2011.9.9(金)
「はひぃ。
わひっ」
この姉なら、驚くことでもないだろうが……。
全裸になっていた。
いや、正確に言えば、首輪だけは纏っていたが。
洋式便器は、扉に対し、横向きに設置されていた。
姉は、その便器に向い合って立っていた。
前屈みの姿勢だった。
トイレのタンクに、両手を突いているらしい。
大振りな乳房が、便器の上で揺れていた。
美弥子の乳房とは違い、姉のそれには硬度が無かった。
柔らかなゼリーのように、震動に合わせて揺れていた。
そう、姉の身体は、規則的に震動していたのだ。
姉の腰から後ろは、扉壁の向こうになって見えない。
しかし震動は、その見えないコーナーから生み出されているようだった。
姉の背中に、尻から生まれたらしい波紋が打ち寄せていた。
「あぁっ。
もっと!
もっと!」
それに応えて、震動が激しさを増した。
姉の乳房が、踊り狂った。
同時に、湿った音が立ち始めた。
たちまちそれは、オクターヴを高めた。
パンパンパンパンパンパンパンパンパン。
何の音かは、姉の姿勢を見れば明らかだった。
姉は、後ろから犯されているのだ。
背後に隠れる人物の腰が、姉の尻を高らかに打ち鳴らしている。
美弥子は、バッグを鳩尾に抱きしめた。
踵を返さなければならない。
そう思いつつも、両脚は、釘を打ちつけられたように動かなかった。
「大室さん……。
見て……。
犯されてるわたしを見て」
姉が顔を真横に振りあげた。
乱れた髪が、頬を半分隠していた。
髪の合間から僅かに覗く唇が、うわごとを繰り返していた。
「見て……。
後ろから交尾されてるわたしを……。
見て」
わひっ」
この姉なら、驚くことでもないだろうが……。
全裸になっていた。
いや、正確に言えば、首輪だけは纏っていたが。
洋式便器は、扉に対し、横向きに設置されていた。
姉は、その便器に向い合って立っていた。
前屈みの姿勢だった。
トイレのタンクに、両手を突いているらしい。
大振りな乳房が、便器の上で揺れていた。
美弥子の乳房とは違い、姉のそれには硬度が無かった。
柔らかなゼリーのように、震動に合わせて揺れていた。
そう、姉の身体は、規則的に震動していたのだ。
姉の腰から後ろは、扉壁の向こうになって見えない。
しかし震動は、その見えないコーナーから生み出されているようだった。
姉の背中に、尻から生まれたらしい波紋が打ち寄せていた。
「あぁっ。
もっと!
もっと!」
それに応えて、震動が激しさを増した。
姉の乳房が、踊り狂った。
同時に、湿った音が立ち始めた。
たちまちそれは、オクターヴを高めた。
パンパンパンパンパンパンパンパンパン。
何の音かは、姉の姿勢を見れば明らかだった。
姉は、後ろから犯されているのだ。
背後に隠れる人物の腰が、姉の尻を高らかに打ち鳴らしている。
美弥子は、バッグを鳩尾に抱きしめた。
踵を返さなければならない。
そう思いつつも、両脚は、釘を打ちつけられたように動かなかった。
「大室さん……。
見て……。
犯されてるわたしを見て」
姉が顔を真横に振りあげた。
乱れた髪が、頬を半分隠していた。
髪の合間から僅かに覗く唇が、うわごとを繰り返していた。
「見て……。
後ろから交尾されてるわたしを……。
見て」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2011/09/09 07:31
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み「はいはい。
何の話だったっけ?」
律「お酒の銘柄。
読み方でしょ」
み「あ、そうだった。
マスミン。
どう、『ひりょうせん』?」
老「長々と講釈してくれたが……。
ハズレじゃ」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011090410583547d.jpg
み「じゃぁ……。
飛良泉(ひりょういずみ)?」
老「いいかげん、肥料から離れなさい。
しかし、かなり惜しい」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105835fc5.jpg
↑間違い方が一貫しており、感心させられます
み「なるほど。
『泉』は“いずみ”でいいわけね。
ずばり!
飛良泉(とびらいずみ)!」
老「うーむ。
逸れてしまったのぅ」
み「え~。
降参。
教えてよ」
老「これは……。
飛良泉(ひらいずみ)と読む」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105847d9b.jpg
み「読めんだろ!」
老「それでは、解説しよう」
み「せんでいい」
老「お前さまも、長々と喋ったではないか。
しかも、酒の場にふさわしくない話を」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105838eb7.jpg
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2. Mikiko- 2011/09/09 07:32
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み「それじゃ、解説聞く代わりに、このお酒おごって」
老「普通、解説を聞くほうが奢るものじゃ」
律「Mikiちゃん、お聞きしましょう」
み「じゃ、先生おごって」
律「どうして、自腹で飲もうとしないのよ?」
み「だって。
1合、980円だよ」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105836853.jpg
み「もし、口に合わなかったら……。
ショックが大きすぎるよ」
律「じゃ、1杯だけ頼んで、半分こしよう」
み「一合の半分って……。
五勺?」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105836dd3.jpg
み「せこー」
律「せこいのはあんたでしょ!」
み「まあいいや。
聞いてあげるから、語ったんさい」
老「お許しが出ましたかな?」
み「特に許す」
老「いちいち偉そうじゃな。
まぁ、いい。
この酒蔵の創業は、長享元年」
み「“ちょーきょー”と言われてもねー」
律「日本史の女王じゃなかったの?」
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110416201250a4f.jpg
み「年号まで覚えてるかい。
ま、明治より前であることは確かだね」
律「あたりまえでしょ!」
み「そうだなー。
江戸中期くらい?」
老「ぜんぜんハズレじゃ」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110904105837ad5.jpg
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2011/09/09 08:31
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奴隷姉がディルドウを持ってるわけないんだから……。
あれ?
今どこにあるんだ、ディルドウ。
んーと、女教師の由美ちゃんか!
えー。
ということで、だれとやってるんだあ。
奴隷姉。
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4. ハーレクイン- 2011/09/09 09:35
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>>ここは
「冬のんなた」の撮影で
ぺ・よそじゅそさんが
らーめそを食べた店です
カタカナをすべてひらかなで書いてみました。
たしかに、見事に一貫しておりますなあ。
生徒には「こういうことにも気をつけろ」と教えますがね。
あと、「シ」と「ツ」とかね。
どうも生徒は真剣に聞かないようです。困ったものじゃ。
文章で答える場合はともかく、記号で答える場合は間違いなく『×』されるのだが……。
飛良泉は“ひらいずみ”
大当たり!!
つっても、証拠がないなあ。
Mikiはんに“これでどや!”とメールしとけばよかったかなあ。
ま、「ひらいずみ」を変換すれば「平泉」の次に「飛良泉」と出るがな。
しかしなんで秋田で“ひらいずみ”なんだあ。
世界遺産とはかんけ―ないのか。
「み」さん「み」さん。
大吟は絶対美味い。思い切って注文しなはれ。
純米かどうかわからん、というのがひっかかるがの。たぶん、ちゃうやろな。
それにしても、五勺で490えんかあ。
一舐め100えんということだな。
たしかに、高いのう。
とりあえず飛良泉を飲むとして、もっと安い酒はおまへんのか、秋田川反漁屋酒場さん。
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5. Mikiko- 2011/09/09 22:50
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ただいま帰還した。
帰り際、突然飲み会になってしまった。
昼食を食べてない身、ウマい中華だからとの言葉に釣られ……。
ついつい、ついて行ったのだが。
なんと、このクソ暑いのに、冷房も入っておらん。
おかげで、ビールが美味かったが。
料理の方は、取り立ててウマいというほどでもなかった。
ただ、量だけはベラボーに多かった。
若い男は、こういうのをウマいというのだろうか。
記号で答えるって……
“ツ”まで選択肢のある問題なんて、あるのか?
まさか、“いろは”順で作ってるんじゃなかろうね?
“あいうえお”とでは、“ツ”は、どっちが先になるんだ?
酔っ払った頭では、ちょっと判然とせん。
明日は、母を連れて、農家に葡萄を買いに行かねばならんのに。
酒気帯び運転に、なるよなぁ。
ほー。
吟醸酒。
そんなに美味いのか。
実は、吟醸酒のもらいものがあるのだ。
まさしく、1合入りの瓶。
『越の寒中梅』、純米吟醸。
新潟県産米、100%。
精米歩合、55%(もったいない)。
たった1合じゃ、いろんな飲み方を楽しむわけにはいかない。
冷やで飲むべきか、燗をつけるべきか……。
秋の夜の、悩みは深し。
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6. ハーレクイン- 2011/09/10 00:58
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学生の頃、大学の近くには食べ物屋がわんさとあったが、わざわざ少し離れた場所(なんせグラウンドの向こう側だからな)にある定食屋によく行った。
お気に入りは「ナスの味噌炒め定食」
味もいいのだが、とにかくその量。
測ったわけではないが、直径30㎝はあろうかという丸皿に、まさにてんこ盛りにされた「ナス味噌」
一体、ナスは何個使われてたのだろう。
ご飯はどんぶり飯。
味はともかく、量に関しては、大学近辺で間違いなく№1。
人気店だった。
昼時に行くと絶対に満員で待たされるので、あえて時間をずらして行ったものだ。
若いころは「味より量」
これだ。
>>“ツ”まで選択肢のある問題
ないよ、めったに。
そうやって生徒に喚起を促すのではないか!
「カナ一つにも注意を払え」と。
んなことをいえば、選択肢記号に“ン”があるわけなかろ。
あーっ、それであいつら、真剣に聞きよらんのか!
“あいうえお”では“シ”が先、“ツ”が後、
“いろは”では逆に“ツ”が先、“シ”が後だ。
知ってますう?
今の子って、“いろは”を知らないんですよお。
小学校でも習わないんだって!
どうなっておるのだ。この国の国語教育は!
ほ~。
母上の好物は葡萄ですか。
以前『本を読む女』というTVドラマがあって、
たしか甲州の葡萄園の娘が主人公だった。
なかなかユニークな展開のドラマだったよ。
『越の寒中梅』って、なんか怪しそうなネーミングですのう。石本酒造……じゃないんだろうね。
冷か燗か。
この季節は確かに迷いますが、吟醸ならどちらでも美味いはず。
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7. ハーレクイン- 2011/09/10 01:09
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前コメでご紹介したTVドラマのタイトルは、
『夢見る葡萄~本を読む女~』だった。
主人公のキャストは菊川怜。
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8. Mikiko- 2011/09/10 07:52
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わたしも好物で、東京にいたとき、昼食によく食べました。
サラリーマン向けの店だったので、そんなに大盛りじゃなかったけど……。
ひき肉が絡んでて、美味しかった。
けっこう、しっかりした味付けだったから……。
あれを、大皿一杯食べたら、間違いなく塩分摂り過ぎだよな。
いろは歌は、いろいろと面白いんだけどね。
7文字ずつ区切って、最後の一文字をタテに読むと……。
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす
「とかなくてしす(咎無くて死す)」となることは、有名。
葡萄は、主に使い物です。
わたしは、あまり好きじゃない。
味は、嫌いじゃないんです。
ワイン、大好きだしね。
生の葡萄は、とにかく、食べるのがメンドクサイ。
皮や種は、そのまま呑みこんじゃいますが……。
それでも、一粒ずつ取るのが鬱陶しい。
梨くらいの大きさで、一粒だけ成る葡萄って、無いもんかね?
確かに、『越の寒中梅』という名称は、ちょっと胡散臭いよね。
造ったのは、小千谷市にある新潟銘醸(http://www.sake-no-choja.com/)という酒蔵。
『長者盛』という銘柄が有名。
幻の酒米「亀の尾」を使った、純米吟醸酒もあるようです。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110910074955182.jpg
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9. ハーレクイン- 2011/09/10 09:21
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わたしも苦手。
子供のころめんどくさいんで種ごと飲み込んでたら、母親に「お腹から葡萄が生えるで!」と脅かされ、本気にしたものだ。
>>梨くらいの大きさで、一粒だけ成る葡萄って、無いもんかね?
グレープフルーツがあるやないか(笑)
「亀の尾」か。
まだ栽培されてるんや。
たしか、山形県で復活したんだよな。明治の頃だっけ?
高いんやろなあ。亀の尾の純米吟醸。
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10. Mikiko- 2011/09/10 12:40
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抵抗は無いのだが……。
歯にあたってジャリッと砕ける感触だけは、いつ味わってもよろしくない。
種を噛みたくないので、果肉に歯型を付けるくらいで呑みこんでしまう。
種を取って食べさせてくれる下僕がほしいものじゃ。
グレープフルーツは、いったいなぜグレープなんだ?
わたしは嫌いじゃ無いけど、母はまったく食べない。
高血圧の薬を飲んでる人は、食べちゃいけないそうです。
「越の寒中梅『亀の尾』純米吟醸」は……。
たまげるほど高価ではありません。
一升瓶で、4,200円。
楽天市場→http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/025ceb89.3859455a/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fnagataya%2f434505%2f%23434505
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11. ハーレクイン- 2011/09/10 13:43
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あのデカい果実が、葡萄の房と同じような感じで鈴なりに実るので“ブドウのような果実”→グレープフルーツ、となったらしいです。
純米吟醸「亀の尾」は一升4200円。
ふむ。
精米歩合がそれほど高くないのかなあ。
酒造米「亀の尾」は栽培に手間がかかるので、高価だと思うのだが……。
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12. Mikiko- 2011/09/10 13:52
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グレープフルーツの由来は、成ってるところを見なきゃわからんわけか。
うちのベランダに、グレープフルーツが1鉢あります。
種を吐き出したら、芽を出したんですね。
生命力は、異様に強いようです。
でも、日本の気候では、実を付けることは出来ないみたいですね。
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13. ハーレクイン- 2011/09/10 15:57
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種子の発芽率は異様に高いらしいです。
よくジョークで「スイカの種を庭に吐き散らしとけば、来年はスイカ畑や」というのがありますが、グレープフルーツではこれがジョークやないんですね。
グレープフルーツの本体は、数m~十数mに達する常緑の亜高木です。種子から発芽して結実するまでには数年かかると思いますが、ま、日本では無理かな。亜熱帯原産だからな。
沖縄やったらいけるんやないかな。