2010.8.8(日)
「ちくしょう……」
姉の目が、追い詰められた獣のように光った。
頬を押さえたまま、ゆっくりと起ちあがる。
美弥子と正対した。
美弥子が身構える。
次の瞬間……。
姉は身を反転させ、真っ直ぐ由美に向かってきた。
自分より弱そうな由美を攻撃することで、突破口を開こうとしたのだろう。
その判断は、決して間違ってはいない。
しかし、姉にとって不運なことに……。
一見弱そうに見える由美には、拳法のたしなみがあったのだ。
両手を広げ、由美に掴みかかろうとした姉の体が、寸前で止まった。
由美の片脚の先が、姉の鳩尾に埋まっていた。
由美は、片腿を引き上げ、膝から先を姉に向けただけだった。
そこに姉が、身体ごと飛びこんできたのだ。
姉の身体は、由美の脚に串刺しにされた形だった。
「あ……、あが」
姉の目は、引きあげられた深海魚のように飛び出していた。
顎が外れたみたいに下がっていた。
姉の身体が、よたよたと後ずさりながら、由美の脚を離れた。
鳩尾には、くっきりとした窪みが認められた。
由美はゆっくりと、上げていた脚を下ろした。
姉は、鳩尾を押さえながら、片膝を屈した。
金属を思わせる黒髪が、肩を滑って顔前に落ちた。
「よくも……」
再び持ち上げた顔は、悪鬼に変わっていた。
さっきの蹴りは、さほど強い衝撃を与えたわけでは無い。
足裏を見せるように上げただけだ。
どうやらその痛みは、姉の戦意を一層掻き立てることになったらしい。
姉は、床を踏み抜くように起つと、再び由美に向かってきた。
腕を、胸前に畳んでいた。
体当たりするつもりらしかった。
体重差を生かした、理に叶った戦法だ。
まともに受けたら、壁まで飛ばされるだろう。
由美は、半身避けながら、片脚を大きく振りあげた。
そのまま、鞭のように姉の腿に振り下ろす。
上から下に回し打つ蹴りは、由美の得意技だった。
姉の目が、追い詰められた獣のように光った。
頬を押さえたまま、ゆっくりと起ちあがる。
美弥子と正対した。
美弥子が身構える。
次の瞬間……。
姉は身を反転させ、真っ直ぐ由美に向かってきた。
自分より弱そうな由美を攻撃することで、突破口を開こうとしたのだろう。
その判断は、決して間違ってはいない。
しかし、姉にとって不運なことに……。
一見弱そうに見える由美には、拳法のたしなみがあったのだ。
両手を広げ、由美に掴みかかろうとした姉の体が、寸前で止まった。
由美の片脚の先が、姉の鳩尾に埋まっていた。
由美は、片腿を引き上げ、膝から先を姉に向けただけだった。
そこに姉が、身体ごと飛びこんできたのだ。
姉の身体は、由美の脚に串刺しにされた形だった。
「あ……、あが」
姉の目は、引きあげられた深海魚のように飛び出していた。
顎が外れたみたいに下がっていた。
姉の身体が、よたよたと後ずさりながら、由美の脚を離れた。
鳩尾には、くっきりとした窪みが認められた。
由美はゆっくりと、上げていた脚を下ろした。
姉は、鳩尾を押さえながら、片膝を屈した。
金属を思わせる黒髪が、肩を滑って顔前に落ちた。
「よくも……」
再び持ち上げた顔は、悪鬼に変わっていた。
さっきの蹴りは、さほど強い衝撃を与えたわけでは無い。
足裏を見せるように上げただけだ。
どうやらその痛みは、姉の戦意を一層掻き立てることになったらしい。
姉は、床を踏み抜くように起つと、再び由美に向かってきた。
腕を、胸前に畳んでいた。
体当たりするつもりらしかった。
体重差を生かした、理に叶った戦法だ。
まともに受けたら、壁まで飛ばされるだろう。
由美は、半身避けながら、片脚を大きく振りあげた。
そのまま、鞭のように姉の腿に振り下ろす。
上から下に回し打つ蹴りは、由美の得意技だった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/08/08 07:34
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さて、『博多スターレーン』に、戻りましょう。
平日の真っ昼間とあって、そんなに混んでませんね。
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100805073856478.jpg
母の話だと……。
昭和40年代、ブームのころのボウリング場は……。
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100805080638632.png
プレー出来るまで、3時間待ちくらいはザラだったそうです。
久々に、ボウリングシューズを履きました。
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100805073855155.jpg
「美弥のサイズなんか、ある?」
「失礼ですね。
25.5センチなんですから、無いわけないでしょ」
「へ~。
案外、デカくないんだな。
無理してるんじゃないの?」
「してませんっ。
このバッシュ買うとき、見てたでしょ?」
「あ、そうか。
あのね、うちの会社の取引先の女で、すげー大足がいるんだよ。
背は、美弥より低いんだけどね。
全体に骨太でさ。
あの女、遺骨になると、骨壺に収まらないんじゃないか?
でさ、うちの会社って、土足禁止なんだよ。
来客には、スリッパに履き代えてもらうわけ。
で、そいつのパンプスが、通用口に脱いであるの見ると……。
ギョッとするよ。
空母が乗り上げたみたいなんだから」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201008050738546f3.jpg
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2. Mikiko- 2010/08/08 07:35
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「ヒドいですね。
その人、きっと気にしてますよ。
靴脱がなきゃならないとこなんて、行きたくないだろうな」
「ま、そう思うから……。
誰も口には出さないけどね。
でもわたし、どうしても我慢できなくて……。
1度だけ、足入れてみたことがあるんだ。
誰もいないとき。
もう、子供が大人の靴、突っかけたみたいでさ。
カカトんとこ、ゲンコが入りそうなほど空いてんだよ。
そのまま会社飛び出して……。
物陰に隠れて、10分くらい笑ったね。
ハラワタが千切れるかと思った」
「ほんとに、ヒドいんだから」
さて、バカ話してないで、次はボールですね。
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010080507385472f.jpg
「美弥は、何ポンドにするの?」
「久しぶりだから、14ポンドくらいにしようかな?」
「げ。
よくそんなの持てるな。
足に落としたら、大変だぜ」
「落とさなきゃいいでしょ」
「わたしは、握力が弱いの。
指も細いから、すっぽ抜けちゃうんだよ」
「何ポンドにするんですか?」
「8ポンドかな」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100805075957415.jpg
さ~て。
ジャンケンして、ゲーム開始です。
美弥ちゃんが先攻。
レーンに立つ後ろ姿は、ほれぼれするほど格好いいです。
流れるようなフォームで、第1投。
ところが……。
ボールはピンに向かわず、大きくそれて行きいます。
「やった!
いきなりガーター!」
と、喜んだのもつかの間。
なんと!
生意気にも、ボールが急角度でフックしました。
そのまま、まっすぐストライクポケットへ。
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010080507385578f.jpg
続きは、次回。
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3. Mikiko- 2010/08/08 08:06
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素敵な『暑中お見舞い』が届きました。
「賜り物展示場(https://mikikosroom.com/archives/2574562.html)」に掲示しましたので、ぜひご覧くださいネ。
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4. Mikiko- 2010/08/08 09:32
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素敵な『残暑お見舞い』が届きました。
「賜り物展示場(https://mikikosroom.com/archives/2574562.html)」に掲示しましたので、ぜひご覧くださいネ。
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5. ドリー軍曹- 2010/08/08 11:33
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Mikiko様
暑いですねぇ~~~~
ご掲載くださりありがとうこざいます。
暑さに負けず、1000回目指して頑張ってください。
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6. Mikiko- 2010/08/08 12:21
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お見舞いが必要ですよね。
暑中の疲れが溜まってますから、いっそう身に応えそうです。
1,000回は、まだまだ遠い目標ですが……。
黙々とやっていきます。
クリスマスカード、お待ちしてます(早すぎ?)。
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7. フェムリバ- 2010/08/08 20:00
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こういうのは初めてですよね?
ミサちゃんの時は、一撃で終わりましたし。
しっかし
美弥子ちゃんに負けず劣らず、由美ちゃんもカッコイイなぁ♪
私の足のサイズは23.5センチですけど・・・
足の大きい人って、本当に悩んじゃうそうですね~
でも
「馬鹿の大足、小足のたわけ、ちょうどいいのはクソたわけ」
って言いますからね。
無責任かもしれませんけど、足の大きさなんて気にしなくってもいいんですよ。
これは、普通の人付き合いでも恋愛でも言えることですけど、外見より中身が合う人でないと長続きさせるのは不可能なんです。
まして生涯のパートナー、親友なんて、とてもとても・・・
だから、堂々としてればいいんです。
合う人とは、ちゃんとめぐり逢うんですから・・・
な~んて、エラそーにすみまっせ~ん(汗)
へ~
ボーリングって、ボールも選べるんですね~
て、みんな体格が違うんだから、当たり前ですね(汗)
ていうか
美弥子ちゃん、ウマ~~~~!!
私だったら、ガーターでしたっけ?それ連発ですよ・・・(泣)
おお♪
連続「残暑お見舞い」!
のほほ~ん系もパンチ系も、頑張ろう!って元気が出ますね♪
素敵な絵、ありがとうございました!
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8. Mikiko- 2010/08/08 21:38
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よく通ったコインランドリーに、格闘マンガが置いてありました。
バトルシーンの知識は、そこから仕入れたもの。
記憶だけで書いてるので……。
正確じゃないかも知れん。
ま、本筋じゃないから、いいよね?
「馬鹿の大足、小足のたわけ、ちょうどいいのはクソたわけ」
初めて聞いた。
新潟じゃ、言わないなぁ。
足の大きさを気にしないようにしても……。
現実、デカいサイズは、デザインも限られるだろうからね。
でも、輸入物なら、大きいのもあるのかな?
あんまり背伸びして付き合っても、疲れるだけ。
身の丈にあった相手が、一番だよ。
最近は、ガーターのないレーンもあるようだね。
ピンボールみたいになるのかな?
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9. ドリー軍曹- 2010/08/11 23:29
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Mikiko様
私は文才も絵のセンスもなく、サイトの更新しかできないのです。
ですのでイラスト陣が作成したら、絶対にお送りいたしますね。
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10. Mikiko- 2010/08/12 07:31
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「被虐のハイパーヒロインズ」は、ドリー軍曹さまで持っているのです!
でも、イラスト専門の人がいるなんて……。
うらやましいです。
クリスマスカード、お待ちしております!
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11. 淡雪- 2010/08/13 18:21
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こちらでは
バカの大足、間抜けの小足、中途半端のろくでなし
と言います。
どれも、悪いやんね。
どうなりゃいいのよ。
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12. Mikiko- 2010/08/13 21:05
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人間をやっかんで言った言葉でしょうかね?
ま、足の大きさに、いいも悪いもないってことでしょう。
ジャイアント馬場くらいになると、不便は感じるだろうけど……。











![[官能小説] 熟女の園](https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/3/e/3e07a9c3.gif)





































































































