2008.11.2(日)
しかしその時見たのは、棒状に起ち上がる陰茎部分だけだった。
亀頭部は見ていない。
父の亀頭は、母の膣内深く埋もれていたからだ。
見たことがないとはいっても、さまざまな情報から、男根の全体形状くらいは美弥子も知っていた。
何であるかを理解するまで時間が掛かったのは、男根が一本ではなかったからだ。
ひとつの根元から、二本の男根が生えていた。
ひとところから生えた二本の男根は、互いに背くように大きく反りを打ち、亀頭部分で再び合わさっていたのだ。
男根の根元はバネ仕掛けらしく可動し、陰茎部分を両手で持って開くと、亀頭部分が大きく離れた。
「どうだい?
初めて見るだろ。
ディルドゥって言うんだよ。
双頭のディルドゥ。
といっても、そんじょそこらでお目にかかれる品じゃないよ。
日本の物じゃないからね。
ロシア製さ。
ロシア人ってのは、これが標準サイズなのかね?
恐ろしい民族だよ」
ロシア!
また、『ロシア』なのか。
「どうしてこれが、相似形に二本合わさってるか、判るだろ?」
そう言いながら女教師は、二本の男根を大きく開いて見せた。
「判ったようだね。
これは、女性二人で使う道具なんだよ。
そしてここには、おまえとあたし、二人の女性がいるね」
女教師はにっこりと微笑みながら、美弥子の髪を撫でた。
美弥子はようやく、自分がどんな窮地に置かれているかを覚った。
「先生!
許して!」
「うるさいよ!
糞まで漏らしながら気を遣った罰として、このロシアのディルドゥが、おまえの処女を突き抜くのさ」
「そんな……」
後生大事に処女を守ってきたというわけではないが、自分は処女のまま結婚するんだと漠然と感じていたのも事実だ。
そう、母と同じように。
といっても、処女を結婚まで絶対に守らなければならないものとは考えてなかった。
しかし、いくらなんでも、女教師に奪われてしまって良いものでも無いだろう。
「さあて、始めようかね」
亀頭部は見ていない。
父の亀頭は、母の膣内深く埋もれていたからだ。
見たことがないとはいっても、さまざまな情報から、男根の全体形状くらいは美弥子も知っていた。
何であるかを理解するまで時間が掛かったのは、男根が一本ではなかったからだ。
ひとつの根元から、二本の男根が生えていた。
ひとところから生えた二本の男根は、互いに背くように大きく反りを打ち、亀頭部分で再び合わさっていたのだ。
男根の根元はバネ仕掛けらしく可動し、陰茎部分を両手で持って開くと、亀頭部分が大きく離れた。
「どうだい?
初めて見るだろ。
ディルドゥって言うんだよ。
双頭のディルドゥ。
といっても、そんじょそこらでお目にかかれる品じゃないよ。
日本の物じゃないからね。
ロシア製さ。
ロシア人ってのは、これが標準サイズなのかね?
恐ろしい民族だよ」
ロシア!
また、『ロシア』なのか。
「どうしてこれが、相似形に二本合わさってるか、判るだろ?」
そう言いながら女教師は、二本の男根を大きく開いて見せた。
「判ったようだね。
これは、女性二人で使う道具なんだよ。
そしてここには、おまえとあたし、二人の女性がいるね」
女教師はにっこりと微笑みながら、美弥子の髪を撫でた。
美弥子はようやく、自分がどんな窮地に置かれているかを覚った。
「先生!
許して!」
「うるさいよ!
糞まで漏らしながら気を遣った罰として、このロシアのディルドゥが、おまえの処女を突き抜くのさ」
「そんな……」
後生大事に処女を守ってきたというわけではないが、自分は処女のまま結婚するんだと漠然と感じていたのも事実だ。
そう、母と同じように。
といっても、処女を結婚まで絶対に守らなければならないものとは考えてなかった。
しかし、いくらなんでも、女教師に奪われてしまって良いものでも無いだろう。
「さあて、始めようかね」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2008/11/02 07:26
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美弥子ちゃん、大、大、大ピーンチ!
どうなる? どうなる?
はい……。
わたしの小説の場合、登場人物がピンチになったら……、絶対助かりませんね。
「ディルドゥ」とは、いわゆる「張り形」のことです。
一般には、「ディルド」もしくは「ディルト」と表記されるようで、「ディルドゥ」は少ないみたいです。
でも、わたしは「ディルドゥ」という語感が好きなので、あえてこれを使いました。
こんな形の「ディルドゥ」が実際にあるのかどうか、わたしにはわかりません。
調べたわけじゃないし(ひとつも持っとらんぞ)。
この「ディルドゥ」、わたしは実際、布団干してて思いつきました。
布団挟みを開きながら、「こりゃ使えるんでないかい」と思ったわけ。
これをロシア製ってことにしたのは、例の「ロシアの娼婦」に絡めたわけで、実際ロシアにこんなものがあるかどうかは、まったく調査しておりません(追求しないでね)。
あんまし器用そうな民族と思えんから、まず無かろーな。
さてさて、てなわけで、美弥子ちゃんはこのヤラシー道具で、テッテテキにいぢめられちゃうんですね。
かわいそー。
誰か代わってあげて!
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2. うな丼- 2008/11/02 13:28
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昨日、今日と模試があって、1週間前ぐらいからずっと見れませんでした(・ω・`)
久しぶりに読んでみたら、個人的に好きな展開になっててニタニタ(´∀`)
これからも連載頑張ってください(^ω^)ノシ
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3. Mikiko- 2008/11/02 16:59
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あんたまさか、18歳未満じゃないでしょうね?
子供は読んじゃいけないんだよ、ここ!
それとも、予備校の講師かなんか?
でも、1週間前から見れないっていうから、やっぱ受ける方だよなあ。
いずれにしろ、嘆かわしいことじゃ!
日本の教育はどうなる!
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4. うな丼- 2008/11/02 18:47
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思春期の男子なんてこんなもんですよ…タハハ……
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5. Mikiko- 2008/11/02 19:03
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やっぱ、模試受ける方だったな。
将来ある男子高校生が、レズ小説読んでどうする!
彼女、いないのか?
でも、わたしの文章読めるんだから、国語力はそこそこあると思うぞ。
実を言うと、男子高校生の性生活には大いに興味がある。
そこんとこ、お姉さんにレポートしてくれないかな?
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6. うな丼- 2008/11/02 22:08
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未成年の分際で小説を閲覧して本当にすいませんでした。
僕はいわゆるオタクなんです。
しかも、ギャルゲーやったり、女性キャラに萌えちゃうようなキモオタです。
だから、三次元にはあまり興味ないんです……
今までもいろんな官能小説読んできたんで(特にレズ系をw)、現代文は相当成績いいですwww
今の高校生は、携帯電話からエロ画像(大概、同世代の裸やAV女優の写真)を手に入れてワッショイワッショイしてますね(^ω^;)
僕は、SMや黒タイツなど他の同世代からすればあり得ない画像ばかり見てましたがw
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7. Mikiko- 2008/11/03 07:21
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未成年でも、18歳以上ならOKだよ。
高校3年生なら、18歳よね。
高校生で黒タイツ好きなのは少々問題だが、Mikikoは頭のいい子が大好きじゃ。
よって、今後も閲覧を許可する。
このあとの展開は、きみの趣味に合ってると思うぞ。
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8. K子- 2012/06/22 23:40
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我が母は相当な天然ボケボケさんでありんす。
新聞生地やったかで「団塊の世代」という丹後が出てきたときのこと、
それを自信満々に「ダンコンのセダイ」と読んだのでしたwww
それを聞いたのは確か小学生の頃。
ダンコンという響きに
これは絶対間違ってる×ヤラしい響きやもん!
と思い辞書ひいてみると…
やはりやはーり!!
ダンコン=男根で、
団塊=ダンカイでしたwww
笑えたけれども絶対にしてはならぬ間違い方だと心に強く誓ったものです。
漢字テストでも間違うことなかったです◎
このようなしてはいけない間違いした母に
人前で団塊の世代=ダンコンの..と口走ってしまわぬように
団塊はダンカイと読むのだと教え諭しましたが、
如何せん、思い込みの激しい天然さん。
何度くり返し言っても
団塊=ダンコンと読みやがります×
もう恥かいてしまえwww
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9. ハーレクイン- 2012/06/23 05:12
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と“読みやが”っても恥をかく可能性は低い。
そう思いこんどるおばはんは多いからのう。
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10. K子- 2012/06/23 11:14
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恥ずかしいんですよ!!
天然ボケボケな人の元に生まれてしまったK子が悪いんですけどね×
子どもって自分で親を選んで生まれて来るって聞いたことあります。
やっぱ浪速っ子だけに笑いを求めてしまう性質なんですかねぇ?
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11. ハーレクイン- 2012/06/23 12:24
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あ、なるほどー。
ま、「笑い」は大阪人の基礎教養科目やからねえ。
「何はともあれ笑いを取る」
これが大阪人のDNAに刷り込まれているわけですなあ。
お母さんは立派な「浪花のオカン」でいらっしゃいます。