2011.2.16(水)
この少女を縛りあげたとき……。
リミッターが、外れたのではないだろうか。
由美は、虫酸のような快感に突き動かされながらも、自分に対する恐怖を感じずにはおれなかった。
自分の中に、もう1人、別の誰かがいるように思えた。
その誰かは、更なる嗜虐を求めていた。
由美は、両足を少女の顔脇に着いたまま、真っ直ぐに起ち上がった。
見あげる少女の顔には、恐怖が浮かんでいた。
由美の背筋に、怖気が走った。
無数の毒蜘蛛が、爪を立てて這いあがるようだった。
由美は両脚の間隔を詰め、足首で少女の顔を挟んだ。
少女の瞳には、何をされるのだろうという怯えが揺れていた。
その怯えは、由美の胸にも揺れていた。
わたしは、何をしようとしているのだろう。
由美の片手が、股間の男根を掴んだ。
そのまま押し下げる。
カン、カン、カン。
もはや、バネ音を忍ばせる必要は無かった。
甲高い金属音が、空気を弾いた。
限界まで押し下げると、尻を突き出すようにして腰を折った。
男根は一気に仰角を下げ、切っ先はほぼ真下を向いた。
由美はゆっくりと膝を曲げ、そのまま身を沈めていった。
膝を折り切る前に、長大な男根は少女の鼻先まで届いた。
射出口で、鼻梁を捏ねる。
少女の顔は、懸命に逃れようとしていた。
しかし、由美の足首に挟まれた頭部を、自在には動かせない。
「お口開けて」
亀頭が鼻先を降り、人中の溝を滑り、唇に届く。
少女は硬く口を閉ざし、抵抗を示した。
その唇を、亀頭が分け入る。
陰茎を握る手の平に、歯の感触が伝わった。
本物の男根と違い、このディルドゥは痛みを感じない。
しかも、本物とは比べものにならない硬度を有している。
由美は、噛み合わされた歯間に、亀頭を押しあてた。
こじ開けようとするが、少女の顎は頑強に抵抗した。
リミッターが、外れたのではないだろうか。
由美は、虫酸のような快感に突き動かされながらも、自分に対する恐怖を感じずにはおれなかった。
自分の中に、もう1人、別の誰かがいるように思えた。
その誰かは、更なる嗜虐を求めていた。
由美は、両足を少女の顔脇に着いたまま、真っ直ぐに起ち上がった。
見あげる少女の顔には、恐怖が浮かんでいた。
由美の背筋に、怖気が走った。
無数の毒蜘蛛が、爪を立てて這いあがるようだった。
由美は両脚の間隔を詰め、足首で少女の顔を挟んだ。
少女の瞳には、何をされるのだろうという怯えが揺れていた。
その怯えは、由美の胸にも揺れていた。
わたしは、何をしようとしているのだろう。
由美の片手が、股間の男根を掴んだ。
そのまま押し下げる。
カン、カン、カン。
もはや、バネ音を忍ばせる必要は無かった。
甲高い金属音が、空気を弾いた。
限界まで押し下げると、尻を突き出すようにして腰を折った。
男根は一気に仰角を下げ、切っ先はほぼ真下を向いた。
由美はゆっくりと膝を曲げ、そのまま身を沈めていった。
膝を折り切る前に、長大な男根は少女の鼻先まで届いた。
射出口で、鼻梁を捏ねる。
少女の顔は、懸命に逃れようとしていた。
しかし、由美の足首に挟まれた頭部を、自在には動かせない。
「お口開けて」
亀頭が鼻先を降り、人中の溝を滑り、唇に届く。
少女は硬く口を閉ざし、抵抗を示した。
その唇を、亀頭が分け入る。
陰茎を握る手の平に、歯の感触が伝わった。
本物の男根と違い、このディルドゥは痛みを感じない。
しかも、本物とは比べものにならない硬度を有している。
由美は、噛み合わされた歯間に、亀頭を押しあてた。
こじ開けようとするが、少女の顎は頑強に抵抗した。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2011/02/16 07:27
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社「ひぇぇぇぇ。
かあちゃん、許してけろ~」
水「誰が許すかぁぁ。
成敗してくれる」
お水さんは、金ラメのバッグを振り上げると……。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201102131029430b5.jpg
畳に額を擦りつける社長の頭に……。
真っ向から振りおろしました。
社「あぎゃ」
あわれ、社長は……。
カエルのように潰れてしまいました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110213102942f08.jpg
ピクピク痙攣してます。
律「あの人……。
奥さんらしいね。
でも、“なまはげ”より怖いわ」
“なまはげ”さんも毒気を抜かれたのか……。
社長の脇から、そそくさと立ち去りました。
家の主が、手みやげのお餅を持たせてます。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110213102943ba1.jpg
どうやら、お帰りいただけるようです。
「うぉぉぉ」
「また来年、来っからな!」
さらにひとしきり歩き回ると……。
ようやく、戸障子の向こうへ去っていきました。
障子が閉ざされてみると……。
ほんの一瞬前のことなのに、今見たことが幻のように思えます。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110213102943212.jpg
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2. Mikiko- 2011/02/16 07:27
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律「あ~、面白かったね」
み「あんまり面白くないわい。
涙で、化粧が流れた」
律「Mikiちゃんが一番面白いかと思ってたら……。
うわ手がいたもんね」
お水さんが、畳を踏み鳴らしながら通り過ぎていきました。
その後ろを、へろへろ状態の社長が追っていきます。
社「ま、待ってくれぇ」
彼の前途を思うと……。
同情を禁じ得ません。
律「じゃ、わたしたちも行こうか。
ちょっと、どうしたの?」
み「た、立てない……」
律「やだ。
腰抜かしたわけ?」
み「違わい。
足が痺れて……。
立てない」
律「それはそれで……。
情けないものがあるわね」
律子先生にすがりながら、引きずられていきます。
真山伝承館を出ると、秋の日がさんさんと降り注いでました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011021310294211b.jpg
ほんとうのなまはげは、夜やるんだろうから……。
たぶん、はるかに怖いと思います。
ガ「みなさま、お疲れさまでしたぁ」
真山伝承館の外では、バスガイドさんが待ってました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201012182011211d6.jpg
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2011/02/16 08:37
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>>自分の中に、もう1人、別の誰かがいる
>>わたしは、何をしようとしているのだろう
え~~~~~~っ。
ほんまに女教師がおるのかあっ。
由美ぃ。
藤村由美よ。
もう、考えてもしょうがないぞ。
行け、行け。何処までも行け。
暗黒の果てまで。
暴走特急「変態由美号」
驀進中。
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4. ハーレクイン- 2011/02/16 08:50
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お水さんって、
しゃっちょ~の奥さんやったんかぁ。
てっきり2号様やと……。
ということは社長、
町工場経営のかたわら、
女房にスナック(か、なんか)をやらせとったということか。
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5. ハーレクイン- 2011/02/16 09:39
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皆さん。今日の日付、覚えてはりますぅ?
2010年10月9日(土)、お昼過ぎ。
東北旅行、昨日始まったばっかりでっせえ。
秋の日が、さんさんと降り注ぐ中、
バスガイドさんはニコニコと迎えてくれました。
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6. 淡雪- 2011/02/16 11:06
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ハーレクインさま、ほんまですねえ。
旅行は今日はじまったばかり。
最近時間のたつのがとーーーーっても早い。
でも、年をとることから始まる」の可能性のひろがりを感じています。
悪いことばかりでもないんですねえ。しみじみ。
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7. ハーレクイン- 2011/02/16 15:31
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>>年をとることから始まる可能性
そうですねえ。
私なんかの年令のものがいうとしゃれにならないんですが、
時を積み重ねないと実感できないことって、
確かにありますよねえ。
で、こればっかりは、若い方には伝えようがない。
>>悪いことばかりでもないんですねえ
ですねえ。
いろいろありましたが、
いいこともたくさんありましたよね。
その一つはもちろん。
Mikiko’s Roomにめぐり合えたこと。
淡雪さまはじめ、たくさんの方々と知り合えたこと。
なんか……。
縁側で、お茶と羊羹、てな感じになっちゃいましたね。
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8. Mikiko- 2011/02/16 20:20
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> ハーレクインさん
「東北に行こう!」を書いてて、しみじみ感じることですが……。
1日1日ってのは、稠密な時間が詰まってるものなんですね。
日々の暮らしは、飛ぶように過ぎていくように思えますが……。
それを書き起こそうとしたら、原稿用紙何枚あっても書ききれない。
もっと毎日を噛み締めながら、大事に過ごさなきゃならないって、つくずく思います。
たとえば今、余命数ヶ月と宣告されたりすれば……。
1日1日が、愛しくてならないでしょう。
スローな旅を楽しむように、毎日を生きたいものです。
> 淡雪さん
淡雪さんと知り合って、もう2年になるんですね。
ほんとに早いものです。
でもなんだか、もっと前からの知り合いのようにも思えます。
わたしが「Mikiko's Room」を始めてなかったら……。
おそらく、交わることもなかった2人です。
まさに人生は、一期一会。
素敵な道連れを導いてくれた神さまに、心から感謝しています。
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9. ハーレクイン- 2011/02/17 10:28
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>あおいさん&Mikikoさん
647回でのお二人の会話。
あおいさん
>>少し前、mikikoさんが書いてた言葉。
>>新雪の後の快晴。
>>あたり一面が真っ白でとても眩しい。
>>あれは目を悪くしますよね。
Mikikoさん
>>そんなこと、わたしが書いたか?
>>うーむ、記憶にない……。
あおいさんのおっしゃるのは、おそらくこれ↓のことでしょう。
639回、Mikikoさん。
>>今日は、ようやく寒さが緩みました。
>>明日は、1日晴れの予報。
>>まぶしいだろうなぁ。
>Mikikoさん
「由美と美弥子」連載650回。
まことにおめでとうございます。
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10. Mikiko- 2011/02/17 19:58
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確かに、書いてましたね。
新潟は滅多に晴れないから、特にまぶしく感じます。
今日は、晴れたうえに……。
春のような暖かさでした。
10度あったようです。
下の図は、3つの地域の日照時間(2005年~2007年)をグラフにしたもの。
見にくいですが、赤が新潟市、青が東京都千代田区、緑が那覇市です。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110217195413589.gif
これを見ると、新潟の夏場(田植えから収穫まで)は、東京よりもお天気がいいことがわかります。
新潟のお米が美味しいのには、こんなところにも理由がありそうですね。
ちなみに、新潟市の水田面積は、全国市町村で第1位。
2位旭川市(北海道)の2.6倍という、ぶっちぎりのトップです(八郎潟干拓地の大潟村は3位)。
静岡、鳥取、高知などの県全体の水田面積より、新潟市の水田面積の方が大きいんですよ。
って……。
なんか、話がずれちゃいましたね。
これがホントの、我田引水。
650回。
よくもまぁ、ここまで来ましたよね。
自分をほめてあげます。
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11. ハーレクイン- 2011/02/17 21:18
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冬の日照時間は、逆に少ないですね。
特に12月、1月は月間50時間前後、
東京の3分の1以下なんですね。
なるほどねえ。
新潟市の水田面積全国1位は納得ですが、
2位が旭川市というのは少し意外でした。
イネは東南アジア原産ですから、もともと寒さに弱い。
日本でのイネ栽培の歴史は、耐寒性に優れた品種の開発の歴史ともいえるかもしれません。
その成果が、旭川市の水田面積、全国2位なんだろうか。
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12. Mikiko- 2011/02/18 06:30
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とんでもなく寒いようです。
1902年(明治35年)には、日本の観測史上最低気温、-41.0℃を記録してます。
でも、冬の寒さは、稲作に関係ありません。
重要なのは、夏場の気温です。
旭川市の夏は、かなり暑いようです。
内陸性気候のためですね。
梅雨も無いから、稲の生育はいいでしょうね。