Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ:八十八十郎劇場 > 身体の涙
「身体の涙」作:八十八十郎(はちじゅうはちじゅうろう)


(23)


 隣に彩香の温かみを感じながら幸枝は目を覚ました。
 壁掛けの時計はもう朝6時5分前を指している。
 まだ寝ていると思っていた彩香の声がした。
「さっきはごめんなさい、お姉さま。彩香ちょっと興奮しちゃって・・。叩いたりして痛かった・・・?」
 思わず寝返りを打って、幸枝は彩香の身体を抱きしめた。
「ううん、ちっとも・・。また時々して、さっきみたいに。」
 目の前でくるくるとした彩香の瞳が笑った。
 二人は起き上がって身繕いを始めた。
「じゃお姉さま、一度会社に帰って、また7時前に係員と一緒に出て来ますから。」
 そう言って彩香は会社に帰って行った。

 そしてそのまま彩香は姿を消した。

 まさかとは思うが、詐欺だったのかもしれない。
 もう彩香の会社には前受金として500万程度の支払いもしてあったのである。
 幸枝はおろおろと途方に暮れた。
「河野さん、どうしたの? まだスタジオの準備も始まらないみたいだけど。」
 幸枝は声の方を振り返った。
 そこには同僚の荒川が心配そうに幸枝を見ていた。
 幸枝は観念して事の成り行きを荒川に告げた。
「そりゃ困ったなあ・・。今日は役員やタレントさんたちも来るし、がらんとした中でやる訳にもいかないしなあ・・。特注の電光掲示板なんかもあったでしょう?」
「そうなの。私もうどうしたらいいのか・・・。」
 幸枝はもうすっかり取り乱していた。
 しばらく幸枝の横で考え込んでいた荒川だったが、何か思い付いたように口を開いた。
「河野さん、以前この企画で相見積もりを取ったK社があるでしょ。あそこなら内容も分かってるし、もし今日完全にカバー出来なくても、本番までにはフォローしていけるんじゃないかな・・。」
「え、ええ・・、でも今から大丈夫かしら。」
 荒川はデスクの電話を取り上げて連絡を取り始めた。
「ああどうも、紺田社長? 実は・・・。」
 幸枝は荒川の声などほとんど耳に入らなかった。
「河野さん、今日はやれる範囲で対応しなければ仕方ないでしょう。K社の方で本番までには対応出来そうですから、それでいかがです?」
「ええ、勿論それで出来れば助かります。荒川さん、ありがとう・・。」
 幸枝は手を合さんばかりに礼を言った。


 窓の外のきつい夕陽をブラインドが遮り、デスクの村田専務を薄暗く浮かび上がらせていた。
 デスクの前まで進もうとする河野幸枝を見ると、村田は自分も席を立ってソファーを勧めた。
 村田がソファーに腰を降ろすのを待って、幸枝はおずおずと口を開く。
「今回は大変ご迷惑をかけ、わたし何とお詫び申し上げていいか・・・。」
 幸枝は沈痛な面持ちでうつむいた。
「ああ、大変だったみたいだね。」
 そう言うと村田は、幸枝が何やら封書を手にしているのを見た。
 幸枝が何か口を開こうとする前に村田は言葉を継いだ。
「何だ河野君、君らしくも無い。そんなだらしないことでどうする。」
 幸枝は思わず背筋を伸ばして専務を見た。
「よく思い出してみたまえ。こんなことは君の若い頃にもよくあったことじゃないか。ただ、今の君はそれなりに責任のある立場になって、だからそれだけ影響も大きいというだけのことだよ。」
 幸枝は村田に言った。
「でも私、今回は会社に大きな損害も出してしまいました・・。」
「河野君、君は今まで君が会社にどれくらいの利益をもたらしてきたかわかるかね・・・? 多分分からんだろう。だが僕は分かっている。」
「専務・・。」
 幸枝はやっと顔を上げて村田を見つめた。
「ははは、君は知らんだろうが、君が会社に入って来た時は、今度はえらく可愛い女の子が入って来たと言って、僕らも随分喜んだもんだよ。」
 無言で専務を見つめる幸枝の目が微かに潤んでいた。
「さあ、今後の業務対策は大丈夫か? しっかり頑張ってくれよ。」
 村田専務はいつものしかつめらしい顔に戻ると言った。
「はい、頑張ります。どうも申し訳ありませんでした。失礼いたします。」
 河野幸枝は一礼すると専務室を出て行った。

 村田が何故か寂しげな表情でソファーに座っていると、ノックの音の後に紺田が姿を現した。
「君か・・・。僕は今、あんまり人に会いたくない心境なんだがね・・。」
 紺田は姿勢を正すと、村田の表情を窺いながら言った。
「は、どうも申し訳ありません。今回は色々とお世話になっておりまして。」
「うん、まあ・・お世話になっているのはこちらの方かもしれないよ。今回は急な対応で大変だろうけど、よろしく頼むよ。」
 村田は紺田の緊張した様子を見ると、最後は苦笑いになって言った。
 紺田は村田の表情がくだけたので、ホッとしながら答える。
「何とかお役に立てるよう頑張ります。しかし専務、どんな分野にも天才がいるんですね。ノーベル賞を貰う人もいれば、持ち合わせた能力を口に出せない人間もいる・・・。」
 村田は壁にかかったゴッホのレプリカを見ながら言った。
「うん・・君の話は相変わらず分かりにくいが、面白い話だ。人に言えない並外れた能力を持った人間も、やはり天才と言えるのかな? 例えば、人殺しの天才とか・・。」
「ええ?! 専務、嚇かさないでくださいよ。私は怖い話は苦手なんですから。」
 村田は思わず相好を崩すと言った。
「ははは、君にも苦手があったか。まあ、気を強く持って今後も頑張ってくれたまえ。」
「は、今後ともよろしくお願い致します。」
 村田は笑顔のまま頷くと呟いた。
「だが、うちには天才は要らないんだ。それが能力であろうと狂気であろうとね・・。 ただ、地道な生活があるばかりだ。」
 窓の外を強く夕陽が照らし始めて、紺田の目には村田の姿は再び薄暗い影になっていった。
身体の涙(22)目次身体の涙(24)


「身体の涙」作:八十八十郎(はちじゅうはちじゅうろう)


(22)


 彩香は片頬に淫靡な笑みを浮べて、背後から幸枝の胸の膨らみを両手で撫で上げていく。
 ふとその顔から笑みが消えると、それまでの彩香から想像出来ない様な低い声が聞こえた。
「いいの・・? 犯しちゃうわよ・・・。」
「ええ、お願い・・。あなたのものにして・・・。」
 突然、彩香の両手が乱暴にブラウスの合わせ目を引き開けた。
“ブチッ、ブチッ!”
 布を裂く音と共にブラウスのボタンが床に飛び散った。
 引き上げられたブラジャーの下から、幸枝の乳房が弾み出る。
 彩香は後ろに立って幸枝を肩脱ぎにすると、右手で顎を上向かせ上から乱暴に唇を奪った。
「んッ! うぐ~んふッ!」
 幸枝は夢中でその両手を泳がせ、やっと彩香の身体にしがみ付いた。
 彩香の手が幸枝の量感のある乳房を掴み込み、快感を絞り出す様に蹂躙する。
 もう弾けそうに固くなった乳首に彩香の指がねじり上げ、色濃く染まった朱色の中に白い物が溶け込むように見える。

「うぐっ・・、んぐううっ!」
 幸枝はその荒っぽい快楽の洗礼に身を捩り、被虐の喜びに打ち震えた。
 彩香は音を立てて幸枝の唇を吸い離すと言った。
「いやらしいわねえ。こんなことされて気持ちいいの?  さあ、立って!」
 彩香は乱暴に幸枝を立たせると、ブラジャーをはぎ取り、スラックスを引き下ろす。
「まったくもう・・、あたしにこんな手間かけさせて。さあ、あとは自分で脱ぐのよ。」
 おずおずと下着を脱ぎ去る幸枝を見つめながら、彩香は自らも服を脱いで全裸になった。

 立ったまま左手で幸枝を抱き寄せると、彩香は右手をその下腹部へと伸ばしていく。
「まあ・・・、なによこれ。」
 彩香はわざと呆れ顔で幸枝の顔を見つめた。
 もう幸枝の女のものは、蜜を滲ませながら何なく彩香の指を受け入れたのである。
「い、やらしい・・。こんなによだれ流して・・。」
「いや・・、い、言わないで・・。」
「言わないでって、欲しかったんでしょう? ええ? ここ、こんなにいやらしくしちゃって。」
「ご、ごめんなさい・・。」
 彩香は右手を抜き取ると、音を立てて幸枝の尻を叩いた。
「ああっ、彩香ちゃん、許して・・。」
「さあこっちへ来るのよ。」
 彩香は幸枝を仮眠用のベッドへと引っ張って行く。

 彩香は幸枝をベッドの上に突き放した。
 乱暴にその身体を仰向けにすると、両足を開かせてその間に身を沈める。
 もう露で濡れ光った敏感な突起に、彩香は息を吹きかけた。
「はううう・・・。」
 幸枝の身体が小刻みに揺れる。
「いい? それ以上声出しちゃだめよ。」
 続けて、有無を言わさず彩香の唇が幸枝のクリトリスを覆った。
「あっ! あはあっ!」
 幸枝の身体が反りをうって跳ねた。
「声出しちゃだめって言ったでしょ!!」
 彩香は幸枝の左の乳房にビンタを入れながら言った。
「ごめんなさい。だ、だって・・。」
「仕方ないわねえ・・、じゃあこれを噛んで。少し慣らしてあげるわ。」
 彩香は自分が脱いだパンティーを幸枝に与える。
 そして幸枝がそれを噛むのを見ると、ピンク色の舌で幸枝の弾き立ったものをゆるゆると弄り始めたのである。

 忍び泣きにも似た声を漏らしながら、幸枝の身体が脈動を伴ってうねっていた。
 舌で弄る愛技から、彩香は幸枝のクリトリスを断続的に吸い付けている。
「あぐううう・・・、んぐうっ・・うんっ!」
 股間を彩香に吸われながら、幸枝の腰が別の生き物の様に扇動し始めた。
 幸枝の突起を吸い含んだまま、彩香の顔が左右に細かく揺れる。
「んぐううっ! あはっ・・!」
「声出しちゃだめっ。もうやめちゃうよ!」
 ついにパンティーを吐き出した幸枝に彩香は言った。
「いやっ、お願いやめないで。あたしもう・・・。ひゃっ!!」
 彩香の右手が幸枝の乳房を叩いた。
「もう、いやらしい・・・。どうして、我慢できないの!」
 2度3度と叩かれて、幸枝の乳房が赤らんで弾む。
「ああ・・ごめんなさい・・。我慢できないの、あなたがするから我慢できないのよう・・・ううう・・。」
 幸枝の目じりから一筋の涙が零れ落ちた。
「いやらしい・・。もう我慢できないの?!」
 彩香は乳房を叩いた手で幸枝のクリトリスを微かに撫でる。
「ううう~~・・もうだめなの。ごめんなさい、あたしもう我慢できないの。んぐぐ・ううう・・・。」
 彩香はそれを聞くと身をずり上げて幸枝の身体を抱いた。
「仕方ないわね、もう許してあげる。ふふ、叩かれて痛かった?」
 まるで年齢が逆転したかのように、幸枝は彩香の胸でしゃくりあげながら小さく顔を横に振った。
「泣かなくてもいいでしょう? いいわ、声出してもいいように愛してあげる。」
 そう言うと彩香は、深く幸枝に唇を重ねながら右手をその下半身に伸ばしていった。

 筋を立てて彩香の右手が幸枝の女を愛していた。
「ああ・・もうだめになりそう・・。」
 やるせなく身をくねらせると、幸枝は彩香の両肩を掴んでかすれ声を上げた。
 たっぷりと愛液にまみれた彩香の指が幸枝のしこりを揉み転がす。
「あはっ、ああもうっ! ・・・・っく! ああ~だめだめだめっ・・!」
「いいよ、きてっ!」
 彩香の肩に指を食い込ませて、幸枝は癪を起した様に腰を振り立てる。
 彩香は素早く身を起こすと、股間に隆々と屹立したものを幸枝にあてがう。
 上から幸枝の身体を抱き締めながら、彩香の引き締まったお尻が幸枝の股間にめり込んで行った。、
「あっ・・・はあっ・・・あああ~~んぐっ!! ・・んぐうう~~~!!」
 彩香の柳腰が波打った途端に幸枝は絶頂を極めた。
 甲高い声を上げかけた幸枝の唇が彩香に吸い塞がれる。
 幸枝はその柔らかみを震わせて激しく痙攣した。
 彩香の腕の中で、幸枝の身体が生きのいい魚の様に弾む。
 彩香は幸枝の口の中に、透き通った甘い唾液をたっぷりと注ぎ込んだ。
 首筋を反らしてそれを飲み下す幸枝の瞼は、しっかりと閉じられたまま微かに震えていた。
身体の涙(21)目次身体の涙(23)


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