2008.8.29(金)
「ほら!
顔を上げて」
女教師は、美弥子の髪を鷲掴みにして持ち上げた。
目の前に性器があった。
無毛の性器。
包皮を剥き出た陰核が、一つ目の化け物のように美弥子を睨んでいた。
その下で、鬱血した陰唇が開いていた。
陰唇は、獲物を前に涎を零している。
涎は、幾筋もの糸を引いて床に落ち始めた。
アメリカ映画に出てくる、宇宙生物の口のようだった。
「じれったい子ね!
こうするのよ!」
次の瞬間、美弥子の視界は失われた。
女教師が、美弥子の顔を性器に埋めたのだ。
熱かった。
熱泉を噴き上げる泥沼のようだった。
たちまち美弥子の顔に泥が塗り立てられた。
尿臭の混じる泥に溺れ、美弥子は藻掻いた。
「そうよ、そう。
もっと、もっと顔を動かして。
ああぁ、ああぁ」
女教師が猛烈な勢いで尻を振り始めた。
女教師の陰唇が、蛭のように張り付きながら顔を擦る。
酸素を求め、美弥子は上下左右に頭を振る。
美弥子の顔が、上下左右に陰唇を擦る。
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
女教師が、遠吠えのような声をあげ始めた。
細い両腿が美弥子の顔を挟み、締め付けた。
ほとんど息が出来ない。
何とか逃れようと、懸命に顔を仰のける。
美弥子の高い鼻先が、陰核を捏ね潰した。
「ひいっ」
女教師の尻が跳ね上がり、両腿がガクガクと震え始める。
腰が砕けそうになったのか、女教師は、美弥子の頭を両脚で掴んだまま、後ろに歩み出した。
それでも美弥子の顔を、股間から離さない。
美弥子は、引きずられるままに這った。
女教師の背中が薬品棚に当たる音がして、ようやく歩みは止まった。
薬瓶の転がる音が続いた。
女教師は美弥子の頭を上から押さえつけ、もう一度自らの坩堝へと沈めた。
美弥子が顔を振り起こす。
女教師がその頭を押さえる。
それが幾度も繰り返された。
果てしのない苦行が続いた。
顔を上げて」
女教師は、美弥子の髪を鷲掴みにして持ち上げた。
目の前に性器があった。
無毛の性器。
包皮を剥き出た陰核が、一つ目の化け物のように美弥子を睨んでいた。
その下で、鬱血した陰唇が開いていた。
陰唇は、獲物を前に涎を零している。
涎は、幾筋もの糸を引いて床に落ち始めた。
アメリカ映画に出てくる、宇宙生物の口のようだった。
「じれったい子ね!
こうするのよ!」
次の瞬間、美弥子の視界は失われた。
女教師が、美弥子の顔を性器に埋めたのだ。
熱かった。
熱泉を噴き上げる泥沼のようだった。
たちまち美弥子の顔に泥が塗り立てられた。
尿臭の混じる泥に溺れ、美弥子は藻掻いた。
「そうよ、そう。
もっと、もっと顔を動かして。
ああぁ、ああぁ」
女教師が猛烈な勢いで尻を振り始めた。
女教師の陰唇が、蛭のように張り付きながら顔を擦る。
酸素を求め、美弥子は上下左右に頭を振る。
美弥子の顔が、上下左右に陰唇を擦る。
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
女教師が、遠吠えのような声をあげ始めた。
細い両腿が美弥子の顔を挟み、締め付けた。
ほとんど息が出来ない。
何とか逃れようと、懸命に顔を仰のける。
美弥子の高い鼻先が、陰核を捏ね潰した。
「ひいっ」
女教師の尻が跳ね上がり、両腿がガクガクと震え始める。
腰が砕けそうになったのか、女教師は、美弥子の頭を両脚で掴んだまま、後ろに歩み出した。
それでも美弥子の顔を、股間から離さない。
美弥子は、引きずられるままに這った。
女教師の背中が薬品棚に当たる音がして、ようやく歩みは止まった。
薬瓶の転がる音が続いた。
女教師は美弥子の頭を上から押さえつけ、もう一度自らの坩堝へと沈めた。
美弥子が顔を振り起こす。
女教師がその頭を押さえる。
それが幾度も繰り返された。
果てしのない苦行が続いた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2008/08/29 07:30
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文中の「アメリカ映画に出てくる、宇宙生物の口のよう」ってのは、もちろんエイリアンのことですね。
あそこから、エイリアンの涎みたいに液体が落ちてるって描写です。
いくら何でもそんなわきゃねーだろ、とお思いの皆さん。
わたしもそう思います。
実は、「由美美弥」を書きながら気がついたことがあります。
それは、自分がリアルなものを書こうとしてるんじゃないってことです。
わたしは、リアリティを求めてはおらんのです。
わたしが書きたいのは、デフォルメされた妄想です。
最近では、自分の書いてるものはファンタジーの一種なんじゃないか、なんて思うようになりました。