2008.9.7(日)
正気に返ると母は、「今度は美弥子ちゃんの番」と、幼い指に手を添えて、娘の陰核に導いた。
そして、丁寧に教えてくれた。
陰核の嬲り方を……。
その母も、さすがに美弥子が中学校に進む頃には通って来なくなった。
しかしその頃には、美弥子の指も長く強く成長し、陰核を責める手技も上達していた。
自らの指だけで、意識を失うまで自分を追い詰めることが出来るようになっていた。
しかしどこかで、母の長く白い指先を恋しく思っていたのも確かだ。
自らの指。
これがどう動くかは、自分ですべて予測できてしまう。
確かに自らの意志で動かすことにより、快感のベクトルに沿った動きだけをさせられるわけだから、効率は良い。
だが、他人の指は違う。
ベクトルを外れた動きに焦らされることもある。
しかし、思いもかけない動きにより、新たなベクトルが起ち上がることもあるのだ。
特に、手練の主による不測の動きは、時に無数のベクトルの矢が飛び交う狂乱の渦へと、美弥子を引きずり込んだ。
他人の指。
この快感を知っている美弥子は、決してそれを忘れることが出来なかった。
女教師の指は、的確に美弥子の陰核を責め始めた。
女教師の腕を捉えた両手から、力が抜ける。
もはや美弥子の両手は、女教師の腕を掴むのではなく、その肌に縋るように擦り回すばかりだった。
「え?
なんだい、これ」
女教師が、心底驚いたような声を上げた。
その視線の先にあるのは、美弥子の陰核だった。
やはりそこは、堪えきれずに勃起していた。
「こんな陰核、初めて見たよ。
子供のペニスくらいあるじゃないか……」
そんなに驚くほどのことなのだろうか。
確かに自分の陰核は、興奮すると蝸牛が角を立てたように勃起する。
しかし、母親の陰核も同じだったのだ。
だからこそ、陰核を指に挟んで振り立てるというオナニーを教わったのだ。
母親と自分以外の女性器を見たのは、この女教師のものが初めてだった。
そう言えば女教師の陰核は、興奮しても自分たち親子のように突出してはいなかった。
「こんな陰核してたら、毎晩弄らずにはいられないだろう?
ほら、どうだい?」
女教師の指先が、再び動き出した。
美弥子は許しを請おうと、女教師の顔を懸命に振り仰いだ。
美弥子の視界には、霞がかかり始めていた。
女教師は美弥子を凝視していた。
その顔が揺れて見えた。
真っ白い顔だった。
夕靄の林を渡ってゆく能面のようだった。
能面が静かに微笑んだ。
斜めに張った陰核包皮が、女教師の指先で、更に剥き下げられるのを感じた。
「あ、あぁぁ」
そして、丁寧に教えてくれた。
陰核の嬲り方を……。
その母も、さすがに美弥子が中学校に進む頃には通って来なくなった。
しかしその頃には、美弥子の指も長く強く成長し、陰核を責める手技も上達していた。
自らの指だけで、意識を失うまで自分を追い詰めることが出来るようになっていた。
しかしどこかで、母の長く白い指先を恋しく思っていたのも確かだ。
自らの指。
これがどう動くかは、自分ですべて予測できてしまう。
確かに自らの意志で動かすことにより、快感のベクトルに沿った動きだけをさせられるわけだから、効率は良い。
だが、他人の指は違う。
ベクトルを外れた動きに焦らされることもある。
しかし、思いもかけない動きにより、新たなベクトルが起ち上がることもあるのだ。
特に、手練の主による不測の動きは、時に無数のベクトルの矢が飛び交う狂乱の渦へと、美弥子を引きずり込んだ。
他人の指。
この快感を知っている美弥子は、決してそれを忘れることが出来なかった。
女教師の指は、的確に美弥子の陰核を責め始めた。
女教師の腕を捉えた両手から、力が抜ける。
もはや美弥子の両手は、女教師の腕を掴むのではなく、その肌に縋るように擦り回すばかりだった。
「え?
なんだい、これ」
女教師が、心底驚いたような声を上げた。
その視線の先にあるのは、美弥子の陰核だった。
やはりそこは、堪えきれずに勃起していた。
「こんな陰核、初めて見たよ。
子供のペニスくらいあるじゃないか……」
そんなに驚くほどのことなのだろうか。
確かに自分の陰核は、興奮すると蝸牛が角を立てたように勃起する。
しかし、母親の陰核も同じだったのだ。
だからこそ、陰核を指に挟んで振り立てるというオナニーを教わったのだ。
母親と自分以外の女性器を見たのは、この女教師のものが初めてだった。
そう言えば女教師の陰核は、興奮しても自分たち親子のように突出してはいなかった。
「こんな陰核してたら、毎晩弄らずにはいられないだろう?
ほら、どうだい?」
女教師の指先が、再び動き出した。
美弥子は許しを請おうと、女教師の顔を懸命に振り仰いだ。
美弥子の視界には、霞がかかり始めていた。
女教師は美弥子を凝視していた。
その顔が揺れて見えた。
真っ白い顔だった。
夕靄の林を渡ってゆく能面のようだった。
能面が静かに微笑んだ。
斜めに張った陰核包皮が、女教師の指先で、更に剥き下げられるのを感じた。
「あ、あぁぁ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2008/09/07 08:14
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前回の描写で、美弥子の母が尋常でない陰核の持ち主であることを仄めかしておきました。
陰核が指の背を叩く?、そんなわきゃねーだろ、と思われた方もおられるんじゃないでしょうか。
今回、女教師の口から、美弥子もその母と同じ陰核を持っていることが語られました。
子供のペニスのような陰核……。
そんなもん、本当にあるのかって?
もちろん、わたしは見たことありません。
でも、『Wikipedia』で「陰核」を引くと、「稀な例では幼小児のペニス程にもなる」って書いてあります。
この記事を読んで、美弥子をこれにしようと思いついたんです。
残念ながら、興奮したときだけ子供のペニスのように勃起するのか、平常時はどうなってるのか、ってことは書いてありません。
美弥子の場合は、平常時には引っ込んでて興奮時に突出するという設定にしました。
みなさんの中で、こういう陰核を見たことがあるという方、あるいは自分のがそうだという方、おられましたら是非情報をお寄せください。