2010.5.30(日)
由美は、テーブルを回りこんだ。
膝裏でテーブルを押しやり、ソファー前の空間を広げる。
叔母の正面に立った。
叔母の顔は、ソファーに凭れるように横倒しになっていた。
まだ、瞼が細く開いている。
瞳は戻ってなかった。
白い眼球が、フローリングを見つめていた。
由美は叔母の手を持ち上げ、股間から外した。
陰唇は、開いたままだった。
膣口から零れた液体が、おびただしく座面を汚している。
由美の指が伸び、薄白い液体を掬った。
指先に絡め、擦り合わせる。
束ねた指を、口中に収めた。
舌に塗り立てる。
狂いそうだった。
自分が何をするか判らない。
よろめいた脚が、テーブルの角を打った。
縁に載っていたアイスペールが落ち、大きな音を立てた。
無数の氷が、フローリングを放射状に拡がった。
氷を拾い集める気にはならなかった。
由美はふらつきながら、転がったアイスペールを拾い上げた。
テーブルに片脚を載せる。
「叔母ちゃん。
律子叔母ちゃん、見て……。
由美は、叔母ちゃんと同じなの……。
同じ……。
変態なのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
絶叫が途切れると同時に、由美の性器から尿が噴き出した。
股間に宛がったアイスペールを、尿が激しく叩く。
冷えたアイスペールに熱い尿が反応し、跳ね散るしぶきから芳香が立ちあがった。
排尿を終えると、胸にアイスペールを捧げたまま叔母の前に立つ。
「叔母ちゃん、見ててね……」
由美は、アイスペールを持ち上げた。
縁を口元に付ける。
一気に傾けた。
ペールで冷えた尿が、口中に流れこむ。
咽喉を鳴らして飲んだ。
底を天に向け、一滴残らず飲み干した。
零れた尿が、胸前を伝い落ちるのが判った。
アイスペールをテーブルに戻す。
自由になった両手で、胸の尿を塗り拡げる。
もはや、股間に伸びる指を止めることは出来なかった。
指先が、尿と膣液を捏ね始めた。
「あぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
膝裏でテーブルを押しやり、ソファー前の空間を広げる。
叔母の正面に立った。
叔母の顔は、ソファーに凭れるように横倒しになっていた。
まだ、瞼が細く開いている。
瞳は戻ってなかった。
白い眼球が、フローリングを見つめていた。
由美は叔母の手を持ち上げ、股間から外した。
陰唇は、開いたままだった。
膣口から零れた液体が、おびただしく座面を汚している。
由美の指が伸び、薄白い液体を掬った。
指先に絡め、擦り合わせる。
束ねた指を、口中に収めた。
舌に塗り立てる。
狂いそうだった。
自分が何をするか判らない。
よろめいた脚が、テーブルの角を打った。
縁に載っていたアイスペールが落ち、大きな音を立てた。
無数の氷が、フローリングを放射状に拡がった。
氷を拾い集める気にはならなかった。
由美はふらつきながら、転がったアイスペールを拾い上げた。
テーブルに片脚を載せる。
「叔母ちゃん。
律子叔母ちゃん、見て……。
由美は、叔母ちゃんと同じなの……。
同じ……。
変態なのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
絶叫が途切れると同時に、由美の性器から尿が噴き出した。
股間に宛がったアイスペールを、尿が激しく叩く。
冷えたアイスペールに熱い尿が反応し、跳ね散るしぶきから芳香が立ちあがった。
排尿を終えると、胸にアイスペールを捧げたまま叔母の前に立つ。
「叔母ちゃん、見ててね……」
由美は、アイスペールを持ち上げた。
縁を口元に付ける。
一気に傾けた。
ペールで冷えた尿が、口中に流れこむ。
咽喉を鳴らして飲んだ。
底を天に向け、一滴残らず飲み干した。
零れた尿が、胸前を伝い落ちるのが判った。
アイスペールをテーブルに戻す。
自由になった両手で、胸の尿を塗り拡げる。
もはや、股間に伸びる指を止めることは出来なかった。
指先が、尿と膣液を捏ね始めた。
「あぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/05/30 07:35
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またしても、脱線してますが……。
もう少し、百についてお話させてください。
『阿房列車』に描かれた風景は、見たことがないはずなのに、妙に懐かしいんです。
シリーズの最初となった『特別阿房列車』の冒頭の一節は有名。
『なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪へ行つて来ようと思ふ。
用事がないのに出かけるのだから、三等や二等には乗りたくない』
というわけで、何の用事もない大阪に行くため、一等車に乗り込みます。
この随筆が書かれた昭和25年ころは、車両が、一等、二等、三等に分かれてたんですね。
料金も、大違いでした。
二等は、三等の2倍。
一等は、3倍したそうです。
割り増しどころじゃありません。
3倍ですからね。
私用で一等に乗れる人は、限られてたと思います。
しかしながら、百が裕福だと思ったら大間違いです。
真逆です。
貧乏で有名な人でした。
裕福な造り酒屋“志保屋”に生まれましたが……。
旧制岡山中学(現・岡山朝日高校)に通う16歳のとき、その志保屋が倒産。
以来、ずっと貧乏生活。
旧制第六高等学校(現・岡山大学)に入りましたが……。
寮費が払えず、自宅から通学してたとか。
でも、東京帝国大学独文科を卒業してますから……。
貧乏と云っても……。
いきなりホームレスになるような今時の貧乏とは、違ってたんでしょうけど。
しかしながら、一等車の切符を、自腹で買えるような内情では無かったようで……。
切符は、借金して買ったんです。
堂々と、「何の用事も無いが、一等車で大阪まで行ってこようと思うので」と言って、お金を借りたそうです。
借りる方も借りる方ですが……。
貸す方も貸す方ですよね。
でも、何となく貸してしまう雰囲気が、百にはあったみたいです。
と言って、百が好人物だったってわけじゃありません。
人当たりは、はなはだ悪かったそうです。
天の邪鬼な上に、頑固で偏屈、我が儘な人だったとのこと。
普通なら、嫌われるとこですが……。
不思議なことに、そうではありませんでした。
法政大学の教授をしてたころの教え子たちは……。
還暦を過ぎた百の誕生会を、毎年祝ってくれました。
誕生会の名称は、「摩阿陀会(まあだかい)」。
百先生は“まあだ生きてるのかい”って洒落ですね。
この時期の百と教え子たちの交流は、黒澤明の遺作映画になってます(「まあだだよ」)。
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百を松村達雄が演じ……。
教え子役に、所ジョージ。
百の妻を演じた香川京子の演技が、あまりにも見事で……。
黒澤監督は、彼女にはまったく注文を付けなかったそうです。
それどころか、彼女の演技シーンは、見てさえいなかったとか。
完全に信頼しきってたんですね。
わたしが百を知ったのは、随筆よりも小説が先でした。
初めて読んだのは、『冥途』という掌編集。
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わたしは昔、夜見る夢を表現する手法に興味を持ってて……。
そういう小説を読みあさってたことがあるんです。
“夢”を描いた小説では、夏目漱石の『夢十夜』が有名ですよね。
確か、現国の教科書で読んだんじゃなかったかな。
百は、その漱石の弟子でした。
で、師の『夢十夜』に、一番影響を受けた弟子が百。
弟弟子の芥川龍之介は、『冥途』を、「戞々(かつかつ)たる独創造の作品なり」と評しています。
『夢十夜』は、理に落ちるようなところがありますが……。
『冥途』には、それがまったくありません。
異様な夢の気配だけが描かれてます。
夢の気分を表現しているという点では、『夢十夜』を凌ぐと云ってもいいでしょう。
続きは、次回。
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2. フェムリバ- 2010/05/30 12:29
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おしっこ独り占めして・・・
律子さんにも、かけてあげて欲しかったな~
ふらりと出かけるために、借金してでも一等車に乗る・・・
なるほど
自分に正直ですね。
嫌う人も多いけど、「摩阿陀会(まあだかい)」なんてのを教え子にしてもらえるのですから、慕ってくれる者には面倒見が良かったのでしょう。
もしかしたら
「天の邪鬼な上に、頑固で偏屈、我が儘な人」というのは、年上の方からの評価なのかもしれませんね。
夢って、訳分からないのが多いですよね。
しっくりくる夢なんて、私、見たことないですもん。
そういえば、公園じゃないですけど・・・
高校の時、近くのコンビニで、エロ雑誌片手にオナニーしてる男の人(大学生くらいかな)がいるって、噂になってた事がありました。
意地の悪い人達は、ちょっかいかけたり、写メ撮ったりして他の高校の人と笑いものにしてました(汗)
ちょっと可哀想でした・・・
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3. Mikiko- 2010/05/30 13:09
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自分のおしっこを飲むという健康法、ありませんでした?
ちょっと、やってみる気にはならんが……。
「まあだだよ」は、興行的には大コケだったようです。
百の魅力は、何と言っても文章のうまさにあります。
内田百と岡本綺堂。
わたしにとっては、この2人が文章の先生です。
コンビニのオナニーオトコは……。
変態ではなく、本物の異常者だと思う。
完全に向こう側の人って感じですね。
変態ってのは、ボーダーラインを綱渡りしてる人なんじゃないかな。
完全に向こうに渡ってしまったら、ただの異常者だと思う。
まあ、線引きは難しいけどね。