Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0774
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「欲しい……。
 もっと精子が欲しいの」
「こればっかりは……。
 どうもしてやれません。
 あ、そうだ。
 ちんちんの中は、もう空みたいだけど……。
 こいつのまんこの中なら、いっぱい溜まってるんじゃないの?
 口から出るくらいだったんだから」

 美弥子は陰茎を手放し、陰唇に指をかけた。
 美里が覗きこんで来た。

「ほら。
 さっきまでは、この大陰唇のとこが大きく膨れてたじゃない?
 ちょうど、金玉袋みたいにさ。
 それが今は、ぺっちゃんこだもん。
 絞りきったんだよ」

 肉襞を、剥き拡げる。
 ウェイトレスの性器は、小振りだった。
 陰唇は、おちょぼ口のように開いていた。
 美弥子は、指先を膣内に差し入れた。
 指は、2本挿しこむとキツいほどだった。
 これでよく、あの男根が入ったものだ。
 指は入らなくとも、男根なら入るのだろうか。

 膣内で鈎形に曲げた指を、そのまま掻き出す。
 指先を鼻に翳すと、僅かに精子の臭いがしたが……。
 残滓は、ほとんど付着していなかった。

「奥に入っちゃったみたいだね」

 美弥子は諦めきれず、もう一度指を差しこんだ。

 その時だった。
 体内に、異様な震動を感じた。
 思わずあたりを見回したが、地面が揺れている気配はない。
 震動は、体内から湧き出していた。
 バイブレーションのような細かい震動だった。
 まるで、全細胞が泡立っているかのような……。

「美弥子さん、なんかヘン……。
 ヘンな感じしない?」

 美里も、同じ違和感を感じているようだ。
 起ちあがろうとしたが、脚に力が入らない。

「美弥子さん、あれ見て!」

 美里が指差したのは……。
 美弥子が産み落とした大便だった。
由美と美弥子 773目次由美と美弥子 775





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2011/08/08 06:10
    •  どうしてそんなに、口に合わないことを心配したかと云うと……。
       これは、包装裏の写真です。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110806101615c6e.jpg
       原材料名を見てください。
       「砂糖」が入ってるでしょ。
       実は、ネットで探すときも……。
       砂糖の入ってない“いぶりがっこ”を探したんです。
       でも、ありませんでした。
       沢庵に砂糖を入れるのが当たり前の地方では……。
       逆に、砂糖の入らない沢庵なんて、あり得ないのかも知れません。
       でも、沢庵に砂糖という組み合わせは……。
       わたしにとって、あり得ないものでした。
       というわけで、割高を承知で、こういうものを買ったわけです。
       どうしても口に合わなかったら……。
       会社のお昼どきにでも、配るつもりでした。
       さて、包装を剥くと、このとおり。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110806101616dac.jpg
       色の濃い沢庵漬けみたいな感じですね。
       もちろん、最初からこんなにたくさん剥いたわけじゃありませんよ。
       事前に、1枚だけ食べてみたんです。
       で、これなら、自分ひとりで食べ切れると思ったわけ。
       砂糖から想像された甘みは、ほとんど気になりませんでした。
       それでは、普通の沢庵漬けとどう違うかと云うと……。
       まさしく、“いぶり”臭いわけです。
       なかなか、説明しづらいですが……。
       強いて云うと……。
       スモークチーズは、チーズにスモークの香りが着いてますよね。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110806101617a9a.jpg
       それと一緒で、沢庵漬けにスモークの香りが着いてるって感じです(わからん?)。
       さてそれでは、美味しいのか、ということですが……。
       ……微妙です。
       もともと、囲炉裏で燻されるようになったのは……。
       秋田の冬の特殊事情によるもの。
       大根を、野外で干せないんです。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110806101614ec6.jpg
       高湿度と低温で、大根の水分が凍りついちゃうからですね。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110806101615f6d.jpg

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2011/08/08 06:11
    •  で、室内の囲炉裏の上で干されることになった。
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110321195629f69.jpg
       燻製にすることが目的じゃなかったわけです。
       でも、やってみたところ……。
       囲炉裏の煙で、独特の味が着いた。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201108061016164d2.jpg
       で、これはこれでイケるんでないの、ということになったんでしょうね。
       当然のことながら……。
       燻製料理がお好きでない方には……。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201108061016264e8.jpg
       食べにくいでしょうね。
       わたしにとっては、特に苦手な味ではありませんでした。
       ただ……。
       普通の沢庵漬けと比べて……。
       “いぶりがっこ”の方が美味しい、ってほどではなかったです。
       あと、歯ごたえは、かなりなものがあります。
       そうとう水分が抜けてる感じですね。
       歯の悪い人は、辛いかも。
       昔のお年寄りなんて、どうやって食べたんだろうと、不思議です。
       ずっとしゃぶってたのかね?
       さて、お話を続けます。
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2011/08/08 08:40
    • 美弥ちゃん。
      さすがのウサギも、もう品切れみたいだな、精液。
      と思ったらウサギの体に異変が……もう何が起こっても驚かんがな。
      と思ったら、美弥ちゃんの大便にも異変が……。
      ま、まさか!

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2011/08/08 09:00
    • 1本物ではなく個包装にしたのはそういうわけですか。
      食べ物を粗末にしないその精神。
      失礼なことを申し上げました。
      スモークチーズは私の好みです。
      で、いぶりがっこの想像がつきます。香りはともかく、固いであろうということが。
      でマスミンと同様、パス!

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2011/08/08 19:54
    •  昨年の12月、前歯が痛くてしょうがなくなって……。
       歯医者に行きました。
       歯医者に行くのは、実に中学校以来。
       その間、歯が痛くならなかったわけではありません。
       歯医者が嫌いだったからです。
       でも、歯を削られたりするのが怖かったからではないのです。
       わたしが苦手だったのは、水です。
       歯を削るとき、摩擦熱を冷やす水が、常に出てますよね。
       あれがノドに流れこんで、苦しいったらないんです。
       半分溺れてるみたい。
       スゴい顔してるんだろうなってわかるので……。
       ますます行きたくならないわけです。
       なので、ちょっとくらいの痛みは、我慢してやり過ごして来ました。
       でも、昨年12月の痛みには降参しました。
       歯が痛くて物を噛めないということが、あれほど辛いとは思いませんでした。
       というわけで、およそ20年ぶりに歯医者に行ったわけです。
       久方ぶりの歯医者の感想は……。
       20年も経つと、何ごとも進歩するんだなというものでした。
       治療は、ほとんど痛みもなく……。
       水による苦痛も、怖れてたほどではありませんでした。
       もっともこれは……。
       思春期のころより、自意識のレベルが下がったためかも知れません。
       人前でヘンな顔することに、あんまり抵抗感が無くなってたんですね。
       20年の歳月は、わたしの面の皮を厚くしたってことでしょうか。
       結果……。
       ほんの数回の治療で、痛みはウソのように消えました。
       こんなことなら、もっと早く行ってれば良かった。
       今日は、立秋。
       なぜか今年は、蝉の声があまり聞こえません。
       でももう、秋の虫が鳴いてます。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2011/08/08 20:26
    • 歯医者が好きな人はあまりいないと思います。
      あの冷却水は、今は(っていうか随分前から)看護師さんが吸引器で吸い取ってくれるようになっています。あの水がのどに流れ込むって、何年前の話だあ。
      技術の進歩はどの世界でも日進月歩。ほとんど変わらんのが教師の世界かもしれませんなあ。
      今日は立秋だが、この夏一番の暑さだったんじゃなかろうか。家人がクーラーに弱いので、我が家ではほとんど扇風機が頼り。別に節電に協力しているわけではないのだが……。
      仕事の時は、行き帰りの電車や職場で、相変わらず寒いくらいのクーラーの恩恵に浴せるのだが、今は仕事なし。
      で、仕事がないときに限って家人も家におるのだよ。う~、暑い。何も手につかぬわ。
      そうか、新潟の蝉は元気がないのか。こっちはすごいぞ。
      自宅の裏が、公園というかただの空き地、というかになっておって、ガキどもの遊び場なのだが、草木はほとんどない。桜の木が2本、空き地の隅っこに植わっているだけだが、ここの蝉がすごい。
      今の場所に引っ越したのは去年の秋だから、夏は初めてなのだが、毎朝蝉の声で目が覚めるのだよ。元気いっぱいだ。
      ガキどもの騒ぐ声には「うるさいなあ」だが、どういうわけか蝉の声は気にならぬ。「おー、今日も元気だのう」と思うくらいだ。子供のころから、近江の蝉を刷り込まれてるからかなあ。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2011/08/09 07:55
    •  吸引器があっても、ダメなんですね。
       今の装置だって、すべての水を吸い取れるわけじゃないでしょ。
       ほんの僅かでも、ノドに流れこむ。
       それだけで、あっぷあっぷになるんです。
       今年6月に、寝室(和室12畳)のクーラーを買い換えました。
       これは、大成功でしたね。
       今までのクーラーは、高めの設定温度が保てなかったんです。
       27~28度に設定すると、止まってしまう。
       かと言って、25度じゃ寒すぎる。
       で、去年までは、寝る直前までギンギンに冷やしておいて……。
       寝るときには止め、窓を開けてました。
       でも、夜中に暑くなって目覚めることもしばしばでした。
       ところが!
       さすが、技術は日進月歩。
       新しいクーラーは、27~28度の設定でも、安定してその温度を保ってくれます。
       今、夜は、28度に設定し……。
       扇風機を天井に向かって回し、熱い空気が欄間から抜けるようにしてます。
       これで、寝苦しさを感じたことはありません。
       わたしの住んでるあたりでは、油蝉しか鳴かないので……。
       鳴いても暑苦しいだけなんだけどね。
       でも、鳴かないとなると……。
       それなりに物足りなさは感じるようです。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2011/08/09 09:32
    • 人体には「飲み込み反射」という現象があります。
      食べ物などが咽(のど)の奥の方に入ることが刺激になり、自分では意識しないのに、咽(のど)の筋肉が働いて、食べ物が食道に送り込まれる現象ですね。
      例えば、あめちゃん(大阪おばちゃん語;飴、キャンデーなど)を舐めているとき、うっかり咽(のど)の奥の方に転がってしまうと、まさに“反射的に”飲み込んでしまう現象です。
      舐め始めで、まだ大きいあめちゃんだと地獄の苦しみ。下手したら食道の途中に引っかかってしまって医者に行く騒ぎになったりします。
      Mikikoさんの場合、この「飲み込み反射」が過敏なのか、食物刺激を受けるエリアが、普通より咽(のど)の浅い位置にあるのか……。
      今度機会があれば、意識して咽(のど)の入り口付近を、グッと締めるようにしてみればどうでしょう。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2011/08/09 19:49
    •  常に、一生懸命締めてます。
       でも、逆にそれが、ノドを強く意識することになってるのかも。
       ノドが過敏なのは、家系だと思います。
       じいちゃんは、胃カメラを飲むとき、七転八倒したとか。
       わたしは、鼻から入れるヤツだったので、大丈夫でしたが。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2011/08/09 20:19
    • それは難儀と言いますか、大変ですねえ。
      胃カメラの時は咽に軽く麻酔をかけますが、歯医者ではそこまでやらないでしょうしねえ。
      ま、歯は大事にしましょう。
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