2016.12.31(土)
「大丈夫ですわ、奥さま。
これ以上なく、イヤらしく濡れてらっしゃいます」
「早く突っこんで」
「まぁ。
そのような、はしたない。
どうしてこんな子に育ったのかしら」
「決まってるでしょ。
水沢が、仕こんだんじゃないの。
何も知らない小学生に、オナニーの手ほどきから」
「ほほ。
奥さま、もちろんあのころはお嬢さまでしたけど……。
ほんとに覚えが良くていらした。
予習、復習も怠りなくて」
「すぐに、朝晩するようになったわ」
「朝晩だけかしら?」
「もちろん、学校でもしました」
「いけない子ね。
お仕置きが必要だわ」
「だから、早く突っこんで」
「これを突っこんだら、お仕置きになりませんよ。
焦らすのが、最大のおしおき」
「いやいや」
薫の母の尻が振れた。
「ほんとに悪い子。
じゃ、子供のころのように、お尻をぶってさしあげます」
「して」
「呆れた子。
初めてお尻をぶったときのこと、覚えてます?」
「もちろんよ。
水沢は、泣きながらぶってくれました」
「そうですよ。
我が子のように愛してる子のお尻を叩くんですから。
でも、どうでしょ。
お尻を真っ赤にしながら、お嬢さまは、濡らしてらした。
おしっこを漏らされたのかと思ったくらい」
「わたしの本性に、気づいたわけね」
「そうです。
ご本人は、もちろんまだわかっていない。
でも、このまま放っておいたら、何か間違いが起こるに違いないと思った」
「それで、オナニーを教えてくれたのよね」
「そうですよ。
自分で性欲を処理できるように。
すべて、お嬢さまのためです」
「じゃ、今日もわたしのために、早く突っこんで。
そうでなきゃ、何が起こるかわからないわ。
この格好のまま、外に飛び出すかも知れない」
「家名を汚すことだけは、決して許しません。
この千葉の家なんて、どうなってもいいですけど……。
京都のご実家の品位を汚したら、わたしは生きてはおれません。
そんなこと言うお尻は、断じて許しませんよ。
覚悟なさい。
踏ん張って」
これ以上なく、イヤらしく濡れてらっしゃいます」
「早く突っこんで」
「まぁ。
そのような、はしたない。
どうしてこんな子に育ったのかしら」
「決まってるでしょ。
水沢が、仕こんだんじゃないの。
何も知らない小学生に、オナニーの手ほどきから」
「ほほ。
奥さま、もちろんあのころはお嬢さまでしたけど……。
ほんとに覚えが良くていらした。
予習、復習も怠りなくて」
「すぐに、朝晩するようになったわ」
「朝晩だけかしら?」
「もちろん、学校でもしました」
「いけない子ね。
お仕置きが必要だわ」
「だから、早く突っこんで」
「これを突っこんだら、お仕置きになりませんよ。
焦らすのが、最大のおしおき」
「いやいや」
薫の母の尻が振れた。
「ほんとに悪い子。
じゃ、子供のころのように、お尻をぶってさしあげます」
「して」
「呆れた子。
初めてお尻をぶったときのこと、覚えてます?」
「もちろんよ。
水沢は、泣きながらぶってくれました」
「そうですよ。
我が子のように愛してる子のお尻を叩くんですから。
でも、どうでしょ。
お尻を真っ赤にしながら、お嬢さまは、濡らしてらした。
おしっこを漏らされたのかと思ったくらい」
「わたしの本性に、気づいたわけね」
「そうです。
ご本人は、もちろんまだわかっていない。
でも、このまま放っておいたら、何か間違いが起こるに違いないと思った」
「それで、オナニーを教えてくれたのよね」
「そうですよ。
自分で性欲を処理できるように。
すべて、お嬢さまのためです」
「じゃ、今日もわたしのために、早く突っこんで。
そうでなきゃ、何が起こるかわからないわ。
この格好のまま、外に飛び出すかも知れない」
「家名を汚すことだけは、決して許しません。
この千葉の家なんて、どうなってもいいですけど……。
京都のご実家の品位を汚したら、わたしは生きてはおれません。
そんなこと言うお尻は、断じて許しませんよ。
覚悟なさい。
踏ん張って」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/12/31 08:21
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大晦日
何気なく使ってる言葉ですが、はてその語源はとなると……。
即答出来る方は、少ないんじゃないでしょうか。
かくいうわたしもそうでした。
というわけで、調べてみました。
“晦日(みそか)”とは、元々“三十日(みそか)”のことです。
それが転じて、月の最後の日を、晦日と云うようになりました。
で、年の最後の月の最終日は、“大”を付けて“大晦日”と呼ばれるわけです。
ちなみに、大晦日は、“大つごもり”とも云われます。
この“つごもり”は、“月隠り(つきごもり)”のことなんです。
太陰暦では、十五日が満月になりますので、月末はほとんど月が隠れることになります。
すなわち、“大つごもり”は、年の最後の月の隠れる日、つまり1年の最終日ということになります。
ちなみに、月の最初の日を表す“ついたち”は、“月立ち”の転訛だそうです。
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2. 手羽崎鶏造- 2016/12/31 10:15
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おじゃまします♪
太陰暦って、なんかちょっと卑猥
に想うのは、ワタシだけ?
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3. 早(はよ)うHQ- 2016/12/31 11:54
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↑ツッコんどくれやす
>「早く突っこんで」
>「だから、早く突っこんで」
>「わたしのために、早く突っこんで」
こういうお人を“ヤリまん”っていうんだろうなあ。
それにしても「京都のご実家」かあ。舞台は京都に移るのかな。
誰か貸そうか。
晦日談義
詳しい調査・報告、ご苦労様です。
つごもり
球辞苑、じゃなくて広辞苑からのパクリですが……
「月ごとの十四、五日、つごもりの日行はるべき普賢講・阿弥陀・釈迦の念仏……」源氏物語(松風)
『大つごもり』は樋口一葉。
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4. Mikiko- 2016/12/31 12:25
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手羽崎鶏造さん&ハーレクインさん
> 手羽崎鶏造さん
はい、あなただけです。
『陰翳礼讃』とか、日本は“陰”の文化ですよね。
> ハーレクインさん
京都なんか行きませんよ。
収拾がつかなくなるでしょ。
ネタがないと、いろいろ調べたりして、実に勉強になります。
大晦日の“晦日”が、“三十日(みそか)”だったのは、目からウロコでした。
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5. ごみ収集は年明けHQ- 2016/12/31 18:55
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収拾がつかなくなる京都
そうかあ?
一度『東北』で、青森から徳島まで寄り道したろ。
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6. Mikiko- 2017/01/01 07:43
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徳島?
そんな記憶はないぞ。
なんで徳島まで行ったんじゃ?
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7. ♪夢の中へ~HQ- 2017/01/01 11:55
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↑♪行ってみたいと思いませんか~
>なんで行ったんじゃ?
は、ご挨拶だな。若年性アルツハイマーではなかろうな。
「み」さん「律」センセ、それに「食」くん(懐かしいね)の三人で、たしか「各駅停車を乗り継いで行く」という企画だったではないか。
なぜ目的地が徳島だったのかは覚えとらんが。で、最後に降りた駅も覚えていないが、たしかJR西日本の牟岐線だったよ。
途中、駅そばを食いまくったのが印象に残っています。
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8. Mikiko- 2017/01/01 16:56
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読み返しました
なるほど。
五能線『陸奥森田駅』で、隣の『中田駅(なかたえき)青森県つがる市』までの140円の切符を買い……。
そのまま、JRを乗り継いで、牟岐線『中田駅(ちゅうでんえき)徳島県小松島市』まで行くという空想企画でした。
『東北に行こう!』の(77・https://mikikosroom.com/archives/2805123.html)から(80)の冒頭まで続きますね。
アホとしか思えない企画ですが、けっこう面白かったです。
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9. 鷽替えの神事HQ- 2017/01/01 22:44
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>けっこう面白かったです
という企画に対し「そんな記憶はないぞ」と※宣うかね。
飲み過ぎじゃないのか。
なるほろー。「なぜに徳島」は、そういうことでしたか。思い出しました。途中、車内検札に引っかからないように、各駅停車限定だったんだよね。
しかししつこいようですが、自分の書いたものを忘れるかね。
わたしは『アイリスの匣』、一字一句すべて覚えておるぞ(大鷽、じゃなくて大嘘)。
※宣う
のたまう。
①「言う」の尊敬語
②上位の者が目下に「言ってきかせる」
①と②では全く逆じゃん。
わたしはもちろん①の意味で用いました。で、さらに、これはもちろん嫌味です。
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10. Mikiko- 2017/01/02 07:59
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のたまう
曰うとも書くようです。
①と②、言う者が上位になるわけだから、一緒ではないか。
最近では、揶揄するニュアンスもあるようですが。
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11. 似非国語教師HQ- 2017/01/02 10:16
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①②は一緒
まあ、第三者から見ればそうなりますか。わたしも投稿してから、少し考え込みましたよ。