2011.2.13(日)
「それじゃ、1回だけイカせてあげるね」
由美は、掌上に載った尻を引き付けながら、顎に体重を掛けた。
少女の作るアーチは、あっけなく崩れた。
顎の位置を整えると、小刻みに頭部を揺らす。
首振り人形のように……。
「あひゃ。
あひゃ。
あひゃひゃひゃひゃ」
少女の尻が、荒波を立ててうねった。
「イ、イク、イク。
イックぅぅぅぅぅぅぅ」
少女の腹筋に、稲妻のような強ばりが走った。
「あがっ」
少女の腰が、由美の顔を宙に跳ね上げた。
全身が硬直していた。
由美は、顔を持ち上げられながらも、とどめを捻じこんだ。。
「あぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ」
空気の漏れる声と共に、少女は自ら硬直を解いた。
鉄筋を抜き取られたように、アーチが崩れた。
由美は、少女の股間から顔を上げた。
少女の陰部を見下ろす。
皮が引き攣れたように捲れた陰核は、余韻を貪りながら、まだ小刻みに震えていた。
少女の表情を確かめる。
目を見開いたまま、顔は真横に倒れていた。
瞼のあわいに、瞳は無い。
真っ白な眼球が、ベッドの下を覗きこんでいた。
唇が僅かに開き、舌が零れている。
カーペットには、涎の染みが出来ていた。
快感の大波に意識を浚われた顔は……。
まさに死に顔だった。
由美は、死に顔に引かれるように、少女の体側を這い上がった。
少女の顔を、眼下に見下ろす。
魂を飛ばした抜け殻の顔は、なぜこうまで美しいのか。
そして愛しいのか。
美弥子の場合もそうだ。
意志を持った美しい顔も、もちろん好きだが……。
魂を失い、真っ白な眼球を曝した顔は、なおいっそう愛しかった。
由美は、掌上に載った尻を引き付けながら、顎に体重を掛けた。
少女の作るアーチは、あっけなく崩れた。
顎の位置を整えると、小刻みに頭部を揺らす。
首振り人形のように……。
「あひゃ。
あひゃ。
あひゃひゃひゃひゃ」
少女の尻が、荒波を立ててうねった。
「イ、イク、イク。
イックぅぅぅぅぅぅぅ」
少女の腹筋に、稲妻のような強ばりが走った。
「あがっ」
少女の腰が、由美の顔を宙に跳ね上げた。
全身が硬直していた。
由美は、顔を持ち上げられながらも、とどめを捻じこんだ。。
「あぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ」
空気の漏れる声と共に、少女は自ら硬直を解いた。
鉄筋を抜き取られたように、アーチが崩れた。
由美は、少女の股間から顔を上げた。
少女の陰部を見下ろす。
皮が引き攣れたように捲れた陰核は、余韻を貪りながら、まだ小刻みに震えていた。
少女の表情を確かめる。
目を見開いたまま、顔は真横に倒れていた。
瞼のあわいに、瞳は無い。
真っ白な眼球が、ベッドの下を覗きこんでいた。
唇が僅かに開き、舌が零れている。
カーペットには、涎の染みが出来ていた。
快感の大波に意識を浚われた顔は……。
まさに死に顔だった。
由美は、死に顔に引かれるように、少女の体側を這い上がった。
少女の顔を、眼下に見下ろす。
魂を飛ばした抜け殻の顔は、なぜこうまで美しいのか。
そして愛しいのか。
美弥子の場合もそうだ。
意志を持った美しい顔も、もちろん好きだが……。
魂を失い、真っ白な眼球を曝した顔は、なおいっそう愛しかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2011/02/13 07:33
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律「ほら、顔上げてごらんって。
家の主人が“なまはげ”さんを宥めてるよ。
お膳を出して来た。
お酒を振る舞うみたいだね。
あ、“なまはげ”さんがお膳に付いたよ」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110213073930c2e.jpg
律「けっこう、美味しそうなお膳よね」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110213073526010.jpg
律「ちょっと!
なんでわたしが、いちいち実況しなきゃならないの!
しがみついてないで、顔上げなさいって!」
み「まだいるんでしょ?」
律「当たり前じゃない。
始まったばっかりなんだから。
そうやってビビってるから、絡まれるのよ。
顔上げないと、また来るよ」
恐る恐る顔を上げます。
主が、“なまはげ”さまにお酒を注いでました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011021120005841c.jpg
秋田弁で、今年の収穫なんかを報告してるみたいです。
“なまはげ”さまが、大きな台帳のようなものを開きました。
案内人の説明にあった「なまはげ台帳」のようです。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011021120005717e.jpg
「横に見てどうする!」と突っこみたくなりましたが……。
もちろん、出来るわけありません。
どうやら中は、縦書きになってるようです。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110213073646630.jpg
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2. Mikiko- 2011/02/13 07:40
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「おめとこの子は、勉強さしねし、ぜんぜん手伝わねって書いてあるど!」
「おめとこの嫁は、親の面倒さ見ねらしいでねえか!」
「うぉぉぉ!」
「うぉぉぉ!」
“なまはげ”さまが起ちあがり、再び暴れ始めました。
再び律子先生にしがみつきます。
腰が抜けてるので……。
逃げられません。
先生に見捨てられたら、餌食になるほかないので……。
もう、必死です。
律「ちょっと!
そんなにつかんだら、痛いじゃないのよ。
大丈夫だって。
ほら、今度はあっちに行ったよ」
こわごわ片目をあげると……。
“なまはげ”さまは、反対コーナーで暴れてました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110211200055411.jpg
ふ~。
助かった。
「きゃ~」
ひとしきり甲高い悲鳴があがりました。
伸び上がって見てみると……。
あのOLさんでした。
思い切り鉄道くんにしがみついてます。
鉄道くんは、ほぼ凝固状態。
律「やるわね、彼女。
完全に、入道崎で吹っ切れたみたい」
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2011/02/13 09:48
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夏実ちゃんの初絶頂。
見事にいっちゃいましたな。
>>「あぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ」
この声も、由美美弥初登場だと思うが……。
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4. ハーレクイン- 2011/02/13 10:35
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なまはげさんをもてなすお膳か。
刺身は蛸。
煮物は野菜と厚揚げの炊き合わせ。
焼き物はもちろん、ハタハタの塩焼き……。
おお、二の膳まであるやないか。
「なまはげ台帳」
そうか、あの大福帳みたいなのは、その家の問題人物の行状を記した“密告書”みたいなものか。
しかし。
>>「おめとこの子は、勉強さしねし、ぜんぜん手伝わねって書いてあるど!」はともかく、
>>「おめとこの嫁は、親の面倒さ見ねらしいでねえか!」 は、
これを一般家庭でやったら、なまはげさんがお帰りになった後、まちがいなく家庭争議が持ち上がるな。
嫁は怒る。
姑は泣く。
舅はおろおろ。
子供は再び泣き喚く。
息子はふてくされ、台所に逃げて茶碗酒。
わはははは。
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5. Mikiko- 2011/02/13 12:27
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お正月料理が苦手でね。
お雑煮はもちろん、お汁粉もあんまり好きじゃなかった。
そもそも、お餅がダメだったし。
魚は、鮭づくしだったな。
大きな切り身を焼いたやつ。
これが、パサパサして美味しくない。
氷頭(ひず)という頭の軟骨に、ととまめ(腹子)。
生臭いったらない。
あとは、大根と人参のなます。
黒豆、ごまめ。
“煮しめ”に“のっぺ”。
ことごとく苦手。
普段食べてるハンバーグやカレーライスの方が、千倍も美味しい。
正月期間中は、食べる楽しみが無かったですね。
大人になってからは、朝からお酒が飲めるという楽しみが出来ましたが。
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6. ハーレクイン- 2011/02/13 14:13
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ごまめ、黒豆、数の子、
蒲鉾、伊達巻、叩き牛蒡、サトイモの煮物、コンニャクの煮しめ、大根と人参の膾、昆布巻き、栗きんとん、ブリの照り焼き、牛蒡と鶏肉の煮しめ、締め鯖(関西では“きずし”)、
雑煮は丸餅と大根の千切りの味噌仕立て……
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7. 淡雪- 2011/02/13 17:53
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そういえば、そうですね。
「あが、あがっ」てのは、パターンになってましたね。
なまはげ台帳は「ちくり」帳なんでしょうか。笑
昔の家庭なら、直接言いそうなものだけど。
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8. Mikiko- 2011/02/13 20:02
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> ハーレクインさん
そうそう、数の子がありました。
あれも、美味しいとは思えなかった。
歯触りはいいけど、それだけ。
基本的に、主婦が休めるよう、作り置きのできる料理がほとんどでしたね。
朝食は遅めで、お昼は無しでした。
> 淡雪さん
なまはげ台帳には……。
家庭で言いにくいことを、代わりに言ってくれるという役目もあったのかも知れませんね。
ほかの地域から来た嫁を驚かす、カタルシスもあったのかな?
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9. ハーレクイン- 2011/02/14 01:54
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三が日は、主婦をはじめ、誰も家事労働はしない。
雑煮を煮る、お茶を淹れる、以外に火は使わない。
そのためのお正月料理(お節料理)でした。
日持ちがすること、これを最優先に、考えられた数々の献立。
次の三品は、縁起物として、お正月料理に必ず入れられた。
ごまめ(豊作を祝う、祈る)、
黒豆(一年“まめ”なように)、
数の子(子孫繁栄)。
しかし、例えば「ごまめ」といっても、今では“それ何?” でしょうね。
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10. Mikiko- 2011/02/14 06:22
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数の子を食べながら、子孫繁栄を願い……。
姫始めをしたわけか。
テレビも無い時代、主婦が家事労働をしなかったら……。
することは、ひとつしかないもんね。
“ごまめ”には……。
“ごまめの歯ぎしり”という諺が残ってますが……。
“ごまめ”が何かを知らない人も、増えてるだろうな。