2017.10.13(金)
で、この『松戸市立博物館』には……。
この『常盤平団地』の1室が、再現されてるのです。
これだけなら、別段、珍しくもありませんが……。
『松戸市立博物館』のスゴいところは……。
団地の建物ごと再現してることです。
ジオラマじゃありませんよ。
なんと!
実物大です。
よく、こんなものを造ろうと思ったものだと、感心してしまいます。
実際の団地は4階建てですが……。
さすがに再現された建物は、2階部分までです。
再現された1室は、この1階部分にあります。
もちろん、建物の外階段から、そのお部屋にお邪魔することになります。
再現された1室に住む架空の家族には、緻密な人物設定までされてます。
小説を書く身として、大いに反省させられますね。
こんな細かい設定、考えたことがありませんから。
↓以下、『松戸市立博物館』の説明資料の転載です。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この2DKの住人を紹介します。昭和35年(1960年)4月に結婚し、そのまま常盤平団地に入居した兼二郎(夫・29才)、陽子(妻・27才)の2人には、翌年4月に真理子(長女・1才)が誕生しました。
兼二郎は地方都市の商家の次男として生まれ、地元の高校から東京にある大学へ進学、現在は品川にある家電メーカーに勤務しています。趣味は映画と音楽鑑賞、特にフランス映画とモダンジャズを好んでいます。
陽子は東京の勤め人の家庭の末娘として生まれ、都内の高校を卒業して兼二郎と同じ家電メーカーに勤めていました。
社内のサークル活動で知り合った2人は、昭和34年の秋に婚約し、翌年の春に予定した結婚後の新居を探し始めていました。
当時話題となっていた公団住宅の入居募集を新聞で知り、陽子の母の実家が松戸だったこともあって、池袋の丸物デパートに設けられた公団住宅の入居受け付けで常盤平団地の2DKを申し込み、幸運にも入居の資格を得ました。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
入居申込みの受付場所まで設定されてます。
それでは、ご紹介しましょう
↓謙二郎と陽子です(もちろん、モデルですが)。

↑残念ながら、こんな写真しか見つかりませんでした。
さっそく、2人の新居を訪ねてみましょう。

↑「み」
夕暮れでしょうか。
停められたバイクが、良い味出してます。
もう1度、言っておきますが、完全に実物大です。
まさに、タイムスリップして、昭和30年代の団地に迷いこんだ気分になります。
そう云えば、なぜわたしがこの施設を訪ねたか言ってませんでした。
早い話、わたしは昔の団地が大好きなんです。
こういうところで生まれ育ちたかったと、心から思います。
実は、この『松戸市立博物館』を訪ねるのは、2度目なんです。
最初に来たのは、10年以上前です。
そのころは『Mikiko's Room』をやってなかったので……。
写真も撮らず、文章も残してませんでした。
この『常盤平団地』の1室が、再現されてるのです。
これだけなら、別段、珍しくもありませんが……。
『松戸市立博物館』のスゴいところは……。
団地の建物ごと再現してることです。
ジオラマじゃありませんよ。
なんと!
実物大です。
よく、こんなものを造ろうと思ったものだと、感心してしまいます。
実際の団地は4階建てですが……。
さすがに再現された建物は、2階部分までです。
再現された1室は、この1階部分にあります。
もちろん、建物の外階段から、そのお部屋にお邪魔することになります。
再現された1室に住む架空の家族には、緻密な人物設定までされてます。
小説を書く身として、大いに反省させられますね。
こんな細かい設定、考えたことがありませんから。
↓以下、『松戸市立博物館』の説明資料の転載です。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この2DKの住人を紹介します。昭和35年(1960年)4月に結婚し、そのまま常盤平団地に入居した兼二郎(夫・29才)、陽子(妻・27才)の2人には、翌年4月に真理子(長女・1才)が誕生しました。
兼二郎は地方都市の商家の次男として生まれ、地元の高校から東京にある大学へ進学、現在は品川にある家電メーカーに勤務しています。趣味は映画と音楽鑑賞、特にフランス映画とモダンジャズを好んでいます。
陽子は東京の勤め人の家庭の末娘として生まれ、都内の高校を卒業して兼二郎と同じ家電メーカーに勤めていました。
社内のサークル活動で知り合った2人は、昭和34年の秋に婚約し、翌年の春に予定した結婚後の新居を探し始めていました。
当時話題となっていた公団住宅の入居募集を新聞で知り、陽子の母の実家が松戸だったこともあって、池袋の丸物デパートに設けられた公団住宅の入居受け付けで常盤平団地の2DKを申し込み、幸運にも入居の資格を得ました。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
入居申込みの受付場所まで設定されてます。
それでは、ご紹介しましょう
↓謙二郎と陽子です(もちろん、モデルですが)。

↑残念ながら、こんな写真しか見つかりませんでした。
さっそく、2人の新居を訪ねてみましょう。

↑「み」
夕暮れでしょうか。
停められたバイクが、良い味出してます。
もう1度、言っておきますが、完全に実物大です。
まさに、タイムスリップして、昭和30年代の団地に迷いこんだ気分になります。
そう云えば、なぜわたしがこの施設を訪ねたか言ってませんでした。
早い話、わたしは昔の団地が大好きなんです。
こういうところで生まれ育ちたかったと、心から思います。
実は、この『松戸市立博物館』を訪ねるのは、2度目なんです。
最初に来たのは、10年以上前です。
そのころは『Mikiko's Room』をやってなかったので……。
写真も撮らず、文章も残してませんでした。
コメント一覧
-
––––––
1. ハーレクイン- 2017/10/13 11:00
-
実物大!のジオラマ?
移築、ならわかるけどねえ。
アホやがな、とは、まあ言いませんが……。
人物設定
夫健次郎29才。
趣味はフェラ、じゃなくてフランス映画とモダンジャズ(その筋の方は「ダンモ」と言います)。
趣味、合いそうな御仁ですが、この年代の野郎としては標準タイプなのかもしれません……なんて風に感情移入させるところが、制作者の狙いなのでしょうか。
なかなかやるのう、えーと、松戸市立博物館。
確かに、小説やドラマ作りに通じるところがあるようです。
わたしも『アイリス』のメインキャラ、東中あやめについては結構、幼少期からの人物設定を書きましたが、書きながらの付け加えがほとんど、いわゆる後付け。麻雀なら、通常チョンボ(要するにルール違反)です
2人の新居画像
あれ? こういうの、ずっと以前に出て来なかったですかね。
え? 2度目?
とりあえず、↓歌っておきます。
♪君の横顔素敵だぜ
すねたその瞳(め)が好きなのさ……
(石原裕次郎『二人の世界』)
-
––––––
2. Mikiko- 2017/10/13 19:40
-
あれを、ジオラマと言うのでしょうか?
鉄筋コンクリートで造られてます。
『松戸市立博物館』の画像は、ネットにもたくさんあります。
過去に、拝借して載せたことがあったかも知れません。
-
––––––
3. ハーレクイン- 2017/10/13 22:36
-
鉄筋のジオラマ
小松左京の短編に『蟻の園』というのがあります。
よく覚えていないんですが、とある団地でとある事件が起こります(説明になってへんなあ)。
で、実はその団地、別次元の存在の作った「一種の箱庭」、つまりはジオラマだった……てなお話。まあ、よくある話ではあります(すまぬ右京、いや左京)。
-
––––––
4. Mikiko- 2017/10/14 07:32
-
映画『団地』が……
↓2016年に封切られてました。
http://danchi-movie.com/
知りませんでしたね。
SFコメディだそうです。
主演の夫婦は、藤山直美と岸部一徳。
これだけでも面白そうです。
藤山直美は、太川陽介の奥さんかと思ってましたが……。
違ってました。
藤吉久美子でした。
-
––––––
5. ハーレクイン- 2017/10/14 11:58
-
藤山直美
寛美の娘ですよね。
でももう、藤山寛美? だれ、それ? かなあ。