2010.12.12(日)
「ごぶ。
ごぶ」
女子学生の咽喉が鳴っていた。
見あげると、咽喉前が大きく起伏し、尿を飲み下していた。
「ほら、あんたもお返しするんだよ。
下で、口を開いて待ってるだろ」
女子学生が腰をやや沈め、後方に尻を突きだした。
女性器が、ミサを見下ろしていた。
陰毛を分けて捲れ上がり、ネラネラと光る性器は、殻を割られたウニのようだった。
女子学生の括れた腹肉が、小刻みに収縮した。
再びそれが静止すると、熱泉が噴き出した。
滝のような奔流が、ミサの顔をまともに叩いた。
「里、ちゃんと零さないで飲みな」
ミサは頸を起こし、奔流を口中に迎えた。
「ごぼっ、ごぼっ、ごぼっ」
飲みこんでも追いつかなかった。
ミサの口元から、無限の泉のように尿が溢れた。
女子学生の顔が、性器から離れた。
ミサの排尿は終わっていた。
女子学生は、自らの尿を飲むミサを見下ろした。
女子学生の顎から滴る雫が、奔流越しに見えた。
頸を前に倒した女子学生の顎には、肉の括れが出来ていた。
「どうだい?
小便を飲ませる気分は?
愛しくなるだろ?
小便を飲んでくれる相手が」
ようやく勢いを失った水流越しに、女子学生が頷いた。
ミサは口を開閉させ、尿を咽喉に送りこんだ。
数滴の雫を残し、排尿が止んだ。
「これで、かための杯は済んだってわけだ。
小便を飲み合ったんだから、もう他人じゃないよ」
ミサの尻から、女教師の支えが外れた。
コートの上を、背骨がローラーのように転がった。
尻がコートに落ちると同時に、投げ出された足裏が、コンクリートを叩く。
不自由な体勢から解放され、ミサの全身から力が抜けた。
両肩の鬱血が引いていく。
ごぶ」
女子学生の咽喉が鳴っていた。
見あげると、咽喉前が大きく起伏し、尿を飲み下していた。
「ほら、あんたもお返しするんだよ。
下で、口を開いて待ってるだろ」
女子学生が腰をやや沈め、後方に尻を突きだした。
女性器が、ミサを見下ろしていた。
陰毛を分けて捲れ上がり、ネラネラと光る性器は、殻を割られたウニのようだった。
女子学生の括れた腹肉が、小刻みに収縮した。
再びそれが静止すると、熱泉が噴き出した。
滝のような奔流が、ミサの顔をまともに叩いた。
「里、ちゃんと零さないで飲みな」
ミサは頸を起こし、奔流を口中に迎えた。
「ごぼっ、ごぼっ、ごぼっ」
飲みこんでも追いつかなかった。
ミサの口元から、無限の泉のように尿が溢れた。
女子学生の顔が、性器から離れた。
ミサの排尿は終わっていた。
女子学生は、自らの尿を飲むミサを見下ろした。
女子学生の顎から滴る雫が、奔流越しに見えた。
頸を前に倒した女子学生の顎には、肉の括れが出来ていた。
「どうだい?
小便を飲ませる気分は?
愛しくなるだろ?
小便を飲んでくれる相手が」
ようやく勢いを失った水流越しに、女子学生が頷いた。
ミサは口を開閉させ、尿を咽喉に送りこんだ。
数滴の雫を残し、排尿が止んだ。
「これで、かための杯は済んだってわけだ。
小便を飲み合ったんだから、もう他人じゃないよ」
ミサの尻から、女教師の支えが外れた。
コートの上を、背骨がローラーのように転がった。
尻がコートに落ちると同時に、投げ出された足裏が、コンクリートを叩く。
不自由な体勢から解放され、ミサの全身から力が抜けた。
両肩の鬱血が引いていく。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/12/12 07:29
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み「あーー。
冷やしの汁まで飲んじゃった!
ひどすぎる!」
律「いらないって言ったじゃない」
み「言ってないよ!
酸っぱいって言っただけ」
律「チャーシューの恨み……。
思い知ったか」
み「くそー。
こんなに執念深い女だったとは……。
しかし、執念深さでは、わたしも負けないのだ。
かならず仇は取ってくれる……」
さて、遺恨を残したまま……。
秋田市民市場を出ましょう。
秋田駅までは、徒歩5分で着きました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201012120730375cf.jpg
線路を跨いで西口と東口を繋ぐ自由通路上に、駅があります。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201012102034133c4.gif
この通路が開通したのは、平成12年。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010121020341455e.jpg
み「ここ、『ぽぽろーど』っていうらしいよ」
律「どういう意味?」
み「えーと、手帳にメモして来た。
イタリア語で“人”を意味する“Popolo”と、英語の“Road(道)”を組み合わせたんだって」
律「セリオンもそうだったけど……。
秋田の人って、組み合わせるのが好きだね。
しかも、ムリヤリ」
名前はどうあれ……。
明るくてうらやましいです。
新潟駅は、どこも薄暗くて狭苦しいから。
将来的には、線路が高架になって、駅も建て替えられるようですが……。
事業計画を見ると……。
完成予定は、平成39年(2027年)。
もう、平成じゃなくなってるんじゃないの?
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2. Mikiko- 2010/12/12 07:31
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律「ちょっと、Mikiちゃん。
改札、通り過ぎちゃったよ」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201012120735298b7.jpg
み「いいの。
汽車には乗らないから」
律「じゃ、なんで駅に来たのよ」
み「東口に渡るためです」
東口は、こんな感じ。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20101210203413afd.jpg
律「そろそろ、今日の予定、教えてよ」
み「今日は……。
男鹿半島を一周します」
律子先生は、宙を睨みながら、懸命に秋田県地図を思い浮かべてるようす。
律「男鹿半島って……。
どのあたりだっけ?」
ま、律子先生じゃなくても……。
男鹿半島に対する認識は、誰も似たようなものでしょうね。
地図で見ると、秋田県の海岸線はほとんど起伏が無く、なだらかです。
でも、一カ所だけ飛び出てるとこがあります。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201012102034127a2.png
矢印が、男鹿半島。
ちょっと余談ですが……。
この半島の付け根には、昔、八郎潟という大きな湖がありました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20101210203422824.jpg
琵琶湖に次ぐ、日本第2位の面積を誇る湖でした。
しかし戦後、食糧増産を目的として、この湖の干拓が始まりました。
ところがその後、国は……。
食糧増産から減反政策に、大きく舵を切ることになります。
でも、昔は事業仕分けなんか無かったので……。
動き出した大事業を、止めることはできませんでした。
そして……。
20年の歳月と、852億円の費用を投じて、約17,000haの干拓地が造成されました。
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20101210203413c52.jpg
失われた広大な湿地は、もう元には戻りません。
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2010/12/12 09:17
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>由美と美弥子
保育の少女とミサちゃんとの尿盃の応酬、
無事に固めの盃を交わし……二人はめでたく義姉妹に。
って、今後この義姉妹、由美美弥にどう絡んでくるのだ。
ますます複雑に綾なされゆく人間模様。
次の展開は……。
全く読めぬ。
>東北に行こう!
食い物の恨みは恐ろしいと言うが、大丈夫か律Miki。
男鹿(おが)半島、八郎潟の干拓事業が始まったのは、HQ小学校低学年の頃と記憶しておる。小中の地理の授業には、八郎潟の話が常に見え隠れしておった。
あ、そうか。若い人は干拓前の八郎潟を知らぬのか。
Mikikoさんもリアルタイムではご存知ありませんわな。
古い話じゃのう……。
で、Mikikoさん。
八郎潟の話、わくわくです。
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4. ハーレクイン- 2010/12/12 11:50
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1万円ラーメンのサイト、見てみました。
完全会員制。
会員でない人は、まず系列店で1500円のラーメンを食べた上で、気に入れば紹介状をもらう、と言う手順らしい。
で、店主曰く「このラーメンはスープ料理である。麺はおまけ」
客はセレブや芸能人ばかりかというと、そうでもなく、一般人もいるらしい。
一般人曰く「普通のラーメンを10杯食べるのを我慢して、このラーメンを食べる」
どうも、何といいましょうか、コメントは差し控えたいと思います。わははは。
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5. Mikiko- 2010/12/12 13:08
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今回は止めときましょう。
お話がさっぱり進まなくなるから。
男鹿半島を一回りして、また戻ってきたときにね。
そういや、お店でラーメン食べたの、何年前だったかな。
昼食を摂る習慣を無くしてから、めっきりラーメンから遠ざかってしまいました。
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6. Mikiko- 2010/12/12 13:11
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「東北に行こう!」の(Ⅰ)から(Ⅳ)までをアップしました。
これからは、ある程度まとまるごとに、アップしていきますね。