Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ:単独旅行記 > Ⅴ・総集編
 ということで、事前に駅員さんに確認しておくことにしました。

 若いころのわたしは、小心かつシャイで……。
 駅員さんに、何か質問するなどということは、とうてい出来ませんでした。
 ずけずけと尋ねてるおばちゃんを見て、心底恐れ入っていたものです。
ずけずけと尋ねてるおばちゃん

 しかし、歳と共に、わたしもおばちゃんになりつつあるようで……。
 わからないときは、平気でものを尋ねられるようになってきました。

 で、納得するまで追求するつもりで……。
 ある日の朝、普段より2本早い電車で『新潟駅』に降り立ちました。

 実は、もうひとつ、探索したいことがあったんです。
 今回の高架化で、在来線の5番ホームと新幹線の11番ホームが向かい合ったんです。
 すなわち、在来線と新幹線が対面ホームで乗り換えられることになったわけ。
、在来線と新幹線が対面ホームで乗り換えられる

 今年の高架化のときには、『いなほ』と新幹線の乗り換えが便利になると、やたらと宣伝してました。
 『いなほ』は、『新潟駅』から白新線・羽越線経由で、山形県『酒田駅』を通り秋田県『秋田駅』までを繋ぐ特急です。
『いなほ』

 しかし、東京方面から、『新潟駅』で『いなほ』に乗り換えて『秋田駅』まで行く人は、まずいないでしょう。
 秋田新幹線があるからです。
秋田新幹線があるから

 実際、『酒田駅』止まりの『いなほ』もたくさんあります。
7本中4本が、『酒田駅』止まり
↑7本中4本が、『酒田駅』止まりでした。

 『いなほ』には……。
 新潟県『村上駅』とか、山形県『鶴岡駅』『酒田駅』へ行く人たちがたくさん乗るんですかね。
 でも、『新潟駅』での乗り換えが便利になったことで……。
 そんなに恩恵を受ける人が多くいるのか、少々疑問ではあります。

 で、ある日の朝。
 まず、乗り換え用の自動改札機を間近で見るために、5番線ホームに行ってみました。
 わたしが、朝夕使う列車は、3番線ホームから発着します。
 なので、その3・4番線ホームからは、隣の5・11番線ホームが見透せるんです。
3・4番線ホームからは、隣の5・11番線ホームが見透せる
↑右側が4番線。並んだ線路が5番線。5番線の反対側に、新幹線の11番線ホームがあるのです。

 4番線か5番線に列車が入っていれば見透せませんが……。
 松本清張の『点と線』とは大違いで、見透せない時間の方が遙かに少ないのです。
13番線ホームから15番線ホームを見通せるのは、1日のうちでたったの4分
↑『点と線』。今年、再読しました。面白かったです。13番線ホームから15番線ホームを見通せるのは、1日のうちでたったの4分という設定でした。

 5番線と11番線の間には、自動改札機があります。
 遠目で見た限りでは、普通の改札機に見えました。
 でも、やはり間近で見てみたい。
 というわけで、5番ホームにあがってみました。
左にあるのが、5番線と11番線の間の改札機
↑左にあるのが、5番線と11番線の間の改札機。5番線に列車が入ってます。その隣に列車が入ってるのが4番線です。

 すると、ホームには若い駅員さんが立ってました。
 改札機の向こうを覗きこむと、新潟では見慣れない柵がありました。
見慣れない柵がありました

 近年、東京に行ったとき、初めて見たものです。
 すなわち、11番線側の新幹線の乗降口前を、ホームドアが塞いでるわけです。
 この時間、新幹線は入ってなかったので、当然、ホームドアは閉じてました。

 どうも、簡単には乗り換えが出来ない雰囲気を感じたので……。
 若い駅員さんに、聞いてみることにしました。

↑これは『中川家』礼二です。

 当日、わたしが乗って来るつもりの在来線は、5番線に着くんです。
 新幹線は、11番線から発車します。
 まさしく、この自動改札機を通れば……。
 階段の昇降をせずに、新幹線への乗り換えが出来るわけです。
奥が新幹線、手前が『いなほ』
↑奥が新幹線、手前がハマナス色(E653系)の『いなほ』。

 で、その確認のための質問をしてみたわけです。
 答えは……。
 妙に歯切れの悪いものでした。

 この5番線と11番線は、本来、『いなほ』の乗り換えのために設計されたものであると。
 それでは、在来線の普通列車からの乗り換えは出来ないのかと云うと……。
 そうではないようです。
 ただし。
 ホームドアが開くのが遅いということ。
新幹線の手前にホームドアが閉じてる
↑「み」。この日、実際にわたしが撮った画像です。新幹線の手前にホームドアが閉じてるのが見えます。

 どういうことかと云うと……。
 新幹線の11番線の対面ホームは、12番線です。
 通常、11番線の新幹線には、この11・12番線ホームから乗りこむわけです。
 しかるに、11番線の新幹線は、11・12番線側のホームと、11・5番線側のホームの間に入線します。
 つまり、この2本のホームの間は、列車1台分の幅しかないわけ。
この2本のホームの間は、列車1台分の幅しかない

 わかりにくいだろうなと思いつつ書いてますが……。
 すなわち、この新幹線は、左右両側の扉が開くわけです。
 で、わたしの聞き間違いでなければ……。
 両側の扉は同時に開くわけではないそうです。
 11・12番線側が先に開くんだと。
 なんでだかは聞きませんでしたが……。
 たぶん、自由席車両に両側の扉から客が殺到したら、具合が良くないということじゃないでしょうか。
 というわけで、この駅員さんは正直な方で……。
「バカ」の度合いが大きい人が多いことも事実です
↑真面目なことはいいことです。ただ、「バカ」の度合いが大きい人が多いことも事実です。

 「11・12番線側のホームから乗った方がいいです」という気持ちが、口調に表れてました。
 実際、自動改札機の向こう、ホームドア前のスペースを見ると……。
 ベンチも無いようです。
 こちら側ホームから乗ろうとした乗客は、突っ立ったまま……。
 反対側のドアから、どんどん乗りこむ乗客を見守ることになると思います。
こういう顔になると思います
↑こういう顔になると思います。

 早い話、自由席に乗ろうとする人は、ぜったいに止めた方がいいですね。
 素直に、11・12番線側ホームで並びましょう。

 さて続いて、肝心のことも質問しました。
 つまり、改札階で、在来線と新幹線を繋ぐ乗換改札機の通り方です。
 こちらは、明快に応えてくれました。
 「最初に新幹線の切符を通し、その後にSuicaをタッチする」ということでした。
 聞いて良かったです。
 聞かなかったら、わたしはまず、Suicaをタッチしたと思います。
 在来線の精算が先だと思うからです。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥

 大いなる啓示を得ることが出来ました。
 相手をしてくれた駅員さんにお礼を言い、5番線ホームを後にしました。
わたしが話を聞いた駅員さんが、左上に写ってました
↑「み」。わたしが話を聞いた駅員さんが、左上に写ってました。

 で、ホームからまた2階の改札階に下りたのですが……。
 この日は、いつもより2本前の電車で来てたので、まだ時間に余裕がありました。
 改めて、「在来線→新幹線」の乗換改札機の前に立ちます。
乗換改札機
↑「み」。このとき撮影した画像です。

 「切符→Suica」と手帳に書きこみ……。
 切符を通すスリットとSuicaのタッチ位置を確認。
切符を通すスリットとSuicaのタッチ位置を確認
↑「み」。

 これでお終いと思ったのですが、改札機の脇に初老に近い駅員が立ってたので……。
 もう1度、ダメ押しで同じ質問をしてみました。
 若い駅員さんを疑うわけじゃありませんが、万が一ということもあります。

 結果は……。
 同じでした。
 しかし、駅員の態度は大違いでした。
 ここにいた初老の駅員は、態度が悪かったです。
態度が悪かった
↑こんな格好はしてませんでしたが。最近の子供の中には、この姿勢が出来ない子がいるとか。火急の事態で飛び込んだトイレが和式だったら、どうするんですかね?

 操作してた携帯から面倒くさそうに目を離し、わたしを見ようともせず、改札機を指さし……。
 「切符が先、Suicaをタッチ」。
 ぶっきらぼうにそれだけ言うと、再び携帯の操作に戻りました。

↑「ながら携帯」は、きわめて危険です。

 腹が立ちましたが、無視されたわけでもないので、頭を下げて引き下がりました。
 国鉄時代の生き残りですかね。
国鉄時代の生き残り

 東京でも感じたことですが、駅員さんは若い方が愛想が良く親切です。
 株式会社の社員として入社し、研修を受けてるからでしょうね。
 それに対し、歳を取った社員の中には……。
 国鉄臭をプンプンさせてるのが、まだ生息してるということです。
国鉄臭をプンプン

 しかし……。
 なんで、「切符が先、Suicaをタッチ」なんですかね?
 どっちが先でも、両方の行為がされればいいだけですよね。

 さて、切符と宿の準備が整い、いよいよ出発日を待つばかりとなりました。
 出発日が週間天気予報に載るようになると……。
 徐々に、思いがけないお天気に変遷していきました。
 どんどん、予報が良くなっていったんです。
 ついに、出発日からの両日、新潟も東京も、降水確率がほぼゼロパーセントになりました。
 6月下旬。
 梅雨の真っ只中ですよ。
2018年6月の新潟県(下越)のお天気
↑2018年6月の新潟県(下越)のお天気です。傘マークなしです。こんな6月は滅多にありません。

 新潟と東京が、2日続けて晴れなんて日が、そうそうあるとは思えません。
2018年6月の東京のお天気
↑同じく、6月の東京のお天気です。後半は、傘なしでしたね。

 精進が良かったからでしょうか。
 でも、前の2年は、5月後半の日程にもかかわらず、共に雨に祟られてました。
 晴れ女というわけでも無いんですよね。
晴れ女というわけでも無い

 ともあれ、雨が降らないに越したことはありません。

 さて、当日です。
 月曜を除く平日の朝は、3:30分に起きます。
ニワトリも寝てる時間
↑ニワトリも寝てる時間。冬は、ケッコー辛いです。

 もちろん、執筆のためです。
 でも、この日の執筆は免除。
 もちろん、旅行の荷造りをしなければならないからです。
 小学校の遠足では、たぶん前日までに荷造りを終え……。
 前日の夜は、リュックを枕元に置いて寝たはずです。
12日の木曜日
↑12日の木曜日。

 でも、大人の旅行はそうはいきません。
 持って行くものの中には、日常使いのものが数多くあります。

↑こんなにはありませんが。

 なので、前日にリュックに詰めておくわけにはいかないのです。
 持ち物リストは、パソコンで打ってあります。
持ち物リストは、パソコンで打ってあります
↑基本的に、こんな感じです。

 毎年、「持って行けば良かった」という品を追加していくので……。
 どんどん、増えるばかりです。
 近年、必需品となったものの中に、湿布類があります。
 1,2枚じゃ足りません。
 初日の夜は、風呂上がりに、全身湿布だらけになります。
 ツギハギ人間みたいです。
全身湿布だらけになります

 翌日に疲れを持ち越さないようにするためです。
 腰に貼る大判の湿布が2枚。
 あとは、ふくらはぎや足の裏に貼るサロンパスが大量に必要です。
実際、効きます
↑実際、効きます。

 足りなくて残念な思いをしたくないので……。
 サロンパスはほぼ箱ごとに近い量になります。

 パソコンや各種充電器、ケーブル類などは……。
 今現在、繋いである配線を外して詰めこまなくてはなりません。
 大仕事です。
ほぼ、これに近い量になります
↑ほぼ、これに近い量になります。

 今年はリュックを新しくしたので、何をどこに入れるか、なかなか決まりません。
 とくに、パソコンの入れ場所が思いのほか狭くて難渋しました。
 ところがこれは、わたしの大失態だったんです。
 パソコン用のポケットがちゃんと別にあるのに、そこを見つけられなかったんですね。
 つまり、大容量の収納スペースを、ひとつ無駄にしてしまったわけ。
 そのため、どうやってもジッパーが締まらなくなりました。
 で、雨が降らないという予報を信じ……。
 折りたたみ傘を持って行かないことにしました。
お気に入りのピンクの傘
↑お気に入りのピンクの傘です(昨年訪ねた『松戸市立博物館』前にて)。

 あと、初日の夜に飲む焼酎は、昨年は500mlのペットボトルに家から詰めていったんです。
 当日スーパーで買うと、どうしても余ってしまいますから。
一升瓶の半分もあります
↑たいてい、これを買います。一升瓶の半分もあります。全部飲んだら、翌日は重病人状態となります。

 でも、これも断念しました。
 前のリュックにはあった、ペットボトルの入れ場所が外側に無いんです。
ペットボトルの入れ場所
↑こういうやつ。ここに焼酎が入ってるとは、お釈迦様でも気がつくめい。

 一瞬、去年までのリュックに詰め替えようかとも思いましたが……。
 せっかくこの日のために買ったリュックです。
 焼酎は、当日買うことにしました。

 さて。
 今年は、昨年までにはなかったアイテムが仲間入りしました。
 衣類圧縮袋です。
衣類圧縮袋です

 存在は知っていましたが、わたしはずっと、掃除機で空気を吸い出すものとばかり思ってました。
 通販の布団用は、そうしてますから。
掃除機で空気を吸い出すものとばかり思ってました

 その方式の場合、家で詰めるときは圧縮できますが……。
 向こうから帰るときは、圧縮できないことになります。
 というわけで、これまで使ってなかったのです。
 でも、100均で見つけた圧縮袋は、掃除機を使わないで圧縮できる仕組みでした。
 衣類を入れて密封したら、クルクル丸めるだけ。
衣類を入れて密封したら、クルクル丸めるだけ

 これで空気が抜けます。
 でも、皺が気になるものは止めた方がいいです。
 わたしが使ったのは、まずはヤッケ。
 雨が降ったり寒かったりしたときに羽織るために持参します。
 折りたたみ傘の持参を諦めたので、ヤッケだけは持って行きたい。
 わたしのヤッケは、胸ポケットの中に、ヤッケ本体すべてが収納できるものです。
 でも、そうして収納すると、かなり厚みもあり、けっこう嵩張ります。
ヤッケ本体すべてが収納できる
↑こういう形状にできるわけです。たたみ方が下手なのか、けっこう分厚くなります。

 ということで、胸ポケットには収納せず、畳んだだけで圧縮してみました。
 見事に、ぺちゃんこになりました。
 でも、どうしても皺は寄りますね。
どうしても皺は寄ります

 厚みがなくなったので……。
 ヤッケは、リュックの背中部分に張りつけるようにして収まりました。
 ほんとは、こんな苦労をしなくても、パソコンポケットさえ発見していれば済んだ話でしたが。

 荷造り作業を進めます。
 わたしは1人で、2階のすべてを使ってます。
 10畳と8畳の和室。
 8畳くらいの洋間。
 あと、ミニキッチンにトイレ。
 若夫婦が暮らせるくらいのスペースがあります。
 贅沢ですが、わが家には、わたしと母しか住んでないのです。
 1階スペースは、すべて母が使ってます。
 1階の居室は和洋合わせて5室あります。
 それぞれ、仏間、居間、母の寝室、物置、客用寝室として使われてます。
 ほかに、キッチンとお風呂とトイレ。
 お風呂はもちろん、わたしも使います。
 こんな広い家に2人しか住んでないのですから、固定資産税が馬鹿馬鹿しい話です。
こんな紙をもらう可能性が無いとは言えません
↑将来、こんな紙をもらう可能性が無いとは言えません。

 母が亡くなったら、売り飛ばそうと思ってます。
 家は古いので値はつきませんが、土地が100坪あります。
 小さな中古マンションを買えるくらいの価値はあるでしょう。
 2DKくらいで十分です。
これで十分
↑これで十分。しかし、この突出した押し入れ、隣室との境目でしょうか? 天井裏が繋がってそうですよね。

 とにかく、戸建て住宅は、手間がかかりすぎです。
 夏は草取りに水やり……。
夏は草取り

 冬は雪かき。
雪かき

 歳を取ったらとても出来なくなります。
 マンションなら、こういう労務から解放されるわけです。
 管理費は取られますが。

 ただし、雪かきから解放されるといっても、新潟に住む気はありません。
 冬に晴れる地域がいいです。
冬に晴れる地域がいい

 でも、東京は論外です。
 不動産が高いし、人が多すぎ。
人が多すぎ

 災害が起きたら、誰も助けが来ません。
 日本中の人間がボランティアで来ても間に合わないでしょう。
 助けを待つ人が多すぎるんです。
助けを待つ人が多すぎ

 でも、移住するなら……。
 高齢者に、バスのフリーパスがもらえるところがいいですね。
 1日中、路線バスに乗っていられます。
高槻市では、70歳以上であれば市営バス全路線が無料
↑大阪府高槻市では、70歳以上であれば市営バス全路線に無料で乗れます。でも、高槻市内ばっかり乗ってたら、飽きるわな。

 フリーパスは、大都市しかないようです。
 大阪市は、今のところパスをもらえますが……。
 将来的には、どうなるかわかりません。
 大阪市自体がなくなるかも知れませんから。
大阪市自体がなくなるかも?
↑どうなりますかね?

 それに、やっぱり、夏が暑すぎますよ。
 猛暑日に熱帯夜が当たり前なんですから。
猛暑日に熱帯夜が当たり前

 さて、前置きが長くなりすぎました。
 わたしの悪い癖ですね。
 出発を急ぎましょう。

 荷造りに苦戦しつつも、どうやら時間内には間に合いました。
 この日、家を出るのは、8時10分前くらいを予定してました。
 いつも、出勤するときに乗る列車のひとつ後の便です。
 別に、同じのに乗ってもいいんですけどね。
 でも、ちょっと気恥ずかしいじゃないですか。

 首都圏などとは違い……。
 地方では、同じ時間に、ホームの同じあたりで待ってる人は、だいたいメンバーが決まってるのです。
地方では、同じ時間に、ホームの同じあたりで待ってる人は、だいたいメンバーが決まってる
↑わたしの乗る駅は、ここまで地方色濃厚ではありませんが。

 もちろん、会話を交わしたりはしません。
 でも、いつもいる人がいないと、ちょっと気になったりします。
 風邪でも引いたんだろうか……。
 それとも、会社をクビになったんだろうか、とか。
会社をクビ

 同じ場所で待ってる人たちも、わたしが毎日いることには気づいているはず。
 普段の日はもちろん、会社に行く格好をしてます。
 スーツなどは着てませんが、それなりの出勤スタイルです。
 ところが、この日は違います。
 新調したリュックに、足元はスニーカー。
さすがに、こんなのは履いてません
↑さすがに、こんなのは履いてません。

 何かあったのか、とか思われる可能性もあります。
 もちろん、まったく気づかれない確率の方が大きいことは、わたしも自覚してます。
 でも、わたしの方で気になるじゃないですか。
 ということで、毎朝乗る列車は、出来れば避けたかったのです。

 新幹線の発車時刻は、9:04分です。
 指定席ですから、前もって並ぶ必要はない。
 9:04分は、いつもなら、もう会社で仕事を始めてる時間です。
 なので、1列車遅らせても、悠々と間に合うのです。
悠々と間に合うのです
↑何の漫画ですかね?

 さてさて。
 家を出るのは、8:10分ころ。
 3:30分に起きてるんですから……。
 4時間40分もあります。
 これで間に合わなかったら、完全なアホです。
これで間に合わなかったら、完全なアホ
↑まさしくこれです。

 朝食も普段どおりの時間に摂りました。
この日の朝食
↑この日の朝食……、のわけありません。

 シャワーも浴び、この日の投稿も済ませました。
 最後に使ったローションやノートパソコン類をリュックに収めると……。
 もう、何もすることはありません。
何もすることがない方
↑何もすることがない方。

 デスクトップパソコンでネットをしてみても、気もそぞろです。
 呆然と家にいてもしょうがないので、出かけることにしました。
 これは、3年前の苦い記憶が蘇ったこともあります。
 このときは、高速バスを予約してました。
 高速バスは、新潟駅から少し離れた『万代シティバスセンター』というところから出ます。

↑「み」。雨の『万代シティバスセンター』。これは、2年前の画像です。

 新潟駅からは歩くつもりで、新潟駅まではJRを使いました。
 このJRが、わたしの乗る駅でストップしたまま動かなかったんです。
 冷や汗が流れました。
冷や汗が流れました

 高速バスに間に合うには、けっこうタイトな時間の列車だったからです。
 下りるべきか……。
 扉からは、次の電車に乗るつもりだった乗客も次々と乗りこんできて……。
 このままでは、下りるという判断をしても、それが不可能になりそうでした。
下りるという判断をしても、それが不可能になりそう

 で、思い切って、乗客を掻き分け、駅前からタクシーに乗りこんだのです。
駅前からタクシーに乗りこんだ

 しかし、その日は平日でした。
 新潟市街へ向かう道路は渋滞。
 線路と平行して走るうち……。
 わたしが飛び降りた列車に抜かれました。
飛び降りた列車に抜かれました
↑今はもう、このタイプの列車は見かけなくなりました。

 これで間に合わなかったら、踏んだり蹴ったり殴ったりです。
 正直に、運転手さんにバス時間を伝えたところ……。
 一生懸命、ナビで空いてる道を調べながら走ってくれました。
タクシーのナビは進化してる
↑タクシーのナビは進化してるようです。道を熟知したベテランドライバーは、少なくなってるでしょうからね。

 まるでアミダクジみたいな経路で、途中からどこを走ってるのかまったくわからなくなりました。
 幸い、なんとか10分前くらいにバスセンターに着くことが出来ました。
バスセンターに着くことが出来ました

 運転手さんには、万感の感謝をこめて礼を言い、お釣りはもらいませんでした。
 250円でしたけど。

 さて、家を出るまでの時間が余ったこの日。
 もし、漫然と部屋で過ごし、結果、電車が遅れて間に合わなかったりしたら……。
 どれほど後悔するかわかりません。
このくらい後悔します
↑このくらい後悔します。

 前にも書いたとおり、いつも使う列車に旅姿で乗るのは恥ずかしいので……。
宿で洗ったり出来たんでしょうか?
↑夏は暑いでしょうね。宿で洗ったり出来たんでしょうか?

 いつも使う列車より、1本早い便に乗ることにしました。
 予定してた列車よりは2本早く、13分前の発車になります。
 この日も翌日も雨が降らない予報なので、駅までチャリが使えました。
こんな雨よけもあるようです
↑こんな雨よけもあるようです。最寄り駅の駐輪場は2段式なので停められませんが。

 結局、電車はまったく遅れることもなく、定時に新潟駅に滑りこみました。
 ま、世の中こういうものです。

 さて。
 乗るはずだった2本後の便は、新潟駅の高架ホームの5番線に入線します。
 しかし、わたしがこの日乗った便は、地上ホームに入線するんです。
左手の高架橋が高架ホームへの線路
↑左手の高架橋が高架ホームへの線路。電車が走ってるのが地上ホームに続く線路。

 5番線から、新幹線の11番線への乗り換えをするつもりはなくなっていたので……。
はまなす色の『いなほ』
↑はまなす色の『いなほ』。まだ1度も見たことがありません。1編成しか無いようです。

 いっこうにかまいませんが。

 地上ホームから、2階の改札階に上がります。
 ここから、新幹線への乗換改札で、「切符が先、Suicaをタッチ」をすればいいわけですが……。
切符が先、Suicaをタッチ
↑「み」

 止めにしました。
 2人の駅員に聞いて、この方法を確認してましたが……。
 万万が一ということもあります。
 とにかく、旅の初っぱなでつまずきたくないです。
旅の初っぱなでつまずきたくない

 なにより、時間は山ほどあります。
 予定より、2本前の列車で来てるんですから。
 新幹線の発車まで、50分もあります。
 しかも指定席ですから、並ぶ必要もない。
並ぶ必要もない

 冒険することはありません。
 ということで、一旦、改札口を出てしまうことにしました。
 何のことはない、「石橋を叩いて渡らない」という仕儀になりました。
かるた

 在来線の改札を出ましたが、このまま新幹線の改札を通っても、時間がありすぎます。
 ↓というわけで、2階改札階の外に出て、写真を1枚撮りました。
梅雨らしい空模様
↑「み」。雨は降ってませんが、梅雨らしい空模様でした。

 ここは、『新潟駅』の南口です。
 昔は何もなかったところで、新幹線が通ってから整備されました。
 小綺麗ですが、商店街も飲み屋街もありません。
 左手の先に『ドン・キホーテ』があるくらいですね。
『ドン・キホーテ』がある

 昔は、何度か行きましたが……。
 わたしはどうも、あの雑然とした店内が好きではありません。
雑然とした店内

 火事になったらどうすんのという感じですね。
 この道路を真っ直ぐ行って、右に曲がると……。
 アルビレックス新潟のホーム球場『ビッグスワン』があります。
ビッグスワン
↑とある転落風景。

 もちろん、試合の日は駅からシャトルバスが出ますが……。
 4㎞ありませんので、歩いても40分くらいじゃないでしょうか。
 アルビレックスがJ1にいたころは……。
 対戦相手のサポーターが、応援歌を歌いながら駅から歩いたりしてたそうです。
 今はどうかわかりません。
 アルビレックスは、もうJ1復帰は無理でしょうね。
 むしろ、J3への転落を心配しなければならないような成績です。
転落を心配

 さて、外を見てても退屈なことには変わりがありません。

 新幹線の改札に来ました。
新幹線の改札に来ました
↑「み」

 左側に立ってる女性は、通り方を案内したりする社員でしょうか?
 でも、ここに立たせるくらいなら……。
 乗り換え改札前で案内するべきだと思うのですが。

 人が途切れて、改札がよく見えるタイミングを待ちましたが……。
 残念ながら、人通りがひっきりなしで無理でした。

 出張帰りらしいサラリーマンが、けっこういましたね。
 新潟支社で監査とかをした後、支社の社員の社内接待で飲み……。
社内接待

 その後1泊したのでしょうか。
 ま、新潟市のホテルにとってはありがたいことです。
 新幹線が出来たおかげで、出張宿泊が激減してしまいましたから。

 なにしろ、東京から2時間以内で着いてしまうんですからね。
 丸の内からだったりすれば、ほんとに近いですよ。
 こんなことから、新潟支社自体を、なくしてしまった会社も多いようです。

 これから新幹線を誘致しようとしている地域は……。
 新幹線が出来れば、首都圏から人が流れこんでくるという期待が大きいようです。
 でも、実際は逆ですからね。
 人は、首都圏に吸いあげられてしまいます。
首都圏に吸いあげられてしまう

 便利なところと、そうでないところが繋がれば……。
 人は便利な方に流れてしまうということです。
 新潟は、特にそれが顕著でした。
 新幹線が出来るまでは、特急『とき』で4時間かかったんです。
特急『とき』で4時間

 往復で8時間です。
 つまり、日帰り出張は難しい。
 出張してきた人は、新潟の旅館やホテルで1泊します。
 当然、泊まる前には、新潟支社の人の案内で、飲食店で夕食です。
 出張によって、宿泊施設、飲食店、共に利用があったわけです。
篠田旅館
↑新潟駅前にあった『篠田旅館』。新潟市の篠田市長の実家です。出張族によく利用されたとか。平成23年に営業終了。

 これが、新幹線だと、片道2時間。
 往復で4時間です。
 これだと、日帰り出張が出来ちゃうんですよ。
日帰り出張

 日帰り出張では、新潟で泊まることも飲むこともありません。

 でも、支社がそのままなのは、まだいい方です。
 2時間で来れるところに、支社を作りますか?
 東京の本社か北関東の支社で、十分カバーできるんですよ。
高崎は便利です
↑高崎は便利ですよね。ここから新幹線で、新潟、長野、富山、金沢の5つの県都に繋がってます。

 ということで、支社もなくなる傾向にあります。
 残ってるのは、ゼネコンくらいじゃないですか。
 国土交通省の区割りでは、新潟は『北陸地方整備局』の管轄です。
 新潟県、富山県、石川県が主な所管。
 なので、ゼネコンも、新潟市に『北陸支社』を置いてるところが多いんです。
 新潟市は、東京から一番近いですから(北陸新幹線が出来る前は特に)。
新潟市のゼネコン『北陸支社』
↑新潟市街です。すぐ近くに大成建設の北信越支店もあります。

 話がまた、大幅にずれてますね。
 改札前で立ってても仕方ないので、新幹線改札を通りました。
 もちろん、何ごとも起きずに、無事、改札内の人となることが出来ました。

 ↓電光掲示板です。
新潟駅・電光掲示板
↑「み」

 わたしが乗るのは、上に表示されてる『とき312号』。
 東京まで、大宮にしか停まりません。
 最速の便です。
 東京着は、10:43分。
 所要時間、1時間39分です。
『とき312号』時刻表

 この掲示板を撮影した時刻は、8:25分。
 発車まで、39分もあります。
 こんなに早く来ていては、乗車時間が1時間39分でも意味がない気がしますが……。
 ま、気にしないことにしましょう。

 ↓ヒマなので、銅像を撮影。
雪椿の乙女
↑「み」

 ↓説明書きです。
雪椿の乙女・説明書き
↑「み」

 ここで、またいらんことを書きます。
 植物の雪椿についてです。
植物の雪椿について

 雪椿は「新潟県の木」です(「県の花」はチューリップ)。
 県外の方は、雪椿に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
 おそらくは、非常に寒さに強いというイメージなんじゃないでしょうか?
 でも、違うんですよ。

 雪椿は、冬の間、豪雪地の雪に埋もれて過ごします。
 雪の中ってのは、比較的冷たくないんです。
 一番大きいのは、風があたらないこと。
 風があると、体感温度がまったく違いますからね。
 つまり雪椿は、冬の間、厚い雪の布団をかぶって、ぬくぬくと過ごしてるわけです。
布団をかぶって、ぬくぬくと過ごしてる

 なので、雪椿を、北関東などの寒風が吹きすさぶ地域に植えると……。
 まず、枯れてしまいます。
北関東などの寒風が吹きすさぶ地域
↑高崎と渋川は、こんなに離れてますかね?

 一般的な椿より、耐寒性はずっと低いんです。
 脱線を終わります。

 ↓また銅像がありました。
『三美神』
↑「み」

 局所だけ布に覆われてるのにだけ目が行くのは、わたしだけでしょうか?
 ヒジョーに不自然に思えてなりません。
 ↓説明書きです。
『三美神』説明書き

 いまいちよくわかりません。
 “三”にどういう意味があるんでしょう?
 まさか、「三越」の“三”じゃないですよね。
 この銅像を寄贈した当時は、『新潟三越』でしたが……。
 これが今、『新潟三越伊勢丹』というわけのわからない会社になってます(Wiki)。
 デパートは一応、『三越』と『伊勢丹』が別々にあるんですよ。
 でも、5年くらいは足を踏み入れてない気がします。
新潟の『三越』前にもライオン
↑新潟の『三越』前にもライオンがいます。この前はよく通るんですけどね。

 デパートには、まったく用事がなくなりました。

 ところで、『三越』が“三井越後屋”の略称で……。
 江戸時代の、いわゆる『越後屋』だったこととは、みなさんご存じでしょうか?
三井越後屋ステーション
↑期間限定(2005年)で『日本橋三越本店』の斜め前に設置された『三井越後屋ステーション』。

 「お主も悪よのう」の『越後屋』です。
お主も悪よのう

 『新潟三越』の開店は、1980(昭和55)年。
 『三越グループ』が、地元資本の『小林デパート』を吸収し、店名を変えたんです。
小林デパート
↑昭和27年ころの『小林デパート』。てっぺんに“小林”の看板が見えます。

 “越後”の地に『三越』がないのはおかしいと思ったわけじゃないでしょう。
 なぜなら、『三越』の前身である『越後屋』と新潟は、まったく関係がないからです。

 『越後屋』を興したのは、伊勢松坂の商人・三井高利(1622~1694)です。
 1673(延宝元)年、江戸日本橋に呉服店『越後屋』を開きます。
 間口9尺(2.7メートル)の小さな借り店舗だったそうです。
「裏店(うらだな)」
↑いわゆる「裏店(うらだな)」だと思います。

 それではなぜ、伊勢商人の三井高利は、屋号を『伊勢屋』にしなかったのでしょう?

 江戸の俗諺に、「伊勢屋稲荷に犬の糞」というのがありました。
 江戸に多いものを語呂良く並べた、はやり言葉のようなものです。
 早い話、そこら中『伊勢屋』だらけだったわけです。
スーパー銭湯『大江戸温泉物語』の宿泊施設
↑東京お台場にあるスーパー銭湯『大江戸温泉物語』の宿泊施設。

 間口9尺の裏店が『伊勢屋』を名乗って呉服を売っても、完全埋没です。
 ということで、別の屋号を考えたんだと思います。

 では、なぜ『越後屋』にしたかと云うと……。
 高利の祖父である高安が、三井越後守(えちごのかみ)を名乗ってたからです。
 すなわち、祖父は武士だったんですね。
 高利の父である高俊(こちらも読みは“たかとし")が武士を捨て……。
 町人となって、商いを始めたんです。
 昔の「守(かみ)」や「介(すけ)」は名乗りと云って……。
 まった縁もゆかりもない土地の名を名乗れたことは、以前にも書きました。
 吉良上野介と群馬県は、何の関係もないのです。
月形龍之介演じる吉良上野介
↑月形龍之介演じる吉良上野介。歴代最高の上野介と云われます。

 脱線を終わります。

 ↓ホーム階へのエスカレーターです。
ホーム階へのエスカレーター
↑「み」

 人がいないわけではなく、誰もいないタイミングを待って撮りました。

 ↓わたしが乗る『とき312号』は、すでに入線してました。
『とき312号』は、すでに入線してました
↑「み」

 でもまだ、扉は開きません。
 この車両は、『東京』を6:08分に出た『とき301号』じゃないでしょうか。
 共に10両編成の「E2系」ですから、間違いないと思います。
 『とき301号』の新潟着は、8:13分。
 わたしが、↑の写真を撮ったのは、8:30分でした。
単独旅行記Ⅴ・総集編(1)目次北海道に行こう!
 『東北に行こう!』の途中ですが……。
 またもや、恒例となりました「特別報告番組」を挟ませていただきます。
 わたしが実際に行った旅行記です。
 尊敬する作家・島尾敏雄の『単独旅行者』から題名を拝借し……。
単独旅行者

 『単独旅行記』と銘打っております。
 文字どおりの一人旅。
 今年でもう、5回目となりました。

 今年の旅行は、これまでの4回とは、大きな違いがひとつだけありました。
 日程です。
 これまではすべて、5月下旬に行ってました。
 それが今年は、1ヶ月遅れの6月下旬となったのです。

 それではまず、これまで日程を5月にしてたかのご説明から。
 日本には、春夏秋冬の季節があります。
日本には、春夏秋冬の季節があります

 まずは、どの季節を選ぶかになります。

 夏は避けたいですね。
 まず、暑い。
 汗みずくで歩くのは、楽しくありません。
汗みずくで歩くのは、楽しくありません

 さらに、夏休みなどで家族連れも多く旅行するでしょう。
 バカンスの外人も来る。
 交通機関や宿の予約も取りづらいうえ、料金が割高に設定されてたりします。
 よって、夏は却下です。
夏は却下

 続いて、秋。
 旅行するには、一番良い季節だと思います。
 涼しい上に、お天気も安定してます。
涼しい上に、お天気も安定してます

 それじゃ、なぜ秋にしないのか。
 それはひとえに、秋が冬を待つ季節だからです。
 太平洋側の人には、気持ちが伝わらないと思いますが……。
 日本海側に住む者にとって、秋は憂鬱な季節なんです。
秋は憂鬱な季節

 なぜなら……。
 もう少ししたら、あの冬がやってくるからです。
 旅行を秋にした場合……。
 帰るときの気分は、おそらく最悪です。
 楽しいことはすべて終わってしまって……。
 後はもう、暗黒の冬を待つだけになってしまうんですから。
 ということで、秋も却下。
道にうんこが落ちてるとしか思えないほど臭い
↑ギンナンです。道にうんこが落ちてるとしか思えないほど臭いです。

 続いて、冬。
 これは、太平洋側への旅行であれば、むしろ一番の適期だと思います。
 高い確率で晴れが期待できますから。
高い確率で晴れが期待できます

 『江戸東京たてもの園』など、野外の施設を訪ねるには最適でしょう。
 落葉樹が葉を落としてますから、建物などはとても見やすくなります。
木が葉を茂らせてたら、だいぶ視界が遮られる
↑手前の木が葉を茂らせてたら、だいぶ視界が遮られると思います。

 それでは、なぜ冬にしないのか。
 それは、新潟の交通機関の運行が予測できないからです。
 上越新幹線はまず大丈夫でしょうが……。
 それに乗るためには、新潟駅まで在来線を利用しなくてはなりません。
 これが、ヘタすると止まってしまうんです。
背後にうっすらと見えてるのが新潟駅
↑背後にうっすらと見えてるのが新潟駅。2018年1月。積雪は80㎝を越えました。

 万全を期すためには、新潟駅周辺で前泊しなければなりません。
 東京から帰ったときも、新潟駅からの在来線が動いてなかったら最悪ですよ。
 大荷物を背負って呆然としてる自分を想像すると、背筋が寒くなります。
何かにすがらなければ立っていられない
↑何かにすがらなければ立っていられないでしょう。

 ということで、冬も却下です。

 となると、残りは春しかありません。
 3月、4月、5月。
 しかし、この時期にもまた問題があります。

 まず、3月ですが……。
 わが社の決算が、3月なんです。
 そのため、3月は各事業所を回って……。
 現金の残高が出納帳と合ってるかとか、金庫鍵が規則どおり運用されてるか等々を調べて来なくてはなりません。
ダイヤル番号を紙に書いて、金庫の扉に貼ってた
↑ダイヤル番号を紙に書いて、金庫の扉に貼ってたバカ者もいました。

 事業所は、本社以外に20カ所くらいあります。
 1日に1,2カ所ずつ、事業所とスケジュールを調整しながら回ります。
 ほとんど、丸1ヶ月かかるんです。
 当然、デスクワークに皺寄せが来ます。
デスクワークに皺寄せ
↑これはちょっとオーバーですが。

 年休を取って旅行に行くなど、とうてい考えられません。

 続いて、4月。
 スケジュールが合わなかったりで、3月に行けなかった事業所を回ります。
 あと、決算申告に備えて、勘定科目ごとの内訳書を作らなければなりません。
勘定科目ごとの内訳書

 とても、連続する年休は取れません。

 5月。
 決算関係でまとめた書類は、4月末に経理事務所に渡してしまいます。
 そしたら、5月はヒマかというと、そうはいきません。
 まず、初旬にいきなりゴールデンウィークがあります。
ゴールデンウィークを終えた到着ロビー
↑成田空港。ゴールデンウィークを終えた到着ロビー。やだやだ。

 当然、仕事が先送りになります。
 さらに、決算書をまとめてる経理事務所から、わたしが作った書類についての質問の電話が来ます。
 即答しないと、むこうの業務が滞ったりするので……。
 わたしは出来るだけ会社にいなければならないのです。
こんなに喜んでは出ません
↑こんなに喜んでは出ません。たいてい悪い電話です。

 でも、5月の下旬過ぎには、決算書がまとまります。
 ここまで来れば大丈夫です。
 なので例年、5月の最終週の木・金で旅行に行ってました。
 2014年は、5月29・30日。
 2015年は、5月28・29日。
 2016年は、5月26・27日。
 2017年は、5月25・26日。
 しかし今年は、5月24・25日です。
しかし今年は、5月24・25日です
↑これが来年は、5月30・31日になります。月末日に行けるかな……。

 5月24日では、まだ決算書が確定していない可能性が高いんです。


 そんなとき無理して東京に行っても、何か起きてるんじゃないかと不安で、心底楽しめません。

 例年、少し無理して5月の最終週の木・金を旅行日にしてたのは……。
 もちろん、梅雨入り前に行きたかったからです。
 どうせ行くなら、良いお天気のときに行きたいです。
良いお天気のときに行きたい

 しかし、今年は難しい。
 さらに、おととし、去年と、かなり無理して5月の日程にしたのに……。
 2年続けて雨に祟られました。
雨に祟られました

 去年の2日目の朝なんて、土砂降りでしたからね。
ホテルの窓から撮った写真
↑昨年、2日目の朝、ホテルの窓から撮った写真です。

 でも、2年続けての雨で、気づいたことがありました。
 雨は、そんなに苦にはならないということです。
 わたしはリュックを背負って行くので、傘を差しても片手が空きます。
 スマホもカメラも操作できるのです。
傘を差しながらの写真
↑去年の2日目、ホテルを出たところ。傘を差しながらの写真です。

 キャリーバッグでは、傘を差したら両手が塞がってしまいます。
傘を差したら両手が塞がってしまいます
↑こんなにニコニコできる気分ではないはず。

 写真を撮りたいときは、バッグから手を離してカメラを取り出さなければなりません。
 わたしは、キャリーバッグを使ったことがないので、よくわかりませんが……。
 坂道で手を離したりすると、走り出したりしないんですかね?
 ま、今後とも使うつもりはないので、いらん心配ですが。
スーツケース型電動バイク
↑スーツケース型電動バイク。中国人男性が、10年かけて開発したとか。

 ということで、旅行の日程は、梅雨の真っ只中に決めました。
 梅雨明け後じゃ、暑すぎますから。
 熱暑の中歩くのは、雨より避けたい状況です。
熱暑の中歩くのは、雨より避けたい

 毎月、前半は忙しいので、一息つける下旬の木曜・金曜に決め……。
 年休の届けも早めに出しておきました。
年休の届けも早めに出しておきました

 というわけで、日程は決まったのですが……。
 どこに行くかは、まだ決めてませんでした。
 でも、交通機関と宿の手配だけは、早めにしなければなりません。
 交通機関は、新幹線か高速バスになりますが……。
交通機関は、新幹線か高速バスになります

 バスは時間がもったいなすぎるので、新幹線に決めました。

 となると、出来るだけ速い新幹線にして、高速バスとの差を広げたいところです。
 ぴったりの便があるんです。
 新潟9:04分発の『とき312号』。
新潟9:04分発の『とき312号』

 この便は、なんと『大宮』にしか停まりません。
 『上野』にも停まらないんです。
 『東京』着は、10:43分。
 所要時間、1時間39分です。

 高速バスは、5時間17分もかかります。
高速バスは、5時間17分もかかります

 3時間38分も違います。
 これくらいの差があれば、ちょっとくらい高くても納得できます。

 しかしこの『とき312号』、わたしの大好きな2階建ての『Maxとき』ではありません。
2階席が高いです
↑2階席が高いです。16両編成時の定員は1,634名。これは、高速車両としては世界最大です。

 キャパが劣ります。
 指定を取っておかなければ、窓際に座れない恐れがあります。

 というわけで、昨年も使った『JR東日本』の『えきねっと』で予約することにしました。
 ところがこれが、驚きの結果でした。
 なんと、30%も安く購入できたのです。
なんと、30%も安く購入できたのです
↑これです。

 平日の便だからでしょうね。
 『新潟-東京』間を、普通に指定席で取った場合の料金(乗車券+特急券)は……。
 10,370円です(6月の月曜~木曜は200円安くなります)。
 これがなんと、3割引の7,250円で買えてしまったのです。
 大ラッキーでした。
 高速バスは、5,100円です(出発時間により変わります)。
高速バスは、5,100円です
↑わたしが乗った便は、いずれもB運賃でした。

 新幹線と高速バスの料金の差額は、2,150円。
 これで、所要時間が3時間38分も違うんですよ。
 迷う余地はナッシングです。

 さて。
 わたしが選んだ座席です。
 『えきねっと』は、もちろん座席を選んで買えます。
 新幹線は、通路を挟んで、2列席と3列席に分かれてます。
通路を挟んで、2列席と3列席に分かれてます

 わたしは、3列席の窓際を選びました。
 1人旅の人が指定席を選ぶ場合、↓の順で埋まって行くと思います。

●3列席の窓際⇒2列席の窓際⇒3列席の通路側⇒2列席の通路側⇒3列席の真ん中

 3列席の真ん中は、左右を挟まれて窮屈ですから、出来れば避けたいわけです。
真ん中の座席は、両サイドより3㎝広く作られてる
↑実は、真ん中の座席は、両サイドより3㎝広く作られてるそうです。それでもねー。

 ということは、満席に近くならない限り、3列席の真ん中は埋まらない可能性が高いわけです。
 となると3列席は、窓側と通路側が埋まり、真ん中が空くことになります。
 ゆったりとした旅が期待できます。

 しかし、新幹線の1人旅には、あるリスクが伴います。
 それは、座席を回転させられることです。
座席を回転させられること

 3人連れの客が、2列席の前後に席を取った場合……。
 対面ボックス席にされる可能性があるわけです。
対面ボックス席にされる可能性

 4人連れの旅であれば、2列席の前後を取るでしょう。
 3列席の前後を選ぶとしたら、5人連れと考えられます。
 昨今、5人連れの旅はほとんど無いと思います。
 すなわち、3列席が回転させられる可能性は、たいへん低い。
3列席が回転させられる可能性

 でも、2列席では回転リスクがあります。
 その場合、4人掛けボックス席で1人だけが他人の関係になり、はなはだ居づらいです。
 ボックス化することを断ることも出来るのでしょうが……。
ボックス化することを断る

 わたしには出来ません。
 その3人が、わたしをほったらかしにしてくれれば、まだいいんです。
 わたしに悪いと思って、いろいろ気を使われるとかえってやっかいです。
 おばちゃんたちだったりすると、ミカンを勧められたりするだけならいいとして……。
ミカンを勧められたりする

 ヘタすれば、「あんた独身なの、そしたらいい人紹介するわ」とかいう流れにならないとも限らない。
そしたらいい人紹介するわ

 かくして、2列席には恐るべき落とし穴が存在するわけです。
 前後が3人連れかどうかは、当日になってみないとわかりませんからね。
このくらいガッカリするかも
↑このくらいガッカリするかも……。

 というわけで、3列席の窓側が取れたのは、わたしにとって完璧でした。

 しかし、行きの3列席には、1つだけリスクがありました。
 3列席は、進行方向左側なんです。
 行きは、新潟から東京に南下することになります。
新潟から東京に南下することになります

 南を向いた左側と云うことは、窓は東側ということです。
 行きは、当然のことながら午前中です。
 すなわち、お天気が良かった場合、お陽さまがサンサンと差しこむわけです。
お天気が良かった場合、お陽さまがサンサンと差しこむ
↑パソコンまで使う気はありません。

 わたしは写真を撮りたいので、日除けは下ろしません。
写真を撮りたいので、日除けは下ろしません

 これは、かなり辛いと思われます。
 さらに、前の乗客が日除けを下ろすと、画角も一部遮られます。
 でも、あえて、3列席を選んだのは、ひとえに6月下旬という季節だからです。
 梅雨の真っ只中ですから、天候が悪い確率が高いわけです。
こんな状態だと、写真どころじゃありませんが
↑こんな状態だと、写真どころじゃありませんが。

 こればっかしは賭けになりますが、晴れればその後の旅が楽しくなるわけですから……。
 それとバーターで受け入れればいいと思いました。

 さて。
 行きの列車の予約は済みました。
 わたしは、帰りはいつも自由席にしてました。
帰りはいつも自由席

 時間に縛られたくなかったからです。
 指定席を取ってしまうと、必ずその便に乗らなければなりません。
 でも、2日目の行程が、思いがけず時間を取るかも知れないし……。
 逆に、体調が悪くなって、早く帰りたくなるかも知れない。
こういう「体調不良」
↑わたしの場合、こういう「体調不良」も大いに考えられます。

 ということで、安全策として自由席にしてたわけです。
 でも、帰りの便でも、どうしても窓際に座りたいです。
 それでこれまでは必ず、発車の30分くらい前からホームで並んでました。
発車の30分前くらいからはホームで並んでました

 考えてみれば、これも無駄な時間です。
 指定席を取っておけば、発車ギリギリで乗りこんでも座れるわけです。
発車ギリギリで乗りこんでも座れる

 もちろん心配性のわたしが、そんな綱渡りを選択するとは思えません。
 ホームには、早く着くでしょう。
 でも、30分間に行ったとして、指定席があれば並ばなくてもいいんです。
 ということは、写真が撮れる。
 自分が乗る新幹線の顔は、少なくとも撮っておきたい。
いろんな顔があります
↑いろんな顔があります。

 隣のホームの新幹線も撮れます。
隣のホームにはたいがい、北陸新幹線
↑隣のホームにはたいがい、北陸新幹線が入ってます。

 自由席では並ぶのが優先で、とても心穏やかに写真を撮ってはいられません。

 ということで、帰りも指定席を取ることにしました。
 でも、金曜日の午後の便には、残念ながら30%引きはありませんでした。
 それでも、10%引きで買えました。
 定価10,570円(金曜日は200円高)の10%引きで、9,500円でした。
 わたしは以前、会社で買っていた6枚綴りの回数券を、実費で譲り受けて使ったことがあります。
6枚綴りの回数券

 自由席にのみ乗れる切符が、6枚綴ってあります。
 値段は、58,620円です。
 1枚当たりにすると、9,770円になります。
 つまり今回は、自由席の回数券より安く指定席が取れたというわけです。
 万々歳です。
 今後も、『えきねっと』のお世話になることにします。

 なお、切符の受け取りは、駅の券売機で出来ます。
 地方の駅だと出来ないかも知れません。
 このあたりは、要確認です。
 わたしの場合は、『新潟駅』で出来るので問題ありません。
切符の受け取りは駅の券売機で出来ます

 『えきねっと』からの切符が受け取れる券売機は、横断幕で表示されてます。
券売機は、横断幕で表示
↑新潟駅万代口です。先日確認したところ、こういう表示はなくなってました。

 操作に手間取って後ろの人に迷惑をかけると嫌なので、空いてるときに使いたいです。
こんなになってたら、そもそも並ぶ気になりません
↑こんなになってたら、そもそも並ぶ気になりません。

 平日の朝は、券売機は混んでません。
 ほとんどの人が定期券で、切符を買って乗る人が少ないからでしょうね。
 出張の人は、あらかじめ切符を持ってますし。
 たいがい、誰も並んでない券売機があります。
たいがい、誰も並んでない券売機があります
↑新潟駅の様子。いつもだいたい、こんな感じです。手間取り放題。

 操作は、決して難しくありません。
 画面で『えきねっと』からの受け取りを選択し……。
 決済用に登録したクレジットカードを挿入するだけです。
これなら、メニューを選択する必要もないですね
↑『東京駅』です。これなら、メニューを選択する必要もないですね。

 画面上に予約した便が表示されるので、間違いのないことを確認し決済ボタンを押します。
 料金はクレジット決済ですので、お金を入れる必要はありません。
 切符が発券されるので、取り忘れないようにすればいいだけです。
 ほとんど、Suicaのチャージと同じくらいの時間で終了します。
 くわしくは、こちらをご参照ください。

 さて。
 往復の切符は手配できました。
 続いて、宿です。
 実はこの段階ではまだ、全体の行程は決めてませんでした。
 でも、2日目の始点が『上野』になりそうなことだけは、ぼんやりと意識してました。
上野

 ということで、宿は『上野』周辺に取ることにしました。
 目的地の近くに宿を取れば、翌朝、ゆっくりと出発できるからです。

 というわけで、上野駅周辺でビジネスホテルを検索。
 選ぶ要素のひとつとして、近くにスーパーマーケットがあることが重要です。
 夕食と翌朝の朝食を買わなければなりませんから。
夕食と翌朝の朝食を買わなければなりません

 夕食とその後の酒タイムには、ビールとロックアイスが欠かせません。
ロックアイスが欠かせません
↑これだけでも結構な荷物です。

 すなわち、大荷物になります。
 リュックは、旅行荷物で満杯で……。
 それ以上何も入らないことは、これまでの経験からわかってます。
これじゃ夜逃げです
↑こんなリュックならいくらでも入りますが……。これじゃ夜逃げですよ。

 そうそう、今回は、リュックを変えたのです。
 昨年までは、ホームセンターで買った1,000円くらいのリュックを使ってました。
 機能的には、何の不満もありませんでした。
 でも……。
 年に1度の旅行に、1,000円のリュックを背負っていくのでは、喜びが乏しいです。

 というわけで、新しいリュックを買うことにしたのです。
 でも、お金は出してません。
 なぜか?
 もちろん、万引きしたわけじゃありませんよ。
万引きしたわけじゃありません

 『Mikiko's Room』は、2018年の5月に10年目を迎えました。
 始めたのは、今の会社に入った翌年なんです。
 つまり、会社の方が1年早く勤続10年を迎えたわけ。
 うちの会社は、勤続年数の区切りごとに、カタログギフトをくれるんです。
 5年目で、5千円。
 このときは日本酒に交換して、お正月に飲みました。
至福の時よ
↑至福の時よ。

 で、10年目は、1万円なんです。
 これもお酒にしてしまおうかとも思ったんですが……。
 勤続10年は、消え物ではなく、記念的なものに換えたい気が置きました。
 で、1万円コースのカタログをめくってたら、リュックが目にとまりました。
1万円コースのカタログをめくってたら、リュックが目にとまりました
↑アウトドア用品などもけっこう揃ってました(画像はわたしが貰ったカタログではありません)。

 ホームセンターの1,000円のリュックとは、やはり見た目の質感が違います。
 値段が10倍なんですから、当然ですが。
 リュックが届いたのは、去年の年末くらいだったでしょうか。
 ショルダーパッドの厚みが、ホームセンターのものとは比べものになりません。
 外側はシックなデザインですが、内側はビビッドな色使いなところも気に入りました。
 お見せしたいところですが……。
 わたしを特定される恐れがあるので、止めておきます。
わたしを特定される恐れがあるので、止めておきます
↑もちろん、こんなのではありません。

 さて。
 ホテルの選定にあたっては……。
 スーパーマーケットが近くにあることが重要だという話に戻ります。
 新しいリュックは、パソコン収納部の緩衝材などが厚いため……。
 ペラペラのホームセンターリュックより、キャパシティ面ではやや劣ります。
 すなわち、リュックは旅の荷物で一杯になることは明らかでした。
 夕食と翌朝の朝食は、手に持って歩くことになります。
夕食と翌朝の朝食は、手に持って歩くことになります
↑ネギは買いません。

 スーパーマーケットとホテルが遠いと、かなり辛い行軍になりそうです。
 道に迷ったりしたら最悪です。
台湾で道に迷うガンダム
↑台湾で道に迷うガンダム。

 というわけで、至近距離にスーパーがあってほしいです。
 Googlの地図で、上野周辺のホテルとスーパーを別々に表示させ(同時に表示させる方法があるのでしょうか?)……。
 近い位置にある一組を探します。
 比較的簡単に見つかりました。

 ホテルは、『ホテルマイステイズ上野入谷口』。
 歩いて2,3分の場所に、『マルエツ東上野店』があります。
ホテルマイステイズ上野入谷口

 お酒も扱ってるスーパーであることを確認。
 ホテルは、『楽天トラベル』などより、ホテルのホームページからの値段の方が安かったので、直接ホテルのサイトで予約しました。
 安い部屋は「喫煙」でしたが……。
 臭いがほとんど気にならないことは、これまでの経験で学習済みです。
 もちろん、素泊まりです。
 翌朝の朝食は、ホテルでは食べません。
 朝食込みの値段だと損した気になるので……。
 別料金であることを確認しました。

 なお、『ホテルマイステイズ上野入谷口』には、朝食を摂れる施設がありません。
 でも、朝食付きのコースがあります。
 一昨年泊まった『ホテルリブマックス日暮里』もそうでした。
 こちらは、すぐ近くに『松屋』があり、そこで朝食を摂るシステムでした。
 でも、『ホテルマイステイズ上野入谷口』はそうではありません。
 実は背中合わせに、系列の『ホテルマイステイズ上野イースト』が建ってるんです。
ホテルマイステイズ上野イースト

 こちらのホテルで、朝食を摂るシステムになってます。
 ではなぜ、『ホテルマイステイズ上野入谷口』で朝食が摂れないかというと……。
 食堂が無いからです。
 なぜかというと、ここは当初、ホテルではなかったのです。
 ウィークリーマンションでした。
 それを買い取って、ホテルにリノベーションしたんですね。
 わたしは部屋で朝食を食べるので、食堂が無くてもいっこうに困りません。

 チェックインは、15時。
 いくらなんでも、これより早くホテルに入りたくなることはないでしょう。
 チェックアウトは、11時。
 これも、問題なしです。
 あと、大事なチェックポイントは、まずシャワートイレかどうか。
 でも昨今、東京の普通のビジネスホテルで、この設備がないところの方が珍しいでしょう。
 ここにも、問題なく付いてました。
 さらに、無料のインターネットが使えるとなお良いです。
 無くても、スマホのテザリングで繋ぐので構いませんが。
 こちらも大丈夫でした。
 無線LANと有線LAN、共に装備あり。
無線LANを使うためには、パソコンに無線の子機が付いている必要があります
↑無線LANを使うためには、パソコンに無線の受信機が付いている必要があります。

 これだけそろってれば問題なしです。

 ただ、注意書きに、近隣で工事が行われており……。
 18時までは、騒音と振動がある可能性があるとありました。
 でも、18時までなら、特に問題はありません。
 テレビが聞こえないほどじゃないでしょう。
 ということで、予約決定。
 宿泊料金は、5,985円(税込・サービス料込)でした。

 迷うのは、クレジットで決済してしまうかどうか。
クレジットの明細書を見ないようになって何年になるでしょう
↑クレジットの明細書を見ないようになって何年になるでしょう。

 クレジット決済にすると、もしキャンセルすることになった場合……。
 手続きが面倒そうです。
 なので去年は、当日の現金払いにしました。
 5月末で、決算の進捗状況が予断を許さない時期だったからです。

 でも今年は、6月下旬。
 突発的に東京に来れなくなるとしたら、自分や家族が死ぬかとかですが……。
突発的に東京に来れなくなるとしたら、自分や家族が死ぬかとか

 こんな心配までしてたら何も出来ません。
 ということで、クレジットで決済してしまいました。
 切符も宿代も支払い済みで、交通機関はSuicaで大丈夫。
 現金は、夕食の買い物するお金だけ持っていけばいいわけです。
 身軽な方が良いでしょう。
身軽な方が良いでしょう
↑身軽なパンダ。

 ということで、切符と宿の手配は完了。
 あとは当日を待つだけですが……。
 なんと、まだどこを回るか、予定が立ってませんでした。
まだどこを回るか、予定が立ってませんでした

 昨年、『単独旅行記Ⅳ』のテーマは、『路線バスと昭和を巡る旅』でした。
『昭和レトロ商品博物館』
↑「み」。最初に訪ねた『昭和レトロ商品博物館』。ここは正直、ショボかったです。

 このときの「路線バス」は『青梅』から『花小金井』までの長距離路線で、とても楽しみにしてたんですが……。
 思いのほか、楽しくありませんでした。
 郊外過ぎて、景色が単調だったんですね。
綺麗に手入れされたお庭は見事でした
↑「み」。綺麗に手入れされたお庭は見事でしたが。

 ということで、今年は路線バスには、ちょっと触肢が伸びませんでした。

 昨年の2日目は、「昭和」のテーマを突き詰めすぎ、3カ所も見学施設を回りました。
松戸市立博物館
↑「み」。2日目、雨の中最初に訪ねた『松戸市立博物館』。ここはお勧めできます(ただし、団地好きに限る)。

 2日目は、午前中の半日だけです。
 そこで3カ所は、さすがに欲張りすぎだと感じました。
 慌ただしさがまた、楽しかったですけどね。

 で、今年ですが……。
 2日目は、じっくりと見学できる1カ所にしようと決めました。
 宿泊場所に選んだように、ターゲットは『上野』です。
上野

 『上野』ではおととし、『国立科学博物館』を見学し、とても満足しました。
イノシシとシカが並んでると、どうしても花札を連想してしまいます"
↑「み」。『国立科学博物館』の展示。日本の猪と鹿です。ぜひ、蝶もほしいところですね。

 でも、まだ大物が残ってます。
 『東京国立博物館』と『上野動物園』です。
 今回は、悩みませんでした。
 なぜなら、旅行に行く時期が梅雨の真っ只中ですから。
 雨の中での野外施設の見学は、ちょっと避けたいところです。
雨の中、野外施設の見学は、ちょっと大変

 ということで、2日目の『国立科学博物館』は、比較的あっさり決まりました。

 さて、次は1日目です。
 今年のテーマは、何にしましょうかね?
 『国立博物館』は、日本の歴史がテーマです。
こういう本で勉強したかった
↑面白そうですね。こういう本で勉強したかったな。

 ここで、はたと思いつきました。
 2日目のテーマが、「日本の歴史」なら……。
 1日目のテーマは、「自分の歴史」ではどうだろうかと。
人に歴史あり
↑人に歴史あり。ほんまかー?

 「歴史」は大げさですが、早い話「過去」です。
 『過去を巡る旅』。
 1日目は、「自分の過去」。
 2日目は、「日本の過去」。
 これで、テーマに関連性が出来ました。

 わたしは、東京に10年間住んでました。
 今思えば、たった10年だったんだなぁと感じずにはおれません。
 なにしろ、『Mikiko's Room』を始めてから、もう10年経ってしまったんですからね。
 この間しか、東京にはいなかったわけです。
 でも、この10年は、自分の歴史の中で、とても稠密な時間を過ごした期間でした。
 住んだのは、大田区、渋谷区、中野区、そしてまた渋谷区。
住んだところ

 4カ所です。
 勤めた会社は、渋谷区、三鷹市、新宿区、港区。
勤めたところ
↑「三鷹」は実際の位置ではありません。

 会社は3カ所でした。
 最後の会社は、新宿区から港区に移転したのです。

 ところで……。
 「大田区」は、つい「太田区」と書いてしまいがちです。
 でも、1文字目は「太」ではなく、「大」なんです。
 なぜかと云うと……。
 「大田区」は、「大森区」と「蒲田区」が合併して出来た区だからです。
「大田区」は、「大森区」と「蒲田区」が合併

 「大田区」の「大」は、「大森」の「大」なんですね。

 実はおととし、中野区で住んでたところへは行って来ました。
駅前から続く商店街
↑「み」。西武新宿線『都立家政』駅前から続く商店街。

 今年は、最初に住んだ大田区に行きたかったのですが……。
 大いなる障壁がありました。
 住所がわからなくなったんです。
 昔の手紙類などは取ってあるはずなんですが……。
 ありかがわからない。
友達とは、便箋に書いた手紙をやり取りしてました
↑こんなに古くはありませんが……。友達とは、便箋で書いた手紙をやり取りしてました。

 家中を探すことを考えただけで気が萎えます。

↑坂口安吾の部屋。さすがにわたしの部屋は、ここまでではありません。

 東京ではパソコンを持ってなかったので、電子媒体のデータが無いんです。
 最後に住んでたマンションは現存してたので、ここだけは住所がわかりました。
 ということで、住んでたところではここを見学することに決定。
決定

 会社の方は、このマンションとセットということで……。
 そこから通った、最後の会社の新宿区時代のオフィスビルを見ることにしました。
 なぜか、この会社の住所だけは、パソコンに入ってたんです。
 何か書類が出て来たときに、打ちこんでおいたのかも知れません。
 Googleのストリートビューで、見覚えのあるオフィスビルがあることを確認。
 入口の扉なんか、記憶のまんまでした。
入口の扉なんか、記憶のまんまでした
↑イメージです。

 ということで、最初は新宿区の会社を見学し……。
 そのまま徒歩で、渋谷区のマンションを訪ねることにしました。
 渋谷区といっても、新宿区との境目で、駅はむしろ新宿駅が近いのです。
 位置的にいうと、西新宿の高層ビル街のさらに西にあたります。
西新宿の高層ビル街のさらに西

 当時も、新宿駅近くの会社まで、毎日、歩いて通ってました。
毎日、歩いて通ってました
↑イメージです。

 しかし、初日がこれだけでは、時間が余りそうです。
 いろいろと経路を考える中で思いついたのが、アルバイト先でした。
 会社に勤める前、ほんの1ヶ月程度ずつ2年間、アルバイトをしてたところがあるのです。
 大手の学習出版社でした。
 そこを見たあと、当時、幾度か足を伸ばした経路でJRの駅まで歩き……。
 『上野駅』まで電車で移動。
 おそらくそれでも時間が余ると思うので……。
 上野にある小規模な施設を見学することにしました。
 その足で、『スーパーマルエツ東上野店』に行き、ホテルに入る。
 17:30分ころと想定しました。
ホテルマイステイズ上野入谷口
↑ホテルのホームページに掲載された外観画像です。

 てなわけで、やや泥縄ですが予定が立ちました。
 あとは、出発を待つばかりです。

 しかし今回は、前年までとは、ひとつだけ違ってるところがありました。
 わたし自身の問題ではありません。
 新潟駅が変わったんです。
 今年の4月から、在来線の大部分が高架ホームになったのです。
在来線の大部分が高架ホームになった
↑地上ホーム「1~4」番線が、高架ホーム「2~5」番線になりました。地上ホーム「8・9」番線はまだ残ってます。

 昨年までは、在来線はすべて地上ホームで……。
 3階の新幹線ホームとはまったく離れてました。
高架化前の構内図
↑高架化前の構内図。水色の在来線ホームと青色の新幹線ホームは離れた場所にありました。

 なので、在来線から新幹線に乗り換える場合……。
 一旦、在来線の改札を出て、改めて新幹線の改札に入る方式となっていました。
 ところが今年からは、在来線と新幹線が、同じ高さの高架ホームとなったのです。
 在来線ホームと新幹線ホームは、階段下の改札階にある乗り換え改札機で通じています。
乗り換え改札

 つまり、駅の外に出ることなく、乗り換えが出来るわけです。

 しかし!
 ここで、疑問が生じます。
 わたしは、新潟駅までは在来線に乗ってきます。
 毎日の通勤経路なので、当然、定期を持ってます。
 定期はSuicaと一体になったもので、改札機に翳すだけで通れます。
定期はSuicaと一体になったもの
↑こういうやつ。

 とても便利な定期ですが、怖い面もあります。
 以前、更新を忘れてたことがありました。
 ところが、気づかなかったんです。
 改札は、普通に通れてたましたから。
 定期が切れてからの料金が、Suicaにチャージしてある金額から落とされてたんですね。
常に2,000円~3,000円はチャージしてある
↑わたしはバスにも乗るので、常に2,000円~3,000円はチャージしてあるのです。

 ま、多少割高になったというだけで、莫大な損失というわけじゃありませんでしたけど。
 今は、更新日には気をつけるようにしてます。

 で、問題は、在来線から新幹線に乗り換える場合……。
 まず、Suicaの定期を精算しなくてはなりません。
Suicaの定期を精算

 と同時に、新幹線の切符を通して新幹線乗り場に入場しなければなりません。
新幹線の切符を通して

 自動改札機が、縦に2つ連結されており……。
 「在来線の精算→新幹線乗り場への入場」となってるのなら、問題はないのです。
 でも、自動改札機はどう見ても、そんな重連機関車みたいにはなってません。
『トワイライトエクスプレス』を牽引する重連の『DD51』
↑今は亡き『トワイライトエクスプレス』を牽引する重連の『DD51』。かっちょえー。

 どうやって、2つのことを、ひとつの改札機ですればいいのか不明です。
 当日、もし失敗してしまった場合……。
 大きくつまずくことになります。
 立ち会いで変わられるようなものです。
 ヘタすれば、そのままバッタリ四つん這いということも考えられます。
新横綱『鶴竜』が、まさかの立ち会い変化
↑2014年夏場所、新横綱『鶴竜』が、まさかの立ち会い変化。相手の平幕『宝富士』は、初日から7連敗中でした。

 新幹線の切符が没収され、返って来なかったら……。
 後悔してもしきれません。
このくらいがっかりします
↑このくらいがっかりします。
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