Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ:単独旅行記 > Ⅴ・総集編
 払子側が残ってないのは……。
 おそらく、球形の接合部は、木製か骨製だったんじゃないですか。
「ブリッジピン」というギターの部品
↑「ブリッジピン」というギターの部品のようです。牛骨製。

 石を丸く加工するのは大変です。
 しかも、払子を付ける穴まで抉らなければなりません。
 重いし。
 ということで、木か骨で造った。
 当然それらは、朽ちて失われてしまう。
 ということで、証拠が残らないんです。

 でも、わたしの脳裏には、ありありと映像が浮かびます。
 劣勢の中、顔色を変え……。
 馬上で、兜の払子の角度をひょいと変えてる将軍の姿が。
馬上で、兜の払子の角度をひょいと変えてる将軍

 ↓家形の埴輪です。
家形の埴輪
↑「み」

 ↓さまざまな形があります。
さまざまな形
↑「み」

 ↓これなんか、「家形飾環頭柄頭」に付いてた家に似てますね。
「家形飾環頭柄頭」に付いてた家に似てます
↑「み」

 家形の埴輪が、死者と一緒に埋葬された理由には……。
 主に、2通りの説があるようです。

 ひとつは、埋葬された人の魂が宿る場所とするため。
無理矢理宿る魂
↑ムリヤリ宿る魂。

 たしかに、必ず開口部があり、中が空洞になってますよね。

 もう一つの説は、多くの家形埴輪が整然と置かれてることから……。
 生前に暮らした屋敷を再現したというもの。
生前に暮らした屋敷を再現

 死後も、生きてるときと同じ暮らしが出来るようにという、残された者の祈りでしょう。
 これは、大いにわかる気がします。

 ↓愛馬でしょうか。
愛馬でしょうか
↑「み」

 殺して一緒に墓に入れてしまうのではなく……。
 こうして、身代わりを造って合葬したわけです。
 ホッとしますね。

 ↓急にむさ苦しいものが出て来ました。
急にむさ苦しいもの
↑「み」

 ↓「3」ですから、「挂甲(けいこう)」ですね。
挂甲
↑「み」

 そもそも、「手偏に圭」という文字を初めて見ました。
 「挂甲」は、古代日本で用いられた鎧(甲)の形式のひとつだとのこと。
 「甲」は、甲冑(かっちゅう)の「甲」ですね。
 「挂甲」は、便宜的に名付けた名称で……。
 当時、そう呼ばれてたわけじゃないようです。

 ↓この埴輪が着用してるのが「挂甲」です。
この埴輪が着用してるのが「挂甲」

 鉄や革でできた小札(こざね)を……。
 縦横に、紐で綴じ合わせて作られてるとのこと。
 つまりは、「大魔神」の鎧ですよね。
「大魔神」の鎧

 わたしが撮った写真のものは、どうしてこんな状態になってるのでしょう。
 とても、役に立ちそうには見えません。
 綴じる紐が朽ちてるからでしょうか?

 ↓さっぱりわからないものたち。
さっぱりわからないものたち
↑「み」

 上のは足ヒレみたいですが、見るからに金属ですから違いますね。
 ↓どうやら、馬に付けた品々のようです。
馬に付けた品々
↑ヒレみたいなのはないようですが。

 馬は重くて、いい迷惑だと思います。

 ↓これはすぐにわかります。
鞍です
↑「み」

 鞍です。
 綺麗なものですが、なんとなく安定が悪そうです。
 静かに歩いてるときはいいですが……。
 馬が走り出したら、あっという間に滑り落ちそうです。
馬から落ちるナポレオン
↑馬から落ちるナポレオン。ほんまの画か?

 走り出さないよう、手綱を押さえる人がいたんでしょう。
 鞍にはもちろん、貴人が乗ってたわけです。

 ↓古墳時代のきのこです。
古墳時代のきのこ
↑「み」

 もちろん違うのでしょうが、説明書きを撮ってないんです。
 下の筒状の支えは、明らかに展示用でしょう。
下の筒状の支えは、明らかに展示用

 なんで、この状態で展示する必要があるのか。
 ビスケットみたいに見える笠の部分は……。
 おそらくは、木製でしょう。
 古墳の蓋ですかね?
 残念ながら、ネット検索しても情報は得られませんでした。

 ↓人形の埴輪です。
人形の埴輪
↑「み」

 縄文時代の土偶は、変人の芸術家が造った感じですが……。
変人の芸術家が造った

 古墳時代の埴輪は、素朴で民芸品のような味わいがあります。
 ↓素朴を通り越して、稚拙な感さえあります。
稚拙な感さえあります
↑「み」

 職人が造ったのでしょうか?
 右のは、犬ですか?
 アリクイみたいですけど。
アリクイ
↑ぬいぐるみです。

 わたしは、埴輪は素人が造ったんじゃないかと思ってます。
 もちろんすべてではありません。
 フル装備の馬などは、専門の職人が造ったでしょう。
フル装備の馬
↑「み」

 でも、簡単な人形は、亡くなった人の家族が自ら造ったのでは?
亡くなった人の家族が自ら造った

 つまり、自分の分身を自分で造ったわけです。
 亡くなった人が、あの世でも、家族に囲まれて過ごせるようにということです。
 あ、今、思いつきました。
 ↓これなんか、ひょっとしたら、当時の漫才師じゃないですか。
「よしなさい」を繰り出そうとしてる
↑右手は「よしなさい」を繰り出そうとしてるように見えます。

 墓の中で退屈しないよう……。
 こうしたひょうきん者も一緒に入れたわけです。

 昔は、病気に罹れば、もう祈るほかはなかったでしょう。
 でも逆に、今みたいに……。
 一縷の望みを求めて、ドクターショッピングを繰り返すような苦痛はありません。
ドクターショッピングして回る苦痛

 死は、本人も家族にとっても、あらがえないものだったのでしょう。
 だからむしろ、命を長らえようとするより……。
 死後のことを考えたんだと思います。
死後のことを考えた

 今は、ほんとうに幸せな時代なんでしょうか?

 でも、確実に今の方が優れてることがあります。
 苦痛を和らげる技術です。
苦痛を和らげる技術

 わたしは、病を治すより、苦痛を和らげる方が重要だと思います。
 これを医術の第一義としない医師は、医師じゃないと思ってます。

 また、話がズレました。
 解説を続けます。

 ↓ズレた後は、見事に大ブレ。
見事に大ブレ
↑「み」

 アル中が撮っても、ここまではブレないと思うのですが。
ここまでブレない
↑この人ならブレます。

 家のようですが、埴輪ではないみたいですね。

 こういうことがあるから……。
 ほんとうは、2枚ずつ撮っておいた方がいいのでしょう。
 枚数のメモリ容量は、十分余ってます。
 でも、バッテリーは保たないでしょう。
 予備バッテリーを持って行けばいいだけですが。
予備バッテリー

 ↓ご丁寧に、説明書きまでブレてます。
説明書きまでブレてます
↑「み」。科捜研でも解析不可能。

 発作でも起こしてたんですかね。
 しゃっくりでも出たんでしょうか。
人差し指を耳に入れてると、1分で止まる
↑人差し指を耳に入れてじっとしてると、1分で止まるそうです。ほんまか?

 でも、ブレたという自覚があれば、撮り直してたはずです。
 さっぱりわかりません。

 ↓最初は、文字を記した石板かと思いました。
敷石
↑「み」

 でも、かろうじて読めた説明書きによると……。
肉眼でも解読可能
↑「み」。こちらは肉眼でも解読可能でした。

 「敷石」でした。
 古墳時代から造られてたんですね。
 筋目に沿って、真っ直ぐ割れる石はありますからね。
頁岩(けつがん)
↑頁岩(けつがん)と読むようです。語感がイマイチです。“シェール"の方がいいですね。

 敷石のように四角い板状にするというのが、もっとも簡単な石の加工法かも知れません。

 ↓敷石と云っても、道路に使われたものではありませんでした。
道路に使われたものではありません
↑「み」

 でもこの図で、上に載ってるのが敷石です。
 つまりここは、地表部に出てたと云うことでしょうか?
 だけど、人が踏んで歩いたとは考えにくいです。
 天井石の方が相応しいのでは?

 どうも納得できないので、ネットを調べたら……。
 やはり、わたしの間違いでした。
 ↓綺麗な図が見つかりました。
「敷石」は、ホワイト板チョコ
↑「敷石」は、黒い石ではなく、ホワイト板チョコみたいなところです。

 しかし、古墳が、いかに丁寧に造られてたか良くわかりますね。
 生きてる人のものより、お金も手間もかけてたんじゃないでしょうか。
 命が儚かった時代は、あの世にこそ、ほんとの人生があると信じられてたのかも知れません。
天国とは……
↑天国とは……。毎日飲み放題で、二日酔いもしないし、肝臓も悪くならない。

 ↓故人は、アイスキャンデーが好きだったのでしょうか。
故人は、アイスキャンデーが好き
↑「み」

 もちろん、そんなことはありません。
 上は、「台石」。
 下が、「扉石残片」とあります。

 だんだん飽きてきましたね。

 ↓家のようですが……。
家のようですが……
↑「み」

 ずいぶん丸みを帯びてます。
 と思ったら、家ではありませんでした。
家ではありませんでした
↑「み」

 「陶棺」と云われても……。
 人がそのまま入れるとは思えません。
 資料を探したら、高さ13.5㎝、長さ41㎝とありました。
 骨壺なんでしょうか。

 屋根の部分は、外せるのでしょう。
 ↓ちゃんと人が長らえる大きさの陶棺もあったようです。
人が長らえる大きさの陶棺
↑高さ88㎝、長さ180㎝。

 こちらも、東京国立博物館の品のようです。
 なんでわたしは、撮ってなかったんでしょう。
 あ、わかった。
 ↓例の、大ブレ画像ですよ。
例の、大ブレ画像

 何を撮ってたかわかって、少しすっきりしました。

 ここでまた閃きました。
 小さな陶棺は、子供用ですよ。
 いや、さらに幼い子供。
 はっきり言えば……。
 死産したような場合、小さな陶棺に収めたんです。
死産したような場合

 昔の平均寿命が短いのは……。
 乳児などの死亡率が高かったからです。
明治期でも、乳児死亡率が2割近かった
↑明治期でも、乳児死亡率が2割近かったとは驚きです(現在は0.2%程度ですから、100倍です)。

 平均寿命が20代と云っても……。
 みんながみんな、20代で亡くなったわけではありません。
 何割かの人は、ごく普通に70歳くらいまでは長らえたと思います。
一部の人は、70歳くらいまでは長らえた

 でも、乳児の死亡率が高かったので……。
 均すと、平均寿命が20代になったりするわけです。

 古墳時代なども、死産や乳児での死亡率は高かったのでしょう。
 なのでおそらく、そうした子供たちのための小さな陶棺は……。
 既製品として売られてたんじゃないでしょうか。
乳児の棺に相応しい、かわいいお家
↑乳児の棺に相応しい、かわいいお家です。

 亡くなってから造ったんじゃないと思います。
 さまざまな大きさの陶棺が並んだ工房が目に浮かびます。
 今の小売店のようなものはなく……。
 そうした工房から、直接買ったんじゃないでしょうか。

 ↓これまた愉快そうな人形埴輪です。
愉快そうな人形埴輪
↑「み」

 ↓説明書きは、ブレブレでまったく読めません。
説明書きは、ブレブレ
↑「み」

 いろいろ探したら……。
 「盾持人(たてもちびと)」となってるようです。
 盾を持ってると云うことは、兵士ですか?
 なんで笑ってるんでしょう?
 盾を背負ってる姿のようです。
 盾を持ってるから安心だと笑ってるんですか?
 そんなわけありませんよね。

 ↓また、体験コーナーです。
また、体験コーナー
↑「み」

 これは、やってみませんでした。
 あんまり意味がないんじゃありませんか。
 当時、部品をバラバラに作って、焼いてから組み立ててたわけじゃないでしょう。
 何かの入れ物なら、そういうのもありでしょうが。

 ↓これは近代的な感じですね。
近代的な埴輪
↑「み」

 なんだか、衛兵みたいです。
 ↓こちらも「盾持人」とあります。
近代的な盾持人
↑「み」

 こちらは納得です。
 盾を身体の前面に持ってますし……。
 何より、顔つきが友好的じゃありません。
 機動隊みたいです。
現代の盾持人
↑現代の「盾持人」。

 わかった!
 ↓笑った「盾持人」の意味ですよ。

↑「み」

 あれは、戦いに勝って帰って来たときの兵士の像ですよ。
 だから笑ってるし、盾を背中に担いでたんです。
 おそらく、戦勝を祈って、笑って帰る姿を像にしたんでしょう。

 それに対し、機動隊みたいな「盾持人」は……。
 これから戦いに行くときの兵士なんです。
 納得じゃろ?

 ↓鶏(ニワトリ)です。

↑「み」

 この時代に鶏がいたのかと驚きましたが……。
 日本に大陸から持ちこまれたのは、弥生時代だそうです。
 それじゃ弥生時代に、稲作と並行して養鶏が行われてたのかと思いましたが……。
 どうやら違うようです。

↑熱田神宮(名古屋市)に住み着く鶏。弥生時代からいたわけではないようです。名古屋コーチンだとか。

 鶏は、食肉用として繁殖されることはなかったそうです。
 採卵が目的でもなかったみたいです。
 すなわち、純粋なペット、愛玩用です。

↑室内で飼われてる鶏のピーちゃん(夜店のヒヨコ出身)。毎朝、お兄ちゃんを起こしに行くそうです。

 というより、時を告げる鳥として、神聖視されてたとか。
 それで、こんな立派な埴輪が作られるわけです。
 食用なら、こうは作りませんよね。

 下の筒状のものは……。
 鶏が時を告げるときに上った、切り株みたいなのじゃないでしょうか。
 すなわちこの像は……。
 神聖な鳥が、まさに時を告げようとする姿を写したものだということです。

 筒に丸い穴が空いてるのは……。
 密閉してしまったら、焼いたときに中の空気が膨張して割れてしまうからでしょう。
目と口は、焼くときの空気抜き
↑目と口を表現する穴は、焼くときの空気抜きを兼ねてるわけです。

 ↓あきらかに、靴です。
あきらかに、靴
↑「み」

 ↓説明書きには、「金銅製沓(こんどうせいくつ)」とあります。
金銅製沓(こんどうせいくつ)
↑「み」

 こんなの履いて歩いたら、すぐ壊れたろうなと思いましたが……。
 違いました。
 朝鮮半島伝来の、葬送用の沓でした。

 「金銅(こんどう)製」というのは……。
『柔道一直線』のころでしょうか
↑コンドーです。『柔道一直線』のころでしょうか。美形ですね。

 青銅で作られ、金メッキが施されてたという意味のようです。
 金メッキの歴史は古く……。
金メッキではありません(たぶん)
↑金メッキではありません(たぶん)。

 日本でも、古墳時代には用いられてたそうです。
 もちろん金は、電気で溶かしたのではなく……。
 水銀で溶かしたそうです。
水銀で溶かしたそうです

 塗った後、加熱して、水銀を蒸発させるんだとか。
 思い切り身体に悪そうですね。
 メッキ職人は、早死にだったんじゃないですか。
 蒸気を吸いこむでしょうから。
水俣病は、メチル水銀が原因
↑水俣病は、メチル水銀が原因。

 ↓気に入ったのか、別角度からも撮ってました。
別角度からの沓
↑「み」

 こういう品を展示する場合……。
 作られた当時の状態を再現したレプリカを一緒に置くべきじゃないでしょうか。
 この沓は間違いなく、黄金色だったはずですから。
間違いなく、黄金色だった

 ↓明らかに木製です。
明らかに木製
↑「み」

 ↓「木棺残欠」とあります。
木棺残欠
↑「み」

 奈良市都祁甲岡町(つげこうかちょう)にある……。
 小治田安万侶(おはりだのやすまろ)という人の墓から、見つかったそうです。
 中に入ってたのは、火葬した骨だったとか。

 火葬した骨は、縄文時代の遺跡からも出るそうです。
 わたしは、近年までは全国的に土葬かと思ってました。
 違ったんですね。
 火葬は、仏教と共に広まったみたいですね。
 お釈迦様が火葬されたからだそうです。
江戸時代の火葬
↑江戸時代の火葬。よほど郊外でやらないと、火事の危険がありますよね。

 ↓屋根瓦でしょうね。
屋根瓦でしょうね
↑「み」

 ↓丸いのは、「軒丸瓦(のきまるがわら)」という部分です。
「軒丸瓦(のきまるがわら)」
↑「み」

 説明書きを撮ってませんでした。
 奈良時代の平城京からの出土のようです。

 ↓これは、鬼瓦ですね。
鬼瓦です
↑「み」

 奈良時代や飛鳥時代のようです。
 こんなに古くからあったんですね。

 そう云えば最近、鬼瓦みたいな顔の人って、いなくなりましたよね。
 昔は、結構歩いてた気がするんですが。
ビートたけしのネタ「鬼瓦権蔵」
↑ビートたけしのネタ「鬼瓦権蔵」。このキャラはあんまり、「鬼瓦」って感じじゃありません。

 ↓突如、現代的なフォルムのものが。
現代的なフォルム
↑「み」

 タイヤのホイールかと思いましたが……。
 ↓なんと「円面硯」という硯(すずり)でした。
円面硯
↑「み」

 上の丸い面で墨をすり……。
 周りの溝に溜めるようです。
 今のような石の硯が使われ始めたのは、平安時代からとのこと。
黒いのが、硯の入った硯箱
↑『源氏物語絵巻』。黒いのが、硯の入った硯箱。

 それ以前は、陶硯(とうけん)と呼ばれる焼きものの硯だったそうです。
 画像の「円面硯」は、奈良時代のものですね。

 それにしても、台の部分がなぜこんなに高くなってるのでしょうか?
台の部分がなぜこんなに高くなってる

 スリットが空いてる理由は、なんとなく想像できます。
 軽くするためでしょう。
 しかし、台が無ければ、もっと軽くなるし、片付けやすいです。
 ネットを検索してみましたが(ざっとですけど)……。
 なぜ、台が付いてるのかを記した文章は見つかりませんでした。
 裏返しにして、筆や墨を入れたんですかね?

 形から、なんとなく連想したのは……。
 地球平面説。
 亀と象が大地を支えてるという図柄です。
亀と象が大地を支えてる

 ↓陶器の五重塔のようです。
瓦塔
↑「み」

 説明書きも写ってますが、小さくて読めません。
 ネットを探してようやく見つけました。
 「瓦塔」でした。
 “かわらとう"ではなく、“がとう"。
 ガトーショコラとは、色や質感は似てますが関係はありません。
ガトーショコラ

 木造建築の塔を模した焼物製の塔が、「瓦塔」。
 奈良時代から平安時代にかけて作られたようです。
 造られた目的については定説がないそうです。
 木造の仏塔の代わりに安置して信仰の対象としたという説があるとか。
 本物の木造の塔を建てるには……。
 資金、技術、時間、いずれもたいへんです。
薬師寺西塔
↑薬師寺西塔(1981年再建)。総工費は15億円だったそうです。案外安く出来ましたね。

 その代わりに「瓦塔」を造って祈ったのでしょうか。

 ここでちょっと思いつきました。
 こういう塔を建てたいという模型じゃないでしょうか。
 つまり、これを公開して……。
 こんな立派な塔を造りたいから、ぜひ寄付をお願いしますというわけです。
 一種の宣材ですね。
 ひょっとしたら、これを携えて、各地を巡ったのかも知れません。
 口先の説明だけよりは、ずっと効果ががありそうですよ。

 ↓何でしょう。
経筒
↑「み」

 一瞬、トイレかと思って、色めき立ちました。
 ↓でも、残念ながら違いました。
「経筒(きょうづつ)」
↑「み」

 「経筒(きょうづつ)」。
 文字どおり、お経を収めた筒です。
 でも、日常的に使われたものではありません。
 経典を土中に埋納する「経塚」造営の際、経典を納めるために用いられた容器です。
京塚昌子
↑この方とは関係ありません。

 当初は、後世まで、お経を伝えようという目的だったようです。
 早い話、「経筒」はタイムカプセルだったわけです。
タイムカプセル

 しかしだんだん、追善供養や現世利益などに目的が変化していったとか。

 ↓硬貨が登場しました。
硬貨が登場
↑「み」

 ↓「開基勝宝(かいきしょうほう)」とあります。
「開基勝宝(かいきしょうほう)」
↑「み」

 初めて聞きました。
 日本最初の金貨だそうです。
 「開基勝寳」の文字は吉備真備(きびのまきび)の筆によるものだとか。
吉備真備
↑岡山県小田郡矢掛町「吉備真備公園」に建つ像。そうか、吉備の国の出身だったんですね。

 吉備真備は、奈良時代の学者であり、政治家。
 右大臣にまで上りました。
 右大臣になった学者は、もう一人います。
 菅原道真です。
少年時代の道真
↑少年時代の道真。11歳で漢詩を作ったそうです。

 吉備真備、ひょっとしたら当時の新元号の文字も書いてたかも知れませんね。
新元号の文字

 さて、「開基勝宝」です。
 現存するのは、32枚だそうです。
 もちろん、古銭店では買えません。
 重要文化財です。
 すべてが、「東京国立博物館」に所蔵されてるようです。

 ↓貝殻のお金でしょうか。
貝殻のお金?
↑「み」

 何で突然、時代が遡るのかと思いましたが……。
 違いました。
 ↓「和同開珎」の鋳型でした。
「和同開珎」の鋳型
↑「み」

 「和同開珎」は、日本で最初の流通通貨だそうです。
「和同開珎」は、日本で最初の流通通貨

 この読み方ですが、わたしは“わどうかいほう”と習った気がします。
 どうやら読み方には、2種類の説があるようです。
 「国立科学博物館」のフリガナは、“かいちん”ですね。
フリガナは、“かいちん”
↑「み」

 この読み方をめぐり……。
 江戸時代から今日まで、「珍宝(ちんぽう)論争」と呼ばれる論争が続いてるそうです。
珍宝(ちんぽう)論争

 でも最近は、“ちん"が優勢なようで……。
 教科書では、“ちん"が5冊、“ちん(ほう)"が3冊。
 “ほう"だけのものは無いそうです。

 材質は、銅です。
 埼玉県秩父市黒谷にある和銅遺跡から、和銅が産出した事を記念し……。
 元号が「和銅」に改められると共に、「和同開珎」が作られたそうです。
12分で500メートルは、かなりの山道です
↑遺跡になってるようです。12分で500メートルは、かなりの山道ですね。

 和銅は、「にきあかがね」と呼ばれ、純度が高く精錬を必要としない自然銅のことだとか。
 ではなぜ、通貨の名前が、「和銅」ではなく「和同」なのか?
 こちらに解説がありましたが……。
 わたしの読解力が及ばず、さっぱりわかりませんでした。
秩父名物「味噌おでん」
↑秩父名物「味噌おでん」。かかってるのは、決して“あかがね"ではありません。

 ↓なんじゃこりゃー。
船の舳先を、下から見あげたよう
↑「み」

 船の舳先を、下から見あげたようです。
 説明書きを撮ってないので、何だかわかりません。

 ↓これもわからん。
これもわからん
↑「み」

 ↓説明書きは、相変わらずピンボケです。
鴟尾の説明書き
↑「み」

 目が痛くなるほど睨んで、どうやらわかりました。
 最初の文字は、「氏」みたいな偏に「鳥」のようです。
 どうやら、「鴟尾」と書いてあるようです。
 調べたら、読みは“しび”でした。
 瓦屋根の両端につけられる飾りですね。
唐招提寺金堂(奈良市)の鴟尾
↑唐招提寺金堂(奈良市)。

 火除けのマジナイだそうです。
 有名なところでは、名古屋城の金のシャチホコがあります。
金のシャチホコ

 火除けだから、水に棲む魚を象るようになったんでしょうかね。

 ↓横からも撮ってました。
横側
↑「み」

 わかった!
 ↓わたしが撮った1枚目。
裏側

 鴟尾の裏側ですよ。
 うーむ、すっきりした。

 しかし、こんなの、どうやって屋根の上にあげたんですかね。
 考えられるのは……。
 細かく分割できたんじゃないでしょうか。
 で、屋根の上で組み立てた後……。
 接合面を目塗りしたんです。
 ひょっとしたら、仕上げの鏝絵的な装飾は……。
 左官が、屋根の上で行ったのかも知れません。
現代の左官職人による鏝絵
↑現代の左官職人による鏝絵(こてえ)。これを、コテだけで造形するんですよ。

 ↓小判です。
小判です
↑「み」

 慶長小判。
慶長小判
↑「み」

 ついに、江戸期に突入です。
 関ヶ原の戦い(1600年)に勝利した徳川家康は、幕府設立に先立ち……。
徳川家康

 貨幣制度の整備を重要課題の一つとして、小判の鋳造を命じました。

 最初の発行は、慶長6(1601)年だそうです。
 確かに、幕府設立の前ですね。
江戸時代と将軍
↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 1601年は、関ヶ原の戦いの翌年です。
 大河ドラマなどで江戸時代が舞台となる場合……。
 たいがい、このころか幕末のどっちかです。
『八重の桜』
↑『八重の桜』。2013(平成25)年。

 あとは、忠臣蔵ですね。
『元禄太平記』
↑『元禄太平記』。1975(昭和50)年。

 わたしは、江戸後期の爛熟した町人文化のころが好きなんですが……。
爛熟した町人文化

 さすがに、1年を保たせられるストーリーは、作りづらいのでしょう。

 見学写真は、まだ続きます。
 読む方も飽きてきたでしょうが、書く方はもっと飽きてきました。
 知識がないせいで、面白みが感じられないからでしょう。

 ↓また、なんかわからんもの。
輪宝
↑「み」

 ↓「輪宝(りんぽう)」だそうです。
「輪宝(りんぽう)」
↑「み」

 密教の仏具だとか。
 悪を打破するそうです。
 ヒーローものに使えそうですね。
 そう云えばあんまり、仏教系のヒーローっていませんよね。
仏教系のヒーロー
↑さがしたらありました! 『レインボーマン』の変身の呪文。明らかに仏教系!

 この後、立て続けにピンボケが続くので、何枚か省略。

 ↓着物です。
着物です
↑「み」

 江戸時代に作られた振り袖のようです。
 わたしは、振り袖はおろか、着物すら着たことがありません。
 和装で着てるのは、綿入れ半纏だけです。


↑袖で物を引っ掛けたり、不便なところもあるのですが……。なぜか、止められません。
単独旅行記Ⅴ・総集編(11)目次北海道に行こう!
 投げ方はおそらく、ハンマー投げ方式でしょう。
 縄文時代の室伏広治ですね。
投げ方はおそらく、ハンマー投げ方式

 何メートル飛んだのかわかりませんが……。
 バシャンと海中に落ち、石の重みで底まで沈みます。
 そしたら、縄をたぐり寄せてったんです。
 すると、海中の砂に潜むヒラメなどが、先端の刃先に引っ掛かるわけです。
引っ掛かりそうです
↑引っ掛かりそうです。これはカレイですが。

 なんだか、効率が良くない気もしますがね。
 でも、ヒラメやカレイがたくさんいれば、そこそこ取れたんじゃないですか。
 ただし、そうとうに疲れたはずですよね。

 あ、疑似餌ってのはひょっとして……。
 ルアーのことですか?
綺麗ですよね
↑綺麗ですよね。わたしは1度、ホームセンターの釣りコーナーで小さいのを買って、針を外してバッグの飾りにしたことがあります。

 でも、ルアーは無理でしょう。
 石ですよ。
 それを、底に落とさないように引っ張るなんて、できっこないですよ。
 そんなことが出来るのは、そうとうな体力を持つアスリート級の人物でしょうね。
 まさに、縄文時代の室伏広治です。
縄文時代の室伏広治

 消耗する体力と、得られる獲物のコスパは、かなり悪いんじゃなでしょうか。

 しかし、↑の復元図で、わたしがひとつ疑問に思ったのは……。
 刃が一方向にしか出てないこと。
 これだと、海底で刃が上や横になってたら、ヒラメに引っかかりにくいと思います。
 石の形状で、かならず刃が下を向くように出来るものでしょうか?
 もしそうなら、こういう精巧な形状にしたというのもわかります。
 でもわたしならむしろ、刃を多方向に付けますね。
 金属があれば、かぎ爪のようなものを付ければ簡単です。
「テンカラ漁」で使われる鉤針
↑新潟県村上市の三面川で、鮭を引っ掛けて獲る「テンカラ漁」で使われる鉤針。3本針ですね。

 でも、石しかない時代では、これで精一杯なのかも知れません。

 おそらくそのときも石の取り付け方に疑問を持ったのでしょう……。
 ↓先端部の写真を撮ってます。
先端部の写真
↑「み」

 石が付きそうな痕跡はありませんよ。

 ↓剣類です。
剣類です
↑「み」

 緑色になってるのは、銅でしょうね。
 銅戈(どうか)とあります。
 初めて聞く名称です。
 教科書で習ったのは確か、銅矛(どうほこ)でした。
 調べてみたら……。
 「戈」というのは、刃を柄の横に付ける武器のようです。
銅戈というのは刃を柄の横に付ける武器

 西洋の死神が持ってる鎌みたいなものでしょうか。
 しかし、柄の横に付けたのでは、すぐ外れてしまうような気がするのですが。
ぜったい、すぐに取れます
↑ぜったい、すぐに取れます。

 この当時は鎧とかがないから、大丈夫なんですかね?
これは、鎧なんでしょうか?
↑これは、鎧なんでしょうか?

 でも、空振りして岩とかにぶつけたら、外れますよね。
 戦いの最中、スペアは持たないでしょうから……。
 外れたら、一巻の終わりなんじゃないですか?

 もう一つの方は、鉛矛(なまりぼこ)となってます。
鉛矛(なまりぼこ)
↑「み」

 矛は、矛先(ほこさき)というように……。
 棒の先端部に被せて装着するようです。
棒の先端部に被せて装着

 それなら、金属部はもっと短くてもいいんじゃないですかね。
 柄を長くすればいいだけです。
 これだけの材料があれば、先っぽを4つくらい作れるはず。
 第一、こんなもの、振り回せるんですか。
 木製の丈夫な棒の先に、鋭利な短い刃物を付けた方が、よほど実用的だと思います。
 考えるに……。
 これらはどちらも、儀式用じゃないですか?
 とうてい、実戦で使えたとは思えません。
銅矛のレプリカ
↑銅矛のレプリカ。ひょっとしたら、光らせるのは目くらまし作戦でしょうか。それに対抗するのが、遮光器だったりして。

 ↓でたー。
巴型銅器
↑「み」

 どうみても、手裏剣です。
 古代にもあったんですね。
 そのころから忍者がいたんでしょうか。
京都太秦映画村での台風被害
↑変態忍者……。では、ありません。京都太秦映画村での台風被害です。

 ↓「巴型銅器」となってます。
「巴型銅器」
↑「み」

 しかし……。
 調べてみたら、手裏剣じゃありませんでした。
 祭器とあります。
巴形銅器
↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 ほんとですかね?
 古墳時代には、装飾品として使われた例があるそうですが……。
 弥生時代の用途は不明だそうです。
 本来、武器だったものが、使える者がいなくなり……。
 装飾品に変化したんじゃないでしょうか。
手裏剣
↑原型はこういう形。

 やっぱり、弥生時代にも、忍者がいたんですよ。
 しかし滅びてしまい、手裏剣の技も伝わらなかったのです。

 ↓管玉です。
管玉
↑「み」

 “くがたま”かなと思いましたが、違ってました。
 “くだたま”のようです。
 でも、教科書で、“くがたま”と云う言葉を習った覚えがあります。
 ネットを探したら、そこここで“くがたま”という表記が見つかりました。
 確かに、形状としては、「管(くだ)」なわけですから……。
 「管玉(くだたま)」が正しいのでしょう。
 ATOKでも、“くだたま”からは変換できますが……。
 “くがたま”では出来ません。

 ちなみに、「玉」がつく装飾品では、もうひとつ……。
 「勾玉」というのがあります。
勾玉
↑これは、胎児(もしくは水子)を象ったものじゃないでしょうか?

 この読みは、“まがたま”です。

 元々は、「曲玉(まがりだま)」だったようです。
曲玉(まがりだま)
↑家紋です。

 「勾」にも「曲がる」という意味があるそうです。
 「勾配」なんて言葉もあります。
 しかし、普通の日本人は、「勾玉」を“まがたま”とは読めませんよね。
 調べてみたら、「勾」の音読み(呉音)は、“ク”だそうです。
 ひょっとしたら、こっちが“くがたま”なんじゃないでしょうか?

 さて、管玉に戻ります。
 早い話、これはビーズですよね。
ビーズ

 素材は、ガラス・碧玉・滑石・凝灰岩などだそうです。
 縄文時代からあるそうです。
 一番の疑問は、どうやって穴を空けたのかということ。
どうやって穴を空けたのか

 金属なんてなかった時代ですよね。
 錐のようなものは作れないでしょう。

 ネットをいろいろ調べたところ……。
 竹で空けたみたいですね。
 竹ひごを錐のように使ったのでしょう。
竹ひごを錐のように使った

 もちろん、これで石に穴を空けるのは容易なことではありません。
 両側から、少しずつ掘り進んだみたいです。
 トンネルを掘るようなものでしょう。
トンネルを掘るようなもの

 次第に、道具も考案されていったんじゃないでしょうか。
 わたしは、一番重要なのは……。
 管玉を固定する方法だと思います。
管玉を固定する方法

 これがグラグラしてると、作業がはかどらない。
 足の裏で挟んだくらいでは、動かないようには固定できないでしょう。
 万力なんか無い時代です。
万力なんか無い時代

 どうやったんですかね。
 ひょっとして……。
 粘土板に埋めこんだとか。
粘土板に埋めこんだ

 日干しして粘土が固まれば、動かないんじゃないですか?
日干しして粘土が固まれば

 でも、管玉が円柱形ですから……。
 作業するうち、回るようになってしまうかも知れません。

 管玉は、円柱形に加工する前の……。
 角柱くらいにした段階で、穴を空けたんじゃないでしょうか。
角柱くらいにした段階で、穴を空けた

 それなら、粘土板に埋めこんでも、クルクル回ってしまうことはないでしょう。
 粘土板を裏返せば、反対側からも作業が出来ます。

 穴を空ける竹ひごにも、工夫があったはずです。
 火起こしの方法にありますよね。
 ↓こういうやつ。
火起こしの方法

 舞錐(まいぎり)式火起こし器と云うようです。
 この方式で、竹ひごを回転させるわけです。
 錐のように両手を擦り合わせる方法より、ずっと効率的じゃないですかね。
錐のように両手を擦り合わせる方法

 しかし、いずれにしても、片手間で出来る作業ではありません。
 おそらくすでに、穴空け専業の人がいたんじゃないでしょうか。
 有力者は、管玉生産工房のようなものを各々で持っており……。
 そこで、管玉職人が、分業で働いてた。
小樽で暮らせるほど暖かかった
↑『小樽市総合博物館』の展示。小樽で暮らせるほど暖かかったわけです。

 近くの竪穴式住居から、通勤してたんですかね?
竪穴式住居から、通勤
↑虫さえいなければ、住んでみたい気がするのですが……。ぜったい、カマドウマがいたと思います。

 あ、ひょっとしたら、集団生活をしてたのかも。
 三内丸山遺跡にありましたよね。
 大型竪穴住居。
大型竪穴住居

 長さ32メートル、幅9.8メートル。
 共同作業所だったという説もあります。
 ひょっとしたら、作業所兼住居だったかも知れません。

 ↓何でしょう?
田下駄
↑「み」

 下の方は、自転車のサドルっぽいですが、もちろんそんなはずありません。
 弥生時代の道具です。
 上の方は、馬具かなと思いましたが、違ってました。
 田下駄(たげた)だそうです。
 穴には鼻緒を通し、田んぼを履いて歩いたわけです。
明治から大正ころの田下駄
↑こちらは、明治から大正ころの田下駄。中央部が盛りあがってるところなど、縄文時代と形状が一緒です。

 これから連想するのは、忍者が水上歩行に使ったと云われる「水蜘蛛」です。
水蜘蛛

 ところで、この水蜘蛛ですが……。
 実際の使い方は、違ってたそうです。
 確かに、こんなのを履いて水上を歩いてたら、狙われ放題です。
 ↓実際の使われ方はこちら。
「水蜘蛛」の使い方

 忍者は泳げなかったんですかね?
 ひょっとしたら、重いものを向こう岸に渡すときに使ったのかな。
 でも、それなら、船でいいはずです。
道頓堀川を忍者姿で観光する「忍者船」
↑道頓堀川を忍者姿で観光する「忍者船」。乗船時間は50分。大人:4,500円、子ども:3,500円(高けー)。

 いったい、いかようなメリットがあったんでしょうか?
 強いて言えば、「水蜘蛛」なら、畳めば背負って運べます。
「水蜘蛛」なら畳めば背負って運べます

 船ではそうはいきません。
 むしろ、向こう岸に渡る道具ではなく……。
 下流に下るための道具だったのかも?
流れに任せて下るだけなら、漕ぐ必要もありません
↑流れに任せて下るだけなら、漕ぐ必要もありません。

 これなら、陸路を歩くより遙かに楽でしょう。
 でも、見つかったら狙われ放題なのは同様です。
 夜、使ったんですかね?
 流れに身を任せれば、下流まで下れます。
 ひょっとしたら、仮眠も取れたかも。
 いや、いくらなんでも無理でしょうね。
 真っ暗闇ですよ。
 怖すぎます。
月明かりがあれば安心
↑月明かりがあれば安心ですが……。見つかってしまう危険が増します。

 もちろん「水蜘蛛」は、流れの速い上流部では使えないでしょう。
 岩にぶつかったら、バラバラになってしまいますから。
 使えるのは、流れの穏やかな下流部です。
 となると、ついうっかり居眠りしてるうちに……。
 海に出てしまったりする可能性もあります。
海に出てしまったりする可能性

 そうなったらもう、戻れませんよ。
 夜は怖くて使えない。
 昼は、人目が怖くて使えない。
 使えるときがないではないか!
 ほんとに、忍者が使ったんですか?
 むしろ、遊び道具だったんじゃないでしょうか?
 それか、釣りの道具です。
 流れの真ん中あたりで針を下ろして、大物を狙ったのかも?
ポンツーンボート
↑ほら、こんなのがあった。「ポンツーンボート」と云うようです。

 でも現在、「水蜘蛛」のような道具がないのは不思議ですよね。
 ボートなどではなく、もっと手軽に水に浮ける道具が開発できそうですけど。
 ライフジャケットに浮き輪を合体させたようなもの、ないですかね?
手軽に水に浮ける道具
↑近いものはありました。

 ↓「弥生時代の生活の道具」の説明書きです。
弥生時代の生活の道具
↑「み」

 ↓再び、銅鐸です。
再び、銅鐸です
↑「み」

 見事な造形です。
 周りに付いてる、耳みたいなのは何ですかね?
 ↓調べたら、まさしく「双耳」でした。
調べたら、まさしく「双耳」

 単なる飾りでしょうか?
 わたしが思うに、この「双耳」や周りを縁取るヒレみたいなものは……。
 偶然の産物から発生したのではないでしょうか?
 鋳あがったときに、銅がはみ出した「バリ」ですよ。
「バリ」ですよ

 最初は、このバリは、丁寧に取ってた。
 そのうち、実に見事な「バリ」の付いた銅鐸が鋳あがります。
 で、「これ、ありでね?」となるわけです。
 というわけで、「バリ」から派生した飾りが発達することになるわけです。
 如何?

 ↓なんじゃこりゃー?
なんじゃこりゃー?
↑「み」

 例によって、説明書きがピンボケで読めません。

 『東京国立博物館』のページを探したらわかりました(こちら)。
 「旋端文石(模造)」でした。
 しかし、読み方すらわかりません。
 こちらのサイトさんでは、「旋帯文石」となってます。
 『東京国立博物館』に展示されてるのは、「岡山県倉敷市矢部楯築遺跡出土」となってます。
 後者は、「岡山県の楯築(たてつき)神社に御神体として安置されている旋帯文石」とあります。
 『東京国立博物館』のが「模造」ということであれば……。
 本物は、楯築神社にあるのでしょう。

 倉敷市のページ(こちら)で、「旋帯文石」の読み方がわかりました。
 “せんたいもんせき”でした。
 「石の表面には全面に特殊な帯状曲線入組文様(旋帯文)が飾られ」とあります。
 となれば、『東京国立博物館』のサイトの「旋端文石」は間違いじゃないですか?

 ↓『Weblio 辞書』の解説です()。
+++
本遺品は、約三五〇キログラムの石灰岩系の岩石に人面を刻み、体部全体に帯状の紐を旋回させ束縛したような文様を精緻に彫成したものである。この文様は弥生時代の祭祀儀式に用いられた大形器台と同種で、祭祀、呪術的な様相を漂わせた、他に例のない遺品である。弥生時代社会をみるうえに欠かせない重要な遺品であるとともに、原始工芸の一水準をも示している。
+++

 結局、「祭祀、呪術的な様相を漂わせた、他に例のない遺品」としかわからないわけですね。
 350キロということは、ある場所に据えっぱなしで用いられたのでしょう。
 ひょっとして、粘土を当てて模様を写したとか?
 いや、むしろ、ナンのような食べ物を、焼く前に押しつけたのかも?
 模様を写し取って、それを焼いて食べれば魔除けになりそうじゃないですか。

 ↓これも田下駄でしょうか?
石製履
↑「み」

 解説文を拡大してびっくり。
 ↓「石製履(いしせいくつ)」とあります。
石製履(いしせいくつ)
↑「み」

 確かにこれなら、究極の安全靴です。
 万葉集の歌を思い出しました。

●信濃道は今の墾り道刈りばねに足踏ましなむ沓はけ我が背

 信濃路へ旅する夫を案じた妻の歌です。
「信濃道は、最近通じたばかりの道ですから、鋭い切り株がほうぼうにあります。きっと踏むでしようから沓をはいて行って下さい、あなた」という意味。
 この当時、足の裏に傷を負うことは、即、死に繋がる恐ろしいことだったでしょう。
刈りばねに足踏ましなむ
↑こんなとこ、そもそも入って行けません。

 信濃路が開通したのが西暦713年。
 もう奈良時代に入ってます。
 「石製履」の年代は、古墳時代の5世紀。
 奈良時代より、300年も前です。
 いくら究極の安全靴でも、石の靴を履いたら信濃路は歩けないでしょう。
石の靴を履いて散歩する中国人
↑石の靴を履いて散歩する中国人。何考えてんねん。でも、歩く距離は、20メートルだそうです。

 もちろん、歩けないだろうことは、古墳時代でも一緒です。
 どういうときに使ったんですかね?
 やっぱり、身体を鍛えるためでしょうか。
 鉄下駄の元祖ですよ。

【送料無料】鉄下駄 1.5kg×2
価格:7,560円(税込・送料込)



↑けっこう、いい値段ですね。

 そもそも、鼻緒の穴が空いてるじゃないですか。
 「履」より「下駄」です。
 「石下駄」じゃないですか。
石下駄
↑『実相寺(静岡県富士市)』にある石下駄。仁王さま用だそうです。

 裏側に出っ張りがあるところも、下駄と似てます。
 むしろこれを、「履(くつ)」とした理由が知りたい。
 問題は、用途ですが……。
 ひょっとしたら、刑罰用?
 これを履いて、グランド10周とか。
グランド10周

 今、そんな指導したら、懲戒免職ですけどね。

 やっぱり、古墳時代の仁王さま用ですかね?
 あ、古墳時代の仁王さまでピンときました。
 大魔神用じゃないですか?
大魔神
↑長浜市『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館』の入り口前におわします。

 ま、それは冗談としても……。
 生身の人間用ではないんじゃないでしょうか。
 つまり、死者用の履です。
 お墓の中で腐らないようにということ。
 ひょっとしたら、遺体をこの履に縛り付けることで……。
 死霊が地上に出てこないようにしたのかも知れませんね。
死霊が地上に出てこないように

 ↓中国製の鏡です。
中国製の鏡
↑「み」

 「方格規矩四神鏡 (ほうかくきくししんきょう)」とあります。
 初めて聞く名称です。
 「中央の方格(方形の紋様)と、規矩(きく=コンパスと定規)」とのこと。
 さっぱりわかりません。
 もうちょっと気の利いた名称は付けられないものですかね。

 鏡の名称で、わたしが知ってるのは「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」だけです。
縁の断面が三角形
↑縁の断面が三角形になってます。

 しかし、こういう鏡の画像って、ほぼすべてが、裏面の装飾を写したものです。
 表面の鏡は、どうなってるんですかね。
 わたしは、そっちの方が興味があります。
反射させると像が浮かびあがる「魔鏡」
↑反射させると像が浮かびあがる「魔鏡」だったようです(実物は錆びにより、光を反射しません)。

 また、これらの鏡は銅製です。
 そのため、酸化して緑青を吹いて、こんな色になってるわけです。
 作られた時点では、オリンピックの銅メダルの色だったはず。
 つまり、黄金に近い色です。
黄金に近い色

 綺麗だったでしょうね。

 ↓また、謎の物体。
家形飾環頭柄頭
↑「み」

 「家形飾環頭柄頭(いえがたかざりかんとうつかがしら)」だそうです。
家形飾環頭柄頭説明
↑「み」

 どこが「家」やねんと思いましたが……。
 どうやら、わたしが撮った角度が良くないようです。
 ↓これです。
家形飾環頭柄頭

 たしかに、柄頭(つかがしら)に家が付いてますね。
 丸い飾り部分を、「飾環頭(かざりかんとう)」と云うようです。
 でも、何で飾りに家が付いてるんですかね?
 ほんとうに家なんでしょうか?
 確かに家の形にも見えますが……。
 家と言うより、神社の屋根に似てる気がしますね。
 伊勢神宮とかの。
伊勢神宮

 ひょっとしたら、そうした神聖な建物を模した飾りなのかも知れません。

 ↓またまたわからんものがありました。
「鍬形石」
↑「み」

 すぐに連想したのは、観光地なんかにある記念撮影用の顔出しパネルです。
記念撮影用の顔出しパネル

 でも、下の柄頭と比べたら、顔を出せるほどの大きさではないようです。
 ↓説明板が、どうやら読めました。
説明板が、どうやら読めました
↑「み」

 3番ですから、「鍬形石」ですね。
 どこが「鍬」なんじゃいと思いましたが……。
 下の部分が、鍬の刃ですね。
下の部分が、刃

 とすれば……。
 わたしが顔出し用と誤解した穴は、柄を通す穴になります。
 デカすぎでしょ?
 と思ったら、違ってました。
 単に「鍬」に形が似てると云うだけで、用途は別でした。
 ↓『ブリタニカ国際大百科事典』の解説です(こちら)。
+++
古墳時代の腕飾りの一種。碧玉製で、形が鍬に似ていることからこの名があり、宝器の一種とされている。
+++

 腕輪なら、穴がデカいのもわかります。
 そう言われてみると……。
 穴は、それぞれ大きさや形が微妙に違う気もします。
奈良県『島の山古墳』からの出土品
↑奈良県『島の山古墳』からの出土品。

 ひとりひとりに合わせた特注品だったんですかね?
 穴が楕円形です。
 細長い方の両端に何かが付いてます。
 一方は、名前の由来になった「鍬形」の刃。
 もう一方は何でしょう。

 いずれにしろ、腕をだらんと下げたときの上腕の形は……。
 身体の前後の方向に細長くなります。
 前後に筋肉が付いてるからです。
前後に筋肉が付いてる

 なので、「鍬形」は、身体の前方か後方を向くかたちになります。
 でも、「鍬形」が前にあったら、腕を曲げたときに邪魔になりますよね。
 後ろに出てたんですかね。
 どういう意味があるんでしょう。
 「おれの後ろに立つな」ということですか?
「おれの後ろに立つな」

 あ、違うか。
 二の腕に付けたんじゃないのか。
 二の腕じゃ、落ちますよね。
 石ですから重いです。
 肩じゃないですか?
 肩の上に鍬の刃が、ステゴサウルスの骨板みたいに立ちあがってたんです。
ステゴサウルスの骨板

 何のためかは……。
 わかりかねます。
 あ、ひょっとしたら、防具の一種だったのかも。
 大魔神の兜の両脇が、立ちあがってます。
大魔神の兜の両脇

 あれは、埴輪の武人像をモチーフにしたものだと思います。
埴輪の武人像

 あの立ち上がりはやがて……。
 武士の兜の、いわゆるクワガタに変化していくのでしょう。
武士の兜の、いわゆるクワガタ

 埴輪の兜時点で、すでに装飾化してたわけです。
 でも元々は肩に付けてて、実際に防御機能があった。
 横から槍で突かれたり、剣を横殴りに振られたりしたとき……。
 顔を防御するための防具だった。
こういうヘルメットの人が増えました
↑最近のプロ野球、こういうヘルメットの人が増えましたよね。

 単なる飾りなら、木製でいいわけです。
 軽いですし。
 でも、石製だったのは……。
 防具として、槍や剣を防ぐためのものだったからじゃないですか。
 如何?

 しかし、ネットを探しても……。
 この「鍬形石」を装着した画像が、ひとつもないんですよ。
 誰もわからないってことなんですかね?

 ↓カッパの頭の皿でしょうか?
カッパの頭の皿
↑「み」

 ↓「2」ですから、「車輪石」ですね。
車輪石
↑「み」

 もちろん、実際に車輪として使われたわけではありません。
 車輪に形状が似た石ということです。
 「鍬形石」も、形状からの命名です。
 用途を確定できないので、形状から名前を付けてるのでしょう。
 仕方のないことではあります。

 しかし、「車輪石」は、用途が特定されてるようです。
 腕飾りとのことです。
 放射状の模様から、貝を加工したものに見えますが……。
 「石」というとおり、碧玉(へきぎょく)製だそうです。
碧玉
↑島根県松江市玉湯町玉造産出の碧玉。碧玉とは不純な石英で、色は赤や緑があるそうです。

 「車輪石」の放射状の刻みは、「貝輪」を模したものだとか。
貝輪
↑縄文中期の「貝輪」。

 つまり、元々は貝で造られてたものが……。
 石製に変わったということなのでしょう。

 用途がはっきりわかったのは……。
 埋葬人骨の腕にはめられた状態で出土するからだとか。
 これを造るには、貝を加工した方が、遙かにたやすいです。
 石にわざわざ、貝を模した刻みを入れるのは、容易なことではないでしょう。
 これは、埋葬された人物が、いかに重要な人だったかを表現するものではないでしょうか。
 簡単には造れないものをあえて造って、埋葬したのです。
 家族愛とか、そういうことじゃないですね。
 権力者など、ステータスの表現なのでしょう。

 あと、生きてる人が、この「車輪石」を腕飾りとするのは考えにくいです。
 邪魔ですよ。
 腕の何処につけたんでしょう?
 拳を通すわけですから、手首ならブラブラします。
 二の腕まで引きあげたら、明らかに身体にあたりますよね。
 これを邪魔と感じないのは、死者だけです。
 死者だけが着けた飾りじゃないですか。

 ↓初めて、見てすぐに用途がわかるものがありました。
見てすぐに用途がわかる
↑「み」

 ↓まさしくこれです。
椅子
↑「み」

 しかし、確かに椅子ですが……。
 生きた人が座るものではないのでしょう。
 副葬品ですね。
 あの世での生活に不自由がないように……。
 こうした日用品を模したものを一緒に埋葬したのだと思います。

 ↓またわからないものが出ました。
またわからないもの
↑「み」

 ↓「埴製合子(はにせいごうす」とあります。
埴製合子
↑「み」

 「合子(ごうす)」ってのは何ですかね?
 あ、「合う」ということは……。
 本体と蓋でしょうか。
 キノコの笠みたいなのが、蓋です。
 ↓『世界大百科事典』の解説です(こちら)。
+++
ごうす【合子】
身と蓋とからなる小型の容器。古墳時代には近畿とその隣接地域で碧玉または滑石で作った石製合子を使用した。平面が円形で、径5cmほどの有脚の碧玉製合子が4世紀にあらわれ、平面が楕円形で、長径10cm以上の平底無脚の滑石製合子は5世紀にくだる。ともに蓋は甲高に作るが、鈕(つまみ)はつけていない。木製品を祖形とするものであろうが、なにを入れるものかはわからない。岡山市金蔵山(かなくらやま)古墳出土の長径40cmほどの埴製(はにせい)合子には各種の鉄製工具を入れてあった。
+++

 大当たりでしたね。
 ↓碧玉の合子は、生きた人が使ったものでしょう。
碧玉の合子

 埴製合子は、副葬品ですね。
 鉄製工具は、その人の生前の職業で使ったものではないでしょうか。
 でも、職人に古墳が造られるとも思われません。
 埋葬される人に仕えてた職人の工具じゃないですか。
 おそらく、職人の代わりには、埴輪像が入れられたのでしょう。
はにわの西浦
↑茨城県桜川市真壁町『はにわの西浦』。凄いですね。

 ↑の解説では、「鈕(つまみ)はつけていない」とありますが……。
 摘まんで開けられる重さじゃないからでしょう。
 両手を蓋の下に差し入れて、持ちあげたんだと思います。
 あ、「鈕(つまみ)はつけていない」というのは、生きた人間用の小型の合子のことか。
 「径5cm」なら、摘まんで開けられますね。
つまみの付いた合子
↑つまみの付いた合子。直径10㎝。現代の作品です。

 ↓でも、その後の「合子」にも、つまみがないものはたくさんあるようです。



 昔は、つまみを付けるには、技術を要したでしょう。
 でも今なら、さほど高いハードルではないと思います。
 なんで、付けないのか?
 わたしが思うに……。
 つまみは、かなり破損しやすい部位だと思います。
つまみは、かなり破損しやすい部位

 簡単に傷物になってしまう。
 贈り物などでもらったら、大事に使いたいでしょうから……。
 出来るだけ壊れにくいよう、単純な形状にしてるのじゃないでしょうか。

 ↓突然、兜と鎧です。
兜と鎧
↑「み」

 鉄製の武具が現れたわけです。
 しかし、重かったでしょうね。
 動けるためには、薄くしなければなりません。
 でも、薄すぎたら、剣が通ってしまう。
薄すぎたら、剣が通ってしまう

 悩ましいところです。
 しかし、兜のてっぺんにある漏斗みたいなのは何でしょう?
兜のてっぺんにある漏斗

 一瞬、杯かと思いました。
 つまり、相手を討ち取ったとき……。
 ここにお酒を入れて飲んだ。
「馬上杯」
↑これは「馬上杯」。文字どおり、勝利を祈願して馬上で飲む杯。

 しかし、自分が討ち取られることを想定して……。
 わざわざ頭に杯を載せておくわけありませんよね。
将門

 調べたところ……。
 名称だけはわかりました。
 「受鉢(うけばち)」と云うようです。
 Wikiでは……。
 「この受鉢には、獣毛や繊維による払子状の装飾が付けられていたのではないかと考えられている。なお福岡県行橋市稲童の稲童古墳群21号墳からは、受鉢に樹枝状の金属製装飾が取り付けられた例が全国で唯一出土している」とあります。

 ↓「樹枝状の金属製装飾」というのは、これです。
樹枝状の金属製装飾

 これが唯一ということは……。
 おそらくほかのものには、後世に残らない材質のものが付いてたからなのでしょう。
 すなわち、「獣毛や繊維による払子状の装飾」ということです。

 「払子」は、“ほっす"と読むようです。
 ↓仏教の法具ですね。
ほっす

 こういうものの根元を、半球形の「受鉢」に据え、縛ったのでしょうか。
 でも、どうして半球形である必要があったのか。
 固定するだけなら、もっと別の形状になりそうです。

 わたしが思うに、半球形の「受鉢」であれば……。
半球形の「受鉢」

 払子の角度を、さまざまに変えられそうです。

 つまり、払子側の根元が球形なんです。
払子側の根元が球形
↑根元が丸っぽいです。

 それを、半球形の「受鉢」に載せて縛った。
 きっと、占いかなんかで、払子の方向を決めたんですよ。
占いかなんかで、払子の方向を決めた

 今日は前に垂らすとか。
今日は前に垂らすとか
↑見合い写真?

 しかも、垂らす方向は、戦いの最中にも変わった。
 旗色が悪いときは、反対側に倒すとか。
 あ、ひょっとしたら、戦法のサインだったのかも。
 いずれにしろ戦いの最中ですから……。
 いちいち解いて、縛り直したりしてるヒマはありません。
関ヶ原から敗走する島津勢
↑関ヶ原から敗走する島津勢。

 そんなことしてたら、後ろから斬られますよ。
 馬上でも、ひょいと片手で変えられなければなりません。
 ということで、頭頂に半球形の「受鉢」が付いてるわけです。
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