2010.5.14(金)
「あなたも知ってると思うけど……。
わたしは、あのマンションのスタッフルームに1人でいることが多いわけ。
平日の昼間は、学生の出入りもほとんどないしね。
ヤらしいこと、考えっぱなしよ。
ていうか、しっぱなしね。
弟の精液を……。
ちょっとずつ、いろんなとこに塗ってるの。
ペン立てのペンとか……。
外泊届けのカードとか……。
カウンターの、学生が肘を突くあたりとか……。
そうそう。
こないだ、あなたの学生証借りたときも……。
学生証に、薄ーく塗っておいたわ。
ふふ。
ちょっと、無駄話が過ぎたみたいね。
わたしが今、何をしようとしてるか、もうわかったでしょ?
あなたに、キャプテンと同じ目に遭ってもらいたいって意味が……」
スタッフは、宙に掲げた小瓶を、うっとりと覗きこんだ。
「つまり……。
あなたにも、妊娠していただきたいのよ。
弟の精液で」
「や、止めて……」
「弟、けっこうイケメンなのよ。
女子学生にも人気があるみたい。
わたしの言うことしか聞かないけどね。
あなたと弟の子なら……。
間違いなく、お人形さんみたいな子になるわ」
スタッフは、小瓶の蓋をゆっくりと回した。
金属の蓋とガラス瓶の触れ合う擦過音が、硅石のように降り注ぐ。
スタッフは、取り外した蓋を手の平から滑らせた。
床に落ちた蓋は、軽やかな金属音を響かせて転がった。
スタッフは、小瓶の口を鼻の下にあてた。
強く吸いこむ。
「いい臭い……。
大丈夫。
まだ、ぴちぴちに生きてるわ。
せっかく精子として産まれてきたんだから……。
おまんこに入りたいよね。
今、流しこんであげるから……」
スタッフが、瓶を掲げながら躙り寄って来た。
「止めて!
痛……」
手錠の鎖が張りつめ、冷たい金属が足首を噛んだ。
わたしは、あのマンションのスタッフルームに1人でいることが多いわけ。
平日の昼間は、学生の出入りもほとんどないしね。
ヤらしいこと、考えっぱなしよ。
ていうか、しっぱなしね。
弟の精液を……。
ちょっとずつ、いろんなとこに塗ってるの。
ペン立てのペンとか……。
外泊届けのカードとか……。
カウンターの、学生が肘を突くあたりとか……。
そうそう。
こないだ、あなたの学生証借りたときも……。
学生証に、薄ーく塗っておいたわ。
ふふ。
ちょっと、無駄話が過ぎたみたいね。
わたしが今、何をしようとしてるか、もうわかったでしょ?
あなたに、キャプテンと同じ目に遭ってもらいたいって意味が……」
スタッフは、宙に掲げた小瓶を、うっとりと覗きこんだ。
「つまり……。
あなたにも、妊娠していただきたいのよ。
弟の精液で」
「や、止めて……」
「弟、けっこうイケメンなのよ。
女子学生にも人気があるみたい。
わたしの言うことしか聞かないけどね。
あなたと弟の子なら……。
間違いなく、お人形さんみたいな子になるわ」
スタッフは、小瓶の蓋をゆっくりと回した。
金属の蓋とガラス瓶の触れ合う擦過音が、硅石のように降り注ぐ。
スタッフは、取り外した蓋を手の平から滑らせた。
床に落ちた蓋は、軽やかな金属音を響かせて転がった。
スタッフは、小瓶の口を鼻の下にあてた。
強く吸いこむ。
「いい臭い……。
大丈夫。
まだ、ぴちぴちに生きてるわ。
せっかく精子として産まれてきたんだから……。
おまんこに入りたいよね。
今、流しこんであげるから……」
スタッフが、瓶を掲げながら躙り寄って来た。
「止めて!
痛……」
手錠の鎖が張りつめ、冷たい金属が足首を噛んだ。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/05/14 07:32
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●3月23日(火)4日目
「Mikikoさん、目が醒めました?」
部屋には、明るい光が満ちてます。
「今日も、良い天気ですよ」
「……。
ここ、どこ?」
「杉乃井ホテルのお部屋でしょ。
ほんとよく寝てましたよね」
「わたし、夕べどうしたの?」
「やっぱり、記憶無いんだ。
香り湯で、のぼせちゃったんですよ。
わたしが、お部屋まで負ぶってきたんですからね」
「うぅ……」
「そんなぁ。
大げさなんだから。
泣くほど感謝してもらわなくてもいいですよ」
「またしても、美弥と何もでけんかった……。
わたしの夜を返して……」
「それで泣いたのか。
Mikikoさん、お風呂入って来たら?」
「美弥は?」
「わたし、もう入って来ました。
棚湯のほかにも、宿泊者専用のお風呂が、地下にあるんですよ」
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100504202937bda.jpg
「なんで誘ってくれなかったのさ!」
「あんまり良く寝てるんだもの。
起こすの、可哀想で……」
「いらん気遣いしおって……」
「鼻チョーチン出してましたよ」
「うそ!」
「うそです」
「このアマ……」
だんだん、性格が悪くなってるんじゃないか?
今さら、ひとりで入りに行く気にもならんし……。
時計を見ると、もう7時。
8時前には、宿を出なきゃなりません。
今朝のお風呂は、省略。
朝食は、夕べと同じバイキングレストラン「Seeds」で。
心残りのまま、杉乃井ホテルを後にします。
ホテル前のバス停から、亀の井バスに乗車。
8:05、発車。
別府駅西口着、8:19。
と言っても、JRには乗りません。
駅の東口に回ります。
「今日は、どういう予定なんですか?」
「また、観光バスのお任せコースだよ」
「それが一番楽ですよ~」
「だよね。
考えなくていいってのが、一番」
「考えるの、苦手ですもんね」
「そうなんだよ~。
って、おい!」
「パンフ、見せてください」
:*.☆。 メルヘン号(冬コース)「日本一の大吊橋とくじゅう高原冬景色コース」 。☆.*:
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100504202936d0d.jpg
運行はもちろん、亀の井バス!
続きは、次回。
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2. フェムリバ- 2010/05/14 20:12
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香純さんは、スレンダーな女医さんにはしようと思わなかったんですか?
あはは~
美弥子ちゃんナイス♪
(味のある性格ですね!)
ミキコ様は、相変わらず可愛い♪
でも
このホテルは、本当にお風呂に力を入れてますね~
地下の温泉、風景は見れないけど、落ち着いてぼ~っと出来るかも♪
観光バスは、重宝しますな。
日本一の大吊橋・・・
お~、迫力ありそう!
ぐらぐら揺れたりするのかな?
>もんぷちお姉ちゃん
ありがとうございます♪
ですが
初コメの内容は、ちょっぴり忘れてほしいかも?(笑)
(でも、来年、また悶絶予定です・・・)
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3. Mikiko- 2010/05/14 21:33
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そうだね。
なんでかと問われたら……。
わたしが思いつかなかったから、としか……。
このホテルは、丸1日以上滞在しないと、きっと堪能しきれないよね。
いつか、ほんとに行ってみたいです。
わたしはバスが好きなので……。
『紙上旅行倶楽部』でも、ついつい観光バスに乗っちゃいます。
楽だし、ぜったい楽しいと思う。