2012.2.22(水)
叔母が膝を屈めた。
自らの身体を、デッキに沈めようとしたのだろう。
「あ、待って」
声を上げたのは、美弥子だった。
美弥子はしゃがみこむと、叔母が脱ぎ落としたバスローブを拡げ始めた。
叔母のために、褥を作っているのだ。
「美弥子さん、ありがとう」
美弥子は、叔母の礼には応えず、起ちあがった。
叔母に正対すると、無言のままローブの腰紐に手を掛けた。
あっさりとはだけたローブは、次の瞬間には肩を滑り落ちた。
美弥子は、自ら脱ぎ落としたローブを、叔母のローブに並べた。
由美には、美弥子の心根が判るようだった。
褥を拡げるために、ローブを脱いだのでは無い。
全裸で交合しようとする叔母を、着衣のまま見下ろすことが出来なかったのだろう。
褥を整えた美弥子が、起ちあがった。
その姿もまた、ひとつの奇跡だった。
海のヴィーナスが、森に迷いこんだように見えた。
「美弥子さん……」
叔母は、半分涙声で美弥子に礼を言いかけたが……。
その言葉は途中で途切れた。
叔母の視線が、一点に定まっていた。
そのベクトルをたどった先は……。
美弥子の股間だった。
美弥子は、陰核を勃起させていたのだ。
普段であれば、自らの反応を隠そうとする美弥子だった。
陰核が勃起した状態で、自ら股間を曝すことなどあり得なかった。
由美は、思わず美弥子の表情を確かめた。
叔母を真っ直ぐに見つめる瞳に、力が籠っていた。
その視線の強さは、叔母に対するエールのようにも見えた。
2人に見下ろされながら交接されようとする叔母を……。
自らの恥を曝すことで、励まそうとしているのかも知れない。
「美弥子さん……」
美弥子を見上げた叔母の声は、滲んでいた。
叔母にも、美弥子の心根が通じたようだ。
叔母が、美弥子の顔から視線を伏せた。
叔母の頬を、涙が伝った。
しかしその視線は、真っ直ぐに美弥子の股間まで届いていた。
まるで、林を渡る吊橋のようだった。
美弥子の陰核は、さながら橋柱だ。
叔母の視線を受け止め、天を指して震えていた。
自らの身体を、デッキに沈めようとしたのだろう。
「あ、待って」
声を上げたのは、美弥子だった。
美弥子はしゃがみこむと、叔母が脱ぎ落としたバスローブを拡げ始めた。
叔母のために、褥を作っているのだ。
「美弥子さん、ありがとう」
美弥子は、叔母の礼には応えず、起ちあがった。
叔母に正対すると、無言のままローブの腰紐に手を掛けた。
あっさりとはだけたローブは、次の瞬間には肩を滑り落ちた。
美弥子は、自ら脱ぎ落としたローブを、叔母のローブに並べた。
由美には、美弥子の心根が判るようだった。
褥を拡げるために、ローブを脱いだのでは無い。
全裸で交合しようとする叔母を、着衣のまま見下ろすことが出来なかったのだろう。
褥を整えた美弥子が、起ちあがった。
その姿もまた、ひとつの奇跡だった。
海のヴィーナスが、森に迷いこんだように見えた。
「美弥子さん……」
叔母は、半分涙声で美弥子に礼を言いかけたが……。
その言葉は途中で途切れた。
叔母の視線が、一点に定まっていた。
そのベクトルをたどった先は……。
美弥子の股間だった。
美弥子は、陰核を勃起させていたのだ。
普段であれば、自らの反応を隠そうとする美弥子だった。
陰核が勃起した状態で、自ら股間を曝すことなどあり得なかった。
由美は、思わず美弥子の表情を確かめた。
叔母を真っ直ぐに見つめる瞳に、力が籠っていた。
その視線の強さは、叔母に対するエールのようにも見えた。
2人に見下ろされながら交接されようとする叔母を……。
自らの恥を曝すことで、励まそうとしているのかも知れない。
「美弥子さん……」
美弥子を見上げた叔母の声は、滲んでいた。
叔母にも、美弥子の心根が通じたようだ。
叔母が、美弥子の顔から視線を伏せた。
叔母の頬を、涙が伝った。
しかしその視線は、真っ直ぐに美弥子の股間まで届いていた。
まるで、林を渡る吊橋のようだった。
美弥子の陰核は、さながら橋柱だ。
叔母の視線を受け止め、天を指して震えていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2012/02/22 07:29
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み「そう言えば……。
裏磐梯にも、五色沼ってあるじゃん」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100537455.jpg
食「ああ、そうですね」
み「五色には、青色は無いの?」
食「ありますあります。
その名も、『青沼』」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2012021810053789a.jpg
み「おー。
“池”にしないだけ、見識があるではないか」
食「あそこは、『青池』よりずっとデカいですからね」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100537b87.jpg
食「6倍くらいあるんじゃないかな」
み「そこの青さは、解明されてるわけ?」
食「あれは、アロフェンって云う火山性の鉱物のせいらしいですね」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2012021810044128a.jpg
食「その微粒子が、光を反射するみたいです」
み「じゃ、『青池』もそうなんじゃないの?」
食「どうでしょうね。
『青沼』は、磐梯山の噴火でできたわけですけど……」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100537e13.jpg
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2. Mikiko- 2012/02/22 07:30
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食「『青池』は、噴火じゃないですからね」
み「あ、そうか。
地震による山崩れだったね。
うーん、それじゃ何だろ。
誰かが、バスクリン入れてるんじゃないのか?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201202181004411d8.jpg
食「そんなわけないでしょ。
じゃ、ボクはこれで」
み「降りるのか?」
食「降りませんよ。
発車したばっかりでしょ。
席に戻るんです」
み「まだ、話は終わっとらん。
『青池』の話だけして逃げるつもりか。
あと、『くまげら』と『ぶな』が残ってるだろ」
食「よく覚えてましたね……」
み「事柄の数が3つだと……」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100440b83.jpg
み「忘れ難いものなのじゃ」
食「そうなんですか?」
み「プレゼンとかするときでも……」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100440c66.jpg
み「特徴ななんかを、ズラズラ並べ立てるのは愚の骨頂。
3つに絞って、ズバババンと訴える」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100441c58.jpg
↑“バ”が多すぎだろ
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3. Mikiko- 2012/02/22 07:30
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み「これが、印象に残るやり方」
食「へー。
スゴいですね。
お仕事は、営業ですか?」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100538f6d.jpg
み「経理じゃ」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120218100537be4.jpg
食「経理が、何のプレゼンするんです?」
み「誰が、わたしの話をしておるか」
食「誰の話なんです?」
み「社員研修に呼んだ講師が言ってた」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2012021810044130c.jpg
続きは、次回。
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4. ハーレクイン- 2012/02/22 10:45
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優しいなあ、美弥ちゃん。
なあんて優しいんだ。
この世のことどもをすべて受け入れようという、
悲母観音か。
あ、いや、違うな。
やはりヴィーナス。
奇跡のヴィーナス。
股間に長大な陰核を屹立させる奇跡のヴィーナス。
美しいぞ。
頑張れ。
頑張れ、律子叔母さん。
自ら決めたことだ。
頑張れ。
ううっ (・・、)ヾ(^^ )
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5. ハーレクイン- 2012/02/22 12:06
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うーん
裏磐梯の五色沼は有名ですがね。
若かりしHQ、磐梯山(標高1819m)の北方10数kmに聳える吾妻山(あづまやま;ピークは西吾妻山2035m)に登ったことがあります。
磐梯山と、例の、智恵子の安達太良山(1700m)を間近に望む、それはそれは美しい山です。
「あづま」は“我が妻”。
美しい名前ですねえ。
で、この吾妻山の山懐に抱かれるようにあるのですよ。
青い青い湖沼が。
面積はさほどでもないのですが。えーと、ひょっとして“湖”かも知れません。
名前あるのかなあ。
無いわけないと思いますが、調べましたけどわかりませんでした。
なんで青いんでしょうね。
まるで、奇跡のような青さでした。
登った時は恐ろしく風が強く、日程も押しておりましたので、残念ながら湖畔に立つことはできませんでした。
登山道からは、かなり下らんとあきまへんのでね。
あの湖の畔に立つことだけを目標に登山日程を組んでもいい。
それほど美しい湖でした。
皆さん!
ほんとにあるんですよ。青い湖沼。
(あれ、そういやお前、色覚異常やないか! 「青」ってわかるんかい!)
青はわかりまっせ。
私が判別しづらいのは赤と緑!
日本人の色覚異常はほとんどがこれ!!
うーむ。
「くまげら」と「ぶな」かあ。
話題(引っ張りネタ)は尽きぬのう。
お。
営業の姐ちゃん。
色っぽいぞ。
女性のスーツ姿って、なんでこないにそそられるんかのう。
それが狙いだったりして。
ブラ、あ、いや、ブラウスの第2ボタンまで外したりするんだよね。
ぐふふ。
社員研修の講師ねえ。
結構、適当なことを言いよるからのう。
予備校講師もな。
わはは。さらばじゃ。
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6. ハーレクイン- 2012/02/22 14:39
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つっこむタイミングと内容。
全く把握できぬ。
いちおー調べたのだがな。
アロフェンくん。
どー考えてもネタバレネタ(なんちゅー日本語や)。
しかしよー考えたら「青色ネタ」やってしもうたしのう。
どないすべかのう、アロフェンくん。
「青」で押すか、「鉱物」で押すか。
「青」は、やっちまったしのう。
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7. Mikiko- 2012/02/22 19:48
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ほんとに良い子ですね。
書いてても、愛しくなる。
でも、そういう子ほど……。
いじめたくなるものなのです。
吾妻山から見える青い湖は……。
鎌沼じゃないでしょうか?
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120222195015a09.jpg
↑こちら(http://nasu240.blog103.fc2.com/blog-entry-578.html)から拝借しました。
水深は6メートルだそうですので、“沼”で正しいのでしょうね。
http://www.youtube.com/watch?v=5WkfxP7u6Uo
↑吾妻山から鎌沼を見た景色?
> ツッコミは大阪人の天性。絶妙のタイミングで入れて進ぜよう。
ではなかったのか?
アロフェンなんかで、これ以上引っ張るかいな。
何の興味もないわ。
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8. ハーレクイン- 2012/02/22 20:32
-
鎌沼かなあ。
そんなに大きい湖沼ではないのだよ。
なんせ古い話だからなあ。
もう地図も手元にないし……。
>吾妻山“から”見える青い湖
ではなく、吾妻山の“山懐に抱かれる”湖じゃ。
湖面の標高はおそらく2000mほど。
一般人が気安く見ることのできる湖ではな~い。
(おうおう、エラそな言い方)
なんや引っ張りネタやないのか、アロフェン。
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9. Mikiko- 2012/02/23 07:35
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それでは……。
これではないのか?
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120223061714bbf.jpg
↑こちら(http://kiimago.exblog.jp/tags/%E5%90%BE%E5%A6%BB%E5%B1%B1/)から拝借
“魔女の瞳”と呼ばれてるそうです。
本名はなんと、“五色沼”。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120223062916e5b.jpg
紛らわしいだろ!
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10. ハーレクイン- 2012/02/23 10:08
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優しい美弥ちゃんには、明日にならないと逢えませぬ。
とりあえず、管理人さんにご挨拶。
画像UPしていただきました青い湖沼「五色沼」、またの名を“魔女の瞳”。
国土地理院の1/25,000地形図でも確認しました。おそらく間違いないでしょう。湖面の標高は1,600m位でした。
しかし今更ですが、便利な時代になったよなあ。国土地理院作製の地図や航空写真が、自由に無料で検索できるんやもんなあ。
管理人さんご提供の地図の右下に「浄土平」という地名がありますよね。
ここから入って北へ向かい、まず「一切経山」。さらに北へ、一切経山と家形山の間の鞍部にあるのが「五色沼」。家形山から西へ向かうと、地図からは外れますが、最高峰の「西吾妻山(2,035m)です。
そうか、ちゃんと名前あったんや「五色沼」。しかも二つ名を持つお姐さんだったとは。道理で只者ではない雰囲気だったよ。
ありがとー、Mikikoさん。
でアロフェンくん。
管理人さんには「これ以上引っ張るかいな。何の興味もないわ」と、冷たくあしらわれてしまいました。
これはあまりに可哀想、ということで、いちおー調べてみました。
アロフェンくんの正体は……。
●火山性鉱物「アロフェン」。
●二酸化ケイ素・酸化アルミニウムの水和物(なあんのこっちゃ)。
●火山灰土壌中に広く存在(そらそやろ)。
●常温では密度2.65 (g/cm3)。無色の固体。
あれ? 無色って……、青やないんかい。
いっつも思うのだが、この無職、あ、いや「無色」と言う日本語。
なあんか違和感ねえかあ。
広辞苑なんかを引くと、どうも「モノクロ」ということらしいのだが、んじゃ白や黒は色ではないのか。灰色はどうなのだ。
今、書いて気付いたが、灰“色”っていうじゃねえか。
そういえば今更だが、白“色”黒“色”っていうよなあ。
今、入力するのに「はくしょく」「こくしょく」で一発変換できたぞ。念の為「しろいろ」「くろいろ」でもOKだった。
白も黒も灰も、立派に「色」じゃねえか。
なんで「無色」って、貶められにゃならんのだ。
そのあたり、どないでっか。平野文部科学大臣。
そういや、初めて知ったが、どうでもええのやが、あんたのファーストネーム「博文(ひろふみ)」なんやなあ。
日本の初代首相と同じやないか。
このおっさん、伊藤博文。
4回も首相をやりおった。大した人物でもないと思うとったが(なんせ御維新後、主な人材はほとんど死んでしもとった、龍馬を持ち出すまでもなく)、なんとあの、松蔭の「松下村塾」の出身なのだよ。久坂玄瑞、高杉晋作などの同窓生というわけだ。
ま、博文はどーでもええ。話はアロフェン。
しかし、よー考えたら「青色ネタ」やってしもうたしのう。
●様々な結晶相(なんじゃ、それ)を持つことが特徴で、その代表的なものとして石英(水晶)がある。
おー、水晶ってかい。
んなら「青」も納得じゃのう。
よしよし「アロフェン」。
覚えたぞ。
しょーもないおやじギャグを思いついた。
アロフェンは“あれへん”(大阪語;無いよ)。
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11. Mikiko- 2012/02/23 19:50
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動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=AVUo8z5NzRg
“魔女の瞳”が現れるのは、3分過ぎです。
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12. ハーレクイン- 2012/02/23 23:42
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古ーいアルバムひっくり返してみたら出てきましたよ、「五色沼」の写真。といっても、もう30年以上前の写真。ほとんど“白黒写真か”というくらい色あせていました。“魔女の瞳”残念ながら、昔日の面影はありません。
UPしていただいた動画、見ました。我々が歩いたのと同じコースですね。五色沼から先はわかりませんが。
しかし、撮影された方、ほんとにしつこく五色沼を撮っておられます。誰でもあれ見たら魅せられるわなあ。
ただ、残念ながら、あの鮮やかな「青」は再現しきれていないですね。季節が悪かったのか。それとも、時とともに汚染が進んだか……。
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13. Mikiko- 2012/02/24 06:13
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汚染は考えにくいんじゃないの?
“五色沼”の名のとおり、時によって色合いが変わるんでしょう。
ハーレクインさんは、最高に美しい瞬間を目にしたのかも。
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14. ハーレクイン- 2012/02/24 13:14
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裏磐梯の五色沼は「五つの沼」なんだろうけど、吾妻山系の五色沼は一つ。
これが色を変えるのか。うーむ。
ひょっとして“魔女の眼光”に誑かされたのかも。