2017.7.29(土)
「すごくいい……亜理紗さん、フェラチオすごく上手い……」
「呼び捨てで構いませんよ…」
「うん…亜理紗……」
(ジュパジュパジュパ…ジュパジュパジュパ…)
呼び捨てにされたことが嬉しかったのか、亜理紗は何度も繰り返し口から肉棒を出し入れし、指でしごいた。
「うっ…亜理紗、もういいよ……出ちゃいそう……」
俊介は慌てて亜理紗の口から肉棒を離した。
そして亜理紗に念を押した。
「じゃあ…いいんだね……」
「はい……」
もうすっかり肌蹴てしまっている湯文字は俊介の手で脱がされ、白足袋を残して身に着けているものは全て取り去った。
両手で胸を覆い恥じらう亜理紗。薄明かりの中でかすかに震えているのが分かる。
俊介は亜理紗を仰向けに寝かせ太股を大きく割り広げた。
もう一度渓谷に舌を這わせ濡れ具合を確かめた俊介は、渓谷の中心部に肉棒が触れた。
「あっ……」
亜理紗は緊張のせいか身体をぴくりと震わせた。
まもなく身体の中心部に紅い稲妻が走るであろう…そんな刹那。
女は触れられて感じても濡れるが、予感だけで濡れることもある。
亜理紗の渓谷からはすでに十分過ぎるほどの蜜が滲み出していた。
ついに肉棒が突き立てられた。
「ああっん……」
しかしまだカリの部分しか隠れていない。
俊介は腹部を前面に突き出した。
(ズズズッ……)
「やぁん……」
突き立てられた肉棒は奥へと突き進んだ。
「ああっ……は、入ってくるぅ……」
(ズズズ…ヌチュヌチュヌチュ…)
「あぁ…いい~……俊介さん…すごく気持ちいい………あぁん~……」
(ズン、ズン、ズン……ズン、ズン、ズン……ズン、ズン、ズン……)
俊介の杭打ち機のように重々しくじっくりと攻め上げた。
肉棒が膣壁を押し広げていく。
押し広げられることが快感だった。
そう、それは痛みではなく、快感であった。
亜理紗は眼を閉じ、顎を上げ、快感に打ち震えた。
「はぁ……あ……あっ……!」
「あぁ……!」
言葉にならない感嘆が、ふたりの口から同時に漏れた。
俊介は思った。
(何と素晴らしい子なんだろう……外見だけじゃなくて、身体もめちゃスゴイじゃんか……出張先でこんな幸運に巡り会えるとは……)
それは雪国で春を見つけたようなもので、感動と言ってもよかった。
「んっ……あぁっ……しゅ、俊介さぁん……あぁぁぁ……」
亜理紗の肉道はぐいぐいと俊介を締めつけた。
「す、すごい……亜理紗……あぁ……」
俊介は先ほどのフェラチオでかなり高揚していたので、結合後も当然押し寄せてくる波は早かった。
仮に今射精してしまったとしても、亜理紗ほどの娘であれば一晩に何度でもこなせる自信はあったが、俊介としてはどう言うわけか最初の1回目だけは大切にしたかった。
そうは言ってもすでに強い高ぶりを感じていたので一度肉棒を抜こうとした。
ところが肉棒が出て行こうとすると亜理紗の花びらは絡みつき貪欲にまとわりついた。
(こりゃぁ、まずい…取り合えず一旦は離れないと……)
まとわりつく襞を振りほどいた俊介は胡坐で座り、その上に亜理紗を招いた。
亜理紗は胡坐の上にまたがる格好で俊介と相対した。
「これでいいの…?」
「うん…」
俊介はその状態で亜理紗を抱き寄せ、唇を重ねた。
俊介が亜理紗の背中に腕を回すと、亜理紗も同じように俊介の背中に両手を廻してきた。
亜理紗の蜜壷がすでに十分潤っていたので、俊介は直ぐに怒張したものを亜理紗の中に収めた。
「あぁっ……」
俊介はゆっくりと腰を上下させた。
体位が変われば挿入角度も変わり、ふたりの気分も新たになる。
亜理紗は気持ちよさそうに目を細めている。
唇を重ねた亜理紗の喉の奥から「うんぐ、うんぐ」という、かみ殺したようなあえぎ声が漏れるている。
亜理紗の腰の動きが速くなる。
自分で自分の身体を持ち上げ、ずしんと勢いよく沈み込ませることで、俊介の肉棒の存在を快感に変えている。
亜理紗が腰を沈めるたびに、俊介の肉棒の先端が、やわらかい肉壁に衝突する感覚があった。
亜理紗の腰の動きがさらに速まった。
俊介の肉棒も最大に膨張している。
「亜理紗ぁ……」
「俊介さん……」
「好きだよ……」
「私も好きです……あっ……!」
「ん…?」
「あぁっ…イク…イクイク! いやぁん~~~~~~~~~~~~!!」
「……!!」
その瞬間、俊介の肉棒が亜理紗の膣壁によってギュッと締めつけられた。
亜理紗の身体が後方へ反り返り、俊介はそれを懸命に抱き止めた。
膣内がピクピクと痙攣しているのが分かる。
次の瞬間、俊介の精液が一斉に亜理紗の体内へ放出された。
「うっ! うううっ!! すごいっ!!」
「私もすごくいいの~~~~~~~~~~!!」
俊介は亜理紗を強く抱きしめ、挿入している肉棒をさらに奥へと押し込んだ。
亜理紗は「ああっ」とあえぎ、身体を震わせる。
俊介の肉棒からは次から次へと精液が送り出される。
「くわぁ~~~~~!! これはたまらない!!」
それはまるで吸い込まれていくように……
俊介はまるで100メートルを全力疾走した後のように息を切らしている。
ようやく落ち着いてきた頃……
コメント一覧
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1. Mikiko- 2017/07/29 08:41
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絶頂一献
実に味わい深い、良い章題です。
性に対しておおらかな、古代から連なる日本人本来の感性の発露です。
まさに、旨き酒を楽しむように、結合の悦楽を愉しむべきなのです。
生物として生まれてきたということは……。
それが、神から許されているということなのですから。
しかし、このネーミングセンス……。
とーてー、若い人のものとは思えません。
いったい、おいくつの方なんでしょう?
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2. ハーレクイン- 2017/07/29 10:55
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>出張先でこんな幸運に巡り会えるとは……
あるわきゃないですが、そこはそれ、お話の世界。
登場人物に何をさせようが、作者のやりたい放題です。
妄想って、いいなあ。
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3. Mikiko- 2017/07/29 12:54
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旅館もので……
一番印象に残ってるのは、つげ義春『ゲンセンカン主人』です。
全編、悪夢のような雰囲気に満ちており……。
聾唖者の女将が、強烈な印象を残します。
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4. ハーレクイン- 2017/07/29 15:54
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ゲンセンカン主人
つげ義春は、あれしか見たことないです。
あれって……読んだわけじゃなし、タイトルも知りませんが……。
あの、最後の一コマ。「じつはまだ、ここにいるのです」だっけ? この一コマだけ“忘れようとして思い出せない”(何を言っておる)強烈な印象です。
調べましたら『李さん一家』でした。
読んでいないんだから、誰かの引用かもしれません。
旅館もの
やはりあれでしょう。
畑中純『まんだら屋の良太』。
あっけらかんとしたエロ話の中に、そこはかとないペーソスがあります。
大長編?漫画ですから、無論読んだのは一部だけ。でもまあ、長編と云うより連作短編でしょうから、一部だけでも十分にその世界は味わえます。
夏の甲子園大阪大会速報
今日は準決勝。
第1試合はなんと、高槻市の府立大冠(おおかんむり)高校が勝って創立初の決勝進出。府立勢の決勝進出は19年ぶりだとか。
この学校、わたしの(予備校での)教え子がいました。
第2試合は……
履正社vs.大阪桐蔭。春の甲子園決勝の再現で、実質上の決勝は、春と同じく大阪桐蔭の勝ち。
点を取って取られて、緊迫したいい試合でしたが9回、履正社は力尽きました。
大阪桐蔭、決勝進出です。
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5. Mikiko- 2017/07/29 18:16
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まんだら屋の良太
男性のあそこが、うなぎの顔になってる漫画ですね。
主人公の顔は、清宮幸太郎みたいでした。
大阪大会。
準決勝で当たると云うことは……。
どちらかが春の大会でシード順を落としたんですね。
大冠高校。
名前だけは、日本一だと思います。
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6. ハーレクイン- 2017/07/29 23:26
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まんだら屋のうなぎ
良太vs.幸太郎
共通点は「小太り」だけだと思います。
日本一の学校は……
他に高槻市立大冠小学校、市立冠小学校、市立北大冠小学校、市立南大冠小学校、市立冠中学校があります。
「名前だけ」は失礼ですぞ。
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7. Mikiko- 2017/07/30 07:48
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大冠高校
1986(昭和61)年、府立島上高校の分校として開校。
1995(平成7)年、独立。
島上高校の方は、2005(平成17)年に閉校。
しかし、大冠高校の住所は、大冠町ではなく大塚町です。
なんで、大塚高校にならなかったのかと思ったら……。
1983(昭和58)年に、府立大塚高校が開校してたからですね(大阪府松原市西大塚)。
大冠は古い地名で、元々は大阪府三島郡大冠村だったそうです。
大冠高校のある高槻市大塚町も、大冠村の村域だったようです。
大冠小学校は、冠小学校よりエラいんですかね?
冠中学校は、どうして大冠中学校じゃないんでしょうか?
今日の決勝、ぜひ応援したいところですが……。
相手が悪すぎますわな。
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8. ハーレクイン- 2017/07/30 11:26
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大冠由来
大冠由来
前コメの学校は、大体近くに固まっていますが、大冠高校だけポツンと離れてます。
で、「相手悪すぎ大冠野球部」。
それは言わぬが花。
ですが、万々が一大冠が勝てば大騒ぎになるでしょう。号外が出たりして(そこまでは)。
しかし、昨日の準決もそうですが、今日の決勝もNHKが地上波で中継します。地方大会でっせ、気合入ってるなあNHK。
やはり桐蔭人気? それとも頑張れ大冠、の判官贔屓?
そういえば、島上が閉校になるまで、大冠は「本校よりでかい分校」として有名だったとか。
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9. ハーレクイン- 2017/07/30 11:30
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書き忘れました
大阪大会決勝。
民放のABCも中継します。
甲子園の本番並みですね。
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10. Mikiko- 2017/07/30 12:10
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NHKが放送
それは、地方局での放送と云うことです。
全国放送ではありません。
新潟大会の決勝も、NHKと民放が放送しました。
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11. ハーレクイン- 2017/07/30 15:27
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全国放送ではない
そらそうです。
東京で桐蔭-大冠をやっても誰も見ないでしょう。
そういえば、関西ローカル局のKBS京都が、ずっと京都大会をやってました。
この局、京都市議会の本会議の中継、なんてのもやります。
大冠高校
中盤、投手が満塁で2連続押し出しなんてのをやらかしました。
それまではどちらかと云うと大冠が押し気味だったんですが、これでプッツンきたか大冠ナイン。8回裏桐蔭攻撃中で、桐蔭10-4大冠。おそらく桐蔭で決まりでしょう。
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12. Mikiko- 2017/07/30 18:21
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大冠
狂言の太郎冠者とは、関係がないんでしょうか?
最終回、4点返して、8対10までいきました。
大健闘でしょう。
そうでなければ、大阪桐蔭が弱いかです。
早稲田実業は、負け。
やっぱり、投手に大黒柱がいないと難しいですね。
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13. ハーレクイン- 2017/07/30 22:54
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太郎冠者と関係……
あるかーい。
しかし、やりたくなっちゃうね。
「やるまいぞ、やるまいぞ」
大健闘大冠
今夜、ちょっとご近所さんと会ったんですが、その話題で“餅切り”でした。
まあにぎやかな事でしたが、共通の認識は「勝ってたらえらいことになってたやろなあ」
近頃の高槻って、殺しとか、新幹線の事故とか、少し前ですが過激派の逮捕とか、殺伐な話題ばっかしでしたからねえ。
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14. Mikiko- 2017/07/31 07:23
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スコア
最終回に4点返して、8対10。
2009年夏の甲子園、日本文理の決勝戦を思い出しました。
相手は、中京。
最終回に5点返して、9対10でした。
勝ちきれないところが……。
実力の差なんでしょうね。
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15. ハーレクイン- 2017/07/31 08:40
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勝ちきれない大冠
最終回、あと、もう、せめて、なんとか一本出てればなあ、ですが勝負に「たら・れば」はありません。
大冠の夏は終わりました。
暑いなあ。
こちら、今日の予想最高気温は36℃。わたしの体温より高いよ。