Mikiko's Room

　ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています（完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね）。
　「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
　文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた（挿絵：加藤かほる）、みたいな感じを目指しています。
　美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。

管理人：Mikiko

由美と美弥子 2238

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2017.4.15（土）

「ひぃ」

　由美の喉笛が鳴った。
　激情に襲われた指先に、力が籠もった。
　乳首を捻り潰す。

「あぎぅ」

　由美の表情が一変していた。
　見たことはないが……。
　絞殺される人は、断末魔の瞬間、こんな顔になるのだろうか。
　黒目はほとんど上瞼に隠れていた。
　顎が垂れ下がり、引き伸ばされた顔は、まるでムンクの『叫び』だった。
　このまま、彼岸に送ってやれそうだ。
　美弥子は、乳首を摘んだ指先を始動させた。

「ま、待って」

　しかし、由美の手の平が、美弥子の手首を掴んだ。

「ぜんぶ脱ぐ」

　半分死人のような顔が、きっぱりと宣言した。
　由美は、美弥子の上からレジャーシートに身を移した。
　移したというより、転げ落ちたと表現すべきだろうか。
　脚が起たないようだ。
　腰をシートに落としたまま、ショートパンツのカギホックに手をかけた。
　ファスナーの擦過音が立つ。
　背泳のスタートのように、そのまま背中まで転がった。
　尻が持ちあがると同時に、ショートパンツは太腿を滑っていた。
　残るはショーツだけだ。
　美弥子は、上体を跳ね起こした。
　載っかっている涼太の身体から、下半身を引き抜く。
　涼太をブルーシートに寝かせると、美弥子は起ちあがった。
　由美はすでにショーツを脱ぎ捨てていた。
　しかし、体勢はそのままだ。
　ブルーシートに仰向いていた。
　美弥子を真っ直ぐに見上げている。

「来て」

　山型に折れていた膝が、左右に開いた。
　美弥子の視線は、細い太腿の谷間を滑り降りた。
　太腿の合わさる先。
　無毛の股間だ。
　ほぼ毎日、目にしているはずなのに、まるで故郷にたどり着いたような焦燥を感じた。
　脱糞しそうなほどだ。
　背筋を駆けあがる虫唾を、肛門を締めて堪える。

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コメント一覧

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  1. Mikiko
- 2017/04/15 08:19
- ヤマト配達員がナンパ
  　アマゾンの伝票にあった電話番号を使い、配達先の女性にアプローチしたそうです。
  　女性の一人暮らしで宅配に応対するのは、非常におっくうな事柄のひとつです。
  　化粧をしてないときに限って、チャイムが鳴ったりしますし。
  　1対1で見知らぬ男性と顔を合わせるのは、リスクがありますよね。
  　宅配以外の受け取り方法が、もっと普及するといいんですけど。
  　でも、コンビニ受け取りでは……。
  　店員の負担が増え、荷物の保管スペースも必要になります。
  　受け取る方も、ほかのお客を待たせたりするのに気が引けてしまいます。
  　一部の会社では、私物を会社で受け取ることを奨励してるそうです。
  　でも、デカい荷物は、持ち帰るのが大変です。
  　荷物の箱から、内容物がほかの社員にわかってしまうのもイヤです。
  　やっぱり、駅に宅配ロッカーなどを設置する方向ですかね。
  　あ、ひとつ案が浮かびました。
  　新潟では、けっこう駅の周りにコインパーキングがあるんです。
  　あの一角に、プレハブにロッカーを並べたような施設を置いたらどうでしょう。
  　駅近にあれば、わたしも使うかも知れません。

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  2. 宅急便は……HQ
- 2017/04/15 12:31
- 　↑クロネコヤマト
  >まるで故郷にたどり着いたような……
  　それはその通りだなあ、美弥ちゃん。
  　でも、美弥ちゃんも持ってるんだけどね、故郷。
  ♪あゝたれか故郷を思わざる～
  宅配ロッカー
  　近いうちに稼働し始めるんじゃないですかね。
  　マンションでの住民用のは既に実用化されてるようですし。
  　コインパーキング
  　やはり、改札口を出てすぐ、というのが使い勝手がいいですから……どうですかね。
  　駐車している人には嬉しいかもしれません。
  　うっとこは、たいがいどちらかが在宅していますから必要のない設備です。そもそも、めったに宅配便は来ないし。

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  3. Mikiko
- 2017/04/15 13:03
- ネットショッピング
  　わたしは、頻繁に利用します。
  　アマゾンは送料無料の商品が多いので、お店で買うより楽なんです。
  　でも、その分、受け取りの応対をする母が大変です。
  　最近は、外壁の塗り替えをしろとか、ヘンなセールスも来るようです。
  　なので、ドアホンをつけることにしました。
  　現在は、ピンポン鳴るだけのチャイムなので、玄関を開けないと応対できないんです。
  　ドアホンなら、家の中から応対して、セールスは断れますし。
  　工事は、ゴールデンウィークに、わたし自ら行う予定です。
  　電気工事士の資格は、もちろんありません。
  　ゴム手してやれば、感電しませんよね？

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  4. 電気工事士HQ
- 2017/04/15 18:32
- 　↑ウソ
  ドアホン工事
  　お、なかなかやりますな。
  　感電って、電池式じゃなく、交流電源から取るってこと？
  　コンセントに差し込む式なら、全部繋いで最後に差し込めば大丈夫です。できたら、配電盤のブレーカーを切って、電源を落としておけば安全でしょう。

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  5. Mikiko
- 2017/04/15 19:05
- 以前……
  　壁のスイッチを、蛍スイッチに替えたことがあります。
  　そのとき、明らかにピリッと来たので、ちょっと怖いです。
  　飛びあがって、空中に浮いてれば大丈夫だと聞いたことがあります。
  　かなり難しそうですが。

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  6. フーディーニHQ
- 2017/04/15 22:24
- 　↑ハリー・フーディーニ
  　　オーストリア=ハンガリー生まれの奇術師
  　　米国で売り出した、奇術師の代名詞のようなおっさん
  >飛び上がって、空中に浮いてれば……
  　電気工事士より、奇術師を目指した方がいいんでないかい。