Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ:八十八十郎劇場 > 元禄江戸異聞 根来
「元禄江戸異聞 根来」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(三十九)


 お竜の言葉通り、咲は昼前に屋敷を訪れた。
 膳を抱えた姿を勝手場から見つけて、伊織は待ちかねた様に咲に歩み寄る。
「では、参りましょうか」
「はい」
 伊織は咲に続いて廊下を奥へと向かった。
「これを……」
 蔵の前に着いた咲は、伊織に膳を預けて取り出した鍵で錠前を開けた。
 細身を預ける様にして咲が取っ手を引くと、砂を噛む音と共に重い引き戸の隙間が広がっていく。
 “いよいよ……”
 咲に続いて框を跨ぎながら、嫌がおうにも伊織の胸は高鳴り始める。
 いよいよ若の居場所を確かめる時が来たのだ。
 いや、それより何より、夢にまで見た我が子に再会する時が来たのである。

 蔵の奥へと進んだ咲は、帳場であろうか小さな机を設えた三畳ほどの板張りに上がった。
 結い上げた髪から簪を引き抜くと、一枚の床板の継ぎ目に差し込む。
 尺五寸ほどの板をこじ上げて、細い右手がその中を探った。
 咲の目が上目遣いに泳いだ時、たがが外れた音と共に畳一枚ほどの床板が下方に沈んでゆく。
 目を見開いて伊織は中を覗き込んだ。
 薄暗い板階段の先は、奥からの灯りに揺らめく湿っぽい石積みの壁が続いている。
「さあ……」
 膳を抱えたまま大きく息を吐くと、伊織は咲に続いて階段を降りていった。

 四尺くらいの幅の通路を進むと、両側に太い木の格子が並んでいた。
 中は六畳ほどの空間を石積みの壁が取り囲んで、土間も湿気で黒ずんでいる。
「ひゃ~ははは!!」
 突然中から格子に取りついた女の奇声に、思わず伊織は身をのけ反らせた。
「彦様は、彦様は一緒じゃないのかい?」
 とうに正気を失っていると思われるその女から伊織は目を逸らした。
 向かいの牢ではまだ若い女が、焦点を失った眼差しをじっと宙に向けている。
「さあ早く。奥の突き当りの右側です」
 咲もこの魔界から足を速めた。

 突き当りの左右は、八畳ほどの比較的広い空間になっていた。
 入り口の南京錠を開ける咲の肩越しに、伊織は忙しない視線を巡らす。
 見つけるまでもなく、部屋の中央に置かれた畳の上にその子はじっと座していた。
 “鶴千代さま……”
 堪らず伊織はその目を閉じた。
 胸の奥からこみ上げる熱い思いに震える唇を噛む。
「菊様、大丈夫ですか……?」
「は、はい、初めて地下に入り少し胸苦しくなりましたが、もう大丈夫でございます」
「では、中へ……」

 地下牢で少しやつれて見えたが、鶴千代の目はまだ無垢な輝きを保っていた。
「こちらへお膳を……」
 昼餉の膳を伊織から受け取ると、咲は鶴千代の前にそれを設える。
「若様、まだお持ちください」
「もう、毎回同じことを……。分かっておる」
 鶴千代の澄まし顔に片頬を緩めて、咲は伊織を振り返った。
「菊様、あそこから御手水を。用足し場ではありますが、大丈夫、勢いよく水が流れておりますゆえ」
 部屋の隅に一尺ほどの高さで四角く切り石が積まれ、その上に小さな桶と柄杓が置かれていた。
 石積みの中に滔々と流れる湧き水を、伊織は柄杓で桶に汲み上げた。
「さあ、若様。このお水で手を洗って、口を濯いで……」
 そう言って鶴千代の前に桶を置く咲に、伊織は心の中で手を合わせた。

 桶の水で手を洗う鶴千代を伊織はじっと見つめた。
 色白で愛らしいその瞳は、確かに羅紗姫の面影を強く感じる。
 しかしやはり、凛と背筋を伸ばしたその風情は……自分の子に違いなかった。
 わが胸でひたむきに乳を吸う赤子の顔が脳裏によみがえる。
 ふと伊織の熱い眼差しに気付いた鶴千代は、眩しそうに二三度その瞳を瞬かせた。
「お前は……?」

 膝を擦って斜に身体を避けると、咲はその微笑みを伊織に向けた。
「この者は菊と申します。以後、私と共に若の身の回りにお仕えいたします。どうかお見知りおきを」
 口を開けば声が震えるような気がした。
 黙ったまま両手をつくと、伊織は思いを込めて頭を下げた。
 何かただならぬ雰囲気を感じた咲は、そんな伊織の様子をじっと見つめる。
「苦しゅうない。面を上げよ」
 鶴千代の呼びかけで、伊織はゆっくりとその顔を上げた。
 覗き込む頑是ない視線が自分に注がれている。
「お前、どうしてここに?」
 その問いかけに一瞬移ろわせた眼差しが、土間で汚れた若の足を捉える。
 唇を噛んで顔を上げた伊織は、もうその瞳に強い輝きを宿していた。
「私は……、私は若をお救いするためここに参りました」

 思わず息を呑んだ咲が伊織を振り返った。
「私を救いに……?」
 そう呟いた鶴千代に向かって、伊織はゆっくりと頷く。
「長い間ご苦労様でございました。私がこの牢からお救い申し上げ、その後は大石桔梗がお城までお供いたします」
「なに大石が、大石が参っておるのか?」
「はい。もう屋敷の外に控えているはず……」
 そう言って再び伊織が頷いた途端、突然立ち上がった咲が牢の出口へと向かう。
「咲様!」
 外から錠を下ろそうとする咲をようやく押しのけて、伊織は牢の外へ飛び出た。
「咲様! お待ちください!」
 小走りに走り去る咲を追いながら伊織は叫ぶ。
「お願いです、咲様! 私は貴方を傷つけたくはない。それに、同じ子供を持つあなたならお分かりになるはず!」
 叫びながら階段をよじ登った伊織はその動きを止めた。
 伊織に背中を見せたまま、蔵の中で咲はその足を止めていた。
「はあ、はあ、咲様、どのような訳があるかは存じませぬが、貴方はお竜一家に加担するような方ではないはず。それは若へのお世話でよく分かっております。そして貴方なら、必ず母親の気持ちを分かってくださるはずと……」
「では菊様、貴方は若様の……」
 背中を向けたまま咲はそうつぶやいた。
「はい……」
「では貴方は、鶴千代様のすべてをご存知なのですね……?」
 黙って伊織がうなずいた後、蔵の中に暫時の沈黙が流れた。
「若様がここでお食事をなさるのは……?」
「これが最後でございます」
 毅然とした口調で伊織は咲にそう答えた。
「では私はもうここに帰らずともよいということ……」
 おもむろに咲は蔵の出口に向かって歩き始めた。
「咲様!」
 そう叫んで二三歩後を追って、伊織はその足を止めた。
 出口をくぐる咲の手から、外の光に映えた小さな輝きが舞い降りたからである。
 伊織の視線の先で、牢と蔵の錠前の鍵が土間に落ちていた。
 鍵を拾って外を窺うと、たむろしている若衆たちの間を咲の姿が何気なく表へと消えて行った。


 臨時に手入れを頼まれたのだろうか、屋敷裏の林で二人の農民が下草に鎌を振るっている。一人は竹を組んだウマ(作業台)に乗って、作業を邪魔する下枝を切る様子も見て取れた。
「ねえあんた。そろそろ……、一休みしようよ」
「うむ、……い、いや……ああ、そうすっか」
 腰に手を当てて伸びをすると、二人は手頃な切り株の上に腰を降ろして竹筒の水を口に運ぶ。
「頬かむりから耳を出して」
 蔓の囁きに、桔梗は頬かむりの手拭いを耳の後ろによけた。
「小さな音も聞き漏らさぬように」
 汗ばんだ顔に泥汚れがついて、農民にしては注意深い眼差しが屋敷の高い塀に向けられる。
「いよいよだな……」
 そう呟いて、大石桔梗はもう一口竹筒の水を口に含んだ。


 裏通りから四辻に出た旅芸人の女は、色っぽい眉を寄せて片手で西日を避けた。
 軒下の日陰に身を寄せて、少し紅潮した顔に手拭いを使う。
 それとなく向きを変えた眼差しの先では、珍しく女武芸者が藁筒の試し切りを披露していた。
 背が高く器量の良い演者に見物客が付き、時折箱に小銭が落ちる音が聞こえる。
 その時数回火打石の音が聞こえたかと思うと、提灯の並ぶ門口から暖簾をはねた若衆が七、八人姿を現わした。
 一瞬女武芸者の方に目を向けたが、演台の横にぶら下げた一家の許可札を認めるとそのまま遊郭の方へと去って行った。
 若衆たちを見送った女武芸者が目を向けた先で、見返す艶やかな目が微かに頷く。
 着物の襟を直して武者震いの様に二三度肩を揺すると、お蝶は提灯の並ぶ門口へと足を進めた。
元禄江戸異聞 根来(三十八)目次【マッチロック・ショー】フェアリーズ・パーティ(Ⅰ)
「元禄江戸異聞 根来」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(三十八)


 明け方の風に笹の葉が音を立てる。
 寝袋にくるまったまま、蔓は傍らの桔梗に顔を向けた。
 大事の前に幸い眠りについたのか、向こうを向いて静かに寝息を立てているように見える。
 蔓は自分も目を閉じ、桔梗と会う前のことを思い出していた。

「どうやらこの一件は、御法度破りの抜け荷と丹波の若のかどわかしが絡んでいるようなんです」
 蔓が語り掛けた相手は、ようやくその重い口を開く。
「うん……。で、根来くずれの始末はともかく、若の方はお前どうしようと……?」
 蔓は一重瞼の非情な眼差しを微かにさ迷わせた。
「ええ……、丹波と丹後の長い付き合いもあるでしょうし、出来れば救出の手助けを……」
「ほう……」
 影の反応に蔓は顔を上げた。
「しばらく様子を見ましたが、丹波の二刀流、若侍とはいえなかなか天晴な武士(もののふ)。若と抜け荷の一件に因縁がある以上、一緒にことに当たるのも無駄ではないと……。またそうするに値する無垢な心を持っております」
 それを聞くと、蔓の前で前屈みの影がゆっくりと伸び上がる。
「ふふ……。お前、心が動いたな……?」
「え……?」
 蔓は不安げな表情を漂わせた。
「心が動けば“くのいち”は弱くなる。そんなことは、お前ほど役目を積めば分かっていることだろう……」
「え、ええ……」
 視線を落とすと蔓は小さく頷いた。
「心が動いて命を落としたくのいちを何人も見て来た。と言って、調べを終えたらそのまま里に帰れと言っても……、もうお前は言うことを聞くまい」
 蔓はその青白い顔を硬くして押し黙ったままである。
 そんな蔓に年老いた声がかかる。
「頭のよさや薬使いなど、お前は隠密に秀でた忍びではある。だが組打ちや争いはもっと優れている者が大勢いるではないか。それでも若侍の手助けをすると……?」
 黙ったまま蔓の首が縦に動くと、しばらく沈黙が流れた。
「お前も三十を越えたのか……。幼い頃からお前は忍びの修行にすべてを捧げて来た。誰でも一度は来る、失ったものを取り返したいと思う時が……。お前は、その関所を越えられるかな……?」
 影はゆっくりと立ち上がって蔓に背を向けた。
「私にも一族の意向を変えることまでは出来ない。だが……だがもしこの一件で窮地に陥った時はここに寄りなさい。何か出来ることがあるかもしれない」
「あ、有難うございます……」
 蔓はそう呟いて、去ってゆく影の背中に頭を下げたのである。

 再び夜明けの風に笹の葉が騒めいた時、蔓は静かに寝袋から身を起こした。
 寝入っている桔梗の様子を窺うと、切りそろえた竹や麻縄を包んだ風呂敷を掴む。
 もう若の救出の時まで半日余りである。
 今のうちにお竜一家の裏の竹やぶで、準備した竹を組んで足継ぎを作らねばならない。
 忍び足で歩き出しながら蔓は後ろを振り返った。
 いつぞやの夜明けに、拗ねて背中を見せた桔梗を思い出す。
 蔓の顔にうっすらと笑みが浮かんだ。
 それはまさに、今まで蔓が失くしてきた心そのものだったのである。


 障子紙が薄っすらと白み始めた時、伊織は気怠い身体を布団から起こした。
 昨夜はうとうととまどろんだかと思うと、風が霧を払うようにその眠気は消し飛んでいった。
 寝巻の前を整えようとした時、伊織はその身体に小さな震えを走らせた。
 己が乳房の膨らみに点々と赤いあざを見つけたからである。

 一度火をつけられた伊織の身体は、幾度かお竜や咲と極みを共にしてしまった。
 己が断末魔の声が頭の中で響いた時、耳元で獣のようなお竜のうなり声を聞いた。
 浅ましく抱き合って息を弾ませながら、露を滴らせたお竜のものが太腿の肌に吸い付いた。
 もう何本かも分からないほど抉り込んだお竜の指を締め付けて、伊織は悲しいほどに腰を振らされたのである。
 悔しいことに、青い竜は伊織を目くるめく快楽の淵に落としながら、自分も身をくねらせて幾度も極みを共にしたのだ。

 燃えるようなひと時が過ぎて咲が帰った後も、お竜はなかなか伊織の身体を離そうとはしなかった。
 ぼろ布のように互いの裸体を絡ませたまま、時折思い出したように唇を重ねてくる。
 ざわざわと残り火が燻ぶる身体を撫でられ、ねっとりと舌を絡めて唾液を分け合う。
 幾度か薄目を開けて様子を窺ったが、その度にお竜の笑みが伊織の顔を見つめていた。
「きれいだよ……」
 お竜はそう囁くと、また気の遠くなるような口吸いを交わしてくるのだ。
 身体の喜びだけで言うなら、この上ない情交である。
 大概の女ならこのお竜とのまぐわいで骨向きになるに違いなかった。
 やがてお竜の小さな寝息が聞こえ始めた時、伊織は静かに身を起こして自分の支度部屋に戻った。
 乳房の膨らみに残った赤いあざは、そんなお竜との睦みごとの証しだった。

 起き上がった伊織は、部屋の隅に置かれた小さな鏡台の前に座る。
 首を振って乱れた黒髪を払うと、片手できつく頭上に掴み上げた。
 櫛でその髪を束ねながら、唇を噛んだ伊織はいよいよその日の準備を始めたのである。

 外を窺った伊織は、慌てて戸襖の手前に身を潜めた。
 回廊の先で、離れの障子が大きく開いたからである。
 一人の色白で背の高い女が姿を現わした。
 肩から前に癖のある黒髪を垂らした風情は、まるで天女のような美しさを漂わせている。
 長い手足で大きく伸びをすると、その女は胸の前に両手を組み合わせた。
 “あ……!!”
 障子の隙間から伊織はその目を見開いた。
 ゆっくりと息を吸う女の肌が赤黒く変化し、伸びやかな肢体が隆々とたくましく変化していく。
 “これが根来……?”
 我が目を疑いながら見つめるなか、大女の後ろからもう一人別の女が姿を現わした。
 浅黒い顔に白い歯が輝き、思いがけず鋭いその眼光が辺りを窺う。
 思わず視線を部屋内に戻すと、伊織は障子を背に身を硬くした。
 ついに間近に見た根来は、本能的に手強い相手と感じたからである。
「もう荷捌きも今日で終わり。明日からは荷物の護衛で京へ行くんだろ?」
「うふふ随分ご機嫌じゃないか蓬莱。でも甲賀や伊賀が、荷を目当てに襲ってくるかもしれないよ?」
「あはは、少しは騒動もなきゃあ身体が鈍ってしようがないよ」
 もうお竜一家に取り入っているにもかかわらず、伊織は息を潜めて廊下の声が通り過ぎるのを待った。
 やっとその話し声が遠ざかった時、ふと視線を上げた伊織の身体が凍り付いた。
 続きの間との仕切り戸が音もなく開いていた。
 そしてそこには、じっと自分を見つめているお通の姿があった。

 伊織はやっと平静を保った。
 “こいつか……、鷹というのは”
 あらかじめお蝶に聞いていなければ、取り乱して当然だった。
 妹とはいえその女は、10年前羅紗姫を丹波まで送り届けた時の恩人であるお通に生き写しだったのである。
「新しく世話役に雇われたという奥方様か……」
「は、はい、菊と申します。よろしくお願い致します」
「ふうん、ただの武家の奥方には思えないが……」
 鷹の冷徹な目が伊織をじっと見つめる。
「ふふ、あんたも心配性だねえ」
 鷹の後ろから含み笑いのお竜が姿を現わした。
「あたしたちはもう、仲間内の契りをたっぷりと結んでるんだよ。あんたは荷の心配をしてりゃいいのさ」
 見ればその両手に布巾を被せた膳を抱えている。
「私もお手伝いさせていただきます」
 そう申し出た伊織にお竜は首を横に振った。
「もうだいぶ咲さんに慣れて、飯も食べるようになってね。朝は作り置きをあたしが届けてるのさ。あんたは顔合わせに、お昼と夜を咲さんと一緒に届けておくれ。あたしゃこの後、荷捌き場の治めに出るからね」
「あ、はい……、わかりました」
 伊織はあえて何も言葉を返さなかった。
 午後に事を起こす前に、要らぬ波風を立てるのは得策ではないと思ったからである。
「じゃあ、頼んだよ」
 そう言い残してお竜が座敷を出た後も、鷹の冷たい眼差しは伊織に向けられたままだった。
「あんた何処の出だい?」
「は、はい、わたしはその、江戸の生まれです」
「ふうん……。で、旦那のお勤めでこの丹後に?」
「はい……」
「ふん」
 鷹の視線が伊織の全身を舐めた。
「あんた武芸のたしなみがあるね?」
「え……?」
「とぼけても無駄だよ。さっき初めて視線を合わせた時、確かにあんたから気を感じた」
 伊織は不安を隠したまま、鷹に向かって顔を和らげた。
「お恥ずかしゅうございます。亡き父が、女といえども護身程度はと稽古をつけてくださいました」
 鷹の目が伊織の左手の親指に注がれる。
「護身程度……? しかしあんた真剣を……」
「鷹、出かけるよ!」
 その時表から鷹に向けて仲間の声がかかった。
「ふん、じゃあまた話を聞こう」
 そう言い残して鷹の背中が表に消えた時、伊織は胸の奥から大きな息を吐いた。
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