2017.3.22(水)
↓エンジンカバーが外されてます。

↑「み」
エンジンって、こんなところにあったんですね。
これだと、頭の方が、かなり重くなったんじゃないでしょうか?
航空力学的なことは、さっぱりわかりません。
零戦について踏みこんで書くことは、わたしには出来ませんので……。
あえなく撤退。
↓続いては、こちら。

↑「み」
からくり人形の代表、『茶運び人形』です。
人形が持つ茶托に、お茶を入れた茶碗を乗せると、客人の前まで運びます。
客人に近づくと頭を下げ、客人が茶碗を取ると停止。
客人がお茶を飲み、空になった茶碗を茶托に戻すと……。
踵を返して頭を上げ、茶碗を主人の元まで運び、茶碗を取り上げると停止します。
↑この人形は、頭を下げませんね。
茶碗を取り上げなければ、前進し続けるのかと思ったら……。
どうやら、移動距離もセット出来るものもあったようです。
江戸時代のお大尽は、こんなのでお茶を出して、客が驚くのを喜んでたんでしょうね。
こういうのを作ろうという発想もスゴいですが。
↓復刻版が買えます。
↓続いては、こちら。

↑「み」
どうも、薄暗い写真ばっかりですが、照明が暗いんです。
フラッシュを焚けないので仕方ありません。
これは、有名な万年時計。

作ったのは、“からくり儀右衛門”こと、田中久重。

製作年は、嘉永4(1851)年。
久重は、寛政11(1799)年の生まれですので、52歳のときですね。
この年で、よく根が続いたものです。
正式名称は、『万年自鳴鐘』だそうです。
万年というのはオーバーですが、1度ゼンマイを巻くと、1年間動き続けたとか。
1,000点を超える部品からなり、そのほとんどが田中の手作りそうです。
ちなみに、さきほどの距離が調節できる茶運び人形も、この人が作りました。

↑『茶汲み娘』と呼ばれます。実際に実物を動かすデモンストレーションの画像。女性が、移動距離を調整しています。車輪が何回転したかでストッパーがかかる仕組みになってるそうです。

↑「み」
エンジンって、こんなところにあったんですね。
これだと、頭の方が、かなり重くなったんじゃないでしょうか?
航空力学的なことは、さっぱりわかりません。
零戦について踏みこんで書くことは、わたしには出来ませんので……。
あえなく撤退。
↓続いては、こちら。

↑「み」
からくり人形の代表、『茶運び人形』です。
人形が持つ茶托に、お茶を入れた茶碗を乗せると、客人の前まで運びます。
客人に近づくと頭を下げ、客人が茶碗を取ると停止。
客人がお茶を飲み、空になった茶碗を茶托に戻すと……。
踵を返して頭を上げ、茶碗を主人の元まで運び、茶碗を取り上げると停止します。
↑この人形は、頭を下げませんね。
茶碗を取り上げなければ、前進し続けるのかと思ったら……。
どうやら、移動距離もセット出来るものもあったようです。
江戸時代のお大尽は、こんなのでお茶を出して、客が驚くのを喜んでたんでしょうね。
こういうのを作ろうという発想もスゴいですが。
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↑「み」
どうも、薄暗い写真ばっかりですが、照明が暗いんです。
フラッシュを焚けないので仕方ありません。
これは、有名な万年時計。

作ったのは、“からくり儀右衛門”こと、田中久重。

製作年は、嘉永4(1851)年。
久重は、寛政11(1799)年の生まれですので、52歳のときですね。
この年で、よく根が続いたものです。
正式名称は、『万年自鳴鐘』だそうです。
万年というのはオーバーですが、1度ゼンマイを巻くと、1年間動き続けたとか。
1,000点を超える部品からなり、そのほとんどが田中の手作りそうです。
ちなみに、さきほどの距離が調節できる茶運び人形も、この人が作りました。

↑『茶汲み娘』と呼ばれます。実際に実物を動かすデモンストレーションの画像。女性が、移動距離を調整しています。車輪が何回転したかでストッパーがかかる仕組みになってるそうです。
コメント一覧
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1. プラモ少年HQ- 2017/03/22 10:31
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ゼロ戦のエンジン
わたしもよくは知りませんが、プラモづくりの経験から、この位置だというのは知ってました。車で云うなら、フロントエンジン・フロントドライブ?
詳しくはもちろん知りませんが、シリンダーが10個くらい、プロペラシャフトの周りに、ぐるりと円形に配列されてたんじゃなかったかなあ。ゼロ戦に限らず、この手の単発の戦闘機はみな同様だったと思います。
おおー、からくり人形
いっとき、これにハマったことがあります。もちろん構造に興味があっただけで、自分で作ろうとまでは思いませんでした(思ったとしても絶対無理)。
動画を録画してたんだけど、以前のパソのクラッシュとともに失われちゃいました。
万年時計
不定時法用ってのがすごいね。
残念ながら、明治の改暦で無用の長物になっちゃいましたが、そのすごさは褪せることありません。
田中久重……
の名は知らなくても(わたし、知りません)「からくり儀右衛門」を知らぬ者はおるまい。
移動距離調整中
スカート捲りをしているわけではありません(すぐそういうことを考える)。
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2. Mikiko- 2017/03/22 19:48
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プロペラが回らずに……
機体の方が回ってしまうことはないんですかね。
江戸の時刻。
夜明けが、明け六つです。
「お江戸日本橋七つ立ち」の「七つ」は、明け六つより2時間前になります。
『時そば』の「九つ」は、夜中の0時前後になるようです。
『時そば』は、江戸期に出来た古典落語ですので……。
実際に、この時間にそば屋が営業してたことになります。
主な客は夜鷹だったみたいで、『夜鷹そば』とも呼ばれたとか。
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3. 按摩上下十六文HQ- 2017/03/22 21:59
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明け六つ
「六つ」は、時刻を知らせるために撞く寺の鐘の個数(回数)ですね。
で、六つなら6回撞くのかと云いますとさにあらず。「今から撞くよ」という合図の、予告編?のような鐘撞きがありまして、これを「捨て鐘」と称し3回。つまり六つの鐘は実際には9回撞いたわけです。
今の時刻で云いますと、夜中の12時(午前0時)が「九つ」。午前2時が「八つ」、4時が「七つ」、6時が「六つ」、8時が「五つ」、10時が「四つ」。で昼12時、正午が「九つ」に戻りまして、午後2時が「八つ」……と、午前と同様に撞いていきます。
つまり、今でいう二時間おきに撞いたわけで、この時間間隔を一刻(いっとき)と云いました。ただし、この一刻の長さは、昼・夜を各6等分したものですから、季節によって長さが異なりました(これを称して『不定時法』)。
一刻がちょうど二時間になるのは年に2回、春分と秋分の日ですね。
それにしても、昼はともかく、午前2時の「八つ」の鐘なんて、寝てる人には迷惑千万だったと思いますがどうでしょう。
撞かされる寺の小僧さんも「堪忍してくれ」だったと思いますが、これはまあ修行の一環でしょうか。
「おう、親父。生憎と細けえ銭っきゃねえんだ。手え出しな。一(ひい)、二(ふう)、三(みい)、四(よう)、五(いつ)、六(むう)、七(なな)、八(やあ)……親父、今何刻(なんどき)でい」
「へい、九(ここのつ)で」
「十(とう)、十一、十二、十三、十四、十五、十六。ごっそさーん」
古典落語『刻そば(時そば)』の有名な下りです。一文ごまかしたわけですが、わかるかな。
ちなみに、屋台のそばの値は十六文。これを称して二八(にはち)そば。2×8=16というシャレですね。
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4. Mikiko- 2017/03/23 07:30
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四六時中
4×6=24で、1日中ということです。
でも、江戸時代は、二六時中と云ってました。
1日が、12刻だったからです。
鐘は、ほんとに夜中も撞かれたんでしょうか?
『時そば』で「九つ」と答えるからには、夜中の12時の鐘は撞かれてたことになりますが。
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5. 鐘つきじじいHQ- 2017/03/23 08:45
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ほんとに疲れたか
あ、いや、撞かれたか。
わたしも、大いに疑問に思うところです。
現在だと訴えられ、即刻中止でしょう。除夜の鐘を「うるさい」とおっしゃる御仁のおられる今日この頃……。
時の鐘うんちく
ついでですからもう一つ(以前に書きましたが)。ご存知近松。
近松門左衛門の世話物『曽根崎心中』のクライマックス、お初徳兵衛↓死出の道行きの一節です(「の」が多いぞ)。
「この世のなごり、夜もなごり、死にに行く身をたとふれば、あだしが原の道の霜、一足づゝに消えて行く、夢の夢こそあはれなれ、あれ数ふれば、暁の、七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生の、鐘の響の聞き納め、寂滅為楽と響くなり」
ここで「七つの時」は、もちろん夜ですから午前四時ころ。捨て鐘は勘定に入れていませんね。
そりゃあそうです。“とおの鐘”とは間違っても言いません。七つはあくまで「ななつ」です。
♪カ~ラぁスぅ~なぜなくの~
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6. Mikiko- 2017/03/23 19:42
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加熱器
にあらず、鐘撞き。
時の鐘には、「鐘役」という鐘撞きの専門職がいたそうです。
しかし、全部の鐘を一人で撞くわけにはいかないでしょうから……。
女房と交代したりしてたんですかね?
何年も続ければ、難聴とか手が震えるとか、後遺症が出たでしょうね。
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7. 鐘つき小僧HQ- 2017/03/23 22:56
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思い出しました
何度か書きましたわたしの母親の実家。
小学生のころ、夏休みに兄弟姉妹、従兄弟姉妹連中と一緒に泊りがけで遊びに行きました、あの近江の実家です。
この実家のすぐ裏が寺でして、本堂の廻り廊下や境内は絶好の遊び場でした。この境内の一隅にあったんですね、鐘撞き堂。
どこでどうなったのかは覚えていませんが、一度この鐘を撞かせてもらったことがあります。きゃあきゃあ言いながら、何人かででたらめに撞いたものです。
話はそれだけなんですが、この寺が時の鐘を撞いていた記憶はありません。もし「明け七つの鐘」なんて撞かれていたらたまったものではなかったでしょう。
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8. 手羽崎 鶏造- 2017/03/24 00:28
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♪ お江戸日本橋 七つ発ち ♪
今でこそ、HQさまのわかりやすい解説で
意味が読み取れるのですが、随分長い間
この「ななつだち」の意味が分からないでおりました。
「朝勃(だ)ち」というコトは知っていたので、
オトコのアソコが、七歳でもう勃起すること
なのかなんて妄想を膨らませていたものです。
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9. Mikiko- 2017/03/24 07:33
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ハーレクインさん&手羽崎鶏造さん
> ハーレクインさん
お寺の鐘は、明け六つと暮れ六つだけ撞かれたようです。
『時の鐘』を撞くのは、それ専門の施設ですね。
こちらでは、静かな朝には、お寺の鐘の音が聞こえてきます。
今は、6時に撞いてるんじゃないかな。
近所で寝てる人は、やかましいでしょうね。
> 手羽崎鶏造さん
昔の人は、歩くしかなかったので……。
まだ夜中のうちから、提灯をともして歩き始めたわけですね。
でも、決して苦痛ではなかったはず。
わたしも、東京に行くときは3時半ころに起きますが……。
支度してる間、ずっとわくわくドキドキしてます。
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10. ♪鐘はつきたしHQ- 2017/03/24 11:57
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↑♪鐘は無し~(それは毬)
手羽崎 鶏造さん&Mikikoさん
>手羽崎鶏造さん
七つ勃ち。
おもしろーい、座布団3枚。
朝から貧血になったりして。
で、食前食後にやったりして。あ、七歳の子には無理ですか。
♪この子の七つのお祝いに~
>Mikikoさん
撞くのは六つだけ。
なるほど、納得です。
嵯峨野の天龍寺みたいに巨大な寺院ならともかく、田舎の破れ寺なんかだと、せいぜい住職と小僧一人。日に12回も撞くなんて到底無理です。
>今は6時
昔はわかりやすかったよね。
日の出・日の入りとともに撞けばよかったんだから。
♪山のお寺の鐘が鳴る~
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11. Mikiko- 2017/03/24 19:36
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無駄鐘
よく考えたら……。
明け六つ、暮れ六つは、鐘なんか聞かなくてもわかるんでないの?
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12. ♪あの鐘をHQ- 2017/03/24 21:16
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↑♪鳴らすのはあなた
>鐘なんか聞かなくても……
寝てればわからんだろ。
まあ、要するに目覚まし時計ということなのでは、鐘。
明け六つは昼の仕事の人向け。
暮れ六つは夜の仕事の人、および泥棒さん向け。あ。泥棒も一応仕事か。