2011.5.29(日)
「美弥子さん、見えてる?」
美弥子は、小刻みにうなずいた。
視線は、美里の股間に縫いつけられていた。
美弥子の視線を浴びて、肉色の花は蜜を零し始めていた。
美弥子は、テーブルに突いた肘に体重を載せ、腰を少し浮かせた。
陰核がショーツに擦れ、腰が動き出しそうだった。
おそらく……。
椅子の上で尻を前後するだけで、絶頂まで到達できるのではないか……。
それほどまでに追い詰められている我が身を、改めて自覚した。
「里ちゃん……。
お願い、止めて。
ウェイトレスさんが、来ちゃうから」
「だって、見てもらうために呼んだんだもん。
遅いなぁ。
ねえ。
美弥子さんも脱ぎなよ。
濡れ濡れでしょ?
顔見ればわかるよ。
空気に曝すと、ほんと気持ちいいから」
美弥子は、片手の平で片手の甲を包み、懸命にかぶりを振った。
自分は、本当に、しかねないのだ。
いや……。
すでにしかけたではないか。
大学のトイレで。
トイレの通路に、全裸で踏み出したのだ。
あのときの、便が漏れそうなほどの興奮が鮮やかに蘇り、背筋を貫いた。
「あぁ」
思わず溜め息が漏れた。
「美弥子さん……。
いやらしい顔してる。
見てるだけでイキそうだよ」
股間を分けた美里の指が、陰核に這い上がろうとした……。
その時。
硬質な音が、窓から聞こえた。
窓の桟から、ウサギの耳が2本、突き出ていた。
耳の脇には、甲を見せて握られた拳。
どうやら、畳まれた中指の背が、ガラス窓を叩いたようだ。
「なに、これ?」
美里も、両脚を床に下ろし、窓に見入っていた。
美弥子は、小刻みにうなずいた。
視線は、美里の股間に縫いつけられていた。
美弥子の視線を浴びて、肉色の花は蜜を零し始めていた。
美弥子は、テーブルに突いた肘に体重を載せ、腰を少し浮かせた。
陰核がショーツに擦れ、腰が動き出しそうだった。
おそらく……。
椅子の上で尻を前後するだけで、絶頂まで到達できるのではないか……。
それほどまでに追い詰められている我が身を、改めて自覚した。
「里ちゃん……。
お願い、止めて。
ウェイトレスさんが、来ちゃうから」
「だって、見てもらうために呼んだんだもん。
遅いなぁ。
ねえ。
美弥子さんも脱ぎなよ。
濡れ濡れでしょ?
顔見ればわかるよ。
空気に曝すと、ほんと気持ちいいから」
美弥子は、片手の平で片手の甲を包み、懸命にかぶりを振った。
自分は、本当に、しかねないのだ。
いや……。
すでにしかけたではないか。
大学のトイレで。
トイレの通路に、全裸で踏み出したのだ。
あのときの、便が漏れそうなほどの興奮が鮮やかに蘇り、背筋を貫いた。
「あぁ」
思わず溜め息が漏れた。
「美弥子さん……。
いやらしい顔してる。
見てるだけでイキそうだよ」
股間を分けた美里の指が、陰核に這い上がろうとした……。
その時。
硬質な音が、窓から聞こえた。
窓の桟から、ウサギの耳が2本、突き出ていた。
耳の脇には、甲を見せて握られた拳。
どうやら、畳まれた中指の背が、ガラス窓を叩いたようだ。
「なに、これ?」
美里も、両脚を床に下ろし、窓に見入っていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2011/05/29 08:17
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律「あら。
お夕食は、宿で食べないの?」
み「ホテルには、居酒屋が入ってるけど……。
それじゃ、つまらないじゃない」
律「なんだ、今日はホテル?
旅館で、部屋食かと思ってた」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201105272012037be.jpg
み「どうしてよ?」
律「だって、この旅行のコンセプトは……。
『温泉と自然を巡るローカル線の旅』だったじゃない」
み「よく覚えてたね、そんなこと」
律「何言ってるの。
聞いたのは、きのうよ」
み「あ、そうか……。
連載が始まったのは、去年の10月だけど……。
まだ1日しか経ってないんだった」
律「何、わけのわからんこと言ってるんだろ。
ところで、まだ着かないの?」
み「あ、通り過ぎるとこだった。
ここここ」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201105272011167d0.jpg
律「ここ?
ビジネスホテルじゃないの?」
み「名を聞いて驚くな。
その名も、『ホテル グランティア秋田 SPA RESORT(http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/025ceb89.3859455a/?url=http%3a%2f%2ftravel.rakuten.co.jp%2fHOTEL%2f38898%2f38898.html)』」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201105281019191c8.jpg
律「長い名前。
でも、いちおう“SPA”が付いてるわけね」
み「左様です。
もちろん、天然温泉だよ」
フロントで鍵を受け取り、お部屋へ。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201105272015031d7.jpg
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2. Mikiko- 2011/05/29 08:18
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み「おー。
いいお部屋」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110527201118484.jpg
律「ちょっと……。
あんた」
み「何よ?」
律「ここ、ダブルじゃないのよ!」
み「左様です」
律「左様ですじゃない!
道理で、さっきのカウンターのお姉さん……。
微妙な顔してると思った」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011052720111536b.jpg
み「ダメ?
お部屋、変えてもらう?」
律「いいよ。
メンドくさいから」
み「わーい」
わたしは、バッグを放り出し……。
ベッドの上に身を投げ出します。
み「カムォ~ン」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110527201130782.jpg
律「バカたれ!
調子に乗るな」
み「だって、今いいって言ったじゃん」
律「部屋は、このままでいいって意味でしょ」
み「なら、いいってことじゃないのよぉ」
律「それとこれとは別。
手足縛って寝て貰うから」
み「こんな感じ?」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201105272011139cd.jpg
律「こんな感じ!」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201105272011141dd.jpg
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2011/05/29 09:43
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ことはいよいよ里ちゃんペース。とうとう美弥ちゃんも……。
と思ったら、え、なに、ウサギぃ。
う~む。
ウサギか……。
章題がWonder Cafeだからなあ。
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4. マッチロック- 2011/05/29 10:58
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>ハーレクインさん&Mikikoさん
Wonder Cafeとウサギとくれば
プレイボーイクラブのバニーガールを
思い出すのは私だけ?
(月刊PLAYBOY日本版が終刊になって久しい
今日この頃・・)
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5. ハーレクイン- 2011/05/29 11:12
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なぎさGAOはもうおいといて。
律Miki二人旅の再開じゃ。
初夜(!)のフェリーでは、律子センセにあっさりあしらわれたMikiはん。今宵、思いはかなうのか。
頑張れMikiko!
好みを言わせてもらえば、やはり旅館で部屋食がええなあ。
酒はもちろん、純米吟醸。
若女将が挨拶にきたりして……。
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6. ハーレクイン- 2011/05/29 11:20
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>マッチロックさん
PLAYBOYのバニーガール。
なるほど、そっちもあるか。
私は、前章・鏡の国からの引きかな、と思ったんですけどね。
それにしても意表をつく展開。明日が楽しみだのう。
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7. Mikiko- 2011/05/29 13:04
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> ハーレクインさん
部屋食ねー。
確かにいいけど……。
女性は、あんまり楽じゃないんだよな。
座椅子ってのは。
浴衣で、あぐらかくわけにいかんし。
居酒屋みたいに、掘り炬燵式の部屋はないもんかね?
お座敷ストリップとか、呼んだことあります?
今時は、ピンクコンパニオンかね?
> マッチロックさん
プレイボーイクラブとは、意表を突かれました。
たしかに、ウサギちゃんですね。
網タイツのバニーガール・スタイル……。
淡雪さんが、異様に似合いそうです。
> みなさん
掲示板の「ほろにがくんリポート」に……。
わが家への、可愛い訪問者の写真を載せました。
とっても良く撮れたので、ぜひ見てくださいね。
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8. ハーレクイン- 2011/05/29 14:40
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そうか、女性にはゆっくりできんか。
お座敷ストリップは経験あります。
以前勤めていた進学塾の慰安旅行でのこと。場所はもちろん温泉旅館です。部屋の広さは、20数畳くらいかなあ。普通の和室で、舞台なんかはありません。
部屋食でたっぷり飲んで盛り上がって、誰からともなく「呼べるらしいで、呼ぼうや」ということになりました。
やって来た一座は二人。お姐さんと介添えの兄さん。
兄さんはてきぱきと部屋の一隅に緋毛氈を敷いて舞台造り。
で、ショーが始まるとお兄さんは照明係。なかなかの腕でした。
終了後、楽屋も何もありませんが、姐さんは部屋の隅で手際よく身繕い(和装でした)を済ませ、改めて三つ指を突いて「どうもおおきに」拍手喝采ですわ。
その後は姐さん、兄さんを交えて「ご苦労さん、よかったで、ま一杯」「おおきに、いただきます」で、大盛り上がりでした。
女性講師・職員が3人いましたが、付き合ってくれました。これも盛り上がりの一因でしたね
あのなんとも言えない一体感は、なんとも言えませんなあ。
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9. Mikiko- 2011/05/30 07:28
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得難い経験ですよね。
同席した女性たちには、一生使える話のネタになったと思います。
そのショー……。
お姐さんは、踊るだけなわけ?
お兄さんと絡んでの、白黒ショーとかはないわけか。
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10. ハーレクイン- 2011/05/30 11:38
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始めの交渉次第ですが、あの時は
踊り→脱衣→オナニーショー→オープン(性器を見せる)というオーソドックスなコースでした。最後のオープンショーは、客一人ひとりに丁寧に見せてくれました。
こういうショーでは客の方に“てれ”があると、なかなか盛り上がりません。
拍手、指笛、掛け声などで客の方から乗っていくと、姐さんの方もやりやすく、舞台と客席が一体になって、どんどんエスカレートいていきます。まさに舞台芸術の醍醐味ですね。
このあたりを分かっている男が3人ほどいましたので、ま、十分楽しませて貰いました。
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11. Mikiko- 2011/05/30 19:56
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アングラの醍醐味でしょうね。
客一人ひとりってことは、女性客の前でもオープンしたんでしょうね。
女性にとって……。
女性のものをじっくり見る機会は、男性より少ないでしょうから……。
タイヘン貴重な体験だったと思います。