2010.10.22(金)
「何する気?」
「この上に座る」
「へ?」
ミサは目を丸めながらも、由美の意図を汲んだようだった。
デスクから椅子を引き出すと、コピー機の前に据えてくれた。
由美は、それを足がかりに、コピー機によじ登った。
原稿ガラスに尻を落とす。
冷えたガラス面が、下腿の火照りに心地よかった。
コピー機から見晴らす室内は、さっきまでとは別世界だった。
視線の高さが変わっただけで、こんなにも違って見えるものだろうか。
自分は今、この世界を支配する女王……。
いや、王だ。
なぜなら……。
股間には、男根が屹立しているのだから。
由美は、腹に貼りついた男根を引き起こした。
カン、カン、カン。
バネ音が、王の号令のように響いた。
男根の切っ先が、ミサの顔を指した。
王からの、光栄ある指名だ。
ミサは、目の前の男根を、捧げ持った。
両手を合掌するように合わせ、顔に引き付ける。
息がかかるところまで亀頭を近づけると、ミサは、上目で見あげた。
その瞳には、柔らかな媚びのさざ波が立っていた。
由美は、臣下に与えるような、鷹揚なうなずきを返した。
ミサの顔が、うねるように振れると、その口が亀頭を咥えこんだ。
挿出が始まる。
満遍なく唾液が絡まると、挿出のスピードが増した。
ショートカットの髪が、宙に跳ね躍る。
ときおり由美の顔を見あげながら、ミサは一心に挿出を続けた。
ミサは、両手で捧げ持っていた陰茎を、片手で握り直した。
握った指を、口の上下動に合わせ、スライドさせる。
指が加わったことで、男根にも動きが生まれた。
指が往復するごとに、陰茎も引き上げられる。
その度に、ディルドゥの根元が、由美の陰核を潰した。
「この上に座る」
「へ?」
ミサは目を丸めながらも、由美の意図を汲んだようだった。
デスクから椅子を引き出すと、コピー機の前に据えてくれた。
由美は、それを足がかりに、コピー機によじ登った。
原稿ガラスに尻を落とす。
冷えたガラス面が、下腿の火照りに心地よかった。
コピー機から見晴らす室内は、さっきまでとは別世界だった。
視線の高さが変わっただけで、こんなにも違って見えるものだろうか。
自分は今、この世界を支配する女王……。
いや、王だ。
なぜなら……。
股間には、男根が屹立しているのだから。
由美は、腹に貼りついた男根を引き起こした。
カン、カン、カン。
バネ音が、王の号令のように響いた。
男根の切っ先が、ミサの顔を指した。
王からの、光栄ある指名だ。
ミサは、目の前の男根を、捧げ持った。
両手を合掌するように合わせ、顔に引き付ける。
息がかかるところまで亀頭を近づけると、ミサは、上目で見あげた。
その瞳には、柔らかな媚びのさざ波が立っていた。
由美は、臣下に与えるような、鷹揚なうなずきを返した。
ミサの顔が、うねるように振れると、その口が亀頭を咥えこんだ。
挿出が始まる。
満遍なく唾液が絡まると、挿出のスピードが増した。
ショートカットの髪が、宙に跳ね躍る。
ときおり由美の顔を見あげながら、ミサは一心に挿出を続けた。
ミサは、両手で捧げ持っていた陰茎を、片手で握り直した。
握った指を、口の上下動に合わせ、スライドさせる。
指が加わったことで、男根にも動きが生まれた。
指が往復するごとに、陰茎も引き上げられる。
その度に、ディルドゥの根元が、由美の陰核を潰した。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/10/22 07:27
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み「何これ?」
律「見りゃわかるでしょ。
使い捨てのビニール手袋」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20101016195539006.jpg
み「何でこんなの持ってんのよ?」
律「わたしは医者よ。
いつ何時、緊急の場面に遭遇するかわからないでしょ。
たとえ旅先でも、ひととおりの処置が出来る準備をしておく。
これが、医者の勤めです」
み「志は立派ですが……。
それを、カラ揚げ食べるのに使っていいの?」
律「今は、緊急の場面です。
手袋はまだあるから、大丈夫。
カニ食べるときにも、便利だよ」
み「食事に使うの、初めてじゃないわけね……」
さーて、ピッチピチの手袋をはめ……。
律子先生は、カラ揚げを両手で持ち上げました。
わたしは、蒸し焼きを……。
律「それじゃ……」
目線を合わせ、ニッコリ。
本日、至福の瞬間です。
み「いっただきま~す!」
律「いっただきま~す!」
み「肉汁がこぼれるっ。
ほれほれ」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20101016200615cf1.jpg
律「それじゃ、さっそく一口……。
ウマい!
ていうか、これ、カレー味じゃん!」
み「さっき、言ったでしょ!
『カレー味の半身カラ揚げは、新潟のソウルフード』だって」
律「ごめん、聞いてなかった」
み「聞けよ……」
律「こんなの初めて~。
美味しいね~」
み「また聞いてないな……。
カレー味カラ揚げの発祥は、この『せきとり』なんだよ」
律「聞いてるわよ。
すごいアイデアだと思う」
み「前にも言ったけど……。
養鶏業をやってた関さんが、屋台で、飼ってたニワトリを揚げて売り始めたわけ。
これが『せきとり』の起源」
律「ふむふむ。
“関の鳥屋”で『せきとり』だったね」
み「屋台ったって、飲み屋じゃないんだよ。
総菜屋だね。
近所の主婦が、夕食のオカズとして買いに来る屋台。
だから、こんな住宅街の真ん中で始めたわけ」
律「なるほどー」
み「鳥を細かくパーツに切り分けちゃうと……。
捨てるとこが出て、もったいない。
下ごしらえにも時間がかかる。
で、鳥を、真っ向唐竹割りにして、半身ずつ揚げちゃったわけ」
律「半身サイズは、発祥時からなんだね」
み「そう。
で、味付けなんだけど……。
最初は、砂糖醤油を考えたんだって。
でも、漬け置きしなきゃならないとか、手間がかかるので断念」
律「ふむふむ」
み「そこで思いついたのが、これ。
カレー粉をまぶして揚げたところ……。
子供たちにばかうけしてね。
当時は、電子レンジの無い時代でしょ。
持ち帰って、夕食に出すところには、鳥はもう冷えちゃってるわけ。
でも、カレー粉の味付けは、冷えても美味しかったそうよ」
律「わたし、冷えたカレー、大好き」
み「あれ、美味しいよね」
律「そっちの蒸し鳥も美味しそうだな。
ちょっと交換しよう」
み「うん」
律「うわっ。
何、このプルプル感。
に、肉がとろけてるぅぅ」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010101620061555e.jpg
み「鶏ガラのスープで蒸してあるそうだよ」
律「コラーゲンのカタマリって感じじゃない。
骨からお肉が、ぺろりんって外れるよ」
続きは、次回。
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2. 海苔ピー- 2010/10/22 08:00
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今日はこの一言で終わりそうなほど・・・
「たまらん~!」は・・・
由美ちゃん達は・・・
鳥さん達も・・・
今日の晩御飯はケンタに決定した。
明日の昼に行こうと思ったけど、我慢できないよ!
口の中がケンタで一食になり始めた~!
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3. ハーレクイン- 2010/10/22 09:40
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すんません。
せめて10月末までは。
そして、あのお方がお帰りになるまでは、謹慎しようと思ってましたが、も、いっか。
やめろ、出てけ、のお声もないようですし、謹慎解除させていただきます。
わはは。
>由美美弥
お~~
King由美、玉座に君臨!
轟く号令が臣下に下されたのぅ
コピー機に絡むとわかっていながら、これほど興奮するのは何故……。
さすがじゃ。Mikiko。
も、たまらん。
私も、王の膝下にひれ伏すのみです。
>東北に行こう!
しかし……。
養鶏業者さんが、飼ってた鶏をつぶして唐揚として売り出すとは、思い切ったよね。
当然、親族から反対があったと思うが……。
商売を成功させるには、このくらいの思い切りが必要なんだろうね。
「せきとり」さん。
(ホンマは、鳥屋の関で「とりせき」だと思うが)、偉い!
Mikiさん、律さん、
至福のお食事、堪能してくださいませ。
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4. ハーレクイン- 2010/10/22 12:18
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>Mikikoさん
七輪のあんな画像、何処から探してきはるんですかぁ。
なっっつかしいぃ。
私の母親は、台所の裏口を出たところで、かんてき(七輪)を使って、さんまやいわしを焼いてました。
正面の下部にあるのが空気孔。
ここを開けて、渋団扇などでばたばたと風を送ると、中の火がよく熾るんです。
ガッコから帰って遊びにいこうとすると、母ちゃん(今年86歳)につかまり、よくやらされました。
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5. Mikiko- 2010/10/22 20:51
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> 海苔ピーさん
ケンタ、食べたか~?
まだ試したことは無いけど……。
ケンタには、マッコリが合いそうな気がする。
乳酸菌が、脂を溶かしてくれそうじゃん?
> ハーレクインさん
関さんは婿養子だったので……。
新鮮な発想が出来たのかもね。
でも、婿養子が新しいことするのは、度胸が要ったろうね。
失敗したら大変だからさ。
さて、なぜ“とりせき”が“せきとり”になったのか?
ひょっとして、関さんがギョーカイジンだったから?
画像を探す技術は、『紙上旅行倶楽部』で養いました。
七輪、使ってみたい。
炭が熾るのが、楽しそうだよな。
でも、マンションのベランダじゃ……。
臭いで苦情が来るかもね。
一軒家でも……。
煙を勘違いされて、消防車が来たりしてね。
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6. ハーレクイン- 2010/10/23 00:19
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絶対ダメですよ。
サンマなんか焼いたら、油が直接炭の上に落ちますから、恐ろしいほど煙が出ます。
七輪の向こうが見えないくらい。
ま、昔はどの家でもやってましたから、消防車がくることもなかったですけどね。
「民の竈から立つ煙……」を歌ったのはどなたでしたっけ。
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7. ハーレクイン- 2010/10/23 06:28
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民の竈……の作者は仁徳天皇でした。
高き屋に
のぼりて見れば
煙たつ
民のかまどは
にぎはひにけり
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8. Mikiko- 2010/10/23 07:43
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この歌だけ見ると……。
のんきな天皇の歌みたいですが……。
実は!
この歌を歌う3年前。
仁徳天皇が、高殿から地上を見回したところ……。
夕餉の時間だと言うのに、家々からは煙が昇ってませんでした。
民が疲弊していることを悲しんだ天皇は、税と課役を3年間免除したそうです。
その3年後……。
再び高殿に立った天皇が歌ったのが、「民のかまどはにぎはひにけり」の歌。
今の政治家に聞かせたいお話です。