Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0851
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 美弥子が、由美の頭越しに両手を突いた。
 巨大な乳房が、顔の真上から下がった。
 乳首は、棗の実を立てたように尖っている。
 由美は、腹を空かせた子牛のように吸いついた。
 一心に吸い立てる。
 微かに、塩辛い汗の味がした。

「ダメ……。
 そんなにしたら、イッちゃうから」

 美弥子の片手が、浮き上がった由美の肩をデッキまで押し戻した。
 唇から、乳首が離れる。

「ふぅん」

 由美は抗議の鼻声を上げたが、それ以上乳首を追おうとはしなかった。
 乳房のあわいから見える眺めに魅了されたのだ。
 由美の無毛の性器の上に、美弥子の股間が翳されていた。
 黒々と繁った陰毛からは、肉芽が突き出している。
 真っ赤に膨れあがり、盛りのついた犬のペニスのようだった。

 美弥子が身じろぎをし、体勢を整えた。
 腰を矯めるように持ち上げると、ゆっくりと煽った。
 美弥子の陰核が、由美の陰核を押し潰す。

「あきゃぁ」

 由美は声帯を開き、思うさま嬌声を放った。
 誰に聞かれてもいいと思った。

 美弥子は、再び腰を離した。
 2人の性器は離れても、粘液の糸が互いを繋いでいた。
 糸が伸びきるより先に、美弥子の腰が戻ってきた。
 一打目よりも、僅かにスピードが加わっていた。
 しかしまだ、押し圧てるといった動きだ。
 美弥子は、着地した陰核に更に圧迫を加えた。
 互いの恥骨が互いの陰核を押し挟み、潰していた。
 由美は、懸命に密着部分を覗いた。
 美弥子の腹が、ふいごのように起伏していた。
 腹肉が持ち上がるとき、僅かに結合部が覗いた。
 重なった恥骨の狭間から、美弥子の肉芽が突き出ていた。
 陸に打ち上げられた小魚のようだった。
由美と美弥子 850目次由美と美弥子 852





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2011/11/25 06:25
    •  江戸の吉原……。
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082449b3d.jpg
       京都の島原……。
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082521523.jpg
       そして、大阪の新町。
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201111230824472da.jpg
       これが、日本三大遊郭と呼ばれたそうです。
       『ここに砂場ありき』の碑は、新町南公園ですが……。
       そのすぐ近くにある新町北公園には……。
       『だまされて来てまことなり初さくら(千代女)』の碑が建ってます。
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201111230825284af.jpg
       お話を、続けます。
      律「でも、東京で食べたお蕎麦と、見た目が似てるわ」
      み「東京のどこよ?」
      律「虎ノ門」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082448e46.jpg

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2011/11/25 06:26
    • 律「すぐ近くで学会があって……。
       お昼に案内されたの。
       木造三階建ての、スゴく古いお店」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082449ea8.jpg
      老「あの店が建てられたのは……。
       確か、大正12年(1923年)ですな」
      み「よく、そんなことまで知ってるね」
      老「日本史の女王は……。
       1923年で、何も思いつかんかな?」
      み「ん?
       あ、関東大震災!」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082453a5e.jpg
      み「それじゃ、震災直後に建て替えられたってことか」
      老「いやいや。
       震災は9月じゃぞ。
       あれだけの店が、その年のうちに建つわけが無い。
       あの店は、震災直前に出来ておったのじゃ」
      み「てことは……。
       震災でも壊れなかったってわけ?
       木造の三階建てなんでしょ?
       真っ先に潰れそうだけどね」
      老「蕎麦屋専門の大工が建てたからの」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082521827.jpg

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2011/11/25 06:26
    • み「へ?
       蕎麦屋しか建てない大工なんていたの?」
      老「いたようじゃな。
       蕎麦屋大工と云った。
       蕎麦屋の天井は、船底天井と云う特殊な形状をしておるからの」
      み「どんな形?
       天井から船底が下がってるみたいな?」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201111230825275e0.jpg
      老「逆じゃ。
       真ん中が高くなっておる。
       船底を逆さにしたような形状じゃな」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082527c3c.jpg
      み「専門の大工が、それを作ったってわけね」
      老「震災の揺れにも、ビクともしなかったそうじゃよ」
      み「蕎麦屋だけ建てて食べていけるってのが、スゴいよね」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082447f6d.jpg
      み「大正時代って……。
       今よりも、はるかに豊かな時代だったんじゃないの?」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111123082528def.jpg
      ↑大正時代の『浅草花屋敷』
       続きは、次回。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2011/11/25 09:55
    • さあ、本格的に始まりました、由美美弥オンステージ。
      >誰に聞かれてもいいと思った
      いい覚悟だ、由美ちゃん。
      美しい木目に、
      木漏れ日の揺れる、野外デッキ。
      ただよう木の香り。
      降り注ぐ夏の陽光。
      吹き渡る高原の風。
      ふり仰げば、
      林の梢を透かし見る何処までも青い空。
      そして……。
      放恣に絡み合う一対の妖精。
      由美を犯す美弥子。
      美弥子に犯される由美……。
      いやあ、もう言葉はない。
      “天涯の交合”てのはどうだ。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2011/11/25 10:17
    • 『だまされて来て……』
      あー、びっくりした。
      千代女が騙されて遊女に売られてきたかと思った。
      前回の「新町遊郭跡」の地図には、新町北公園内に「新町九軒桜堤の跡」がありますね。この桜を詠った句ですね。
      「まさかまだ咲いてるわけないやん、と半信半疑で見に来てみれば、見事に咲いていた今年初めての桜花……」てとこかな。
      関東大震災はもちろん知ってるが、1923年までは覚えとらんかった。
      この年の7月、HQ母出生。
      蕎麦屋専門の大工ぅ?
      「蕎麦屋大工」いやあ知らなんだ。
      「船底天井」知らなんだ。
      大正……。
      激動の時代でありましたが、
      「大正ロマン」「大正デモクラシー」「ダダイスム」の時代でもありましたな。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2011/11/25 20:15
    •  蕎麦屋で天井を見上げた記憶はありません。
       子供のころ、ばあちゃんの部屋で寝てました。
       もちろん、天井は板張り。
       安い板を使ってたせいか、節目がたくさんありました。
       夜、眠れずに見上げてると……。
       やがて、節目が目玉に見えてきて……。
       まわりに広がる雨漏りの染みが、オバケの姿に変わります。
       思わず布団を被ったものです。
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