Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0796
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「はひぃ。
 わひっ」

 この姉なら、驚くことでもないだろうが……。
 全裸になっていた。
 いや、正確に言えば、首輪だけは纏っていたが。

 洋式便器は、扉に対し、横向きに設置されていた。
 姉は、その便器に向い合って立っていた。
 前屈みの姿勢だった。
 トイレのタンクに、両手を突いているらしい。
 大振りな乳房が、便器の上で揺れていた。
 美弥子の乳房とは違い、姉のそれには硬度が無かった。
 柔らかなゼリーのように、震動に合わせて揺れていた。
 そう、姉の身体は、規則的に震動していたのだ。

 姉の腰から後ろは、扉壁の向こうになって見えない。
 しかし震動は、その見えないコーナーから生み出されているようだった。
 姉の背中に、尻から生まれたらしい波紋が打ち寄せていた。

「あぁっ。
 もっと!
 もっと!」

 それに応えて、震動が激しさを増した。
 姉の乳房が、踊り狂った。
 同時に、湿った音が立ち始めた。
 たちまちそれは、オクターヴを高めた。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパン。

 何の音かは、姉の姿勢を見れば明らかだった。
 姉は、後ろから犯されているのだ。
 背後に隠れる人物の腰が、姉の尻を高らかに打ち鳴らしている。

 美弥子は、バッグを鳩尾に抱きしめた。
 踵を返さなければならない。
 そう思いつつも、両脚は、釘を打ちつけられたように動かなかった。

「大室さん……。
 見て……。
 犯されてるわたしを見て」

 姉が顔を真横に振りあげた。
 乱れた髪が、頬を半分隠していた。
 髪の合間から僅かに覗く唇が、うわごとを繰り返していた。

「見て……。
 後ろから交尾されてるわたしを……。
 見て」
由美と美弥子 795目次由美と美弥子 797





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2011/09/09 07:31
    • み「はいはい。
       何の話だったっけ?」
      律「お酒の銘柄。
       読み方でしょ」
      み「あ、そうだった。
       マスミン。
       どう、『ひりょうせん』?」
      老「長々と講釈してくれたが……。
       ハズレじゃ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011090410583547d.jpg
      み「じゃぁ……。
       飛良泉(ひりょういずみ)?」
      老「いいかげん、肥料から離れなさい。
       しかし、かなり惜しい」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105835fc5.jpg
      ↑間違い方が一貫しており、感心させられます
      み「なるほど。
       『泉』は“いずみ”でいいわけね。
       ずばり!
       飛良泉(とびらいずみ)!」
      老「うーむ。
       逸れてしまったのぅ」
      み「え~。
       降参。
       教えてよ」
      老「これは……。
       飛良泉(ひらいずみ)と読む」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105847d9b.jpg
      み「読めんだろ!」
      老「それでは、解説しよう」
      み「せんでいい」
      老「お前さまも、長々と喋ったではないか。
       しかも、酒の場にふさわしくない話を」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105838eb7.jpg

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2011/09/09 07:32
    • み「それじゃ、解説聞く代わりに、このお酒おごって」
      老「普通、解説を聞くほうが奢るものじゃ」
      律「Mikiちゃん、お聞きしましょう」
      み「じゃ、先生おごって」
      律「どうして、自腹で飲もうとしないのよ?」
      み「だって。
       1合、980円だよ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105836853.jpg
      み「もし、口に合わなかったら……。
       ショックが大きすぎるよ」
      律「じゃ、1杯だけ頼んで、半分こしよう」
      み「一合の半分って……。
       五勺?」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105836dd3.jpg
      み「せこー」
      律「せこいのはあんたでしょ!」
      み「まあいいや。
       聞いてあげるから、語ったんさい」
      老「お許しが出ましたかな?」
      み「特に許す」
      老「いちいち偉そうじゃな。
       まぁ、いい。
       この酒蔵の創業は、長享元年」
      み「“ちょーきょー”と言われてもねー」
      律「日本史の女王じゃなかったの?」
      http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110416201250a4f.jpg
      み「年号まで覚えてるかい。
       ま、明治より前であることは確かだね」
      律「あたりまえでしょ!」
      み「そうだなー。
       江戸中期くらい?」
      老「ぜんぜんハズレじゃ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105837ad5.jpg
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2011/09/09 08:31
    • 奴隷姉がディルドウを持ってるわけないんだから……。
      あれ?
      今どこにあるんだ、ディルドウ。
      んーと、女教師の由美ちゃんか!
      えー。
      ということで、だれとやってるんだあ。
      奴隷姉。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2011/09/09 09:35
    • >>ここは
      「冬のんなた」の撮影で
      ぺ・よそじゅそさんが
      らーめそを食べた店です
      カタカナをすべてひらかなで書いてみました。
      たしかに、見事に一貫しておりますなあ。
      生徒には「こういうことにも気をつけろ」と教えますがね。
      あと、「シ」と「ツ」とかね。
      どうも生徒は真剣に聞かないようです。困ったものじゃ。
      文章で答える場合はともかく、記号で答える場合は間違いなく『×』されるのだが……。
      飛良泉は“ひらいずみ”
      大当たり!!
      つっても、証拠がないなあ。
      Mikiはんに“これでどや!”とメールしとけばよかったかなあ。
      ま、「ひらいずみ」を変換すれば「平泉」の次に「飛良泉」と出るがな。
      しかしなんで秋田で“ひらいずみ”なんだあ。
      世界遺産とはかんけ―ないのか。
      「み」さん「み」さん。
      大吟は絶対美味い。思い切って注文しなはれ。
      純米かどうかわからん、というのがひっかかるがの。たぶん、ちゃうやろな。
      それにしても、五勺で490えんかあ。
      一舐め100えんということだな。
      たしかに、高いのう。
      とりあえず飛良泉を飲むとして、もっと安い酒はおまへんのか、秋田川反漁屋酒場さん。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2011/09/09 22:50
    •  ただいま帰還した。
       帰り際、突然飲み会になってしまった。
       昼食を食べてない身、ウマい中華だからとの言葉に釣られ……。
       ついつい、ついて行ったのだが。
       なんと、このクソ暑いのに、冷房も入っておらん。
       おかげで、ビールが美味かったが。
       料理の方は、取り立ててウマいというほどでもなかった。
       ただ、量だけはベラボーに多かった。
       若い男は、こういうのをウマいというのだろうか。
       記号で答えるって……
       “ツ”まで選択肢のある問題なんて、あるのか?
       まさか、“いろは”順で作ってるんじゃなかろうね?
       “あいうえお”とでは、“ツ”は、どっちが先になるんだ?
       酔っ払った頭では、ちょっと判然とせん。
       明日は、母を連れて、農家に葡萄を買いに行かねばならんのに。
       酒気帯び運転に、なるよなぁ。
       ほー。
       吟醸酒。
       そんなに美味いのか。
       実は、吟醸酒のもらいものがあるのだ。
       まさしく、1合入りの瓶。
       『越の寒中梅』、純米吟醸。
       新潟県産米、100%。
       精米歩合、55%(もったいない)。
       たった1合じゃ、いろんな飲み方を楽しむわけにはいかない。
       冷やで飲むべきか、燗をつけるべきか……。
       秋の夜の、悩みは深し。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2011/09/10 00:58
    • 学生の頃、大学の近くには食べ物屋がわんさとあったが、わざわざ少し離れた場所(なんせグラウンドの向こう側だからな)にある定食屋によく行った。
      お気に入りは「ナスの味噌炒め定食」
      味もいいのだが、とにかくその量。
      測ったわけではないが、直径30㎝はあろうかという丸皿に、まさにてんこ盛りにされた「ナス味噌」
      一体、ナスは何個使われてたのだろう。
      ご飯はどんぶり飯。
      味はともかく、量に関しては、大学近辺で間違いなく№1。
      人気店だった。
      昼時に行くと絶対に満員で待たされるので、あえて時間をずらして行ったものだ。
      若いころは「味より量」
      これだ。
      >>“ツ”まで選択肢のある問題
      ないよ、めったに。
      そうやって生徒に喚起を促すのではないか!
      「カナ一つにも注意を払え」と。
      んなことをいえば、選択肢記号に“ン”があるわけなかろ。
      あーっ、それであいつら、真剣に聞きよらんのか!
      “あいうえお”では“シ”が先、“ツ”が後、
      “いろは”では逆に“ツ”が先、“シ”が後だ。
      知ってますう?
      今の子って、“いろは”を知らないんですよお。
      小学校でも習わないんだって!
      どうなっておるのだ。この国の国語教育は!
      ほ~。
      母上の好物は葡萄ですか。
      以前『本を読む女』というTVドラマがあって、
      たしか甲州の葡萄園の娘が主人公だった。
      なかなかユニークな展開のドラマだったよ。
      『越の寒中梅』って、なんか怪しそうなネーミングですのう。石本酒造……じゃないんだろうね。
      冷か燗か。
      この季節は確かに迷いますが、吟醸ならどちらでも美味いはず。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2011/09/10 01:09
    • 前コメでご紹介したTVドラマのタイトルは、
      『夢見る葡萄~本を読む女~』だった。
      主人公のキャストは菊川怜。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2011/09/10 07:52
    •  わたしも好物で、東京にいたとき、昼食によく食べました。
       サラリーマン向けの店だったので、そんなに大盛りじゃなかったけど……。
       ひき肉が絡んでて、美味しかった。
       けっこう、しっかりした味付けだったから……。
       あれを、大皿一杯食べたら、間違いなく塩分摂り過ぎだよな。
       いろは歌は、いろいろと面白いんだけどね。
       7文字ずつ区切って、最後の一文字をタテに読むと……。
      いろはにほへと
      ちりぬるをわか
      よたれそつねな
      らむうゐのおく
      やまけふこえて
      あさきゆめみし
      ゑひもせす
       「とかなくてしす(咎無くて死す)」となることは、有名。
       葡萄は、主に使い物です。
       わたしは、あまり好きじゃない。
       味は、嫌いじゃないんです。
       ワイン、大好きだしね。
       生の葡萄は、とにかく、食べるのがメンドクサイ。
       皮や種は、そのまま呑みこんじゃいますが……。
       それでも、一粒ずつ取るのが鬱陶しい。
       梨くらいの大きさで、一粒だけ成る葡萄って、無いもんかね?
       確かに、『越の寒中梅』という名称は、ちょっと胡散臭いよね。
       造ったのは、小千谷市にある新潟銘醸(http://www.sake-no-choja.com/)という酒蔵。
       『長者盛』という銘柄が有名。
       幻の酒米「亀の尾」を使った、純米吟醸酒もあるようです。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110910074955182.jpg

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2011/09/10 09:21
    • わたしも苦手。
      子供のころめんどくさいんで種ごと飲み込んでたら、母親に「お腹から葡萄が生えるで!」と脅かされ、本気にしたものだ。
      >>梨くらいの大きさで、一粒だけ成る葡萄って、無いもんかね?
      グレープフルーツがあるやないか(笑)
      「亀の尾」か。
      まだ栽培されてるんや。
      たしか、山形県で復活したんだよな。明治の頃だっけ?
      高いんやろなあ。亀の尾の純米吟醸。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2011/09/10 12:40
    •  抵抗は無いのだが……。
       歯にあたってジャリッと砕ける感触だけは、いつ味わってもよろしくない。
       種を噛みたくないので、果肉に歯型を付けるくらいで呑みこんでしまう。
       種を取って食べさせてくれる下僕がほしいものじゃ。
       グレープフルーツは、いったいなぜグレープなんだ?
       わたしは嫌いじゃ無いけど、母はまったく食べない。
       高血圧の薬を飲んでる人は、食べちゃいけないそうです。
       「越の寒中梅『亀の尾』純米吟醸」は……。
       たまげるほど高価ではありません。
       一升瓶で、4,200円。
      楽天市場→http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/025ceb89.3859455a/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fnagataya%2f434505%2f%23434505

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2011/09/10 13:43
    • あのデカい果実が、葡萄の房と同じような感じで鈴なりに実るので“ブドウのような果実”→グレープフルーツ、となったらしいです。
      純米吟醸「亀の尾」は一升4200円。
      ふむ。
      精米歩合がそれほど高くないのかなあ。
      酒造米「亀の尾」は栽培に手間がかかるので、高価だと思うのだが……。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2011/09/10 13:52
    •  グレープフルーツの由来は、成ってるところを見なきゃわからんわけか。
       うちのベランダに、グレープフルーツが1鉢あります。
       種を吐き出したら、芽を出したんですね。
       生命力は、異様に強いようです。
       でも、日本の気候では、実を付けることは出来ないみたいですね。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2011/09/10 15:57
    • 種子の発芽率は異様に高いらしいです。
      よくジョークで「スイカの種を庭に吐き散らしとけば、来年はスイカ畑や」というのがありますが、グレープフルーツではこれがジョークやないんですね。
      グレープフルーツの本体は、数m~十数mに達する常緑の亜高木です。種子から発芽して結実するまでには数年かかると思いますが、ま、日本では無理かな。亜熱帯原産だからな。
      沖縄やったらいけるんやないかな。
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