。
ちなみに、新潟清酒の平均精米歩合は……。
58.2%だそうです。
つまり、平均で吟醸ということですね。
純米の濁り酒は美味い!
「白川郷」、おススメです。
超甘口ですけど。
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11. ハーレクイン- 2012/03/20 14:19
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>平均で吟醸
って……。
こんなとこに“平均”を出すでない。
平均という用語を安易に用いると、事の本質を見失うぞ。
随分と「白川郷」がお気に入りのようですなあ。
私は濁り酒、というより「甘口」はパス。そんなに量が飲めんではないか。
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12. Mikiko- 2012/03/20 16:48
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平均は、ダメか。
でも、傾向はわかるだろ。
量は飲めるぞ。
わたしは、氷をどばどば入れたうえ……。
水で割って飲んでおる。
2倍くらいに薄めても、十分楽しめます。
ていうか……。
生で飲んだら、翌日気持ち悪いかも。
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13. ハーレクイン- 2012/03/20 17:28
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>生で飲んだら、翌日気持ち悪いかも
そらそうだ。砂糖の飽和水溶液を飲むようなもんだろ。よくあそこまで甘い酒を造れるもんだ。
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14. Mikiko- 2012/03/20 20:13
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原材料は、米と米麹と水だけ。
どうして、あんなに甘くできるんだろうね?
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15. ハーレクイン- 2012/03/20 20:49
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>どうして、あんなに甘くできるんだろうね
何だよ、今頃。
忘れたのか。
まず、米麹が米のデンプンをブドウ糖に変えるだろ(並行複発酵の第1段階)。
で、生じたブドウ糖を酵母菌がエタノールに変えていく(並行複発酵の第2段階)わけだが、ここで酵母菌の手綱をくくっと絞り、アルコール発酵を阻害する、抑える、抑制する。
すると、ブドウ糖が発酵槽内に、つまりは酒に残るわな。これが酒の甘みの大元になるわけだ。
つまり麹黴による「ブドウ糖の生成量」と、酵母菌による「ブドウ糖の変化量」。この両者を巧みにコントロールすることで酒の甘みが決まるわけだな。
学べよ。
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16. Mikiko- 2012/03/20 22:14
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並行複醗酵は、教科書に載っていたが……。
甘みの度合いをコントロールするとこまでは、書いてなかった(と思うぞ)。
しかし……。
どうやって、酵母菌の手綱を絞るんだ?
ひょっとして、緊縛?
そう言えば、新潟の特産に、『あかい酒』というのがあります。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201203202208274eb.jpg
お酒を赤く染めるのは、紅色の色素を生成する『紅麹菌』。
赤いロープでキリキリ縛られ、赤い色素を吐くわけか……。
あ、縛られるのは、麹じゃなくて、酵母の方か。
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17. ハーレクイン- 2012/03/20 22:50
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酵母菌の活動は、主として温度でコントロールします。
酵母菌(というかほとんどの生物)の活動は原則、低温で弱まり、温度が上がるほど活発になります。が、35~40℃を超えると活動は急激に低下します。
あと、酵母菌の場合、乳酸の濃度の影響も受け、高濃度の乳酸の下では活動が低下します。
吟醸酒醸造の原則である「長期低温発酵」は、酵母菌がほとんど“冬眠”してしまうような低温下で、超スローペースでアルコール発酵を行わせる醸造法ですが、酵母菌の“手綱を絞る”方法の大原則は、「低温下での培養」ですね。
「紅麹菌」ねえ。
酒を赤くして何か意味があるのか、と思いますが、ま、酒は嗜好品。「見た目」というのも酒の味わいの要素の一つでしょうね。
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18. Mikiko- 2012/03/21 06:30
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確か、長期低温発酵だったと思うが……。
ということは、お酒は甘口になるはずだよな。
淡麗辛口が多いのは、なぜじゃ?
『あかい酒』。
日本酒業界は、黙ってても飲んでくれる人だけを相手にしてたら……。
やっていけないんじゃないの?
日本酒を飲まなかった人に、なんとか飲んでもらおうと……。
工夫したんじゃないでしょうか。
わたしは……。
正直、飲む気しませんけどね。
悪酔いしそうだよな。
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19. ハーレクイン- 2012/03/21 12:44
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低温でも、長期、つまり長い長い時間をかければコウジカビくんが作ったブドウ糖を全て(実際には“全て”は無理だが)エタノールに変えることもできるやろ。
つまり“手綱を絞る”タイミングをず~っと遅らせるわけ。ちゃんと辛口になるやないか。
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20. Mikiko- 2012/03/21 19:52
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なんで、わざわざ低温で長い時間をかけにゃならんのだ?
高温にすれば、あっという間に出来るんじゃないの?
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21. ハーレクイン- 2012/03/21 20:47
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所詮わたしも素人。この点に関しては、ほんとのところはよくわかりません。
しかし何事も、「拙速」に対する「巧遅」。
この場合は速ければいい、というものではない。じっくりじっくり時間をかけることで、より美味い酒が生まれるのだ(説得力、無し)。
しかし、ずうっと低温に保つだけが能でもないらしい。並行複発酵の全ての過程において、「温度の駆け引き」というのが吟醸造りの最重要ポイントらしいぞ。
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22. Mikiko- 2012/03/22 08:00
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とたんに腰砕けになるんだから。
頼りにならんので、ネットで“低温長期発酵”を引いてみました。
すると……。
“低温長期発酵”を標榜している蔵は、たくさんありましたが……。
低温長期発酵が何故良いのか書いてあるとこは、はなはだ少ないことがわかりました。
ほんとに、良い理由をわかってやってるのか、疑問に思いましたね。
結局……。
温度が高いと、雑菌が繁殖して腐りやすいからじゃないの?
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23. ハーレクイン- 2012/03/22 18:22
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ほんとに、よくわからんのだよ。
なんか酒造界では常識、みたいな感じで、何処を見ても書いてないんだよね。
「新潟清酒検定」のテキストには載ってないんですか?
高温だと腐りやすい。
そんな消極的な理由ではないと思いますがのう。
これは本格的に調べんとあかんなあ。
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24. Mikiko- 2012/03/22 20:04
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『積雪がもたらす安定した適度な低温は、清酒造りに使われる麹菌や酵母などの微生物の働きに最適な環境をつくると同時に雑菌の繁殖を防ぎ、きめ細かい新潟清酒の味わいを生み出す要因の一つとなっている』
とあるだけ。
なぜ低温が、『麹菌や酵母などの微生物の働きに最適な環境』なのかは、書いてません。
高温だと、『麹菌や酵母』が暴走して、コントロールが効かなくなるのかな?
昔は、夏場に氷なんて手に入りにくかっただろうから……。
温かいのを冷やすより、冷たいのを温める方が、調節しやすかったのかも?
お湯を入れて酒母の中に浮かべる『暖気樽(だきだる)』という器具があったようです。
あるいは、冬場は出稼ぎの人手が調達しやすかったので……。
酒造りが、自然と冬場に行われるようになった、とか?
当然、冬は低温だから、長期発酵にならざるを得ないわな。
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25. ハーレクイン- 2012/03/22 20:58
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「低温は……微生物の働きについて『最適な環境』をつくる」
何がどう“最適”なのか。ここを詳しく知りたいのですよ!
たしかに、昔は酒造りは冬場のもの。
春から秋にかけて酒を造るなど、考えられないことでした。
ただし、出稼ぎの季節なので人手が調達しやすい。
それだけではなく、やはり「低温」という自然条件が酒造りに適していたのでしょう。
この両者がマッチした結果、杜氏・蔵人・酒の寒造り……という季節感あふれる「酒蔵」を作り出していったのでしょう。
となるとやはり、ポイントは「なぜ低温発酵が良酒を産み出すのか」になりますねえ。
少し勉強しましょう(ヒマですしね)。
後日、レポートします。