2016.12.28(水)
それとデカかったのが、水芭蕉でした。
↓江間章子(新潟県上越市出身)作詞の『夏の思い出』は、とても好きな曲です。
「♪水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり」というフレーズが印象的ですね。
水芭蕉には、可憐な花のイメージを抱いてました。
↑尾瀬の水芭蕉。思っている以上に大きい花だということがわかります。
ところが、北海道の水芭蕉は違いました。
まるで、白菜が立ってるみたいでした。
↑北海道石狩市『マクンベツ湿原』。この写真は、まだ成長途上のようです。大きいものは、1メートルを超えるとか。白菜どころではありません。
まさに、「北海道はでっかいどう」なんですね。
↓そうそう、『ベルクマンの法則』でした。
↑「み」。書かれてる内容については、↓で説明します。
↓イノシシが、3体並んでます。
↑「み」
左から、長野県、山口県、西表島のイノシシ。
もちろん、すべて成体のイノシシです。
明らかに、大きさが違います。
ベルクマンの法則は、1847年、ドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマンがに発表したものです。
↓復習してみましょう。
+++++++++++++++++++++++++++++++
『恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する(Wikipedia)』
+++++++++++++++++++++++++++++++
ではなぜ、寒冷な地では身体がデカくなり、温暖な地では小さくなるのかと云うと……。
体温を維持するためには、身体が大きい方が得か、小さい方が得かという話です。
恒温動物は、体内で常に熱を生産しています。
その熱は、体表面から放出されます。
体内での熱生産量は体重に比例し、放熱量は体表面積に比例します。
体長の3乗が体重であり、体長の2乗が体表面積です。
つまり、熱生産量は体長の3乗に、放熱量は体長の2乗に比例します。
これは、体長が大きくなるにつれ、体重当たりの体表面積は小さくなることを意味してます。
寒冷な地域では、体温を維持するために、熱生産量を高め、放熱を抑える必要がありますから……。
体重あたりの表面積は小さい方がいい。
すなわち、大型である方が有利となります。
↑北海道の紋別で仕留められたヒグマ。400キロあったそうです。
逆に温暖な地域では、放熱が大事になりますから、体重あたりの表面積は大きい方がいい。
つまり、小型である方が有利ということです。
↓江間章子(新潟県上越市出身)作詞の『夏の思い出』は、とても好きな曲です。
「♪水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり」というフレーズが印象的ですね。
水芭蕉には、可憐な花のイメージを抱いてました。
↑尾瀬の水芭蕉。思っている以上に大きい花だということがわかります。
ところが、北海道の水芭蕉は違いました。
まるで、白菜が立ってるみたいでした。
↑北海道石狩市『マクンベツ湿原』。この写真は、まだ成長途上のようです。大きいものは、1メートルを超えるとか。白菜どころではありません。
まさに、「北海道はでっかいどう」なんですね。
↓そうそう、『ベルクマンの法則』でした。
↑「み」。書かれてる内容については、↓で説明します。
↓イノシシが、3体並んでます。
↑「み」
左から、長野県、山口県、西表島のイノシシ。
もちろん、すべて成体のイノシシです。
明らかに、大きさが違います。
ベルクマンの法則は、1847年、ドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマンがに発表したものです。
↓復習してみましょう。
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『恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する(Wikipedia)』
+++++++++++++++++++++++++++++++
ではなぜ、寒冷な地では身体がデカくなり、温暖な地では小さくなるのかと云うと……。
体温を維持するためには、身体が大きい方が得か、小さい方が得かという話です。
恒温動物は、体内で常に熱を生産しています。
その熱は、体表面から放出されます。
体内での熱生産量は体重に比例し、放熱量は体表面積に比例します。
体長の3乗が体重であり、体長の2乗が体表面積です。
つまり、熱生産量は体長の3乗に、放熱量は体長の2乗に比例します。
これは、体長が大きくなるにつれ、体重当たりの体表面積は小さくなることを意味してます。
寒冷な地域では、体温を維持するために、熱生産量を高め、放熱を抑える必要がありますから……。
体重あたりの表面積は小さい方がいい。
すなわち、大型である方が有利となります。
↑北海道の紋別で仕留められたヒグマ。400キロあったそうです。
逆に温暖な地域では、放熱が大事になりますから、体重あたりの表面積は大きい方がいい。
つまり、小型である方が有利ということです。
コメント一覧
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1. トーマス・マンHQ- 2016/12/28 13:51
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白菜水芭蕉
お、フキ以外にありましたか、デカ植物。
でっかいどー、ほっかいどう
村上ショージのギャグだったかなあ。と思ったら、全日空のキャンペーンコピーだそうです。
ベルグマンの法則画像
“法則”じゃなく「規則」、はしつこく書きましたが、問題はベル“グ”マン。
人名ですね、ドイツの生物学者クリスチャン・ベルクマンが唱えたのでこの名称で呼ばれます。
で、ドイツ語では、語頭以外の「g」は、“がぎぐげご”ではなく「かきくけこ」で発音します。濁らないんですね。
英語なら濁りますが、その場合は「バーグマン」となるでしょう。
ですから、正しくは、「ベル『ク』マンの『規則』」(以上、こだわりマンHQでした)。
ついでに、ネット検索しますと、ベルクマンのファーストネームを「カール」にするものと「クリスチャン」とするものがあります。
ファーストネームなんて知らんわーい、で調べてみました。すると、ベルクマンのフルネームはCarl Georg Lucas Christian Bergmannだそうです。つまりカールがファーストネーム、クリスチャンはミドルネームということですね。
どデカいヒグマ画像
まあ、立たせて(いや、吊るして)あるからよりデカく見えるんでしょうが、それにしてもねえ。こんなのと山中で鉢合わせしたら「死んだふり」も「目を逸らさずに後ずさり」もへったくれもありません。ただただ腰を抜かすだけです。
あ、「樹に昇る」は駄目ですよ。クマくんは大得意です、樹昇り。
わたし、札幌の円山動物園でヒグマを見たことがあります。
立ち上がる芸(芸じゃないって)をやってくれましたが、さすがのど迫力でした。もちろん、檻の中にいましたが(わたしじゃなくヒグマくん)。
円山動物園は昭和26年開園。北海道の老舗動物園ですが、近ごろは旭山動物園に押されて入園者数は減少しているとか。頑張ってほしいものです。
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2. Mikiko- 2016/12/28 19:50
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水芭蕉
『夏の思い出』の歌詞から、長らく、夏休みころに咲く花だと思ってました。
実際の花期は、初夏です。
低地では、4~5月ころ。
でも、俳句の季語では夏です。
『夏の思い出』の“夏”も、俳句で云う“夏”なわけで……。
立夏から立秋の前日までになります。
5月5日ころから、8月6日くらいまでですね。
ヒグマ。
最大の個体は、600キロになるそうです。
この巨体で、時速50キロで走るとか。
100メートルに換算すると、7秒2です。
ウサイン・ボルトでも、頭から食われます(マズそうですが)。
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3. それでも待ってるHQ- 2016/12/28 23:23
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↑♪夏休み
夏休みの頃
実は、尾瀬には一度も行ったことありません。
ああまで有名になっちゃいますと、なんか故ない反感を感じると言いますか……(ひねくれオヤジめ)。
尾瀬の夏は涼しいでしょうから、水芭蕉の開花も夏の盛りのころじゃないですかね。
♪しゃくなげ色にたそがれる
はるかな尾瀬とおい空
石楠花色の黄昏って、どんななんだろうね。
ヒグマ
以下、梅ヶ丘女子高のエロ教師南香奈枝と、同校3年生にしてU-20ヤングなでしこ日本代表メンバー、左桃花の会話です(参考文献『センセイのリュック』第1幕第六場第二景)。
香奈枝「……あんたは体、大きいよな、どれくらいだ」
桃花「170㎝、65㎏です」
香奈枝「ふむ。大きいのう。
んでも、テレビで見とったら、
ドイツ選手とかよりはずっと小さい。
大人と子供みたいだったよ」
桃花「そうなんですよ。
ぶつかられて何度すっころばされたか」
香奈枝「ふむ。
『運動量』、
つまり“ぶつかり強さ”には、体重が関係しておる」
桃花「せんせ。『運動会』って何ですか」
香奈枝「『運動会』ではない『運動量』じゃ。
『運動量』とは、
『物体の質量と速度の積』と定義される」
桃花「なあんのことですかあ」
香奈枝「その選手の『体重』と、そのとき走っている『速さ』。
この二つの数値を掛けあわせた値、
これが『運動量』ということだな」
長々と臆面もなく番宣いたしましたが、何を言いたいのかと申しますと、ヒグマの運動量、つまりぶつかり強さは半端なものではなかろう、ということです。
相撲取りでも問題になりません。体重なら往年の小錦、スピードなら横綱日馬富士でしょうが、ヒグマは小錦が三人がかりで日馬富士のスピードでぶつかってくるわけです。人類のかなう相手ではありません。
ヒキョーと謗らば謗れ、飛び道具しかありませんね。
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4. Mikiko- 2016/12/29 07:25
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尾瀬の水芭蕉
↓身ごろは、6月初旬のようです。
http://www.oze-hiking.com/guide/flower/mizubashou.html
茨城で地震。
災害列島、鎮まりませんね。
被害も出ているようです。
市役所の職員、これで正月休みが無くなってしまいました。
こう災害が多いと……。
自治体の職員という仕事も、ハイリスクですよね。
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5. いつも遅れるHQ- 2016/12/29 08:24
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ふうん
そんなに変わらないんですね、尾瀬水芭蕉の開花期。でも、多少は遅れるのか。
茨城地震
震源地は県北部ですね。
やはり東日本の余震でしょうか。
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6. いつも遅れる2HQ- 2016/12/29 16:37
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「身ごろ」は……
【見ごろ(見頃)】だな。
見るのに最もよい時期。見どき。「桜の見ごろ」
【身ごろ(身頃)】は……
衣服の袖・襟・衽(おくみ;なんじゃあ)などを除いた、
前面および背面をおおう部分。
以上、広辞苑
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7. Mikiko- 2016/12/29 19:36
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新潟市も……
震度2だったんですね。
まったく気づきませんでした。
21時42分じゃ、夢の中でしたね。
本日、仕事納めでした。
電車はガラガラ。
行きは、先頭車両の一番前に陣取り、前面展望を楽しみました。
身ごろの件。
日本語AMEは、どうして進化しないんですかね。
このAIの時代に、あまりにもバカすぎます。
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8. 高原列車ハーレクイン- 2016/12/29 20:36
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↑『由美美弥』に、こんな章題あったよね
前面展望
さすがに近頃はやらなくなりました。ちょっと恥ずかしい。
AMEって
なんですかあ。
なんにしても、人のせいにするのはやめましょう。
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9. Mikiko- 2016/12/30 07:48
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普段は……
前面展望できる位置は、乗客で埋まってます。
わたしが、その位置を確保できるのは、まさにこの日1日だけです。
じじいならもう、何をやっても恥ずかしくないでしょうに。
AME。
間違いました。
IME(Input Method Editor)でした。
日本語IMEは、こういう打ち間違いも指摘できるようになるべきです。
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10. 恥ずかしいじじいHQ- 2016/12/30 11:54
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しかし……
AとIを間違えるかね。
あ、だから前コメに「AIの時代」とあるのか。
『ボクらの時代』はフジテレビ系、毎日曜07:00-07:30。