Mikiko's Room

　ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています（完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね）。
　「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
　文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた（挿絵：加藤かほる）、みたいな感じを目指しています。
　美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。

管理人：Mikiko

由美と美弥子 2125

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2016.11.7（月）

「あ」

　わたしの両腕から力が抜けた。
　下腹部が、生温かい感触に包まれたのだ。
　何をされたかは、すぐにわかった。
　明らかな舌の感覚を、初めての器官に感じたのだ。
　そう。
　男性器を、口に含まれたのだ。
　これがフェラチオという行為であることくらいは知っていた。
　いや。
　見ていた。
　それも、家でだ。

　朝食を摂ろうと、台所に入ったときだった。
　母が、キッチンの椅子に座る男の前にうずくまっていた。
　母の顔は、男の股間に埋もれていた。
　わたしが入って来たことを、気配で感じたのだろう。
　母の顔が、わたしを見た。
　なぜか、勝ち誇った目をしていた。
　男の顔も、こちらを見た。
　死んだ魚のような眼だった。
　しかしその目は、わたしを見た途端、生気を取り戻した。
　ランニングシャツから出た太い腕が、母の頭を鷲掴んだ。
　そのまま、激しく前後に揺さぶる。

『ごぼ。
　ごぶ』

　母の口から、腐敗した沼のような濁音が沸き起こった。
　しかし男は、両腕の前後動を止めようとはしなかった。
　むしろ、スピードが早まった。
　狂ったかのようだった。
　母の顔面が、輪郭を消した。

『がっ』

　突如、男は塑像に変じた。
　一瞬で凝り固まったのだ。
　母の顔も静止した。

『がぶぶ』

　母の口の傍から、唾液混じりの白い液体が零れ出た。
　それが精液であるくらいの知識はあった。

『ぶ』

　母の鼻から、鼻水が噴き出した。
　まるで、お釣りを返すかのようだった。
　半透明の粘液は、男の陰毛まで届いた。
　わたしは踵を返し、自分の部屋に戻った。
　そして……。
　手淫にふけった。

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コメント一覧

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  1. Mikiko
- 2016/11/07 07:28
- アメリカ大統領選挙
  　ついに、明日8日（日本時間では9日）に迫りました。
  　どうやら、メール問題も沈静化し……。
  　トランプ氏の女性問題が出る前の情勢に戻った感じになりました。
  　クリントン氏有利との見方が広がってるようです。
  　ただ、最後の最後で、イギリスのEU離脱みたいなことが起きないとは限りません。
  　その場合……。
  　株式市場は、そうとうに荒れるでしょうね。
  　トランプ大統領は、まだ織りこまれてませんから。
  　新潟の知事選でもありました。
  　米山市当選の翌日、東京電力株が暴落。
  　ただ、今回暴落したら、むしろ買い場でしょう。
  　トランプ大統領になったからと云って……。
  　短期的にどうこうという問題じゃありませんから。

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  2. 選挙権無しHQ
- 2016/11/07 10:10
- >お釣りを返す
  しかし、母親のフェラシーンを見て欲情するものかね。
  Tvs.C
  ここまでポイントが接近するとはねえ。C氏も、よほど人気が無いということなのでしょうか。
  「Tが勝てばオモロい」と思っている大阪人は多いと思います。