2009.6.17(水)
「あがぁ」
崩壊を告げる最後の呻きが漏れた。
見上げると、呻きを零した口は、開いたままだった。
唇の脇からは、涎の泡が噴き零れていた。
頸を僅かに傾げ、由美は天井を見上げていた。
しかし、その目の中に瞳は無かった。
ブラウスを掴んだ指から力が失せた。
美弥子の肩を外れた両腕が、人形のように垂れ下がった。
美弥子はその場に尻を落とした。
片手で大きく股間の布地を引く。
もう一方の手の指は、陰核を深く掴んだ。
由美の顔を凝視する。
由美の顎先からは涎が滴り、鎖骨の窪みまで糸を引いていた。
美弥子は、陰核を改めて擦り始めた。
一気に追いこむ手業だった。
「由美……。
あぁ、由美。
イク。
美弥子もイク。
今イクから」
布地を引いた指先が、膣内に潜った。
そこは、熱泉を噴き零す泥沼だった。
鈎形に曲げた指が、膣壁を削ぐように動いた。
尿道口から撒き散らされる仄白い液体が、黒い床材を点々と汚し始める。
「美弥子も、イク。
イクイクイクイク。
イッ……。
クぅぅぅ」
脊髄を貫き、戦慄の柱が噴き上がった。
刹那、美弥子は陰核を捻り潰した。
「あぎゃ」
背筋が伸びた。
直立した上体が、由美に正対していた。
由美を凝視した視線が上に外れ、天井が見えた。
瞳が裏返ろうとしているのだった。
仰角が上がるとともに、上体のバランスが後ろに移った。
身体がゆっくりと背後に傾いていく。
背中が床を転がった。
後頭部が床を打つ音を聞いた。
両脚が、高々と天井を指していた。
爪先では指の股が、虚空を掴むようにすべて開いていた。
それが、最後に見た光景だった。
美弥子の瞳は、瞼に吸いこまれた。
崩壊を告げる最後の呻きが漏れた。
見上げると、呻きを零した口は、開いたままだった。
唇の脇からは、涎の泡が噴き零れていた。
頸を僅かに傾げ、由美は天井を見上げていた。
しかし、その目の中に瞳は無かった。
ブラウスを掴んだ指から力が失せた。
美弥子の肩を外れた両腕が、人形のように垂れ下がった。
美弥子はその場に尻を落とした。
片手で大きく股間の布地を引く。
もう一方の手の指は、陰核を深く掴んだ。
由美の顔を凝視する。
由美の顎先からは涎が滴り、鎖骨の窪みまで糸を引いていた。
美弥子は、陰核を改めて擦り始めた。
一気に追いこむ手業だった。
「由美……。
あぁ、由美。
イク。
美弥子もイク。
今イクから」
布地を引いた指先が、膣内に潜った。
そこは、熱泉を噴き零す泥沼だった。
鈎形に曲げた指が、膣壁を削ぐように動いた。
尿道口から撒き散らされる仄白い液体が、黒い床材を点々と汚し始める。
「美弥子も、イク。
イクイクイクイク。
イッ……。
クぅぅぅ」
脊髄を貫き、戦慄の柱が噴き上がった。
刹那、美弥子は陰核を捻り潰した。
「あぎゃ」
背筋が伸びた。
直立した上体が、由美に正対していた。
由美を凝視した視線が上に外れ、天井が見えた。
瞳が裏返ろうとしているのだった。
仰角が上がるとともに、上体のバランスが後ろに移った。
身体がゆっくりと背後に傾いていく。
背中が床を転がった。
後頭部が床を打つ音を聞いた。
両脚が、高々と天井を指していた。
爪先では指の股が、虚空を掴むようにすべて開いていた。
それが、最後に見た光景だった。
美弥子の瞳は、瞼に吸いこまれた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2009/06/17 07:28
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195のコメントで書いたとおり、わたしは広報誌の編集委員になりました。
で、先週から、初回の編集作業をやってるわけですが……。
はっきりいって、無力感を感じてます。
原稿が目の前に積もって、こなしきれないって無力感じゃありません。
それなら、わたしの能力の問題だから、引き受けられるんですけどね。
原稿が、来ないんです。
締め切りを過ぎても……。
締め切りはわかってるはずなのに……。
なんでこんなことができるのか、わたしには理解できません。
わたしは、このブログ始めて1年になりますが、投稿日に投稿しなかったことは、1度もありません。
ヒドく体調の悪い日もあって、そんな日には、時間は遅れましたが、キーボードに縋るようにして投稿しました。
ブログの投稿なんて、たとえサボったって、誰にとがめられることでもありません。
それでも、すっぽかすことなんてできないのに……。
広報誌の原稿書くってのは、仕事の一部でしょ!
思うに、前任者の子が、人が良すぎたんだよね。
締め切り日なんて、フカしておけばいいのにさ。
余裕持たせて設定しておけば……。
ところが、ほとんどタイトな日を締め切り日にしてたから……。
締め切り日に原稿が来ないと、即、デンジャラスゾーン。
よほど忙しいんだろうと思って、しばらく我慢しましたが……。
これ以上待ったら、自分のクビが締まってしまうので。
恐る恐る伺いを立てると……。
いちおう謝ってくれるんですけどね。
すぐに送ると言ってはくれる……。
でも……、来ない。
何度もメールチェックしてて、泣きそうになりました。
どうにか、ヒス起こして投げ出す寸前、原稿が揃いましたけど……。
これを毎月やるかと思うと、気が滅入ってきます。
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2. 淡雪- 2009/06/17 11:35
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無理です!と表明したほうがいいと思います。
それは仕事の一部かもしれないけれど、追加でもらってるわけじゃないんでしょ。
我慢は禁物です。
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3. イシュリーヌ- 2009/06/17 16:09
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やはり、ここは、鬼になって編集委員の尻を叩かなくては!
・・で、心を鬼にできないMikikoさんはどうすればいいか・
・・そう・・心をドSにすればいいのです!で、やはり、女王様スタイルで出社することをお勧めします。
・・鞭を片手に編集委員の尻をひっぱたげば、もしかしていい方法に・・・
・・・女性社員からはお姉様と呼ばれ・・男性社員からはMikiko様と呼ばれることでしょう・・・
・・・そして、みなの者を自分の足元にひれ伏させるのです。すると・・編集委員のみなさんもMikikoさんもきっと幸せになれること請け合いです(0^-’)b
では、頑張ってね(≧▽≦)ノノノ
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4. Mikiko- 2009/06/17 19:37
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> 淡雪さん
経理の仕事してて、痛感してることですが……。
とにかく、うちの会社は締め切りに甘い!
締め切り過ぎても、催促されるまでは大丈夫なんだと思ってるヤツがいっぱいいる!
催促されてから仕事に取りかかってるんじゃないかって、疑いたくなるほど。
どうやらこれ、うちだけでなく、グループ全体の体質みたいなんです。
5月の連休後なんか、グループ会社からの請求書だけが10日過ぎになっても来ない……。
月次決算を15日に打ち出さにゃならんのに!
うちよりデカい会社ばっかりだから、怒鳴りつけるわけにもいかんし……。
恐る恐る伺いを立てると、きのうメール便で出しましたなんて、悠然としてる。
メール便なんか、いつ着くかわからんじゃないか!
やっとお願いして、請求書の内容をFAXしてもらって切り抜けてますけど。
こっちが金払う側なんだよ。
なんで、お願いして請求書送ってもらわなきゃならんのだ!
それに、そもそも!
こんな締め切りに甘い会社なのに……。
なんで、15日に月次決算印刷っていうわたしの締め切りだけが、ガチガチなんだ!
わたしひとり崖っぷちに立たされてて、どんどんスケジュールが押してくる。
あと半歩で転落する寸前に、うっちゃりで切り抜けたってことが、幾度かありました。
いつか言ってやる。
締め切りに遅れるってのはな……。
自分は「無能」ですって言ってるのと同じなんだって!
淡雪さん、すんません……。
ぜんぜんレスじゃなくなっちゃった。
> イシュリーヌさん
編集委員の尻をひっぱたいてもしょうがないんだよ。
編集委員が原稿書いてるわけじゃなくてね。
各事業所の担当者(たいがい持ち回り)が書いてるわけ。
それだけ待たせておいて、上がってきた原稿は……。
「ち、稚拙……」
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5. Mikiko- 2009/06/17 20:43
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事業所から上がってきた原稿を、編集委員が手分けしてレイアウトすることになってたんですけど。
わたしみたいに1日会社にいる人間は、原稿が来しだい作業できるわけですが……。
編集委員の中には、昼間飛び回ってて、夜帰ってからしか作業できない人もいるんです。
彼らにまかせてると、さらに遅れるばかりで……。
そうなると、入稿原稿を取りまとめるわたしにしわ寄せが来るので……。
彼らの仕事を、いくつか引き受けることにしました。
結局、全体の4分の3くらいがわたしの担当に……。
まぁ、待ってイライラするより、自分でやった方がずっと楽だからね。
あと、わたしは編集長ではありません。
何の権限もなく、仕事量だけ多い、平編集委員です。
でも今回の作業、まったく残業せずにこなしました。
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6. Mikiko- 2009/06/18 07:53
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まぁ、うちの会社、忙しくない人なんかいないからね。
締め切り守れないのも、そのせいだと思う。
能力超えちゃってるんだよ。
全部の締め切り覚えてたら、神経の方が参っちゃうんじゃないの。
で、我が身を守るために……。
締め切りを忘れる……。
広報誌は主に、個人客への請求書と一緒に送るためのもの。
つまり、宣材のひとつってわけね。
だからこそ。
広報誌の編集ってのは、立派な仕事なわけでしょ。
なんで、後回しにするんだよ!
朝イチにやれ!
ヤッてから外出ればいいんだよ。
なんか、言い回しがヤらしくなったけど……。
人間って、どうしても苦手なことは後回しにしちゃうんだよね。
でも今回の作業で、Wordがちょっとだけ面白くなりました。
今までは大嫌いで、なるべく触らないようにしてたんだけど。
細かいマクロを作ってツールバーを埋めてくのは、けっこう楽しかった。
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7. 淡雪- 2009/06/18 10:13
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待ってて、苛々するより、わたしがMikikoさんだとしても、同じ方法をとったでしょう。
自分がスッキリするほうに、GOよ。
わたくし的には、GOひろみと書きたかったのだけど、朝から疲れさせてはと、配慮いたしました。
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8. Mikiko- 2009/06/18 19:44
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> 淡雪さん
わたしは「待つ女」にはなれないってこと、改めて思い知りました。
「いらち」なんでしょうね。
GOひろみの件、お気遣いありがとうございます。
ヒデキ感激です。
> 金太郎さん
きみは、忙しくないのか?
こんな時間にコメント入れたりして?
福島の方言は、最後の「ない」が否定形に聞こえるんだよなぁ。
> フェムリバさん
小さい会社は、ひとりで何役もこなさにゃならんってわけよ。
契約社員のときは、経理だけやってれば良かったんだけどね。
まぁ、経費の配分の仕方がおかしいのは、確かなんだけどね。
ほとんど変更のないホームページなんか、高い金出して外注してるのにさ。
でも、ほかのタイヘンな委員会に入れられるより良かった、って思うことにしてる。
1回1回、入稿してしまえばそれで終わりで、宿題が溜まらない点だけは助かるよ。
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9. Mikiko- 2009/06/18 20:24
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コメント消しやがったかと思ったら……。
前の回に入ってた。
ややこしいことしやがって。
どうも、ワンテンポずれるヤツだよ。
メンドーだから、書き直しはしないぞ。
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10. 金太郎- 2009/06/18 20:54
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あおいさんがサイトを閉じた話は前の回だべした!
だがら、前のコメント欄にしたんだよ。
カガラシくてすいませんない!
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11. Mikiko- 2009/06/19 06:29
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物堅いんだよな。
いろんなとこにコメントが入ると、コンランするの!
わたしは、頭がシンプルなんだよ。
「かがらしい」というのは、「じゃまくさい」という意味らしいです。
なんでわたしが、二本松弁の通訳までしなきゃならんのだ……。
「かがらしい」を変換したら、「加賀らしい」になった。
ATOK!
二本松は、「陸奥」だっ!