2011.12.2(金)
「あんまり長風呂だから、心配して来てみれば……。
まさか、まだお風呂にも入ってなかったとはね。
でも……。
あなたたちのお陰で、いい場所見つけた。
カーテンの向こうに、こんな素敵なデッキがあるなんて、気づかなかったもの。
おしっこ……。
されちゃったみたいだけど」
デッキには、黒々とした染みが拡がっていた。
「すみません。
お掃除します」
「いいわよ。
おしっこは汚いものじゃないから。
ほら、あそこに散水用のホースリールがあるから……。
わたしが流しておくわ」
「叔母ちゃん、この染みがおしっこだって、よくわかったね」
「あのね……。
あなたたちの身体から、どんな臭いがしてると思うの。
この変態ども!
早くお風呂入って来なさい」
叔母に追い立てられ、2人は浴室に向かった。
「あ、言っておくけど……。
お風呂でまた始めないでよね。
手早く済ませてちょうだい。
もう、そろそろ時間だから」
風呂場のタイルは、まだ湿っていた。
叔母と香純が使った名残だろう。
「旅館の貸切風呂みたいだね」
床から掘り下げられた湯船は、家族4人で入っても余裕があるほどだった。
「叔母ちゃんったら。
あんなこと言っておいてさ。
自分たちは、ここで楽しんだんだよ」
「何でわかるの?」
「臭い、かいでみて」
「……」
「するでしょ?
おしっこの臭い」
「そう言えば……」
「ここで、おしっこプレイしたに違いないよ。
わたしたちもしよっか?」
「さすがに、もう出ない。
お風呂楽しむのは、またにしましょ。
これ以上待たせたら悪いわ」
美弥子の言うことも、もっともだった。
2人は、広い湯船を楽しむのもそこそこに、手早く身体を洗った。
メイクも、すべて落としてしまった。
つるりとした剥き卵のような顔と身体で、2人は浴室を後にした。
まさか、まだお風呂にも入ってなかったとはね。
でも……。
あなたたちのお陰で、いい場所見つけた。
カーテンの向こうに、こんな素敵なデッキがあるなんて、気づかなかったもの。
おしっこ……。
されちゃったみたいだけど」
デッキには、黒々とした染みが拡がっていた。
「すみません。
お掃除します」
「いいわよ。
おしっこは汚いものじゃないから。
ほら、あそこに散水用のホースリールがあるから……。
わたしが流しておくわ」
「叔母ちゃん、この染みがおしっこだって、よくわかったね」
「あのね……。
あなたたちの身体から、どんな臭いがしてると思うの。
この変態ども!
早くお風呂入って来なさい」
叔母に追い立てられ、2人は浴室に向かった。
「あ、言っておくけど……。
お風呂でまた始めないでよね。
手早く済ませてちょうだい。
もう、そろそろ時間だから」
風呂場のタイルは、まだ湿っていた。
叔母と香純が使った名残だろう。
「旅館の貸切風呂みたいだね」
床から掘り下げられた湯船は、家族4人で入っても余裕があるほどだった。
「叔母ちゃんったら。
あんなこと言っておいてさ。
自分たちは、ここで楽しんだんだよ」
「何でわかるの?」
「臭い、かいでみて」
「……」
「するでしょ?
おしっこの臭い」
「そう言えば……」
「ここで、おしっこプレイしたに違いないよ。
わたしたちもしよっか?」
「さすがに、もう出ない。
お風呂楽しむのは、またにしましょ。
これ以上待たせたら悪いわ」
美弥子の言うことも、もっともだった。
2人は、広い湯船を楽しむのもそこそこに、手早く身体を洗った。
メイクも、すべて落としてしまった。
つるりとした剥き卵のような顔と身体で、2人は浴室を後にした。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2011/12/02 07:34
-
み「ね、2人でひとつ、注文しない?」
律「鍋焼きうどん?」
み「土鍋に入った熱々」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111127095432912.jpg
律「でも……。
どうして、“鍋焼き”って云うのかしら?
煮てるだけなのに」
み「そういえばそうだよな。
これはぜひとも、マスミンに聞かねば。
お酒おごってるんだからね」
老「料金の内か?」
み「当然!」
老「それでは、猪口一杯分だけ説明しよう。
今で云う“鍋”料理というものは……。
元々は、“鍋焼き”料理と呼ばれていたらしい」
み「鍋料理、全部が?」
老「左様じゃ」
み「この“きりたんぽ鍋”も?」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111127095439c8e.jpg
老「左様じゃ」
み「焼いてないじゃない」
老「鍋を焼いておるじゃろ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111127095433ef6.jpg
み「は?」
老「鍋を焼くことによって……。
中のスープが加熱され、その結果、具材が煮込まれるという仕組みじゃ」
み「じゃ、すべての“鍋料理”は、“鍋焼き料理”だってこと?」
老「はるか縄文の昔よりな」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201111270954313ac.jpg
-
––––––
2. Mikiko- 2011/12/02 07:35
-
み「怪しい説」
老「猪口一杯分の説じゃ。
追加料金、払うか?」
み「いらない。
“鍋焼きうどん”が“鍋うどん”でも、イッコーに構いません。
美味しければいいの。
先生、食べるでしょ?」
老「そんなメニューはないぞ」
み「なんで!」
老「“鍋焼きうどん”を出す居酒屋の方が珍しいわい」
み「納得できーん」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111127095432063.jpg
み「↑は、小樽にある『美園』というお店のもの。
この『美園(http://www.misono-ice.com/)』さんは、パフェ屋なのだ。
しかしながら、ちゃんと“鍋焼きうどん”があるではないか」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111127095450fe5.jpg
み「パフェ屋にあって、居酒屋にないという法はあるまい」
老「パフェ屋にある方が尋常でないわ」
み「あ、そうだ。
出前頼めばいいんじゃない」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111127095433a4d.jpg
老「スナックじゃあるまいし。
居酒屋の中から出前を取るやつがあるか」
み「ちぇー。
せっかくの思いつきが」
老「蕎麦を食べながら、うどんを注文しなくても良いじゃろ。
話の続きを聞きなさい」
み「鍋焼き説なら、もうけっこう」
老「その前の話じゃ」
み「何だっけ?」
老「やっぱり、お冷やをもらったほうが良いな」
み「水なんか飲んだら、割り勘負けする。
あ、これ飲めばいいんじゃん」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111112103944185.jpg
律「Mikiちゃん。
それ、さっきもやったわよ」
続きは、次回。
-
––––––
3. ハーレクイン- 2011/12/02 08:47
-
由美ちゃん美弥ちゃん、言われちゃったなあ。
>この変態ども!
言ったご本人、律子さんも十分変態だと思うが。
香純もな。
くどいようだが、由美美弥の女優さんは全員変態じゃ。
-
––––––
4. ハーレクイン- 2011/12/02 08:49
-
「鍋焼き」は鍋を焼くから。
うーむ。言われてみれば。
しかし、猪口一杯分の説だからなあ。
信憑性はどこまで……。
ん?
その前の話?
わからんようになったんで、前の分を読み返してしまったぞ。
-
––––––
5. 海苔ピー- 2011/12/02 15:38
-
私にとってはパッシリの思い出が・・・
「鍋焼きうどんが食べたいて」
電話やポケベルが鳴った。
彼女によく冷凍の鍋焼きうどんと、その時々にハマッている飲み物を買って走ってた。
-
––––––
6. Mikiko- 2011/12/02 20:19
-
> ハーレクインさん
鍋焼きそば、ありました。
http://blog-imgs-35.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111202172029b03.jpg
帯広のお店です(http://blogs.yahoo.co.jp/men_no_nariyuki/61002477.html)。
もう一つ。
こちらは、『“鍋”焼きそば』。
http://blog-imgs-35.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111202172546777.jpg
お手製です(http://hohsan.blog77.fc2.com/blog-entry-34.html)。
鍋で、焼きそば麺を煮るようです。
> 海苔ピーさん
ふむ。
彼女の気持ちは、わからぬではない。
ことほどさように、鍋焼きうどんは発作的に食べたくなるものである。
ポケベルってのが、“時代”ですね。
「ポケベルが鳴らなくて」なんてドラマもありました。
広末涼子のポケベルCMがありました。
http://www.youtube.com/watch?v=rJfzMFEwfJQ
彼女の初CMだそうです。
1996年。
当時、16歳。
-
––––––
7. ハーレクイン- 2011/12/02 22:36
-
おー、やっぱりありましたか。
函館「暖笑」さん。
具材はゴボウ・ニンジンのかき揚げ、焼きネギ(美味そう)、鶏肉、餅。大変に具沢山。
蕎麦は手打ちの太麺。
うどんもそうですが「鍋焼き」となるとなぜ具沢山になるのでしょうね。
よし、今度作ってみるか「鍋焼き蕎麦」。
「“鍋”焼きそば」には笑ってしまった。
いいなあ。こういう自由な発想。
味付けはやはり中華風みたいですね。