2011.10.29(土)
「やっと、誰か来てくれた……」
女性は、便器の後ろ側の壁に背中を凭れていた。
腰を突き出し、両膝が僅かに折れている。
スーツから伸びる右手が、股間を覆っていた。
立ったままオナニーしているとしか思えなかった。
下半身裸になり……。
しかも、鍵を掛けずに。
「あなた……。
さっき、トイレ前ですれ違った子よね。
わたしのうんこの臭い、嗅いだ子。
きっとこれは、運命だわ。
だって……。
あなたに、うんこ嗅がれたって思ってから……。
まんこが堪らなくなったんだもん」
由美はようやく我に帰り、ドアを閉めようとした。
その手首を女性に握られた。
「入って」
思いがけず強い力で引かれ、由美は個室に踏みこんだ。
背中の後ろで、スライドドアが自動的に閉じた。
由美の脇から女性が手を伸ばすと、背後でラッチ音が響いた。
鍵が下りたのだ。
「ふふ。
驚いた?
でも……。
わたしが一番驚いてる。
自分がこんなことするなんてね。
最初はちゃんと、鍵下ろしてたのよ。
スカートたくし上げただけで、するつもりだった。
もちろん、オナニー。
でも、妙に昂ぶっちゃって……。
スカート、脱いだ。
パンストも脱いだ。
パンティも脱いだ。
そしたらさ……。
わたしの片手が勝手に動いて……。
鍵外しちゃったの。
誰も来ないまま、絶頂まで行けるか……。
あるいは途中で、誰かにドアを開けられるか……。
もう、ドキドキだった。
でも、見られたって平気なわけよね。
トイレの中でお尻出してるのは、当たり前なんだからさ。
鍵、掛け忘れただけで……。
自分から見せたわけじゃないもの。
露出行為には当たらないわ」
女性は、便器の後ろ側の壁に背中を凭れていた。
腰を突き出し、両膝が僅かに折れている。
スーツから伸びる右手が、股間を覆っていた。
立ったままオナニーしているとしか思えなかった。
下半身裸になり……。
しかも、鍵を掛けずに。
「あなた……。
さっき、トイレ前ですれ違った子よね。
わたしのうんこの臭い、嗅いだ子。
きっとこれは、運命だわ。
だって……。
あなたに、うんこ嗅がれたって思ってから……。
まんこが堪らなくなったんだもん」
由美はようやく我に帰り、ドアを閉めようとした。
その手首を女性に握られた。
「入って」
思いがけず強い力で引かれ、由美は個室に踏みこんだ。
背中の後ろで、スライドドアが自動的に閉じた。
由美の脇から女性が手を伸ばすと、背後でラッチ音が響いた。
鍵が下りたのだ。
「ふふ。
驚いた?
でも……。
わたしが一番驚いてる。
自分がこんなことするなんてね。
最初はちゃんと、鍵下ろしてたのよ。
スカートたくし上げただけで、するつもりだった。
もちろん、オナニー。
でも、妙に昂ぶっちゃって……。
スカート、脱いだ。
パンストも脱いだ。
パンティも脱いだ。
そしたらさ……。
わたしの片手が勝手に動いて……。
鍵外しちゃったの。
誰も来ないまま、絶頂まで行けるか……。
あるいは途中で、誰かにドアを開けられるか……。
もう、ドキドキだった。
でも、見られたって平気なわけよね。
トイレの中でお尻出してるのは、当たり前なんだからさ。
鍵、掛け忘れただけで……。
自分から見せたわけじゃないもの。
露出行為には当たらないわ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2011/10/29 07:50
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老「アイヌ語で“ナイ(nay)”は、川を意味するからの」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011102320035717c.jpg
老「北海道には……。
岩内(いわない)、木古内(きこない)、歌志内(うたしない)、稚内(わっかない)……」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110232003403ad.jpg
老「山ほどあるぞ」
み「川も、山ほどあるって云うのか?」
律「茶々入れないの」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110232003592e9.jpg
↑新潟の一口饅頭(1個10円です)
老「馬音内(もない)は、真ん中に“音”が入っておるから……。
元々は、“まおんない”とでも呼ばれた地名じゃろうな」
み「“まおんない”が詰まって、“もない”に変化したってわけね」
老「そうじゃ」
み「西馬音内(にしもない)って、秋田のどこらへんよ?」
老「例の象潟の真東に当たるな」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110232003390a1.jpg
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2. Mikiko- 2011/10/29 07:51
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み「近いわけ?」
老「直線距離にすれば、50㎞も無いじゃろ。
しかし、間には出羽山地が聳えておるから……。
真っ直ぐ抜けるルートは無いがな」
み「鉄道で云うと、何線?」
老「羽後交通の雄勝線が通っておったころは……。
西馬音内という駅があった」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111023200338270.jpg
上の写真は、在りし日の「西馬音内駅」。
タイムスリップして行ってみたいものです。
画像は、こちらのページから拝借しました→http://umemado.blogspot.com/2010/06/blog-post_21.html)。
『地方私鉄 1960年代の回想』というサイトさんです(http://umemado.blogspot.com/)。
今は無き、新潟交通の路面電車も載ってました(http://umemado.blogspot.com/search/label/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E4%BA%A4%E9%80%9A)。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110232003388a0.jpg
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3. Mikiko- 2011/10/29 07:52
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お話を続けます。
老「残念ながら、雄勝線は昭和48年に全線廃止となり……。
今は、奥羽本線の湯沢が最寄り駅になってしもうた。
湯沢駅からは、10キロもある」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111023200555976.jpg
老「羽後交通のバスで、20分じゃな」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111023200339259.jpg
み「不便そうなとこだね」
老「不便なところこそ、良いものが残されておるものじゃ」
み「そう言えば……。
由美ちゃんと行った大内宿も不便だったな」
http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20091031195936a6c.jpg
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4. Mikiko- 2011/10/29 07:52
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み「西馬音内も、山の中?」
老「出羽山地を下った川が、扇状地となって横手盆地に出るあたりになる」
み「なるほど。
“内”が付いてるから、川があるわけね。
何て川?」
老「山を下ってくるのは、西馬音内川じゃが……。
流れはすぐに、秋田を代表する川、雄物川に合流する」
み「え?
雄物川って、この秋田市で海に出てるんだよね?」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110503200002e1d.png
律「そうだったわね。
セリオンから見えたもの」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111023200340c51.jpg
↑セリオンから見えた旧雄物川(現秋田運河)河口
み「湯沢って、山形県境の方でしょ?」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111023200358ebf.jpg
続きは、次回。
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5. ハーレクイン- 2011/10/29 08:03
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>「露出行為には当たらないわ」
そうかなあ。
どう見ても確信犯的な露出行為だと思うが。
さあ、またも登場、新人変態女。
あ、由美美弥の登場人物は、全員変態だったな。
水色スーツ便臭オナニー女。
長いな。
“水色の女”
これでどや!
(だから、勝手に命名すんなって)
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6. ハーレクイン- 2011/10/29 08:41
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勉強になるなあ、旅行倶楽部「東北に行こう!」
コンセプトは「お金がなくても、旅に出よう!」
Mikiko’s Roomに巡り合った当初は、これ本当の旅行記だと思ってた。
なつかしいなあ。
いやあ、Mikikoさん。
懐かしの電車情報、有難う。
一応、鉄っちゃんの私としては見とれてしまいましたよ。
新潟に路面電車あったんですねえ。
大阪でもほとんどなくなっちゃいましたが、唯一、大阪市と堺市を結ぶ阪堺電気軌道、通称阪堺電車がまだ健在で走っています。
たまに、用もないのに乗りに行きます。
例の、大阪市と堺市の間を流れる大和川(やまとがわ)。
この大和川に架かる鉄橋を、古びた、1両だけの路面電車に乗ってごんごんと渡るのはええもんですわ。
そういえば、富山にもあったなあ。路面電車。
まだあるのかなあ。
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7. 八十八十郎- 2011/10/29 11:47
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このコラム作り凄いなあ。
僕など何をどうすればこんな風に作れるのか、
さっぱり解らない。(笑)
路面電車、熊本にはまだありますが、
新潟はもう無くなっちゃったのか。
僕は路面電車便利だと思うんだけど、
どこも赤字らしいですねえ。
九州では博多はもう随分前に廃止されて、
他に長崎と鹿児島には残ってます。
長崎と鹿児島はまた、景観的に路面電車が似合うね。
話は違うが、先日のテレビで、
新潟には川の立体交差があるのには驚いた。
あれは何処にも他にないだろうな。
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8. Mikiko- 2011/10/29 13:17
-
> ハーレクインさん
確かに……。
露出行為の一種ではあるわな。
ただし、犯罪にはならんでしょ。
ほんとうに、「本当の旅行記」だと思ってたわけ?
最初のころの旅の相方は、全美貞(プロゴルファー)だったんですよ。
新潟の路面電車。
実は、一度も乗ったことがありません。
廃止されたのは、1999年なので……。
乗るチャンスは、いくらでもあったんですけどね。
今にして思えば、一度くらい乗っておけば良かったと思いますが……。
用もないのに交通機関に乗るという発想は、まったく持ちあわせてなかった。
> 八十八十郎さん
川の立体交差は、これですね。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011102913055322c.jpg
下を流れる川が、新川。
上を渡る川が、西川。
水路橋と云うようです。
名前からもわかるとおり、新川のほうが後に出来たんです。
新川は、悪水を抜くための排水路でした。
立体交差が完成したのは、文政3年(1820年)のこと。
西川の川底に、底樋(そこひ)と呼ばれる木製の筒を埋設し、西川と交差させたんですね。
当時、十返舎一九も見学に来て、『滑稽旅加羅寿』で江戸にも紹介されたとか。
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9. 海苔P- 2011/10/29 14:48
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HQさんが言っている。
阪堺電車は地元では「ちんちん電車」と呼ばれています。
よく行くお店から走ってる路面電車が見えるんです。
子供達が居ると路面電車が通るとはしゃぎだして大騒ぎします。
店の人も周りの大人たちも、その光景を微笑ましく眺めています。
その路面電車の形は変わりませんが姿が変わりましたね!
最近は昔ながらの車両を見ることがないです。
広告塔の様な派手な車両が多いです。
私は一度だけ乗りました。
どうも由美美弥は匂いフェチの人間が多いな~!
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––––––
10. 八十八十郎- 2011/10/29 14:55
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文政3年、1820年。
それは凄い!
当時もすごい技術があったんだなあ。
テレビの画面やこの画像で見ると、
下の川が従来の本物に見えるんだけど、
大したもんだ。
滑稽旅加羅寿も面白そうだ。
いや~有難うございました。
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11. 還暦過のアル中オヤジ- 2011/10/29 16:27
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>Mikikoさん
ほんとうに「本当の旅行記」と思ってました。
だって、北海道の時のお相手は、
>全美貞“みたいな”色白の大柄女性
ってありますやん。
まさかご本人を設定されているとは考えませんよ。
あ、架空旅行なのか、と気づいたのはどのあたりかなあ。もう記憶にありません。
福島の時点ではさすがに気付いていたはず。由美ちゃんが出てきましたからね。この福島あたりから旅行倶楽部は好調、快調、絶好調。
架空旅行記、という新たなジャンルを文学界に確立し、激走、爆走、暴走、妄想……。
特に印象に残るのは、以前にも触れさせていただきましたが「日出谷駅でのとりめし弁当争奪戦」のエピソード。
このあたりから、紙上旅行倶楽部は確固たる地歩を固めたと思います。
そして美弥ちゃんとの高知・大分旅行でさらにヒートアップ。
で、今現在、東北秋田で“トッピングを乗せたケーキ”というさらに斬新なスタンスを得て、東北だけでなんと! 現在273回というギネス級の連載回数を記録しております。
それにしても今回の秋田の旅。
菅江真澄翁マスミンという語り部を得たことも大きい。
この手法も特筆すべきでしょう。
ということで、連載300回を目前にする東北旅行を記念し、あらためて紙上旅行倶楽部の思い出を語らせていただきました。
ご清聴、感謝申し上げます。
>用もないのに交通機関に乗る
というのは、たとえそれが近場であろうと、日常を離れた「旅行」ですね
えー、例のブツ。
メールで送らせていただきました。
>八十八十郎さん
川の立体交差、というのは本当にすごいですね。
上を流れる方が、運河などの人工水路ならともかく、自然の川なんですよね。しかも完成したのが江戸期、明治維新の50年も前。
本当にたいしたもんだ。
>海苔ピーさん
昔の大阪は、本当に路面電車が発達していました。
大阪市電をはじめ、阪神北大阪線、阪神国道線、南海平野(ひらの)線、南海天王寺支線(こいつは飛田のど真ん中を走っていた)……。軒並み廃線になりました。
今、路面電車は阪堺電車と、大阪ではありませんが、京都と滋賀の大津を結ぶ京阪電車の京津線くらいですかねえ。
仰せの「ちんちん電車」。
もちろん「ちんこ電車」という意味ではありません。
警笛代わりに小さな鐘を鳴らすんですよね。
でこれが“チンチン”と聞こえるので「ちんちん電車」
『電車ごっこ』
作詞:井上赳
作曲:信時潔
文部省唱歌
♪運転手は君だ
車掌は僕だ
あとの四人が電車のお客
お乗りはお早く
動きます「ちーんちん」
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12. Mikiko- 2011/10/29 20:30
-
> 海苔ピーさん
お店から見える「ちんちん電車」。
いい場面ですね。
乗ってる人と、目があったりするんじゃないの?
匂いフェチで思い出しましたが……。
乗り物って、独特の匂いがありますよね。
子供のころは、乗り物酔いが酷かったので……。
観光バスの臭いが大嫌いでした。
匂いの記憶って、かなり残ってるように思います。
去年だったか……。
町を自転車で走ってたら……。
運動会の匂いがする、って思ったんです。
しばらく走ると……。
実際に、小学校で運動会をやってました。
> 八十八十郎
今、タイでは大変なことになってますが……。
昔の新潟では、ああいうことが、しょっちゅうあったんだと思います。
滞留する水を抜くのは、まさしく住民たちの悲願だったんでしょうね。
既存の川底を掘ってまで、排水路を通そうとしたんですから。
こちらのサイトに、詳しいことが書かれてました。
http://www.nishikan.or.jp/shinkawa/
川が立体交差したのは、地域同士の利害が折り合わなかったためのようです。
> 還暦過のアル中オヤジさん
「日出谷駅でのとりめし弁当争奪戦」は、わたしも印象に残ってます。
あのエピソードから、書き方が変わりましたからね。
菅江真澄翁は……。
あまりにも便利な存在なので、完全にレギュラー化です。
マスミンがいなければ、ウンチクは地の文で書かなきゃなりません。
「み」が、そんなに知識があったらヘンですからね。
会話でウンチクを語らせると、行が稼げるんですよ。
相槌打つだけで1行ですからね。
もー止められませんわい。
ブツは確かに受領しました。
あとでゆっくり読ませていただきます。
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13. 海苔ピー- 2011/10/30 00:11
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>乗り物って、独特の匂いがありますよね。
>観光バスの臭いが大嫌いでした。
海苔ピーも観光バスや市バスの臭いが駄目で乗り物酔いしました。
必ず付き合う時に車持ちには言うんだけど、車の芳香剤は置かないでね!
あの匂いで酔うから、お願いするんだ!
-
––––––
14. Mikiko- 2011/10/30 07:27
-
甘い香りの芳香剤は、窓開けたくなるよね。
自分の車には、もちろん置いてません。
車酔いを感じない方法は……。
お酒を飲む。
そうすれば、お酒で酔ってるのか車に酔ってるのか、わからんくなるぞ。
気持ち悪いのは一緒かも知れんが。
あとは、シーバンドですね。
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20101105202336f21.jpg
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15. 八十八十郎- 2011/10/30 10:10
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昔、新潟の無図の被害が
深刻だったという事も窺えますね。
しかし一念岩をも通すと言うけど、
川を宙に浮かべちゃったんだからねえ。
関連サイト紹介、ありがとう。











![[官能小説] 熟女の園](https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/3/e/3e07a9c3.gif)





































































































