2008.9.3(水)
その顔は、ついさっきまでの肉食獣の顔ではなかった。
優しい、慈母のような微笑みを湛えていた。
女教師の片手が、美弥子の頭を抱えるように優しく撫でた。
美弥子は一瞬、これで解放されるのかも知れないと思った。
しかし、やはりそうではなかった。
「さっきはわたし一人気を遣ってしまって、悪かったねえ。
お礼をしなくちゃね。
たっぷりと」
女教師は美弥子の顔を見つめながら、もう一方の手を美弥子の下腹部へと伸ばしてきた。
性毛を女教師の指が掻き分けてゆくおぞましさに、美弥子は脚を縮め身体を丸めた。
「脚を伸ばしなさい」
それまで頭を撫でていた女教師の指が、美弥子の髪を掴んだ。
持ち上がった美弥子の頭が、床に引き下ろされる。
女教師の相貌は、再び肉食獣のそれに変わっていた。
女教師の指は、美弥子のサバンナを着実に進んで行った。
獲物を求めるように。
草原を掻き分けた先で、女教師の指が止まった。
「いた、いた。
おや?
美弥子。
おまえ、もう勃起させてるんじゃないのかい?」
美弥子は知っていた。
自分のそこが、自らの意志を無視して反応してしまうことを。
しかし今はまだ、それほど膨らんではいないはずだ。
美弥子は、そこを勃起させまいと歯を食いしばった。
しかし女教師の指は、立ち竦む獲物をあっさりと置き去りにして、更に下へと向かった。
指は、いきなり膣口を分けて入ってきた。
「だめー!
そこは嫌ぁ!」
美弥子は再び、海老のように身体を縮めた。
十歳だったあの夜以来、美弥子はほとんど毎晩のようにオナニーを行ってきた。
しかしそれは、指を使った陰核への刺激のみだった。
膣内へは、自分を含め誰の指も入ったことがない。
そこに指を入れられ、思わず悲鳴を上げてしまったのだ。
優しい、慈母のような微笑みを湛えていた。
女教師の片手が、美弥子の頭を抱えるように優しく撫でた。
美弥子は一瞬、これで解放されるのかも知れないと思った。
しかし、やはりそうではなかった。
「さっきはわたし一人気を遣ってしまって、悪かったねえ。
お礼をしなくちゃね。
たっぷりと」
女教師は美弥子の顔を見つめながら、もう一方の手を美弥子の下腹部へと伸ばしてきた。
性毛を女教師の指が掻き分けてゆくおぞましさに、美弥子は脚を縮め身体を丸めた。
「脚を伸ばしなさい」
それまで頭を撫でていた女教師の指が、美弥子の髪を掴んだ。
持ち上がった美弥子の頭が、床に引き下ろされる。
女教師の相貌は、再び肉食獣のそれに変わっていた。
女教師の指は、美弥子のサバンナを着実に進んで行った。
獲物を求めるように。
草原を掻き分けた先で、女教師の指が止まった。
「いた、いた。
おや?
美弥子。
おまえ、もう勃起させてるんじゃないのかい?」
美弥子は知っていた。
自分のそこが、自らの意志を無視して反応してしまうことを。
しかし今はまだ、それほど膨らんではいないはずだ。
美弥子は、そこを勃起させまいと歯を食いしばった。
しかし女教師の指は、立ち竦む獲物をあっさりと置き去りにして、更に下へと向かった。
指は、いきなり膣口を分けて入ってきた。
「だめー!
そこは嫌ぁ!」
美弥子は再び、海老のように身体を縮めた。
十歳だったあの夜以来、美弥子はほとんど毎晩のようにオナニーを行ってきた。
しかしそれは、指を使った陰核への刺激のみだった。
膣内へは、自分を含め誰の指も入ったことがない。
そこに指を入れられ、思わず悲鳴を上げてしまったのだ。