2011.5.13(金)
「それじゃ……。
椅子を、壁際にくっつけて」
姉の手から、吊り下げていたチュニックが落ちた。
布地は、形のいい脚を膝上まで隠した。
光沢のあるサテンの襞に、窓からの光が踊っていた。
姉は、自らの椅子を壁際まで押しやった。
カントリー調の木製の椅子が、腰壁のログに、横向きに接した。
「じゃ、そこに座って。
こっちを向いて座るのよ」
姉は、壁を背にして腰掛けた。
椅子の座面に対して、真横から座るかたちだ。
椅子の背もたれは、姉の左腕側にあった。
「背中を、後ろの壁に着けて。
そう」
姉は、背中を腰壁に着けた。
腰壁の上は、裏庭に向けて開けた窓だった。
姉の背中の中央に、窓枠が通っていた。
「もう少し浅く座って」
姉は、腰を前に送った。
姉の座高が下がり、窓枠が肩甲骨まで上がった。
「それじゃ……。
左脚を、椅子の背もたれに上げて」
重量感のある肉の柱が、持ち上がりながら旋回した。
屈曲した膝裏が、背もたれの上にかかった。
サンダルを履いた爪先が、隣席とを仕切る板壁を掻いた。
サテンの裾は、太腿を滑り落ちていたが……。
股間は、辛うじて布地に隠れていた。
「右脚は……。
テーブル。
ちゃんと、サンダル脱いでね」
そう言いながら美里は、姉のティーカップ類を押しやり、テーブル面を開いた。
「はい、どうぞ」
身を屈して右足のサンダルを脱いだ姉は……。
再び身を起こすと同時に、右脚を振りあげた。
踵が、ログテーブルに着地した。
サテンの布地は、右腿からも滑り落ちていた。
もはや布地は、股間を隠していなかった。
無毛の性器が、宙に曝されていた。
椅子を、壁際にくっつけて」
姉の手から、吊り下げていたチュニックが落ちた。
布地は、形のいい脚を膝上まで隠した。
光沢のあるサテンの襞に、窓からの光が踊っていた。
姉は、自らの椅子を壁際まで押しやった。
カントリー調の木製の椅子が、腰壁のログに、横向きに接した。
「じゃ、そこに座って。
こっちを向いて座るのよ」
姉は、壁を背にして腰掛けた。
椅子の座面に対して、真横から座るかたちだ。
椅子の背もたれは、姉の左腕側にあった。
「背中を、後ろの壁に着けて。
そう」
姉は、背中を腰壁に着けた。
腰壁の上は、裏庭に向けて開けた窓だった。
姉の背中の中央に、窓枠が通っていた。
「もう少し浅く座って」
姉は、腰を前に送った。
姉の座高が下がり、窓枠が肩甲骨まで上がった。
「それじゃ……。
左脚を、椅子の背もたれに上げて」
重量感のある肉の柱が、持ち上がりながら旋回した。
屈曲した膝裏が、背もたれの上にかかった。
サンダルを履いた爪先が、隣席とを仕切る板壁を掻いた。
サテンの裾は、太腿を滑り落ちていたが……。
股間は、辛うじて布地に隠れていた。
「右脚は……。
テーブル。
ちゃんと、サンダル脱いでね」
そう言いながら美里は、姉のティーカップ類を押しやり、テーブル面を開いた。
「はい、どうぞ」
身を屈して右足のサンダルを脱いだ姉は……。
再び身を起こすと同時に、右脚を振りあげた。
踵が、ログテーブルに着地した。
サテンの布地は、右腿からも滑り落ちていた。
もはや布地は、股間を隠していなかった。
無毛の性器が、宙に曝されていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2011/05/13 07:20
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み「ところでさ。
何の話してたんだっけ?」
律「アルビレックスのユニホームがダサいって話じゃないの?」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110507202006dc8.jpg
み「だから、どこからその話になったのよ?」
律「なんだっけ?
あ、ユニホームの胸に付いてる『亀田製菓』がカッコ悪いって話よ。
せめてローマ字表記にするとかねー」
み「それで思い出した!
『Befcoばかうけ展望室』だ!」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201105072020058e7.jpg
み「この名前を付けたのは、米菓のメーカーでした。
で、そこはどこでしょう、って話からだよ」
律「難儀な話ね」
み「あんたのせいでしょ!」
律「亀田製菓じゃないの?」
み「違います」
律「それじゃわからないわよ」
み「栗山米菓」
律「聞いたことない」
み「けっこう有名なおせんべいはあるんだよ。
たとえば……。
『星たべよ』とか」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110507202003861.jpg
律「あ、それなら知ってる。
星形のおせんべいよね。
こないだ、看護師にもらったわ」
み「もうひとつ有名なのが……。
『ばかうけ』」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110507202006099.jpg
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2. Mikiko- 2011/05/13 07:20
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律「それも、おせんべい?」
み「そう」
律「でも、そのネーミング、パクリじゃないの?」
み「何のパクリ?」
律「わたしが小学校くらいのころ……。
“欽ドン”って番組があったんだよ」
み「存じませんなぁ」
律「また若ぶって。
大して変わらないじゃないの」
み「そっちがズルいんだよ」
律「なんでよ?」
み「だって、連載開始から3年経ってるのに……」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110507202018fce.png
み「小説の時間は、1ヶ月も経過してないんだから。
こっちは、3つ歳とったのに……。
そっちは、ぜんぜん歳とらないんだもん」
律「近いうちに、追い越されそうよね」
み「くっそー。
小説、いきなり10年くらい進めてくれようか……」
律「わたしは……。
50になっても、60になっても、ぜんぜん変わらないんじゃないかな?」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110507202004765.jpg
↑吉丸美枝子さん(62歳だそうです)
み「恐るべき自信。
淡雪さん級だわ」
律「五十路は女の最盛期」
http://blog-imgs-33.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110507202004a16.gif
み「誰が言ってるの、そんなこと?」
律「わたし。
今、思いついた。
よし。
これから20年は、このキャッチフレーズで行こう。
人生、楽しくなるぞ」
み「また話がずれてますけど」
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2011/05/13 08:04
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奴隷姉のオナニーショー。
シチュが常識の世界だけに、余計にエロいな。
喫茶店の片隅。
窓から降り注ぐ暖かな午後の陽光。
楽しげに語らいあう3人の少女。
何事も無い日常の風景……。
そのうちの1人は、
チュニックを捲り上げ、
両脚を大きく開き、
今からオナニーをしようというのだ。
もう一人の少女は、
そのオナニーを強要、ではなく命令、でもない。
相手の少女が望んでいるのだから、
これは二人の少女の戯れ会いなのだろう。
3人目の少女は……。
取り残されて、かな。
明日を待て!
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4. ハーレクイン- 2011/05/13 08:58
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「吉丸三枝子」知らぬ。
美容家(日本語、変)で、いいのか。
『栗山製菓』知らぬ。
「星たべよ」知らぬ。
「ばかうけ」知らぬ。
なあんなんだ、今日は。
知らん話ばっかや。
「欽どん」お~、知っとるぞ。
やあれやれ。
そうか、由美美弥、小説時間は「1ヶ月も経過してない」か。
由美美弥の連載が始まったのが2008年5月17日。
第1章「あこがれ」、第1回にある「女子大に入学して二ヶ月、季節は梅雨」からして、小説世界のスタートは、リアルタイムより少し先の、2008年6月初旬。
ということは、小説世界の「今」は、2008年6月下旬~7月の初め、ということかな。
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5. Mikiko- 2011/05/13 20:29
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恥ずかしながら、2冊持ってる。
「『笑顔筋』でスーパー美容法」と「フェロモンスマイル-幸せレッスン」。
効果のほどは……。
……ザンネン(泣)。
本が悪いんじゃなくて、素材が悪いんでしょうね、やっぱ;
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6. 淡雪- 2011/05/14 01:17
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50の誕生日は、自分で自分祭いたしまして、とても楽しかったです。
でもここ一年は、すっかり加齢を思い知りました。
ゆるゆると大事に身体を使って、「楽しかった[e:257]」と言って人生終わりたいです。
私もこの脅威の美容家先生の本を1冊持ってますが、簡単な体操すら続きませんでした。
自信なんてありませんよ。
あんまり気にしないだけです。
友人が先生の教室に見学に行ってみたそうです。
高い美容器具が欲しくなるような紹介のされかたをするらしいです。
そして先生のカリスマ性からか、通ってる人ののめり込み様が、なんだか宗教ぽいそうです。
電車乗ったら20分くらいのところに教室があるのですが、友人の話を聞いただけでめんどくさい[e:260]のでやめました。
奨められるままに買ったコラーゲンもビタミンも続きません。
周りにきつく忠告してくれる人もいず、ま、いっかぁ[e:284]状態ですわ。
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7. Mikiko- 2011/05/14 06:53
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なんとなくわかりますね。
先生のカリスマ性に感化されての、一種のプラシーボ効果が大きいんでしょう。
まさしく、信じるものは救われるで……。
先生にのめりこめる人は、確実に効果が出るんだと思います。
実は……。
ひとりのカリスマ先生と、彼女を取り巻く生徒たちのシーンは……。
小説の構想にあるんです。
まだ書いてないので、投稿はだいぶ先になっちゃいますけど。
うーむ。
教室の雰囲気、もっと知りたいもんだのぅ。
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8. 淡雪- 2011/05/14 06:57
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行ってきましょうか?(笑)
やっぱりめんどくさい[e:260]
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9. Mikiko- 2011/05/14 07:32
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自分の美容にもいいんだから……。
一石二鳥じゃないのよ。
信じるものは救われる!
ていうか、淡雪さんなら……。
講師としてスカウトされるかもよ?
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10. 淡雪- 2011/05/14 10:51
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か○きれいこのメイク教室の講習会にトモダチと参加したときに、結構真剣にスカウトされたことがあります。
是非若さを保ちたい!という切なる欲求がわたしにはないのですわ。
若さにしがみつこうとは、まーーーーったく思ってませんから。笑
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11. Mikiko- 2011/05/14 13:34
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肌が綺麗なら、ぜったいスカウトされるよな。
50過ぎたら、そういうのに乗ってみるのも面白いんじゃない?
五十路には……。
五十路に見えない美しさもあるだろうし……。
五十路ならではの美しさもあるでしょう。
淡雪さんには、ぜひぜひいろんな体験をしていただき……。
レポートを寄せてもらいたいものです。