Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0834
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「あぶぶぶ」

 女性の口元から、泡が噴き零れ始めた。
 と同時に、全身の硬直が解けた。
 女性の身体は、糸の切れたマリオネットのように、その場に沈んだ。

 レールの継ぎ目を叩く車輪の音が、ようやく由美の耳に飛びこんできた。
 こんな音も聞こえないほど、我を忘れていたのだ。

 どうしようか……。
 由美は迷った。
 真の望みは……。
 このまま後ろ手に鍵を掛け、オナニーすることだった。
 しかしそれは、あまりにも危険だ。
 この興奮状態では、必ず喪神してしまう。
 そうなった場合……。
 長時間トイレが開かないことをいぶかった乗客が、車掌に通報しかねない。
 車掌は、下半身丸出しで倒れている2人を発見することになる。
 由美は、悪い想像を振り切ろうと、かぶりを振った。

 ドアの外を、何か重いものが通る音がした。
 車内販売のカートだろう。
 由美は、改めて腕時計を見た。
 思いのほか時間が経っていた。
 間もなく降車駅に着いてしまう。
 やはりこの場は諦めるしかないようだ。
 しかし……。
 女性をこのままにしておくのは、忍びなかった。
 女性は、窓下の壁に背中を預けたままだ。
 目蓋はすでに閉じていた。
 穏やかな顔をしていた。
 だが、下半身は剥き出しだった。
 投げ出した両脚の付け根には、黒々とした陰毛を分けて、陰唇の襞が覗いていた。

 由美は、狭い室内を見回した。
 求めるものは、すぐに見つかった。
 荷物棚に置かれたバッグの上に、空色のスカートが畳まれてあった。
 脱いだスカートを、こんなにきっちりと畳んだのだ。
 女性の覚悟の深さを、思い知らされる気がした。

 女性を起こせばいいだけだろうが……。
 顔を合わせるのは、さすがに気まずかった。
 由美は空色のスカートを取ると、女性の両脚に通した。
 どうにか、お尻まで持ち上げた。
 脇ファスナーは半分しか上げられなかったが、もう肌は見えない。
由美と美弥子 833目次由美と美弥子 835





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2011/10/31 06:14
    • 老「色、柄、ともにさまざまな絹布が継ぎ合わされておるから……。
       ひとつとして同じ衣装は無い」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111029105609cfd.jpg
      み「パッチワークみたいなもんだね」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110291055323f5.jpg
      老「そうじゃな。
       といっても、無闇やたらと繋いだものではないぞ。
       必ず左右対称に縫い合わせるというルールがあるのじゃ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110291055302f7.jpg
      老「このルールによって……。
       ごちゃごちゃしない、洗練されたデザインが保たれとる。
       百年も前の絹布を、そうやって継ぎ合わせると……。
       驚くほどモダンな色合いを見せてくれるものじゃ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110291055323ab.jpg
      み「ふーん。
       母から娘に、代々受け継がれてる衣装ってことか」
      老「成人になったといっても、誰もが“端縫い”を着れるわけではないのじゃ。
       一人前の女性と認められて初めて……。
       着ることが許される」

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2011/10/31 06:14
    • み「許される前は、どうすんのよ?
       裸で踊るわけ?」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110291056086f0.jpg
      老「そんなことをするのは、お前さんだけじゃ」
      み「したことないわい。
       してみたいけど」
      老「端縫いを許される前の女性は、藍染めの浴衣じゃな」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111029105607c76.jpg
      み「もうひとつの、“とりおいがさ”ってのは?」
      老「おまえさんのお国でも……。
       “佐渡おけさ”は、これを被って踊るじゃろ?」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111029105531a4c.jpg
      み「あぁ。
       あの、二つ折りになった、餃子みたいな形の笠ね」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011102910584236a.jpg
      老「相変わらず、例えが悪いの」
      み「あれ、何で鳥追い笠って云うの?」
      老「昔の農村には、“鳥追い”という行事があった。
       田畑を荒らす鳥獣を追い払うために……。
       若者らが、唄を歌い、農機具を鳴らしながら、練り歩く行事じゃよ。
       そのときに被った笠が、その鳥追い笠じゃ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011102910561046e.jpg

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2011/10/31 06:15
    • み「捕物帳だったかに、鳥追い女ってのが出てきたと思うけど」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011102910560800b.jpg
      老「ほぅ。
       妙なことを知っておるの。
       江戸時代になると……。
       鳥追い笠を被り、鳥追い唄を歌いながら門付けして歩く女芸人が現れた。
       それら称して、鳥追い女と呼んだわけじゃ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111029105609051.gif
      み「女芸人ねー。
       だから、鳥追い笠って色っぽいのか」
      律「目深に被って、顔が見えないところがいいわよね」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011102910553118c.jpg
      老「うむ。
       うなじが非常に美しく見えるものよ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110291055336a2.jpg
      み「すけべジジイ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110529200621c3d.jpg
       続きは、次回。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2011/10/31 18:26
    • あ~ああ、由美ちゃん。
      結局オナれなんだか、可哀想に。
      ま、今夜たっぷりできるわな。
      それを楽しみに今は矛を収めよう。
      それにしても水色の女。
      >覚悟の深さ
      か。
      何かあったのか、相方に振られたとか……。
      それとも純粋に露出趣味のオナニーfreakか。
      “水色”が足りなくなったな。
      『水色のワルツ』
      作詞:藤浦洸
      作曲:高木東六
      歌唱:二葉あき子

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2011/10/31 19:24
    • いやあ。
      今日は朝5時起床。6時半出発だった。
      久しぶりにラッシュアワーの電車に乗ったよ。
      授業がなかったので、前々から家人に要請されていた用事を果たしに行ったのだ。
      行先は何と、例の僻地和歌山。
      ただし和歌山市だったから、そんなにべらぼうに時間はかからぬ。
      それでも、なんやかんやで4時間近くはかかったかなあ。
      久しぶりに家人と二人、旅行気分だったよ。
      で、さっき帰宅してこのコメを書いてます。
      夕食は外食。
      あとはゆっくり飲むだけじゃ。
      老>(「端縫い」は)左右対称に縫い合わせるのがルール
      へえ~。
      こういう決まり事も、伝統、格式を思わせるなあ。
      鳥追い女といいますと、こんな思い出があります。
      小学生のころ、夏休みになると例の湖国近江、安土山の麓にある母親の実家に泊りがけで遊びに行くのが恒例でした。
      我が家だけでなく、母親の兄弟姉妹の子供たちも同様でした。
      親たちはすぐ帰っちゃいますが、子供連中(要するにいとこどうし)は2日や3日でなく、ほとんど夏休み中泊り倒すのですよ。人数はそう、10人くらい。
      今にして思えば、実家の嫁さん、大変だったよなあ。子供の頃はそんな気遣いはなあ~んもせんかったが。
      んで、今日は釣り、明日は蝉取り、明後日は山のぼり(そんなたいそうな山ではない)てな調子で遊び倒すわけだ。
      そういえば、あのころは婆ちゃん(母の母)も健在だったし、よう遊んでもろうた。
      さらにそういえば、まだ水道がなくて井戸だったな。
      トイレは無論汲み取り。
      寝る時は部屋いっぱいに蚊帳をつるす……。
      おっと、こんな話をしていると鳥追い女がどっかに行ってしまう。
      でだ、ある年の夏、例によって実家に行き、まだ親たちもいた日の夜。
      父親連中が酒盛りを始めおった。
      で、いとこ連中が集まって「仮装大会をやろう」ということになった。それを父親達に披露しようというわけだ。誰が思いついたのかは記憶にない。
      で当時、実家の母屋は平屋建てだったが、屋根裏部屋があった。普段は天井に跳ね上げてある階段を下ろすと、この屋根裏部屋に上がれる。
      ここを楽屋にして、いとこたちがそれぞれ思い思いのアイデアで仮装し、階下に降り、酒盛りの場で披露したわけだ、酔っぱらいおやじどもに。
      もちろん衣装も小道具もないからそんな大層な仮装ではない。
      それでも無茶苦茶受けたよ。
      やんややんやの喝采。
      「ええぞ、子供ら」掛け声がかかる。
      おひねりが飛ぶ(これはウソ)。
      まるで歌舞伎役者になったような気分だった(当時は歌舞伎なんて知らんかったが)。
      でだ、やっと本題。
      そのときHQの演じた出し物の一つが「鳥追い女」。
      これだ。
      どんな仮装だったか。
      頭に大きめの枕を乗せ、両端を下に少し引っ張って横顔を隠す。
      ただこれだけ。
      ま、そんな遥か昔の思い出を思い出させてくれた(日本語、変)のだよ。
      「み」さんの「鳥追い女」がのう。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2011/10/31 20:08
    •  レフト際の打球を見定めた審判は、両手を頭上に大きく広げ……。
       観客の溜息と共に、バッターHQは、がっくりと膝を落としましたとさ。
       大家族の夏休み。
       いい思い出をお持ちですね。
       うらやましいです。
       観客の親たちも、ほんとに楽しかったことでしょう。
       でも、そういう日本の夏は……。
       次の世代には受け継がれなかったわけです。
       今日、世界の人口が70億を超えたそうです。
       しかし、日本の人口は減り続けてる。
       なのに若者には、就職先も無い。
       いったいこの先、どうなっちゃうんでしょうね。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2011/10/31 20:28
    • うーむ。
      ホームランに非ず、ファウルかあ。
      海苔ピーさんにも引導を渡されてるし……。
      無念じゃ。
      今年もまた、優勝を逃したか。
      しかし阪神タイガース。
      何ゆえ毎年毎年、秋風とともに元気がなくなるのだ。
      「夏までタイガース」と呼んでやろうか。
      はあー。
      世界の総人口70億突破。
      このうち何人の人々が、子供たちが飢えているんだろう。
      ほんとに、世界の中の日本は、沈没寸前のタイタニック号にも思えます。
      頑張れ、ニッポン!

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2011/11/01 07:23
    •  わたしには、強いタイガースのイメージがあります。
       小学校のころ……。
       白い帽子のタイガースが、すごく強かったんです。
       リーグ優勝しただけでなく、日本シリーズでも西武に勝ったんです。
       新潟は、ジャイアンツファンが多いんですが……。
       あのころは、白い縞模様の帽子を被った男子が、たくさんいたように思います。
       今日は、「放課後のむこうがわ」の投稿日ですが……。
       また、おかしくなる可能性もあります。
       前回のトラブルは、原因がわからないそうなので。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2011/11/01 08:52
    • 泣かせてくださいますねえ。
      有難うございます。
      日本シリーズで西武に勝った、といいますと、
      1985年。
      この年、阪神タイガースは西武ライオンズを降し、球団史上初にして現在唯一度の、日本一に輝きました。
      バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」もこの年。
      史上最強の助っ人、ランディ・バースはこの年、球団初の三冠王を奪取しました。
      打ちまくって勝ち取った日本一。
      投手陣には失礼だが「エース無き優勝」とも称されています。
      そうか。
      この頃は白のユニフォームでしたか。もちろん黒細線の縦縞入り。
      越後新潟にまで少年ファンを獲得したとは。
      なつかしいなあ。
      ♪帰ってこいよ
      強いタイガース。
      「放課後のむこうがわ」の前回のトラブルは原因不明。
      こおれはドキドキですねえ。
      私どもとしては“放課後のこちらがわ”から見守るしかないわけですが。
      頑張れ!
      あけみちゃん、ともみさん、美里ちゃん。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2011/11/01 11:33
    • いまこちらでは、「相棒Season4」が再放映されています。
      放映時間は、朝の9:55~。
      で、今日のタイトルがなんと「黒衣の花嫁」。
      『黒衣の花嫁』。
      コーネル・ウールリッチ原作のミステリーの傑作です。
      いやあ、なつかしいなあ。
      結婚式直前に花婿を殺された花嫁が、自ら容疑者を次々と殺していく。そして……というストーリーなんですが。
      残念ながら、相棒版「黒衣の花嫁」のストーリーは全く異なります。
      “結婚式直前に花婿を殺された花嫁”というプロローグは同じなのですが、あとはどちらかというと、アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』のような……。
      「相棒・黒衣の花嫁」。
      ヒロイン役は遠野凪子(現在、なぎこ)。
      1999年、NHKの朝ドラ「すずらん」の主役を演じた方です。
      現役の女優さん。
      演技は相変わらずも一つだったなあ(失礼)。
      ま、「相棒・黒衣の花嫁」、放映は2005年だったからなあ。
      今はどうかな。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2011/11/01 15:55
    • 今回は連載第7回。
      早くも全体の三分の一を越えました。
      で、見えてきました重要な小道具、ポラロイドカメラ。
      カメラマンは、写真部部長のともみさん。
      被写体はもちろん、あけみちゃん。
      シャッター音を聞くとスイッチが入る変態被虐モデル。
      >と「嬉しい? 見られて」
      >あ「嬉しい」
      >と「自分で捲るの、大好きなのよね」
      >あ「はい」
      相変わらず素直で可愛いぞ。
      むしゃぶりついて一晩中舐め倒したいなあ。
      ともみさんの撮影技術は堂に入ったもの。
      >ともみさんはカメラを構えた
      >両脚を開いて、全身を安定させてる
      そうだよなあ。
      スポーツや武道に限らぬ。
      何事においても重要なのは足腰の備え。
      たとえ写真部といえども、日常の身体の鍛錬を欠かしてはならぬぞ。
      今日はグラウンド50周!(伴宙太)。
      あとカメラで大事なのは腕の構え。
      両脇は決して空けてはならぬ。両肘をしっかり胸に付けて、前腕を固定するようにのう。
      これはもちろん手ブレを防ぐためじゃ。
      で、里ちゃん。
      今回、ともみさんのアシスタントに採用された。
      おめでとう、よかったのう。
      ただ、なんせにわかアシスタント。
      カメラマンの意図を察知できず、現場でおろおろしておる。
      がんばれ、美里!
      「キュプラ」ってなんや、で調べたら、正式名称は「銅アンモニアレーヨン」。
      従来のレーヨンに比べ、耐久力・耐摩耗性に優れ服地、特に裏地として用いられる。
      要するに化学繊維の一種だな。
      1897年、ドイツで開発されベンベルグ社が特許を取得。
      1931年、旭化成がベンベルグ社と提携、生産を開始する。
      ということでこの化学繊維、日本では「ベンベルグ」の名称で普及していった……ということらしい。
      ベンベルグは知っておるぞ。
      「キュプラ」は初めて聞いた。
      どうも、高級品らしいのう。
      貧乏人のHQが知らんのも当然か。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2011/11/01 19:48
    •  大手拓次の『蛇の花嫁』でしょうか。
       大昔、彼の詩を溺れるように読んだ一時期があります。
      …………………………………………………………………………
      ●そよぐ幻影/大手拓次
      あなたは ひかりのなかに さうらうとしてよろめく花、
      あなたは はてしなくくもりゆく こゑのなかの ひとつの魚、
      こころを したたらし、
      ことばを おぼろに けはひして、
      あをく かろがろと ゆめをかさねる。
      あなたは みづのうへに うかび ながれつつ
      ゆふぐれの とほいしづけさをよぶ。
      あなたは すがたのない うみのともしび、
      あなたは たえまなく うまれでる 生涯の花しべ、
      あなたは みえ、
      あなたは かくれ、
      あなたは よろよろとして わたしの心のなかに 咲きにほふ。
      みづいろの あをいまぼろしの あゆみくるとき、
      わたしは そこともなく ただよひ、
      ふかぶかとして ゆめにおぼれる。
      ふりしきる ささめゆきのやうに
      わたしのこころは ながれ ながれて、
      ほのぼのと 死のくちびるのうへに たはむれる。
      あなたは みちもなくゆきかふ むらむらとしたかげ、
      かげは にほやかに もつれ、
      かげは やさしく ふきみだれる。
      …………………………………………………………………………
       ポラロイドカメラ。
       小説のモデルに設定した「SX-70」は、750gもあるようです。
      http://njb.virtualave.net/web/rl2007/sx70/sx70.htm
       片手で支えられるようなカメラじゃないですね。
       手ぶれを防ぐ構え方が載ってました。
      http://blog.sx70.jp/archives/50810258.html
       書いてるときに、知ってればなぁ。
       「キュプラ」は、素材の名称で……。
       「ベンベルグ」は、製品名だと思う。
       「ステープラー」と「ホチキス」の関係ですね。
       「キュプラ」は、制服のスカートの裏地として普通に使われてます。
       決して高級品ではありません。
       「キュプラ」の肌触りは、大変気持ちよく……。
       フェチの方が大勢いらっしゃるようです(男性にも)。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2011/11/01 22:59
    • いやあ、全く知りませんでした。
      朔太郎、犀星と共に「白秋門下の三羽烏」と呼ばれた詩人だそうですね。
      白秋はもちろん、朔太郎、犀星はたくさんの方がご存知ですが、拓次は逆にほとんどの方が知らないのでは……。
       (お前と一緒にすな!)
      ある意味、不遇な人生を歩まれた方なのでしょうが、その詩作への情熱は死の直前まで衰えることはなかったらしいですね。
      大手拓次。
      1934年(昭和9年)、結核により病没。
      享年46歳。
      葛原妙子に続き、素晴らしい詩人を教えていただきました。
      Mikikoさん、有難う。
      >片手で支えられるようなカメラじゃない
      カメラは本来、それがたとえ携帯であろうと、両手で持つものです。
      どうもデジカメ登場以来、片手で持つ悪い癖が流行り出したのう。
      基本を馬鹿にしては、立派な変態カメラマンになれぬぞ。
      それにしてもポラロイドの構え方は独特だなあ。
      >(キュプラは)決して高級品ではありません
      ありゃ。
      では“高級品”という情報はガセか。
      ふむ。
      それなら私もどっかで触ってるんだろうな。
      肌触りは“絹のよう”らしいですね。

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2011/11/02 07:53
    •  『藍色の蟇』などが有名ですが……。
       こんなのは、どうでしょう。
      …………………………………………………………………………
      ●撒水車の小僧たち/大手拓次
      お前は撒水車をひく小僧たち、
      川ぞひのひろい市街を悠長にかけめぐる。
      紅や緑や光のある色はみんなおほひかくされ、
      Silence(シイランス)と廃滅の水色の色の行者のみがうろつく。
      これがわたしの隠しやうもない生活の姿だ。
      ああわたしの果てもない寂寥を
      街のかなたこなたに撒きちらせ、撒きちらせ。
      撒水車の小僧たち、
      あはい予言の日和が生れるより先に、
      つきせないわたしの寂寥をまきちらせまきちらせ。
      …………………………………………………………………………
      ●美の遊行者/大手拓次
      そのむかし、わたしの心にさわいだ野獣の嵐が、
      初夏の日にひややかによみがへつてきた。
      すべての空想のあたらしい核(たね)をもとめようとして
      南洋のながい髪をたれた女鳥(をんなどり)のやうに、
      いたましいほどに狂ひみだれたそのときの一途の心が
      いまもまた、このおだやかな遊惰の日に法服をきた昔の知り人のやうにやつてきた。
      なんといふあてもない寂しさだらう。
      白磁の皿にもられたこのみのやうに人を魅する冷たい哀愁がながれでる。
      わたしはまことに美の遊行者であつた。
      苗床のなかにめぐむ憂ひの芽望みの芽、
      わたしのゆくみちには常にかなしい雨がふる。
      …………………………………………………………………………
       ひょっとしたら、わたしの文体って……。
       拓次の影響を受けてるかも知れませんね。
       キュプラは、確かにポリエステルなどよりは高価ですが……。
       決して、高級衣料にしか使われないわけではありません。
       リクルートスーツにだって、付いてるのありますよ。
       女装される場合は……
       ぜひ、キュプラの裏地のついたスカートを穿いてみてください。
       もちろん、生足で。
       スリスリする感触が、たまらなく気持ちいいはずです。
       ノーパンなら、勃起するかも?
       出ちゃうかも!

    • ––––––
      15. ハーレクイン
    • 2011/11/02 09:20
    • 『藍色の蟇』や『蛇の花嫁』など、動物を題にした作品・作品集が多いですよね。
      ●撒水車の小僧たち
      >紅や緑や光のある色はみんなおほひかくされ
      ●美の遊行者
      >そのむかし、わたしの心にさわいだ野獣の嵐
      そして、
      ●そよぐ幻影
      >こころを したたらし、
       ことばを おぼろに けはひして
      >あなたは みえ、
       あなたは かくれ
      >わたしは そこともなく ただよひ、
       ふかぶかとして ゆめにおぼれる
      キュプラ!
      キュプラフェチ!!
      うーむ。
      女装といいますと……、
      確かにあります、その衝動。
      これは、変身願望なんでしょうかね。
      いや、それよりもっと原初の衝動。
      生(なま)の五感が呼び覚ます衝動……。
    コメントする   【由美と美弥子 0834】
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