Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ:紙上旅行倶楽部/総集編 > 東北に行こう!
律「仕方ないでしょ。
 娯楽が目的じゃないんだから。
み「ピンクコンパニオンとか、呼べんのか」
ピンクコンパニオンとか

律「聞いてみたら、フロントに」
聞いてみたら、フロントに
↑聞ける雰囲気ではありません。

み「嫌がらせで、イタコを派遣されたら困る」
海洋堂のイタコフィギュア
↑海洋堂のイタコフィギュア。持ってます。

み「しかし、テレビもないってのは、現代の宿じゃおませんがな」
テレビもないってのは

律「WI-FIも届かないでしょうから、見る手段はなさそうね」
み「やっぱり、団体で泊まる人たちは……。
 花札とか持って来てるんでしょうな」
花札とか持ってきてる

み「翌日、裸で帰る人がいたりして」
翌日、裸で帰る

律「いるわけないでしょ。
 そうだ、裸と云えば、お風呂がまだだったわね。
 いただきましょうよ。
 せっかくなんだから」
み「んだすな。
 それも、12,000円のうちだで。
 浴衣、浴衣」
浴衣、浴衣

み「サイズとか、あるのかな?」
律「子供用じゃなきゃ、みんな一緒でしょ」
み「デカかったら、松の廊下になるではないか」
デカかったら、松の廊下になる

律「折って、帯で締めればいいんじゃないの」
み「ちょっと長めかも」
律「お端折りしなさいよ」
お端折りしなさい

み「脱いでまた着るのに、そんな面倒なこと出来ませんがな。
 こうやって端折ればいいんでないの」
岡っ引き

律「岡っ引きか」
み「浴衣で思い出したけど……。
 ユカタン半島ってあったよね」
律「何それ?」
み「どこかにある半島でんがな」
ユカタン半島はここ
↑ここにありました。中米だとは思わななんだ。

み「あと、スケベニンゲン。
 どっかの都市」
スケベニンゲン
↑オランダでした。ほかの地名もすべて実在のようです。

み「わたしが学校の地理で覚えた地名は……。
 この2つだけです」
ドヤ顔

律「胸を張って言うな」
み「あ、財布は忘れられませんぞ。
 帰りに、ビールを買わねばならぬ。
 どうやって持っていくかな。
 やっぱり、このアメニティ袋か」
アメニティ袋

律「ポーチとか、持ってきてないの?」
み「ポチ?」

↑ポチではありませんが、面白かったので。飼い主の入れ歯を咥えてしまったようです。

み「なんで犬を連れてこにゃならんのだ」
律「わざとボケてるわね」
み「ま、旅行にありがちなハイテンションですな」
律「わたしのポーチに入れていく?」
み「先生の財布も、そこに入れたの?」
律「そうよ」
み「危険」
律「何が?」
み「そのポーチが盗まれたら……。
 われらは、無一文ではないか」
こんなに可愛ければ、何とかなります
↑こんなに可愛ければ、何とかなります。

律「急に用心深くなったわね」
み「キャッシュカードとかクレジットカードは置いてった方がいい。
 お金も、小銭と千円札以外は置いていく。
 しかし……。
 この部屋、金庫がないではないか」
この部屋、金庫がないではないか
↑たいがい、床の間付近にありますよね。

律「そういえばそうね」
み「だだっ広いばかりで、隠し場所がない」
律「洋服入れの中は?」
洋服入れの中は?

み「却下。
 ありきたりじゃ。
 泥棒が真っ先に開けるわい」
律「座布団に挟むとか」
座布団に挟む

み「よその部屋で宴会が入ったとかで……。
 座布団だけ運び出される可能性がある」
律「ここに宴会が入るわけないでしょ!
 あ、いっそ、ゴミ箱の中は?」
ゴミ箱は置いてないっぽい
↑ゴミ箱は置いてないっぽいですね。

み「ぱきゃもーん!
 忘れたまま帰ったら、捨てられてしまうではないか」
律「忘れる方がバカでしょ」
み「いっそ、トイレのタンクに沈めるか」
ここにゴミ箱があった!
↑ここにゴミ箱があった! 入れる気にはなりませんが。

律「あんたのだけにしてよ」
み「靴の中はどうだ?」
律「財布が臭くなるでしょ!」
み「足臭さですか?」

↑飼い主の足を嗅いだ猫の反応。

律「そもそも財布なんて入らないわよ。
 長靴じゃないんだから」
み「どうやら、安心して隠せる場所は見あたらんな。
 畳剥ぐ?」
律「お断り」
み「忍者なら、畳返しという技で一発なのだが」
立ち位置が間違ってるのでは?
↑立ち位置が間違ってるのでは?

律「畳の下に隠したら、畳が膨らんで、一発でバレるでしょ」
み「愚か者。
 床板も剥ぐんじゃないですか」
甕が埋まってたら嬉しい
↑甕が埋まってたら嬉しい。

律「付き合ってられない。
 あ、ここでいいでしょ。
 お茶セットの中」
お茶セットの中

み「ありきたりじゃ。
 ポットの中にするか」
ポットの中

律「財布を煮る気?」
み「そんなら、どこにすんだよ!」
律「鍵を掛けて出るんだから、この部屋自体が金庫みたいなものでしょ」
み「マスターキーで入れると思います」
マスターキーで入れる

律「そこまで疑う気?」
み「ま、仕方おへんか。
 妥協のしどころですかね」
律「早く行くわよ」

休憩スペース
↑2階にあります。

み「ここは、何するところ?」
律「お話ししたりするんじゃないの」
み「なんで、部屋でしないわけ?」
律「お部屋は、男女別でしょ。
 団体さんとかでは」
み「しかし、見事に何もおへんな。
 灰皿もない」
律「いいじゃないの、すっきりしてて」

大浴場

み「おー、こっちじゃな」
男湯

律「ちょっと、そっちは男湯でしょ」
み「ありゃりゃ、うっかりしましたな」
律「あんなにデカデカと書いた暖簾が出てるじゃないの」
み「お約束のギャグですよ」
律「せんでいい」
み「お。
 自販機発見。
 ヤツの云うことは、デマではなかったな。
 よしよし、売り切れのランプは点いてないな。
 しかし、返す返すも、部屋に冷蔵庫がないのが難点じゃ。
 それさえあれば、先に買い占められるものを。
 落ち着いて、風呂にも入れんではないか」
律「食堂で、誰も飲まないって確認したじゃないの」
み「気が変わるやも知れん。
 剣呑剣呑。
 早いこと入らねば。
 行きますぞ」

 自販機のある場所ですが、ネットでは確認出来ませんでした。
 お風呂にはカメラを持参しないため、誰も撮らなかったのかも知れません。
 わたしが思うに、男湯と女湯の間にある衝立(?)の裏側じゃないですかね。
この裏が怪しい
↑この裏が怪しい。

 あるいは、この写真を撮った方の後ろ側かも知れません。

み「お、何やら注意書きが」
何やら注意書き

み「『スリッパは下足棚へお入れ下さい』。
 なるほど、床に脱ぎ散らかしちゃダメですよってことか」
床に脱ぎ散らかしちゃダメ
↑これはマシな方。

み「温泉旅館でありがちですね。
 自分が履いて来たスリッパを、誰かが履いて帰っちゃうってこと。
 裸足で帰るわけにいかないから……。
 こっちも、人のを履いて帰る。
 そいつが水虫だったらどうしてくれる」
スリッパでも感染
↑やっぱり、スリッパでも感染しますよね。

律「確かに、あれは不衛生よね。
 そういうことが無いように、下足棚に入れるんじゃないの」
み「一番取りにくい、遠いところに入れるべきじゃな。
 左の方。
 これは、ちょっと面白いことが書いてありますぞ。
 午後7時30分ころ、“従業員が出入りする”とある。
 今、何時ころ?」
律「部屋を出たのが、7時ころだったんじゃないの?」
み「てことは……。
 来ますな。
 従業員」
律「それがどうしたのよ?」
み「宿坊に、女の従業員がいると思います?」
律「じゃ、男の従業員が、女湯に入ってくるってこと?」
み「そうとしか思えませんがな。
 ぜひ、確認せねば。
 次」
当温泉はイオウ泉ですので
↑「当温泉はイオウ泉ですので入浴時間は三分~十分程度とし、長湯しないようご注意下さい」

み「入浴時間は、3分から10分にせいとな」
律「そんなに短いの?」
み「先生は普段、どのくらい浸かってるわけ?」
律「20分くらいじゃないの」
こういうことしてる人、ほんとにいる?
↑こういうことしてる人、ほんとにいるんですかね?

み「ふやけまっせ。
 わたしはたぶん、30秒くらいだね」

↑短いですが、何度でも浴びます。

律「何のために浸かるかわからないじゃないの」
み「しゃぶしゃぶより早いぞ」
たぶん、食べたことない
↑たぶん、食べたことないです。

律「どういう自慢よ」
み「さらに、窓を開けて、換気を良くして入れとな。
 覗き放題ではないか」
覗き放題

律「こんなところで、覗きをする輩なんていないわよ」
み「覗くのは……。
 この世のものではないかも知れん」
この世のものではないかも

み「魂魄この世に留まりてというやつじゃ。
 おなごの裸が恋しゅうて、死んでも死にきれましぇん」
かの有名な出歯亀氏
↑かの有名な出歯亀氏。

律「哀れな亡霊ね。
 見せてやんなさい」
み「金、取るかな」
律「取れる裸か」
み「失礼千万な」
失礼千万

律「ほら、行くわよ。
 あんたと一緒だと、事が進まないわ」

綺麗な脱衣所

律「綺麗な脱衣所じゃない。
 洗面台には、ドライヤーもあるし」
洗面台には、ドライヤーもある
↑ドライヤーは、硫黄で壊れないんですかね?(壊れてたら恐ろしいことに……)

律「普通の旅館と変わりないわ」
み「大ありでんがな。
 見んさいな、この脱衣カゴを」
見んさいな、この脱衣カゴを

律「どこがヘンなの?」
み「昭和の銭湯か。
 鍵も何も付いておらん。
 板の間稼ぎの天国じゃおませんか」
律「ここでそんなことする人いないわよ。
 銭湯と違って、お金持って来る人なんていないんだから」
み「持って来てまんがな、わたいら」
律「小銭と千円札が何枚かじゃない」
小銭と千円札が何枚か

み「小銭をバカにするものは、小銭に泣く!」
律「別にバカにはしてないわよ。
 でも確かに、銭湯なんかじゃ、これだと物騒かもね」
み「だしょ」
律「だけど、それが大問題にならなかったのは、日本人の国民性じゃない」
み「ちゃいまんがな」
律「何が?」
み「銭湯には、番台というものがあったでしょ」
銭湯には、番台
↑「み」(台東区上野『下町風俗資料館』)。2年前の『単独旅行記Ⅴ』で、わたしが撮った写真です。

み「入口の男湯と女湯の間の高いところ。
 男性の憧れの職業第1位。
 あれは決して、客の裸を見るための設備ではありません」
律「当たり前だわ」
み「つまり、あの高いところから……。
 妙な動きをする客がいないか、見張ってたんです。
 間違いでもあったら、すぐに評判が広がるからね。
 女湯の伝播力はそうとうなものだったはず。
 客が来なくなるよ。
 昔は近所に銭湯なんか、ひとつだけじゃなかったんだから。
 つまり、番台の使命は重要だったわけ。
 裸に気を取られてるようでは、店が立ち行かないんです。
 その使命に専心するため……。
 番台に上がる主人は、去勢手術を受けてたと云う」
トルコの去勢
↑トルコの去勢(1466年)。これは、竿を切り落としてるんですかね? 怖すぎ。

律「うそおっしゃい。
 猫じゃあるまいし」
猫じゃあるまいし

み「最後のは、ちょっとだけ盛りましたが……。
 つまり、そういうこと。
 番台から、ランランと目を光らせてたわけ」
ランランと目を光らせてた

み「だから、板の間稼ぎなんか出来なかったのよ」
律「ま、それはある程度、わかるけど」
み「ところが!
 やはり、女湯の脱衣所を堂々と見渡せる位置に男が座るというのに……。
 はなはだ抵抗を感じるようになってきたわけだな。
 日本人も」
律「当然でしょうね」
み「時代は変わりました。
 なにしろ、昔の銭湯は、混浴だったからね」
昔の銭湯は、混浴だった
↑ペリーの来日中に描かれたスケッチ。

み「男の三助が、女湯で客の背中を流してたし」
三助が、女湯で客の背中を流してた

み「来日した外国人は、びっくら仰天こいたわけよ。
 こいつらは、猿かーって」
こういう顔のおじいさん、います
↑こういう顔のおじいさん、いますよね。

律「そのころはまだ、温泉に入る猿はいなかったんじゃないの?」
み「ま、そうでしょうが。
 話を進めていいか」
律「打ち切ってよし」
み「ご無体な。
 で、時は流れ、世相は代わり……。
 番台から主人に裸を見られることを嫌がるご婦人が増えた」
律「当たり前だわ」
み「ということで、番台は徐々に廃止され……。
 代わりに、脱衣所の外に、カウンターを設けるようになった」
脱衣所の外に、カウンター

み「そこで、料金を受け取るシステムになったわけ。
 すると!
 脱衣所を見張るものがいなくなってしまったわけよ。
 このままじゃ、板の間稼ぎの天国になってしまう。
 ということで……。
 脱衣カゴじゃなくて、鍵付きのロッカーになったということ」
鍵付きのロッカー

律「結局、何が言いたいわけ?」
み「つまりじゃ。
 脱衣カゴなら、番台があるべき。
 番台がないのなら、鍵付きのロッカーにすべき。
 しかるにここは、番台がないにもかかわらず……。
 脱衣カゴになっとる。
 こういう組み合わせの銭湯は、かつてなかったはず」
律「ここは銭湯じゃないでしょ」
み「旅館でも一緒じゃん。
 番台のある大浴場はないだろうから……。
 すなわち、鍵付きのロッカーにすべき。
 でも、なんでロッカーにしないのかね?
 カゴを入れる棚は作ったんだから……。
 そこに鍵付きの蓋を付けるくらい、大した投資じゃないと思うのだが」
律「やっぱり、ご老人が多いでしょうから……。
 鍵をなくしたりのトラブルが心配だったんじゃないの。
 あ、わかった。
 鍵を付けるというのは、人を疑うと云うこと。
 修行の場である宿坊に、そういう設備を付けるわけにはいかなかった」
これが出来れば、もう修行は終わり
↑これが出来れば、もう修行は終わりだと思います。

み「ま、建前的にはそうでやんしょうな。
 でも本当は……」
律「本当は?」
み「鍵が開かなくなるんでないの?
 硫黄泉による影響で。
 鍵自体、真っ黒になっちゃうと思うし」
シルバーの指輪は、真っ黒に
↑シルバーの指輪は、真っ黒になってしまうとか。

律「ま、そんなところかしらね。
 いい加減、入りましょう」
み「だすな。
 従業員、まだ来ませんな。
 せっかく脱ぐところなのに。
 先生にしか見せられん」
律「職業柄、女性の裸は毎日のように見てますから。
 お先に」
み「もう脱いじゃったの。
 早業じゃな。
 マジシャンになれるぞ」

↑Tシャツを一瞬で脱ぐ方法。いったい、何の意味が……。

律「脱ぐのが遅い患者さんも少なくないわけよ。
 もたもたもたもた。
 さっさと脱げ、後がつかえてるんだから。
 そう言いたくなる人もいるの。
 そういうのを見てるから……。
 自分が脱ぐときも、少しでも手間取ると腹が立つわけ」
み「悲しい性よのぅ」
佐賀よのぅ
↑“さが”違い。

み「男の前でそれやったら、百年の恋も醒めまっせ」
律「そういう心配は要りません。
 それじゃ、お先に行ってるわよ」
み「プリケツじゃ」
プリケツじゃ

み「おー。
 広い。
 しかも、空いとる」
空いとる

み「お、先生はもう浸かってますな。
 どれどれ、わたすも」
律「ちょっと、かけ湯したの?」
フリーアナの森たけしさん
↑フリーアナの森たけしさん。温泉ロケで必ず決めるギャグだそうです。

み「おっと、忘れるとこだった。
 桶はと……。
 あったあった」
洗い場

み「おー、なんと、木の桶じゃござんせんか」
木の桶

 確かに、画像では木桶に見えます。
 でも、ほんとにそうでしょうか?

 問題は、タガの方です。
 タガというのは、銅か真鍮のようです。
 画像を調べたところ、真鍮は明るい金色でした。
真鍮は明るい金色

 吉祥閣の画像では、いわゆる銅色なので、銅製のタガでしょう。
いわゆる銅色

 でも、硫黄で変色しないものですかね?
 ひょっとしたら、プラの桶を木製風に着色したものかも。
 ↓しつこく楽天で探したら、ありましたよ。



 この商品、桶は木製ですがタガは樹脂製。
 お値段は、金属製より遙かに安いです。
 最初の真鍮製タガの桶は、2万3千円とかでした。
 ま、桶も木曽檜だそうですから。
 吉祥閣のは、おそらく樹脂製のものじゃないですかね?
 でも、それで十分だと思います。

律「ちょっと待ちなさい」
み「なんでっか?」
律「頭から被る気?」
かけられてるのは、甘茶です
↑花祭りのお釈迦様。かけられてるのは、甘茶です。

み「あきまへんのん?」
律「さっきの注意書き、読まなかったの?
 浴槽の水で顔を洗わないで下さいってあったでしょ」
浴槽の水で顔を洗わないで下さい
↑これは、境内の温泉の注意書き。同じことが書かれてます。

み「そんなこと書いてあった?」
律「ほんとに、こういうお客がいるから困るのよ。
 何のための貼り紙かしら。
 硫黄泉でしょ」
浴槽のお湯は、白濁
↑浴槽のお湯は、白濁してます。

律「目に入ったら大変よ」
み「おー、そうであった。
 じゃ、首から下だけ。
 それじゃ、ちょっくらご免なすって」
美しき“御免なすって”
↑美しき“御免なすって”。

み「あちゃ!」

↑全然関係ない動画ですみません。面白かったので。お湯から飛び出る画像を探してて見つけました。

み「熱いではないか」
律「そうでもないわよ」
み「従業員の三助を呼ばねば」
三助を呼ばねば
↑どう考えてもオイシい仕事。股間、妙な具合になってませんか?

律「三助なんて書いてなかったでしょ。
 首まで浸かりなさい」
首まで浸かりなさい
↑こんな猫もいるんですね。このまま寝落ちしてしまうこともあるとか。

み「人を幼児扱いすな!
 中で小便するぞ」

↑すごい勢いです。

律「汚い女ね。
 したら、顔まで浸かってもらうわ」
み「したってわかりませんがな。
 幼児のころは、家の風呂の中で毎日しておった」
律「ぜったい止めてちょうだいね」
み「浸かってたら、大分熱さにも慣れて来たな。
 しかし、なんですな。
 この広い湯船に、わたしらだけでっせ」
この広い湯船に、わたしらだけ

律「確かに贅沢よね」
み「大祭のときは、ここが芋洗いになるんでしょうな」
芋洗い
↑どこかはわかりませんでした。でも、混浴ではなく女性だけのようです。

み「あ、芋洗いは、男湯だけか」
芋洗いは、男湯だけ
↑想像するだけで気鬱。

律「下ネタは止めて」
み「こうまで広いと、ちょっくら泳ぎたくなるわい」
律「やめなさい。
 顔を付けられないんだから」
み「クロールするバカがいますか」
クロールするおもちゃ
↑クロールするおもちゃのようです。

律「平泳ぎか」
み「自慢じゃありませんが、わたしは平泳ぎは出来ません。
 だんだん足が沈んできて、身体が縦になってしまう」
だんだん足が沈んできて、身体が縦に
↑こうなっていきます。

み「友達には、釣りのウキみたいと言われた。
 おんなじ場所で、上下してるだけだから」
律「じゃ、まさか背泳ぎ?」

↑溺れてるようにしか見えません。

み「アホきゃ。
 前が見えない泳ぎ方なんか、まったくの非実用的じゃ。
 ロープを張ったプールでしかできない泳法ではないか。
 こんなところでやったら、縁に頭をぶつけて沈没してしまうわ。
 ま、それ以前に、背泳ぎは出来んがの」
「背泳ぎ」が必ず第1泳者
↑メドレーリレーで、「背泳ぎ」が必ず第1泳者なのは……。飛びこめないからです。

律「じゃ、何泳ぎよ。
 立ち泳ぎじゃ、足が着いちゃうでしょ」
「おたる水族館」のアザラシ
↑「おたる水族館」のアザラシ。

み「わたしの唯一可能な泳法。
 ご覧あれ」
律「……。
 犬かきね」

↑「Dog Paddle(犬かき)」泳法。なんで、顔を浸ける必要があるんです?

み「犬かきといいますがね。
 たいがいの動物が泳ぐときは、この泳法ですよ。
 海峡を渡る鹿とかもね」

↑こちらは、洞爺湖を泳いでます。余裕です。冬は無理でしょうけど。

み「クロールで泳ぐ鹿なんか、どこにもいませんがな。
 すなわち、最も自然で理に適った泳法が……。
 犬かきということです。
 動物は、習わずとも、この泳ぎを知っているわけ。
 人間も同じですよ。
 わたしは、小学校の水泳の検定でも、犬かきで受けた」
律「受けられたの?」
み「平泳ぎしようとしたんだけど……。
 途中から無理と判断し、犬かきに切り替えたのじゃ。
 機転が利くよな。
 笑われたけど。
 ほろ苦い思い出じゃ」
ほろ苦い思い出じゃ

律「あんたらしいわ」
み「恐山の湯で、犬かきしてるかと思うと……」
恐山の湯で、犬かき

み「しみじみと、人生の不思議を感じるわい」
律「馬鹿馬鹿しい。
 そろそろ、上がるわよ」
み「いつもは、20分浸かるんでないの?」
律「入浴時間は、3分から10分って書いてあったでしょ」
入浴時間は、3分から10分
↑外湯の注意書きですが、内湯も同じです。

み「なんか、ウルトラマンみたいですな」
ウルトラマンみたい

み「そんなら、上がりまっか。
 しかし、こんなに空いてる大浴場は、初めてだね」
空いてる大浴場

み「ここ、10時までだっけ?」
律「食堂で、お客さんがそう言ってたわね」
み「たとえば、24時間入浴可能にした場合……。
 夜中に入る気になる?」
律「ま、いくら眠れなくても……。
 誰もいないようなお風呂に行こうとは思わないわね」
み「だすな。
 脱衣所のカゴに、脱いだものがひとつもなかったのに……。
 扉を開けたら、湯船に人影がある」
律「部屋から裸で来たっていうの?」
み「あほきゃー。
 それじゃ、変態ですがな」
変態ですがな

み「そうじゃなくて!
 早い話、その人影は、この世のものじゃないってこと」
律「幽霊ってこと?
 何でお風呂に入るの?」
み「幽霊は、お風呂が好きなの!
 目玉おやじとか、垢舐めとか」
目玉おやじとか

律「それは妖怪でしょ」
垢舐めとか
↑垢舐め。変態としか思えません。

み「早い話!」
律「ちっとも早くないんですけど」
み「10時以降は、そういうものたちの貸し切りなわけよ。
 この大浴場は。
 だから……。
 決して、10時以降に入浴しようなどとは思ってはなりませぬ」
律「電気も消えてるお風呂に、誰が入るのよ。
 さ、出るわよ」
み「もう洗ったのか?」
律「あんたの馬鹿話を聞きながら、ずっと洗ってたでしょ」
み「人の話は真剣に聞け!」
律「真剣に聞ける内容か。
 それじゃ、お先に」
み「待たんきゃーい。
 こんなところに、ひとりで取り残されたら……。
 変態妖怪の餌食になってしまうわ。
 妖怪、股舐めとか」
妖怪、股舐め

律「下ネタはやめてって」

脱衣所

律「10分も入ってなかったのに、温まるわね。
 ポカポカ」
み「うむ。
 ビールがわたしを呼んでいる」
ビールがわたしを呼んでいる
↑これこれ。

み「よしよし。
 小銭も盗まれてないぞと。
 ほれ、行きますぞ。
 いざ、自販機へ」
律「髪、乾かしてから」
髪、乾かしてから

み「落ち着くでない。
 急に気がせく。
 今しも、残り少ないビールを、誰かが買ってるやも知れん」
ビールを、誰かが買ってるやも

律「それじゃ、先に買っててよ」
み「何本買う?」
律「2本ずつでいいんじゃないの」
み「2本目は温いぞ」
温かったんだと思います
↑温かったんだと思います。

律「1本飲むごとにここまで来るんじゃ、忙しないでしょ」
み「うむ。
 1本目は、一気だろうしな。
 最初は、2本ずつ買って……。
 次からは、1本ずつってのはどう?」
律「いいわよ」
み「あ、いいこと思いついた。
 2回目からは、じゃんけんにしよう」
気迫の「グー」
↑気迫の「グー」。

み「負けた方が買いに行く。
 如何?」
律「オッケー」
み「では、買って先に帰ってるぞ」
律「お願い」

 自販機については、情報がありません。
 唯一、見つけたのがこちらのページ。
 ↓の一文だけです。
+++
 内湯の入り口には自動販売機があって、ちゃんとビールが売っていました(^^;)
+++

 この「入り口」というを、どう捉えるかです。
 文字どおり「内湯」を、湯船のある洗い場と捉えれば……。
 その「入り口」は、脱衣所内ということになります。
脱衣所内

 でもねー。
 となると、脱衣所内での飲酒が可能ということになります。
 そんなことしますかね。

 あ、それに……。
 それだと、男湯女湯2カ所に自販機を置かなければなりません。
 まさか、男湯だけってわけにはいかないでしょう。
 もしそうなら、それは、お酒を飲む女性に対する偏見です。
こうなると、ちと問題
↑こうなると、ちと問題ですが……。それは男性も同じことです。
東北に行こう!(131)目次【Mikipedia】フェムリバ!
僧「一番上の横書き、読めますかな?」
一番上の横書き

み「喝(かつ)の観五」
僧「当たっていると思いますか」
み「3割ほどは」
テレワークしたら、必要じゃなかった
↑会社では絶対必要でしたが、テレワークしたら、ぜんぜん必要じゃありませんでした。

僧「そもそも、読む方向が違います。
 右から左です」
み「なんで右から読むのじゃ。
 アラビア語じゃあるまいし」
アラビア語は右から左
↑これを見ただけで挫折。

僧「それは、これをトラックの右側面に貼るためです」
み「はぁ?」
僧「トラックの右側って、社名を右から書いてありますでしょ」
トラックの右側
↑「所業エロ山」ではありません。「山口工業所」です。

み「何でトラックに貼るのじゃ!」
僧「思いついただけです」
み「僧が思いつきで喋るな」
僧「あなたの耳と一緒です」
み「何で」
僧「右から左でしょ」
右から左でしょ

み「なんだか、酔っ払いと喋ってる気がしてきた」
酔っ払いと喋ってる気がしてきた

僧「それは、わたしのセリフです」
律「どうか、これにかまわないで下さい」
僧「修業が足りてませんな」
み「千年修業せい」
千年修業せい

僧「関わりませんぞ。
 この横書きは、『五観の偈(ごかんのげ)』と読みます。
 あなたはさっき、“喝(かつ)”とおっしゃいましたが……。
喝

僧「あれは口偏です。
 “偈(げ)”は、人偏。
 “偈”とは、元はサンスクリット語で……。
 仏の教えや徳をたたえるために、韻文の形式で述べたものです」
偈
↑お経の一種なわけですかね?

み「早い話、詩であるわけだな」
僧「左様です。
 耳に心地よいリズムを持っております。
 内容がわからなくても、覚えやすい。
 古くから、教えを広めるために用いられてきた形式ですな。
 それではまず、わたしに続いてご唱和ください。
 まずは、意味がわからなくてもけっこうです。
 リズムある文章の流れで、沐浴するようなお気持ちで。
 それでは、始めます。
 一(ひとつ)には功の多少を計り彼(か)の来所を量る」
皆「一には功の多少を計り彼の来所を量る」
僧「二(ふたつ)には己れが徳行の全缺(ぜんけつ)を忖(はか)って供(く)に應ず」
皆「二には己れが徳行の全缺を忖って供に應ず」
僧「三(みっつ)には心(しん)を防(ふせ)ぎ過(とが)を離るることは貧等(とんとう)を宗(しゅう)とす」
皆「三には心を防ぎ過を離るることは貧等を宗とす」
僧「四(よっつ)には正に良薬を事とするは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為めなり」
皆「四には正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為めなり」
僧「五(いつつ)には成道(じょうどう)の為めの故に今此(こ)の食(じき)を受く」
皆「五には成道の為めの故に今此の食を受く」
僧「みなさん、暗記できましたかな?」
鎌倉幕府の成立年
↑現在、鎌倉幕府の成立年は、1192(いいくに)ではなく、1185(いいはこ)になってます。

み「でけるか!」
でけるか!

僧「暗記できないと、地獄に落ちます」
地獄に落ちます

み「脅してどうする!」
僧「もちろん冗談です。
 この中で地獄に落ちるのは、この方だけです」
この方だけです

み「なんでじゃ!」
僧「それでは、一文ずつ解説して参ります」
み「まだ食えんのか!」
僧「食事すなわち、修業そのものです」
食事すなわち、修業そのもの

み「自分がウンチクを垂れたいだけだろ」
僧「わたしが垂れるのはウンチクですが……。
 あなたのは“ク”を抜いたものじゃないですか」
み「ウンチを垂れる……」
ウンチを垂れる

み「食事時にそんな下品なこと言っていいのか!」
僧「おっしゃったのはあなたです」
み「僧が罠を仕掛けてどうする」
罠

僧「それでは、解説を始めます。
 まずは……。
 『一(ひとつ)には功の多少を計り彼(か)の来所を量る』。
 この食事は、いきなりここに現れ出たものではありません」
み「出来たら、ドラえもんじゃ」
出来たら、ドラえもん

僧「続けます。
 まず直近は、うちの厨房の者が料理したわけですが……」
厨房の者が料理
↑『吉祥閣』ではありません。

僧「その前に、材料はお店から買い求めます。
 お店では、棚に商品を並べる人がいます」
棚に商品を並べる人

僧「さらにお店には、納入業者がトラックで運んできます」
納入業者がトラックで運んできます

僧「その前には、市場などで競りにかけられるのでしょう」
市場などで競りにかけられる

僧「そこに持ちこむのは、農協さんでしょうかね」
そこに持ちこむのは、農協さん
↑トウガン(冬瓜)だそうです。食べたこと無いかも。

僧「さらにもちろん、その前には、農家の方の苦労がある」
農家の方の苦労がある
↑生まれ変われたら、こんなところで農家がやりたいです。

僧「さらに遡れば、種苗を生産する工場がある」
種苗を生産する工場がある

僧「この一膳の料理が、こうして調うのは……。
 数限りない人々の働きがあってこそなのです。
 まずは、その来歴に思いをはせ……。
 人々に感謝をするところから、食事は始まるわけです」
み「ぐぅ~」
僧「何ですか?」
み「感謝しすぎて、お腹が鳴った」
感謝しすぎて、お腹が鳴った

僧「健康な証拠です。
 ありがたいことです。
 続けます」
み「やっぱり」
僧「『二(ふたつ)には己れが徳行の全缺(ぜんけつ)を忖(はか)って供(く)に應ず』。
 そうして調えられた食事を、はたして自分はいただくに値するのか。
 それを心に問い、反省するのです」
それを心に問い、反省する
↑月曜の朝は、わたしもこんな感じです。

み「胸を張って値する」
僧「大した自信ですな」
み「1万2千円も払っておる。
 いただくに値するに決まっておる」
僧「続けます。
 『三(みっつ)には心(しん)を防(ふせ)ぎ過(とが)を離るることは貧等(とんとう)を宗(しゅう)とす』」
み「よく覚えられますな」
僧「意味を知れば自然と胸に入ってきます。
 しかし、これは少しく難しいですな」
み「トントンを投げたら、シュート回転したというところはわかった」
僧「トントンとは何です?」
み「パンダではないか」
トントン
↑トントン(年1986~2000年)の剥製【国立科学博物館】。死因は癌だったそうです。

み「大陸伝来の教えに、パンダが出て来ても不思議ではない」
パンダが出て来ても不思議ではない

僧「パンダのことなど、どこにも書いてませんがな。
 確かに、『貧等(とんとう)』はわかりにくいですな。
 これは、三種の煩悩である『貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)』のいわゆる三毒を指します。
 『貧(とん)』は、むさぼりですな。
 美味しいものを前にすると、貪り食べてしまいます」
『貧(とん)』は、むさぼりです

僧「『瞋(じん)』は、怒りや憎しみ。
 粗末な食膳に怒ったり不平を言ったりする心です」
粗末な食膳に怒ったり不平を言ったり

僧「『癡(ち)』は、愚かさ。
 食することの意義や作法をわきまえないことです」
食することの意義や作法をわきまえない

僧「すなわち、心を正しく保ち、あやまった行いから身を遠ざけるためには……。
 毎日の食においても、『貪瞋癡(とんじんち)』を常に意識していなければならないということです。
 続けます」
み「なかなか粘り強いではないか」
毎朝食べてます。ウマいぜ!
↑毎朝食べてます。ウマいぜ!

僧「こういうお客様のお相手をするのも、修業の一環です」
み「なんだか、クレーマーみたいではないか」
クレーマーみたい

僧「『四(よっつ)には正に良薬を事とするは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為めなり』」。
 『形枯(ぎょうこ)』は、痩せ衰えること。
 すなわち食とは、この命を支えるためにいただく良き薬なのです」
「薬食い」と称して獣肉を食した
↑江戸時代では、「薬食い」と称して獣肉を食べたそうです。

僧「よろしいですか?」
み「続けてよし」
僧「今日は、ひたすら修業です。
 それでは、ようやく最後になります。
 『五(いつつ)には成道(じょうどう)の為めの故に今(いま)此(こ)の食(じき)を受く』。
 『成道(じょうどう)』とは、悟りを開くことです」
『成道』とは悟りを開くこと

僧「その究極の目的を果たすために、今、この食事をいただきます。
 それでは、みなさん、たいへん長らくお待たせいたしました。
 いただきます」
皆「いただきます」
いただきます

僧「あ、みなさん」
み「まだあるのか!」

僧「お食事後、箸は箸袋に収め、お部屋にお持ち帰り下さい。
 明朝の食事にも使いますので、忘れずにご持参下さい。
 なお、その後は、お持ち帰りになってけっこうです。
 それではわたしは、これで失礼します」
み「風のように去っていったな」

↑ふなっしー、驚異の逃げ足。

律「あなたがあんまり絡むからよ。
 恥ずかしいんだから」
み「げ、この箸……」
律「ちょっとスゴいわね」
ちょっとスゴい箸

み「家で使う気になりまっか?」
律「これはやっぱり、お仏壇とかに供えるんじゃないの」
お仏壇とかに供える

み「で、死んだとき、枕元のご飯に刺すんだな」
死んだとき、枕元のご飯に刺す
↑枕飯(まくらめし)と云うようです。

律「もう、準備万端じゃないの。
 いつでも死ねるわよ」
秩父市の奇祭「ジャランポン祭り」
↑ご存じ、秩父市の奇祭「ジャランポン祭り」。

み「よし、善は急げだな。
 って、何が善じゃ。
 この箸を使うのは、まだ当分先だわい。
 それよりこれ、オークションで売れませんかね?」
オークションで売れませんかね?

律「罰があたるわよ」
み「それではいただきますか。
 まずは手を合わせましょう。
 なんまいだ」
律「ちょっと!」
み「あ。
 うっかりと箸を刺してしまった」
うっかりと箸を刺してしまった

律「おまえはもう死んでいる」
おまえはもう死んでいる

み「えんがちょ」
えんがちょ
↑「縁がチョン(切れる)」が語源だとか。

み「なかったことにします」

み「しかしなんだすな。
 この料理、死んだ父に食べさせたかったな」
律「急に殊勝なこと言うじゃない」
み「父は若いころ、胃潰瘍で胃を3分の2くらい切っててね」
胃潰瘍で胃を3分の2くらい切って
↑どういう手術だったかまでは聞いてませんが。

み「ほんと、食が細かった。
 背が高かったから、まさしく鶴が歩いてるみたいだった」
サギの方が近いかも
↑やっぱり、サギの方が近かったかも。

み「その父なら、この料理でもお腹一杯になったろうね」
律「何が言いたいわけ」
み「どう考えても、少なくね?」
どう考えても、少なくね?

律「さっきの『五観の偈(ごかんのげ)』、ぜんぜん頭に入ってないじゃないの」
み「あれは、料理が少ないことへの布石ですか?」
律「あなたは早食いだから、足りなく感じるのよ」
早食いだから、足りなく感じる

律「噛みしめてゆっくり食べれば……。
 その間に血糖値があがって、満腹感を得られるものよ」
噛みしめてゆっくり食べれば……
↑か、過酷。

み「そういう先生も、早食いですがな」
律「職業柄、仕方ないわ。
 ゆっくりとなんか食事を摂れないことがほとんどなんだから」
職業柄、仕方ない

み「一番豪勢なのは、この天ぷらですかね」
一番豪勢なのは、この天ぷら

み「でもこんなの、箸で浚えば一口だわ」
律「そうできないように、塗り箸なんじゃないの。
 ひとつずつ食べなさい」
み「しかし、酒なしで夕食を摂るのは、年2回と決めておるのじゃが……」
酒なしで夕食を摂るのは、年2回
↑内視鏡検査と職場健診の前日です。

み「今年は、3回になってしまった」
律「だからゆっくり食べなさいって。
 公園の鳩じゃないんだから」
鳩ではなく……。イグアナです。
↑これはもちろん鳩ではなく……。イグアナです。

み「おっと、あやうくオカズを食べきってしまうところだった。
 もう1杯、お代わりせねば。
 のりたまでも持ってくれば良かったな」
久しぶりに食べたくなりました
↑久しぶりに食べたくなりました。

み「先生は?、おかわり」
律「いただこうかしら。
 誰かのせいで待たされた分、お腹へっちゃった」
み「当然ここは、あのジャーからのセルフサービスじゃな」
あのジャーからセルフサービス

み「お茶碗、寄こしなせい。
 わたしがよそってきてくれる」
律「お椀、間違わないでよ。
 区別つかないんだから」
み「間違ったって実害なかろう。
 毒など持っておらんわ」
こういう派手な見た目を、警告色
↑スポーツカーみたいですね。こういう派手な見た目を、警告色と云います。「毒持ってんぞー」と警告してるわけです。

律「怪しいもんだわ」
み「医者とは思えない発言。
 そんなら、茶碗の縁に、鼻くそでも付けておきんさい」
律「食べてるときに!」
み「そんなら、その豆腐の味噌を付ければいいではないか」
豆腐の味噌を付ければいい

律「ほんとに、なんでこんなことをしなきゃならないのかしら。
 ほら、ここに付けたからね。
 舐めたりしないでちょうだい」
み「妖怪じゃあるまいし」
ただの変態だと思います
↑妖怪「垢舐め」。ただの変態だと思います。

み「盛りはどうする?」
律「もりって?」
み「大盛りか、てんこ盛りか?」
てんこ盛りか?

律「普通でいいわよ」
み「こんなとこで気取ってもしょうがないぞ」
律「気取ってません」
み「確かに、このオカズの量じゃな。
 白米ばっかり食ってたら、脚気になるわ」
脚気は“江戸患い”
↑脚気は“江戸患い”とも称されました。

律「一食くらいじゃ、関係ないわよ」
み「そんじゃ、ちょっくら行ってまいります」
律「見張ってるからね、お椀。
 あ、すみませんね。
 わたしたちだけ、うるさくて。
 あれも、決して悪い人間じゃないんですよ。
 頭が悪いだけで」
頭が悪いだけ

み「盛ってきたぞ。
 ほれ、先生のが、これじゃ。
 ちゃんと、味噌が縁に付いとる」
盛ってきたぞ

律「あんた……。
 少しは、恥というのを知りなさい。
 それじゃ、枕飯でしょ」
み「箸を刺すか」
箸を刺すか

律「やめなさいって」
み「オカズが足りん」
律「わかりきってたことじゃないの」
み「お味噌汁は飲んじゃってるから……。
 ぶっかけるわけにいかんしな。
 あ、これでいいか」
それ天つゆでしょ

律「ちょっと、それ天つゆでしょ」
み「何も味がないよりはマシじゃ。
 ほれ、これをちょろっと。
 うわ。
 ドバッといってもうた」
律「そんなの残して立てないわよ。
 みっともないから。
 全部食べなさい」
み「きびしー。
 あ、けっこうイケます」
うちの犬も好きでした
↑うちの犬も好きでした。

み「かすかに、天ぷらの味も残ってて。
 なんか、わびしいけど」
律「こんなに綺麗な料理なのに……。
 どうしてそう汚くしてしまうのかしら。
 みなさんもう、お湯を召しあがってるわよ。
 早く食べなさい」
み「かっこんでもいいか?」
律「そんなにビショビショにしたら……。
 お箸で拾ってられないでしょ」
み「それじゃ、失礼して。
 シャカシャカシャカ」

↑豪快です。スパゲッティをスプーンで食べるのは高等技術です。

律「静かに食べなさい」
み「仏教らしい音ではないか」
律「何でよ?」
み「お釈迦シャカシャカ」
シャカシャカ

律「バカらしい」

僧「みなさん、そろそろお済みですかな」
み「ぶ」
律「鼻から出さないでちょうだい」
鼻から食べてる
↑この方は、鼻から食べてるんですかね?

僧「約1名、お済みでない方がおられますな」
律「この人は数に入れないでください。
 どうぞ、お続けください」
僧「それでは、みなさん。
 『食後の偈(げ)』を唱えましょう」
み「まさか、また五つもあるんじゃなかろうな!」
僧「ご飯粒が飛んでますぞ」
ご飯粒が飛んでます

僧「ご安心下さい。
 食後は1行です。
 箸袋を今一度、お取り下さい。
 下の方に書いてあります」
下の方に書いてあります

僧「それでは……。
 『願わくはこの功徳を以って、普(あまね)く一切に及ぼし、我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを』」
客「願わくはこの功徳を以って、普く一切に及ぼし、我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを」
僧「ごちそうさま」
客「ごちそうさま」
僧「この後は、自由時間になります。
 大浴場に入られるのもよし、宿坊の外の温泉に入られるもよし……」
入る度胸、あります?
↑入る度胸、あります?

僧「今日はお天気も良いので、夜の恐山を散策されるのもよし」
散策する度胸、あります?
↑散策する度胸、あります?

僧「しかし、お気を付け下され。
 もし、迷子になられても、携帯は圏外です。
 助けを呼ぶことは出来ません。
 あたりは真っ暗闇です。
 朝まで彷徨ったお客様もおられました。
 朝、宿に戻られたときは、髪の毛が真っ白になってましてな」
髪の毛が真っ白

僧「人相もまるで別人でした」
人相もまるで別人
↑NHK時代。髪の分け方が逆でしたね。

僧「よほど怖い思いをしたのでしょうな」
よほど怖い思いをした
↑東京に住んでたとき、つのだじろうさんの自宅を偶然発見したことがあります。ちゃんと表札に「つのだじろう」と出てました。

み「貴僧は、よほど人を怖がらせるのが好きなようじゃな」
僧「ご忠告をしたまでです。
 なお、当館の消灯は22時です。
 廊下やロビーなどの照明が消されます。
 もちろん、室内の明かりは点けていてもかまいません。
 明日の朝は、6時に館内放送で起床の呼びかけがあります。
 この放送がありましたら、身支度を調えられて下さい。
 宿坊の1階から繋がる長い廊下がございますので……」
宿坊の1階から繋がる長い廊下
↑この先は、撮影も禁止です。

僧「6時半までに、地蔵殿においで下さい。
 朝のお勤めをご一緒していただきます。
 それではみなさん。
 食器はそのままで結構です。
 お箸だけは忘れずにお持ち下さい。
 朝食でも使いますので。
 それでは」
み「またもや、風のように去っていったな」

↑北九州市に実在するそうです。

律「あんたとかかわりたくないからだわ」
み「修業の足りんやつ。
 しかし、なんで一緒に食べないのかな?」
律「これは、お客さん用の御膳だからでしょ。
 お坊さんは、賄いみたいなのをいただくんじゃないの」
み「ビフテキとか、食ってないだろうな」
野菜も食え!
↑野菜も食え!

律「そんなわけないでしょ」
み「あの、みなさま。
 先ほどは、この女の遅延行為のせいで……。
 食事開始が遅れ、誠に申し訳ありませんでした」
律「何でわたしなのよ!
 100%、あんたじゃないの」
み「ところで、みなさんにお尋ねしたいのですが……。
 これから、ビールを飲まれるつもりの方はおられますかな?
 おや。
 どなたもおられませんか。
 あなた、お好きでしょうに。
 酒焼けしてますよ」
日本一の大天狗面
↑浜松市天竜区春野町「春野文化センター」にある日本一の大天狗面。縦8m、横6m、鼻の長さ4m。

客「かつては大いに飲みました。
 しかし、肝臓を壊しましてな。
 今はまったく嗜みません」
人ごとに非ず
↑人ごとに非ず。

み「それで、幸せですか?」
幸せですか?

律「大きなお世話でしょ!
 ほんとにすみません。
 失礼なことばっかりで」
客「いえいえ。
 お酒の好きな方からすれば、当然の感想でしょう」
ほんとに美味しそうに飲みます
↑この人は、ほんとに美味しそうに飲みます。見ていて、こちらまで幸せになります。

客「わたしなら、十分、幸せです。
 でも、これで健康な身体でお酒を飲めたら……。
 もっと幸せでしょうね」
み「ほれみんさい」
客「十分、飲みましたから。
 この先は、命と引き換えになってしまいます」
広島県のお酒
↑広島県のお酒のようです。

律「ご立派ですわ。
 ちゃんと、ご自分で節制できて。
 あんたも、よく聞いておきなさい」
み「ほかの方も、ビールは飲まれませんか?」
律「聞いちゃいないわ」
客「夜、ビールを飲みたい人は、ここには泊まらないんじゃないですか」
み「なるほど。
 ということは……。
 この宿の自販機のビールは、われらで独占ということでよろしいですかな?」
律「われらって、誰よ?」
み「わたしと先生に決まってるでしょ」
律「人聞きの悪い」
み「飲まないの?」
律「飲むけど」
み「ところで、ビールの自販機がどこにあるか、ご存じかな?」
客「それなら、内湯の入口にありましたよ」
み「ロビーじゃなかったか。
 聞いて良かった。
 あなたは恩人です」
魂の土下座
↑魂の土下座。

客「大げさな。
 でも、あまり飲み過ぎないようにしませんとな。
 霊が寄ってきます」
み「そんなわけあるかい。
 蚊じゃあるまいし」
こういうO型、いますね
↑こういうO型、いますね。

客「それじゃ、わたしはこれで」
み「これから、長い夜、どうするのじゃ?」

↑毛のあるころ。諸行無常。

客「本を持ってきておりますので。
 こちらの副住職さんのご本です」


↑わたしはこの本、買って読みました。もちろん、ネタ本として買ったのですが、面白かったです。

み「まさか、さっきの生臭坊主じゃあるまいな」
まさに生臭い坊主
↑魚が化けた坊主。まさに生臭さです。どうやら、鵜が怖いようです。

客「いえ、あの方じゃありません」
み「そうじゃろう。
 あいつは、一から修業のやり直しじゃ。
 しかし、ご飯食べて本を読んでたら、眠たくならない?」


↑こんな本もありました。ひょっとして、面白くないからなのでは?

客「眠くなったら、眠るまでです」
眠くなったら、眠る
↑野生を失いすぎ。

み「お酒も飲まないで寝たら……。
 夜中にぜったい、お腹が空くぞよ。
 こんな粗食だったんだから」
食べ盛りの人には足りないかも
↑粗食どころではありません。でも、食べ盛りの人には足りないかも(そういう年代の方は、恐山には行かないのでしょうが)。

客「五観の偈(ごかんのげ)を唱えて耐えます。
 というのはウソで……。
 鞄には、カップ焼きそばが常に入ってますから」
み「なぜに?」
客「旅行中は、何が起こるかわかりませんからな。
 財布を落とすかも知れませんし」
財布を落とす

み「野宿することもあり得ると?」
野宿することもあり得る
↑もちろんわたしは、一度も経験がありません。

客「ま、そんなところです」
み「お湯はどうするのじゃ?」
客「コンビニで分けてもらいます」
コンビニでお湯を分けてもらいます

み「コンビニがなかったら?」
客「囓るまでです。
 食べられないはずありません」
囓るまでです

み「壮絶。
 交番に相談したら、お金、貸してくれるんでないの?」
交番に相談したら、お金、貸してくれる
↑ほんとですかね? だって、身分証も一緒になくしてる場合が多いと思いますよ。

客「交番がなかったら?」
み「泥棒する」
泥棒する

客「いけません。
 焼きそばを囓るべきです。
 それもまた人生」
それもまた人生
↑鶏肉って「焼肉」じゃなくて、「焼き鳥」なんじゃないですか?

み「なぜに、焼きそばなんです?
 ラーメンじゃなくて」
ラーメンじゃなくて

客「四角いからです。
 鞄に入れやすい」
み「それはひょっとして……。
 『ペヤングソース焼きそば』ではないか?」
ペヤングソース焼きそば

客「あたりです。
 美味しいですよね」
み「いかにも。
 学生時代を思いだす。
 徹夜で本を読んだ翌朝、よく食べたものです」
焼いてない焼きそばだけど美味しい
↑焼いてない焼きそばだけど、スゴく美味しいです。

客「あなたにも、本を読んだ学生時代があったんですね」
本を読んだ学生時代
↑わたしではありません。

み「何が言いたい?」
客「いや別に。
 それじゃ、わたしはこれで」
み「カップ焼きそば、部屋のポットのお湯で食べる気?」
部屋のポットのお湯で

客「それしか方法はないでしょう」
み「冷めちゃってると思うぞ」
客「生よりはいいでしょう」
み「あ、お風呂があるじゃん。
 お湯が出るでしょ」
頭のミカンは、人が載せる?
↑頭のミカンは、人が載せるんですよね。自分ではできないよな。

客「内湯は、22:00までですな。
 腹が空くのは、おそらくそれ以降」
み「外の温泉は?」
外の温泉は?

客「あなた……。
 あんなところまで、カップ焼きそばにお湯を入れに行けますか?」
み「わたしはいかんよ。
 アホの所業じゃ」
客「そんなら人に勧めないで下さい」
律「お湯なら、お部屋の洗面台で出るんじゃないですか?
 冬なんか、お水じゃ冷たいでしょ」
客「恐山は、冬期間は閉鎖されます」
恐山は、冬期間は閉鎖

客「なので、11月から4月いっぱいまでは、こちらの宿もお休みです。
 お湯は……。
 出ない方に、3000点」
あんたも古いですな

み「あんたも古いですな」
コックは、1つしかないみたい
↑コックは、1つしかないみたいですね。でも、レバーの方向で温度を調節するのかも。

客「それでは、ほんとにこれで」
み「真に飢えたら……。
 境内に出て、お供え物を探せばよろし。
 饅頭くらい、あるじゃろ」
お供え物を探せばよろし

客「餓鬼ですか」
み「おー、懐かしい。
 『がきデカ』」
がきデカ

客「あなたと喋ってると際限がありません。
 これにて失敬」
これにて失敬

み「年齢がわかる去り方じゃ」
律「さ、いい加減、戻るわよ。
 もうすぐ、お片付けのお坊さんが来るんじゃないの?
 一緒に片付けてもらう?」
み「何でわたしが片付かにゃならんのだ」
律「食器棚とかに住み着いたら?」
み「座敷童か」
座敷童か

 客室に戻りました。

み「しかし……。
 娯楽性のない部屋じゃの。
 だだっ広いだけで」
娯楽性のない部屋
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