2017.2.16(木)
厚く雲が垂れこめた下に、強い風が船の舳を上下三尺も揺らしていた。
汗みどろで揺れ止めの綱を締め直す人足の横を、いくつもの白い袋が船に担ぎ込まれていく。
いらついた様子で振り返った鷹は、岸壁の上で辺りを見張っている春花に叫ぶ。
「あとどれくらいだ!?」
春花は蔵の前で見張っている秋花に手で合図を送る。
「もう半時もすれば終わりそうだよ!」
春花の返事を聞くと、鷹は船上の春蘭に目を向けた。
「ここは頼んだよ」
頷く春蘭と載寧を残して、鷹は足早に蔵へと向かう。
“早く小浜に運ばないと、ここでは丹後のどんな邪魔が入るとも限らない……”
しかしそんな荷積みの様子を物陰から窺う影があることを、気の急いた鷹ばかりか見張りの春花でさえ気づいてはいなかった。
鷹は再び静寂の戻った蔵の中を注意深く見回した。
念のため土間の土埃まで掃き上げた後には、小さな葉っぱ一つも残っていない様である。
“よし、引き上げだ”
仲間を追って自分も船に向かおうと振り返った時、鷹は思わず息を呑んでその足を止めた。
入り口脇の薄暗がりに、ぼんやりと影が見える。
「うふふふ……」
女の含み笑いと共にその影が動くと、鳥追い傘の旅芸人姿が外の光に照らし出される。
「だいぶてこずってるようだねえ……」
鷹は大きく息を吐いてその肩の力を抜いた。
「ああ、思いがけず甲賀に手を焼いてしまった」
「そこらの腕自慢の集まりとは違って、甘く見ると大けがをするよ。それは長い付き合いのあたしたちがようく知ってる」
少し上向いた傘の奥で切れ長の目が光った。
「いったん丹後から出るのは悪くない。外ではあいつらも動きがとりにくくなるからね」
その言葉に鷹も大きく頷く。
「しかし今回は腕の立つ奴が若狭からここまで嗅ぎ付けて来た。それも丹波の二刀流とくっついてね……」
旅芸人風の女は、分かっていると言わんばかりに胸の前にその白い手を掲げた。
「とにかく今回は仕事の道を作るのが先決だよ。また後のことは仕切り直して考えようじゃないか」
その仕草に頷くと、鷹は再び鋭い眼差しで口を開く。
「お前の方は大丈夫か? 仲間を裏切っていることが知れて、伊賀まで動き出すことはなかろうな」
女は鼻の先で小さく笑った。
「ふふ、大丈夫だよう。あたしは隠居仕事でお床の技を教えるなんざ、もう飽き飽き……。一仕事当てたら、後生は面白おかしく暮らしたいんだ」
「美津……」
鷹のつぶやきを横顔で聞きながら、女はその冷たい眼差しを蔵の中から外の日差しに向けた。
何故か鷹の前に姿を現したのは、お蝶に今回の一件を伝えた伊賀の美津であった。
「それに今日は手土産代わりに、身内から助っ人も連れて来てる。あんた達が船で小浜に品物を運んでる間、あたし達は街道の動きを見張ることにするよ」
慌てて鷹は周囲を見回した。
「あっははは……、あんたの方に怪我人も出たようだから、身内を抱き込んで連れて来たんだよ。でもただの間に合わせじゃあない。地獄谷育ちの刺客だ」
「ほう、使える仲間は有り難いが……」
鷹は珍しくその表情を明るくした。
「ふふ、まだ顔のご披露は控えとくけど……。もたもたしてて、甲賀が“猿”でも呼び戻したら厄介だからね。そんな時は役に立つ奴さ」
「猿……?」
美津はその細面を不愉快に歪めた。
「人とは思えない、面倒な奴でね……。でも今は東の方へ出張ってると聞いてる」
じっと話に聞き入っている鷹に美津は続ける。
「それから念のため……、江戸ではお蝶の身体に聞いてみたんだけど、あいつもまだまだ枯れちゃあいない」
にんまりと口元を緩めた美津は、訝し気な顔の鷹に再び口を開く。
「うふふ…、あんたにも分かるだろう? 命がけで惚れてる女は強いってことさ。死んでも化けて出るのは女ばかり……。なかなか頭も良くて油断できないやつだけど、仲間に引き込めば役に立つよ」
「うむ……」
一瞬目線を落として考えた鷹だったが、思い出したようにその顔を上げる。
「考えておこう。では次は小浜で……」
「気を付けて……」
笠の下でほころんだ美津の口元に白い歯がこぼれた。
「ん……?」
蔵を出ようとした鷹の動きが止まる。
鷹の右手を後ろから美津の手が掴んでいた。
振り返った鷹の目の前で、美津はゆっくりと鳥追い傘をとる。
「あんた、冷たいのねえ……」
いつもは冷徹な美津の瞳にうっすらと人の心が宿る。
音もなく身を寄せた美津は、そのまま端正な唇を鷹の唇に重ねた。
ほっそりとした右手の指が、着物の上から鷹の左の乳房を掴む。
「ん……」
眉を寄せた鷹の胸にもたれたまま、美津はゆっくりと唇を離した。
「ね、唾を頂戴……」
与えようと緩んだ唇に下から美津の唇が吸い付く。
静まり返った蔵の中に生々しい息が漏れた。
両手で強く抱きしめられたまま、頤を上げた美津の白い喉が何度か小さく波打つ。
やがてゆっくりと女同士の唇が離れて、鷹の両手が美津の身体を押し戻した。
鷹は踵を返すと黙って蔵から出ていく。
それを見送る美津の頬に微かな笑みが浮かんだ。
「うふふ……、あたし冷たいのは嫌いじゃないよ……」
すっかりもぬけの空になった蔵の中を見回しながら、再び美津はゆっくりと鳥追い傘を被った。
若狭の国、小浜の町外れ。
もうすっかり街並みを宵闇が包んでいる。
提灯に浮かんだ笠を軒下に見つけて、伊織は一軒の旅籠の暖簾をくぐった。
通された部屋にお蝶と紫乃の姿はなかった。
背袋を外して大小を抜くと、二階の窓から海辺の街並みを眺める。
月もない闇の向こうから微かに波音が聞こえてくる。
“この町のどこかに若様が……”
忘れもしない赤子の面影を思い浮かべた時、音もなく背後の襖が開いた。
「お疲れさまでした」
背中にお蝶の声を聞いた伊織は、静かに窓を閉めて振り返る。
「気配を覚えなかった。だいぶ取り戻したようだな……」
「ふふ……」
お蝶は片頬を緩めると、着物の裾を押さえて伊織の前に座る。
「まだまだこれからで……。昔お通姉さんと一緒の時も、根来は一筋縄ではいきませんでしたからねえ」
頷いた伊織もお蝶と向かい合わせに腰を下ろした。
「何か掴めたか?」
「ええ……」
お蝶が茣蓙に両手をついて二三度膝を進めると、伊織もつられて前かがみに身を乗り出した。
「港を仕切ってる竜神一家という口入屋に、近頃変わった動きがあるようで……」
「竜神一家……?」
お蝶は長いまつげを瞬かせた。
「元々港近くで荷捌きや女郎屋で渡世してきた連中なんですが、このところ見知らぬ顔の出入りが増えて、どうやらよその港にまで出張ってる様子なんです」
「ふむ……」
伊織はお蝶の顔から茣蓙に目を落とす。
「怪しい連中であることは確かだが、いずれにせよ若様のかどわかしと何か繋がりがあることを確かめねば、軽はずみに思い切った手は打てんな……」
忍び入るにしろ押し入るにしろ、一度騒ぎを起こせばもうこの小浜では動きにくくなることは明らかだった。
「ええあたしもそう思いながら、しばらく表の様子を見てますとね……」
お蝶は一旦言葉を区切って伊織の顔を見た。
「およそ一家にゃ似合わないお女中が中に入って行ったんでさ」
伊織はその眉を訝し気に寄せてお蝶の顔を見つめた。
「一刻半ほどでその女は出て来たんですが、どうやら中で帯を解いた様子で……」
「帯を解いた……?」
お蝶はゆっくりと頷く。
「着物の着付け具合でそう察しました。気になって女の後をつけていくと、その女、案の定貧乏長屋に住む浪人のお内儀だったんですが……」
「うん……?」
再びもったいを付けたお蝶に、伊織は頤を上げて続きを催促する。
「帰り着いたお内儀は、抱えた行李(こうり)から皿や茶碗を取り出して洗い始めたんです……」
暫時目をさ迷わせた伊織だったが、次の瞬間伊織は目を見開いた。
「も、もしかして……、仲間内では難しい若のお世話をその内儀に……」
それには答えぬまま、お蝶はさらに話を続ける。
「すぐあちこちを聞き回ったところ、お竜という三十半ばの女親分がその一家を束ねてるってことでした」
「ほう……」
少々驚いた体の伊織は、再び茣蓙からお蝶に目を向けた。
「女だてらに無法者を束ねていくたあ相当なやり手のようで、金貸しや荷役の口利き、女郎勤めの斡旋、食い詰めた人間相手に相当あこぎな稼業でのし上がってきたようです」
伊織は茣蓙の上に視線を落としたままじっとお蝶の話に耳を傾けた。
「でもその裏返しと言っちゃあなんですが、それなりの好みがあるようで……」
「好み……?」
茣蓙から目を上げた伊織に、お蝶はゆっくりと頷いた。
「賭場に出入りしてる連中に少々色目を使って聞き出したんですが、あのお竜という女親分……」
お蝶のふくよかな唇が微かに緩んだ。
「上品な女がお好みらしいんです」
「上品な女?」
伊織は一瞬その意味が分からずお蝶の顔をじっと見つめた。
「ええ……生まれ育ちのせいかわかりませんが、良家の娘や奥様、それからその……お武家の内儀なんかを自分のものにするのが生き甲斐だとか……」
「自分のものにするというと……」
「自分の色にしちまうってことでさ」
さすがに伊織はお蝶の顔から茣蓙に目を落として、その端正な顔を曇らせた。
「普通はお竜がそんな人間とかかわりを持つことは少ないんですが、食い詰めた浪人のお内儀なんかに餌を巻いて、その挙句に否応もなく自分のものにしてしまうらしいんです」
両膝の上で伊織はその両こぶしを握り締めた。
「ゆ、許せん……」
思いがけず気を高ぶらせた伊織に気を使って、お蝶は静かに口を開く。
「たぶん先達ての長屋のお内儀も、お竜に抱き込まれた一人ではないかと……」
黙り込んだ伊織とお蝶を夜の静寂が包み込んだ。
いつの間に時が経ったのか、遠くから夜回りの拍子木の音が聞こえる
「伊織様……。あたし若様の居所を探りに、壺振りかなんかで一家に入り込んでみようかと……」
伊織は畳に落としたその顔を上げた。
「お蝶、もう路銀も残り少なくなったと思うが、お前、飯炊きなどで旅籠代を工面出来るか?」
「え、ええ……そりゃあ伊織様のおっしゃることなら何だって……」
お蝶は伊織の顔をじっと見つめた。
「すまぬが、少し上等の着物を仕入れてくれぬか? なに、古着でかまわぬ」
「え……?」
お蝶は黒目勝ちの瞳を大きく見開いた。
「い、いけません伊織様!!」
「お蝶!」
伊織の鋭い眼差しに射すくめられて、お蝶は後の言葉を飲み込んだ。
「お竜とやらの好みは上品な武家の内儀であったな。頼むお蝶、この度は私の言うことを聞いてくれ」
もうお蝶は二の句を継げずに、眦を決した伊織の顔をじっと見つめるばかりであった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2017/02/16 07:56
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鳥追笠
時代劇の定番スタイルですね。
古くからの農村行事に、『鳥追い』という風習があります。
田畑に害を与える鳥獣を追い払うため……。
若者達が歌を歌い、農機具などを打ち鳴らして集落を練り歩く行事です。
小正月(1月15日)に行われたようです。
このとき被ったのが、『鳥追笠』。
江戸時代になると、派手な縞柄の着物を着て、三味線を弾きながら門付けをする女性が現れました。
この女性たちが被っていたのが、『鳥追笠』。
で、彼女たちを称して、『鳥追い』と呼ぶようになったわけです。
現在でも、盆踊りなどで被る風習が残ってます。
阿波踊りが有名です。
西馬音内盆踊りもそうでした。
どちらも、女性がとても色っぽく見えます。
『鳥追い』女が被ったのも、この効果を狙ったのかも知れません。
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2. 去る佐助は追わずHQ- 2017/02/16 17:30
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猿
ときますと佐助。猿飛佐助ですが、あれは真田だからなあ。
甲賀ですかい。
NHKの『真田丸』にも登場しました佐助くん。演じたのはなんと、あのお笑い界の重鎮?藤井隆。
笑み一つこぼさぬシリアスな演技を初回から(だっけ?)続けてきた(出番はそんなに多くなかったけど)藤井くん。いつずっこけるのかとハラハラドキドキだったのですが、そんなことも無く……。
で、物語最終盤で思いっきり笑かしてくれました。
とある女性を密かに思い続けてきた佐助くん。死を覚悟した瀬戸際、今生の名残にと告ります。
返答はあっさり「ごめんなさい」。
佐助くん、言葉も残さず瞬時に姿を消しました(天井あたりに飛び上がったようです)。まあその消えっぷり・逃げっぷりの鮮やかだったこと。
このシーン、さすが藤井くんというより、さすが脚本の三谷幸喜氏、と言うべきでしょう。物語、最後の山場に向けた緊張感の中、こういう「余裕」と云いますか、視聴者の肩の力を無理なく抜かせる手際は、誠にお見事でした。
まあ三谷氏の脚本。そういう余裕が鼻につくことも、ままあるんですがね。
色っぽい鳥追い
鳥追い女は、春を売ることもあったとか。
おっと、盆踊りの女性じゃあ、ありやせんぜ。門付の方です
で、伊織くん(さん、だったな)。何やら「眦を決した」計画を立てたようです。少し肩の力を抜いたほうがいいのでは。緊張しすぎるとぼろが出ますぜ。
まあしかし、楽しみだなあ、次回。
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3. Mikiko- 2017/02/16 20:03
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大河はまったく見ないので……
さっぱりわかりもうさん。
時代劇を見てると……。
ウォシュレットの無い時代、こいつら全員、尻が臭いに違いないなどという想念が頭を過ぎり、物語に没入できません。
三谷幸喜は、外したときは、ほんとにつまらんです。
古畑任三郎がそうでした。
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4. 『尻喰らえ孫市』HQ- 2017/02/16 22:06
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↑司馬遼太郎の傑作
主人公は鉄砲集団雑賀党の頭目、雑賀孫一
(あれ、これ以前に話題に出たよね)
孫市、稀代の女好きだそうです
見ない大河
ああ、そうでしたか。
件のシーンだけでも見ればよかったのに。
がまあしかし、1年続く長丁場。どこで必見シーンに出くわすか、わかり申さんからのう
>尻が臭い
それはまあそうですが、野生の動物は(あ、飼われてるやつも)ウォシュレットなぞに無縁、どころか尻を拭くことすらありませんぜ。それで何の支障もなく飯を食い、子作りに励んでおります。
多少尻が臭うくらい、何ほどのことがあろうや。
そういうのは「暗黙の了解事項」「大人の取り決め」。時代劇では、気にしたり話題にしたりしてはならぬ堪忍駿河の観音。
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5. Mikiko- 2017/02/17 07:30
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“尻食らえ”とは……
どういう意味なんですか?
オカマを掘れってこと?
人の肛門は、どうして拭かなければならなくなってしまったんですかね?
やっぱり、直立二足歩行が原因でしょうか。
痔は、人にしかない病気だそうですが……。
これは明らかに、人が直立したためだとか。
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6. 尻啖えハーレクイン- 2017/02/17 14:04
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↑前コメ“喰らえ”とやっちゃいました
孫市の場合、啖え、です
儂の、うんこまみれの臭いケツの穴を舐めやがれ!
つまり、いわゆる「くそ喰らえ!」だと思っていましたが……。
検索しますと、Weblioなどでは、
「人の言動などをののしっていう語」「恩をあだで返し、あとを顧みないこと」「受けた恩を忘れてあとは知らん顔をしていること」
などとありました。
広辞苑には、『尻食らえ観音』→『尻暗い観音』という項目がありまして、
しりくらい-かんのん【尻暗観音】
①(六観音の縁日は陰暦18日から23日までで、その後はだんだん闇夜になる意から)暗い夜。暗夜あんや。
これは関係ないでしょう。で、
②(転じて「尻食らい観音」と書き、窮する時には観音を念ずるが、よくなるとその時の気持を忘れて「尻食らえ」と観音をののしる意から)恩を忘れて、あとはかまわないこと。
Weblioと同様ですね。
ということは尻啖えは「孫市がケツを捲る」が近いですかね。
しかし孫市の場合、「尻啖え!」とののしった相手は信長。
「てめえなんざ目じゃねえ、ぶっ潰してやる」てなところでしょうから、司馬遼は「くそ喰らえ!」の意味で使ったんじゃないかなあ。
拭く理由
パンツを履くようになったからでしょう。
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7. Mikiko- 2017/02/17 19:41
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拭く理由
↓こちらに詳しく書かれてました。
http://healthpress.jp/2015/07/post-1871.html
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8. 尻の周りはHQ- 2017/02/17 22:03
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↑クソだらけ
拭く
なかなか興味深いですね。
論旨は概略……。
①人間以外の動物は、排便時に直腸端を体外に押し出す(つまり、肛門をめくり出す)→排便後は直腸を元に戻す→肛門に便は付かない
②人間は直立二足歩行→肛門周りの筋肉が発達→排便時に肛門をめくり出せない→排便後、肛門はウンチまみれ
ということのようです。
なぜ人間は「肛門めくり出し」が出来ないかと言うと……。
Ⅰ.二足歩行のいわば“弊害”で、肛門周りの筋肉が“異常に発達”したから。
Ⅱ.なぜに筋発達、と云いますと、肛門付近の静脈血を心臓に戻すための、いわばポンプとして筋肉を使わねばならないから。
四足動物の肛門は心臓よりも高い位置にあるので、Ⅰ,Ⅱの必要が無いそうです。
付け足しその1
肛門を拭くのに紙を用いる人は全人類の3分の1くらいで、他は藁や、木片や、植物の葉などを用いるとか。あ、後、直接水洗い。
で「フキ(蕗)の名はどうやら「拭き」に由来するらしい」とありました。ホンマかね。
付け足しその2
「下痢便を拭くときに、便が指先につかないようにするには、紙を10枚重ねなければならない」とありました。
わたし、「大腸菌は紙を50枚重ねても通り抜けてきよる」と聞いたことあります。
付け足しその3
曰く……「人間では、肛門は形よく突き出たお尻の奥に収まっており、直腸を外部に突き出すことができない」
上記②を述べる際にこう表現してはりました。
なかなかエロいですね。こんな小難しい論文ではなく、SF仕立ての冒険エロ小説にしていただければ、嬉しいです。
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9. Mikiko- 2017/02/18 07:53
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拭く方法
こうしてみると、ウォシュレットがいかに革命的な発明だったかわかります。
衛生面からも、画期的です。
宿泊施設において、日本と海外の大きな違いは、共同風呂の有無。
外国なら、お尻を洗わなくとも、他人の菌をもらう可能性はほとんどありません。
でも、日本の共同浴場は危険ですね。
ウォシュレットが無ければ、お湯に溶け出した菌が、わらわら泳いでるはず。
共同浴場のある施設は、ウォシュレットの設置を義務づけるべきです。
和式はもちろん禁止ですね。
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10. 菌まみれハーレクイン- 2017/02/18 11:37
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革命的発明
デイの施設のトイレはウォシュレット付きです。
わたしはたまにします。
ところが! 先日やったところなんと、うんともすんとも言いません。
しょうがねえな、で念のため、他の個室で洗おうと思ってボタンを押したんですが、こちらも無しの礫(でいいのか)。
そんな、軒並み故障はおかしかろう。さては電気代節約のため、電源を落としおったか。うーむ。
まあいいや、で職員に問い合わせることも無く、真相は薮の中です。
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11. Mikiko- 2017/02/18 12:34
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電源が落ちてれば……
便座も冷たいはずです。
しかし、お尻を出したまま、ほかの個室に移ったんですか?
変態ですがな。
お金を払って利用してるんだから、設備の不具合は指摘すべきです。
まさか、うんこしたことを知られたくなかったとか?
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12. うんこたれHQ- 2017/02/18 15:21
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便座
そういえば、少し冷たかったような気も……。
尻丸出し
そんなわきゃなかろ。
冷たい便座に座ってうんこを出し、紙で拭いてズボンを上げます。
その上で、おもむろに隣の個室に入って偵察したんでんがな。
>うんこしたことを知られたくなかった
小学生じゃないんだから。