Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 478
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 由美は、美弥子の股間に身を移し、うずくまった。
 陰茎は掴んだままだった。
 ゆっくりと顔を近づけていく。
 顔は横に倒し、叔母を見上げていた。
 叔母は、横座りを崩したような姿勢で、呆けたように由美を見下ろしている。

 頬が、亀頭に届いた。
 顔を捻り、咥える。
 顎が外れそうな太さだった。
 挿出を始める。
 由美は、ときおり叔母を睨め上げながら、上下動を速めていった。
 叔母は小さく口を開き、思考の停止した表情を見せていた。

 さらに、挿出速度を上げる。
 口を溢れた涎が陰茎を伝い、根元を支える指まで届いた。
 由美は、陰茎を咽喉奥まで導いた。

「げふ」

 顔が跳ねあがり、亀頭が抜ける。
 噴き出した涎が、鞭のようにフローリングを叩いた。
 叔母の視線が、涎を追って床に逸れた。

「叔母ちゃん、こっち見て……」

 由美は、べったりと尻を着いた姿勢から、膝を立て、足裏を床に着けた。
 叔母の視線が帰ってきた。
 掴んだ陰茎を引きつけるように、足裏を進める。

「もっと、上の方に回って」

 由美は顎先を突き出し、美弥子の肩口を指し示した。
 姪の不遜な命令に、叔母は諾々と従った。
 叔母は、尻を床に着けたまま、手の平で這うように身を動かした。
 叔母の身が、美弥子の顔の脇に定まった。

 由美は、和式トイレを使う姿勢のまま、美弥子の太腿を跨ぎ越した。
 陰茎を垂直に立てる。
 叔母の視線からは、長大な陰茎が由美の臍を隠して見えるだろう。
 由美は、天を突く亀頭の上まで腰を迫り上げた。
 ほとんど中腰の姿勢になった。
 足裏で、立ち位置を調整する。
 位置を定めると、再び叔母の表情を確かめた。
 叔母の視線は、赤黒く膨らんだ亀頭と、その上に花開く陰唇に縫いつけられていた。

「叔母ちゃん、いくよ」

 由美は、ゆっくりと尻を下ろしていった。
由美と美弥子 477目次由美と美弥子 479





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2010/06/20 07:28
    •  肩で息するあんちゃんは……。
       まるで、大八車を引くジイサマのようです。
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100618203437b28.jpg
      「このまま、店まで戻りますんで……。
       乗ってていいですよ。
       割り増しはいただきません」
       あんちゃんはそう言ってくれたんですが……。
       降りることにしました。
       “るるぶ”の地図を見ると……。
       見えて来た橋は、大分川と白滝川の合流点に架かる「城橋」のようです。
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100618203616d89.png
       ここで降りれば、今日の宿はすぐそこなんです。
       あんちゃんは、しきりと名残を惜しんでくれます。
       わたしも、この脳味噌筋肉質のあんちゃんに、情が移りかけちゃいました。
       美弥ちゃんなんか、涙ぐみそうな顔してます。
       このあんちゃんとは……。
       もう、一生会うことが無いかも知れないんだ。
       そう思ったら……。
       わたしの目頭にも、思わず熱いものが……。
       春の夕暮れ。
       菜の花の咲く川縁の道を……。
       へろへろと遠ざかっていく人力車を見送りながら……。
       人の世の儚さと……。
       儚い世を、一生懸命生きてる人たちへの愛しさで……。
       小さな胸が、いっぱいになりました。
      「さ、気を取り直して……。
       もう少し、歩くぞ!」
      「はい。
       夕べの別府は、ホテルだったから……。
       由布院では、旅館ですか?」
      「うんにゃ」
      「じゃ、ホテル?」
      「うんにゃ」
      「なら、なんなんですか?
       あ、また国民宿舎?」
      「うんにゃ」
      「もう!
       どこに泊まるんです!」
      「今日はね……。
       貸別荘だよ~ん」
      「え~。
       おしゃれですね~」
       美弥ちゃんの瞳の中には、バラの花が飛んでました。
       おそらくは、森の中の隠れ家みたいな、ペンション風佇まいを想像してるんでしょうね。
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100618203438404.jpg

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2010/06/20 07:29
    • 「あのね。
       言っとくけど……。
       美弥が想像してるのとは、違うと思う」
      「なんでです?」
      「だから、日程オーバーで、予算が無いわけ。
       従って、高いとこには泊まれません。
       なので、今日の宿は、“安い”というキーワードで探したの」
      「でも、別荘には違いないんでしょ?
       ペンション級じゃなくても……。
       バンガローみたいだって、十分おしゃれじゃないですか?」
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100618203439409.jpg
      「お~。
       バンガロー!
       ひさびさに耳にしたね。
       そう言えば子供のころ、『テレビ探偵団』って番組があってさ。
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201006182034373fd.jpg
       昔のテレビ番組を紹介するわけ。
       三宅裕司が司会だったな。
       泉麻人がコメンテーターでさ。
       で、ゲストで出た陣内孝則が……。
       財津一郎のギャグを披露してた。
       財津一郎、知ってる?
       財津和夫じゃないよ」
      「知りません」
      「こないだ亡くなった藤田まことの『てなもんや三度笠』なんかに出てた人」
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100618203438ef5.jpg
      「わたし、一時期、『てなもんや三度笠』とか、昔のお笑いビデオに凝ってたことがあってね。
       東京にいたとき、よく借りてたんだよ」
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. フェムリバ
    • 2010/06/20 11:15
    • 律子さんてば小さい子みたい♪
      あ、でも!
      由美ちゃんまで失神したら、大変じゃないですか?
      大丈夫かな・・・
      あんちゃん・・・(泣)
      一期一会、出会いは大切に・・・ですね。
      学生時代は、方々へ絵を描きに行って色んな人と会いましたけど、あの人達は、その時にしか出会えない人達だったんだなぁ~って、今さら気付きました。
      それと
      子供時代限定の「変わった人」や「不思議な事」との出会いも・・・
      当時は、それが普通だったのに、今ではもう思い出の中にしかないんですよね。
      ちょっぴり、おセンチな気分(泣)
      バンガロー♪
      聞くだけでワクワクするフレーズ♪
      気兼ねしなくてすみますから、意外と旅館よりもくつろげるかも?
      財津一朗!!
      「タケモトピアノ!!」
      「非常にきびしーーー!!」(これは、ミキコ様に教えてもらいました。その後、会社のおじさま社員にやったらビックリされました。)

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2010/06/20 12:47
    •  車窓を過ぎ去る風景を見ているようです。
       同じ座席に座ってた人も、どこかの駅で降りてしまう。
       でも、また別の人が乗ってきて、隣に座ったりする。
       そしていつか……。
       自分が列車を降りるときまで、旅は続くんですね。
       財津一郎の話なんかしたっけ?
       「タケモトピアノ」は、初耳でした。
       “ヒジョ~に、キビシ~”は、仕事でも使えるフレーズだよね。
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