2016.10.22(土)
M字開脚した江奈の身体が、わたしの下腹部上空に聳えていた。
デザインの勉強のため図書館で見た、マグリットの『ピレネーの城』を思い出した。
被虐的な姿勢を取りながらも、この場を支配する肉体だった。
真っ白い腹部の下に、黒々と陰毛が繁っていた。
思ったより太い毛質のようだが、綺麗に内向きに生えそろい、艶々と輝いていた。
そして……。
陰毛を分けるように覗いている性器は、天井の明かりを返して光っていた。
膣液を漏らしているのだ。
陰毛を輝かすほど大量に。
さっきから、柔道女を変態呼ばわりしているが……。
この江奈こそ、変態の名にふさわしいだろう。
江奈はそんな姿勢で、遠い目をしていた。
その視線に生気が戻り、わたしの目を貫いた。
「よし、出る」
江奈の真っ赤な膣前庭が、息づくように膨れた。
刹那……。
奔流が迸った。
水流は水平に起ちあがり、真っ直ぐにわたしの顔面を襲った。
排尿を始めたのだ。
鼻の穴に、まともに浴びた。
懸命に顔を外そうとしたが、末端が散開した水流からは、逃れようがなかった。
「バカ。
位置が違うって。
もっと下げるんだよ。
こいつのまんこを洗ってやるんだから」
「先に言ってくださいよ。
事情、わからないっすもん。
まさか、小便出すとは……。
こうすか?」
柔道女が、江奈の上体を前傾させた。
奔流は、わたしの身体を真っ二つに裂きながら真下に走った。
股間に水流を感じた。
江奈の尿が、わたしの内臓を犯していた。
「江奈さん、綺麗に流れてますよ」
しかし、江奈の返答は無かった。
自由になる片手が自らのクリトリスを隠し、激しく揉み潰していた。
排尿しながら、オナニーを始めているのだ。
まるで、尿が尽きる前に絶頂に駆けあがろうとしているかのようだった。
それほど忙しないオナニーだが……。
その手技は、一朝一夕で身につくレベルをはるかに超えていた。
手首から先が、完全に輪郭を消している。
「イ、イク!」
江奈が、きっぱりと宣言した。
デザインの勉強のため図書館で見た、マグリットの『ピレネーの城』を思い出した。
被虐的な姿勢を取りながらも、この場を支配する肉体だった。
真っ白い腹部の下に、黒々と陰毛が繁っていた。
思ったより太い毛質のようだが、綺麗に内向きに生えそろい、艶々と輝いていた。
そして……。
陰毛を分けるように覗いている性器は、天井の明かりを返して光っていた。
膣液を漏らしているのだ。
陰毛を輝かすほど大量に。
さっきから、柔道女を変態呼ばわりしているが……。
この江奈こそ、変態の名にふさわしいだろう。
江奈はそんな姿勢で、遠い目をしていた。
その視線に生気が戻り、わたしの目を貫いた。
「よし、出る」
江奈の真っ赤な膣前庭が、息づくように膨れた。
刹那……。
奔流が迸った。
水流は水平に起ちあがり、真っ直ぐにわたしの顔面を襲った。
排尿を始めたのだ。
鼻の穴に、まともに浴びた。
懸命に顔を外そうとしたが、末端が散開した水流からは、逃れようがなかった。
「バカ。
位置が違うって。
もっと下げるんだよ。
こいつのまんこを洗ってやるんだから」
「先に言ってくださいよ。
事情、わからないっすもん。
まさか、小便出すとは……。
こうすか?」
柔道女が、江奈の上体を前傾させた。
奔流は、わたしの身体を真っ二つに裂きながら真下に走った。
股間に水流を感じた。
江奈の尿が、わたしの内臓を犯していた。
「江奈さん、綺麗に流れてますよ」
しかし、江奈の返答は無かった。
自由になる片手が自らのクリトリスを隠し、激しく揉み潰していた。
排尿しながら、オナニーを始めているのだ。
まるで、尿が尽きる前に絶頂に駆けあがろうとしているかのようだった。
それほど忙しないオナニーだが……。
その手技は、一朝一夕で身につくレベルをはるかに超えていた。
手首から先が、完全に輪郭を消している。
「イ、イク!」
江奈が、きっぱりと宣言した。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/10/22 08:04
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『ピレネーの城』
↓題名は知らなくても、誰もが1度は見たことのある絵だと思います。
http://www.ggccaatt.net/2016/01/24/%E3%83%AB%E3%83%8D-%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%94%E3%83%AC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%9F%8E/
作者のルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット は、ベルギーの画家(1898年~1967年)。
夢で見たような絵をたくさん描きました。
サルバドール・ダリや、わたしの好きなポール・デルヴォーも同系統ですが……。
いずれもも、写実的な描写が特徴です。
写実的と云えば……。
オランダの博物館が所蔵する絵画が、葛飾北斎が描いた可能性が出てきたそうです。
↓遠近法を使った西洋画です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161022/k10010739631000.html
もし本物だとすれば、ほんとにすごい画家ですね。
ボブ・ディラン、受賞拒否の可能性が出てきました。
本日は、終日出勤です。
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2. ピレネーの大家族HQ- 2016/10/22 11:25
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『ピレネーの城』
ときますと、すぐに連想するのは同じくマグリットの、「空にはばたく巨大な鳥、画面下部はピレネーと同様の波打ち際」、という作品です。
この機会にタイトルを確認しました(知らなかったんだよね)ところ『大家族』でした。「家族って、何の関係が……」とツッコミたくなりますが、マグリットの作品タイトルは深く考えてはいけないそうです。要するに、テキトーに付けたタイトルなんですね。マグリットとはそういう画家だそうです。
北斎の新作
「新作」はおかしいか。
技法は西洋画のものだそうですが、題材・画面はしっかり浮世絵ですね。
ボブ・ディラン
だからあ、拒否なら拒否できちんと表明しろよ。
も、どーでもええけど。
お、今日はお仕事ですか。ご苦労様です。
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3. Mikiko- 2016/10/22 19:20
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北斎
水彩のようです。
となると、1点ものですよね。
いったい、何のために描いたんでしょう。
シーボルトの注文だったんですかね?
ひょっとしたら、北斎が西洋画への興味から描いた絵を、偶然目にしたシーボルトが……。
その場で買い受けたのかも知れません。
1点ものの水彩画が、6品。
もし、北斎の真筆だったとしたら、いくらくらいになるのでしょうか?
ノーベル文学賞。
選考委員会は、事前に意向を聞き取らなかったんですかね?
ノーベル賞を拒否する人間なんかいるわけがないと思ったんでしょうか。
だとしたら、ボブ・ディランが……。
そういう気配に鼻を曲げたというのも、わからんではないです。
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4. 絵師ハーレクイン- 2016/10/23 03:03
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何のためにって……
肉筆画って、大概の浮世絵師人が描いてるようですよ。
息抜き、というと言い過ぎでしょうが、気分を新鮮にするため、てな目的で描いたんじゃないですかね。
鼻曲げディラン
臍は曲げていないのかなあ。
まあ、どちらにしても、大人げないと思います。